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【ブギウギ】小雪 主演・趣里を絶賛も…あえてのアドバイス「自分の人生も生きるのよ」村山興業社長の村山トミ役で出演中の女優・小雪のコメント小雪(トミ役について)「あの激動の時代を強く生きてきた人。家業があり、それを家族で支えてやっていくという信念があって生きてきた」「母の愛もあるけど、経営者としての信念を持って、物事を考える人なんだと思います」(趣里について)「本当にまっすぐな方です。独自の考えも持っているし、スポンジのようにその場の空気をまとって演じることができる方ですね」「もともとバレエもやっていて、歌も歌えるし、英語もできるし、鬼に金棒です!」としながらも「『お仕事ばっかりしていると消耗するから、自分の人生も生きるのよ』ということをアドバイスさせていただきました」「『ブギウギ』の撮影現場はいつも和やかで明るく、大阪の朝ドラの元気さというのがすごく伝わる現場だと思います」
2023.12.20
『ブギウギ』草彅剛が語った“お気に入りのシーン”「8行くらいの台詞がオールカット。マジだよ、これ(笑)」 草彅に、『ブギウギ』の“お気に入りのシーン”について尋ねたところ、「あ! すごくカットしてるところがあるんですよ。僕がやり過ぎたんだろうね(笑)」 そのシーンとは、梅丸楽劇団のライバルである日宝からヘッドハンティングを受けたスズ子に、善一が大反対する場面(第32話)。実際のオンエアでは、慌てた善一が「今、福来くんにいなくなられたら絶対に困ります!断ってください!福来くんを離さないよ!絶対に僕は!」と興奮気味に説得していたが、「ホントはその後、関西弁を喋ってたんだけど、8行くらいの台詞がオールカット。マジだよ、これ(笑)。僕が急に関西弁を喋り始めて、人格が崩れちゃう感じになるんですよ。『せやから、そんなところ行ったらあかんで』とか言って。でも、そのまま流すと作品がとっ散らかるし、監督が上手く見切りをつけて最初の部分だけ残したのかな」
2023.12.13
朝ドラのBS「まんぷく」から「ブギウギ」への黄金リレー進駐軍に捕まった立花 萬平の無実をまっすぐに主張する福子「My husband never ever does anything like that (私の夫は絶対にそんなことはしません!)」*萬平は子供のころに見たある傘屋の人間のようになりたいと言う。「傘屋は良いぞ。雨が降れば傘が売れて嬉しい。晴れれば青空が見えて嬉しい。」そんな風に自分の仕事が好きでありたい。主題歌の「あなたとトゥラッタッタ♪」の「もらい泣き」の言葉が耳から離れない。あなたとトゥラッタッタ♪DREAMS COME TRUE丸まってる背中に もらい泣き恥じだって一緒に あなたとならトゥラッタッタ♪飛行機雲ぼんやり眺む 心ここに在らず年間トータル もししたら 付き合うあたしすごい?とぼけてる眉毛に もらい笑い照れだってなんだって あなたとならトゥラッタッタ♪肩が上がる下がる 微妙なあなたの動向を『ブギウギ』“スズ子”趣里、“梅吉”柳葉敏郎の決意に涙 ネットもらい泣き「長生きして」茨田りつ子(菊地凛子)とスズ子の合同コンサートは、大盛況のうちに幕を閉じた。コンサートの帰り道、スズ子は、梅吉が伝蔵(坂田聡)の屋台で飲んでいる姿を見かける。六郎(黒崎煌代)が戦死してから、香川へ帰って幼なじみの繊維工場を手伝いたいと言っていた梅吉。スズ子は、屋台に立ち寄り梅吉のとなりに座る。「もしや 八郎の 部隊の名が書いてないかと」「いつも○○ ○部隊 ○○方面 ○○基地 ○○機の編隊だ ○○○では わからない」「姉さんは 遠い戦地を 偲(しの)ぶごと あつい感謝に 泣けてくる」ドラマ公式X「『大空の弟』は当時の歌唱音源や映像が残っていません。そのため、幻の曲と言われていました。現存するのは楽譜のみ。それも見つかったのは2019年のことでした。今回はできるだけ楽譜に忠実に再現してみました」梅吉「六郎の歌…あれええな。涙、止まらんやった」スズ子「そやろ」梅吉「お前の歌、聴いてたら正直なってまう。ごまかされへん」梅吉「スズ子、ワシ決めたで」梅吉「お前とおったらいつまでも甘えてまう。情けないお父ちゃんのまんまや」スズ子「それでええよ」梅吉「六郎だけでのうて、ツヤまで出てきよった『しっかりしい! 情けない!』どやされた」「せやから今度こそ頑張りたいねん。お前が歌うてくれてたらワシはもう寂しない。どこにおってもな」スズ子「ワテは寂しい。飲んべえで、働きもせんと情けのうて、だらしのうて何の役にも立たへんお父ちゃんでもおらんようになったら寂しい。なんでやろ」梅吉「はっ…決まっとるやろ。親子やからや。当たり前やろ」スズ子「親子やねんから、ワテもお父ちゃんのわがまま聞いたらなあかんな」梅吉「ワシはお前が娘でホンマよかった」スズ子「ワテもや。お父ちゃんがお父ちゃんでホンマによかった」と手を握り合う。おでん屋の伝蔵「良かった…」静かにもらい泣き
2023.12.09
スズ子「六郎のことやら色々浮かんで、喉が詰まるんです」「ワテにはもう歌もない」羽鳥はスズ子に楽譜を手渡す。タイトルは「大空の弟」。優しくも強く、柔らかくも意志を感じるそのメロディスズ子「ええ歌ですね」ほんの数小節だけだったが、羽鳥のピアノ演奏によって披露された「大空の弟」。2019年に楽譜が見つかり、まだ音源が公開されていなかった幻の曲に、視聴者からは「ピアノの旋律で泣けた」「明日聞けるのかな?どんな曲だろう」「最高の贈り物」と多くの関心の声が寄せられていた。ブギの女王の「軍歌」楽譜発見 亡き弟歌う「大空の弟」2019年11月9日昭和を代表する音楽家 服部良一さんが戦時中に作詞・作曲し、ブギの女王と呼ばれた笠置シヅ子さんが歌った「幻の作品」とされる曲の楽譜や歌詞などの資料が初めて見つかりました。専門家は「戦時中、慰問などで歌われたとみられるが、2人のほかの歌と比べて明らかに異色で興味深い」と話しています。タイトルは「大空の弟」。戦後大ヒットした「東京ブギウギ」などでコンビを組んだ笠置さんが戦地に赴いて亡くなった弟を思う心情がつづられていて、歌詞には「まぶたに浮かぶ弟よ」などと書かれています。音源が全く残されておらず、これまで「幻の作品」とされてきました。昭和を代表する音楽家 服部良一さんが戦時中に作詞・作曲し、ブギの女王と呼ばれた笠置シヅ子さんが歌った「幻の作品」とされる曲の楽譜や歌詞などの資料が初めて見つかりました。専門家は「戦時中、慰問などで歌われたとみられるが、2人のほかの歌と比べて明らかに異色で興味深い」と話しています。タイトルは「大空の弟」。戦後大ヒットした「東京ブギウギ」などでコンビを組んだ笠置さんが戦地に赴いて亡くなった弟を思う心情がつづられていて、歌詞には「まぶたに浮かぶ弟よ」などと書かれています。音源が全く残されておらず、これまで「幻の作品」とされてきました。もしや 八郎の 部隊の名が書いてないかといつも○○ ○部隊 ○○方面 ○○基地 ○○機の編隊だ ○○○では わからない姉さんは 遠い戦地を 偲(しの)ぶごと あつい感謝に 泣けてくる
2023.12.06
黒崎煌代:今期朝ドラ“最大の発見”!? 話題の新人俳優の“素顔” 「ディカプリオからの影響はすごく大きい」2023年11月12日た黒崎煌代(くろさき・こうだい)さん。NHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ブギウギ」で、ヒロインの弟に扮(ふん)し、新人とは思えないナチュラルな演技が話題となっている。黒崎さんは2002年生まれ、兵庫県出身の21歳。2022年の役者オーディション「レプロエンタテインメント30周年企画『主役オーディション』」で全くの素人にもかかわらず約5000人の応募者の中から合格を勝ち取り、芸能界入りを果たした。「もともと父親が海外で映像関係の仕事をしていたのもあって、子供の頃から映画というものが身近にありました。中学に上がってから、自発的に作品を見るようになって、高校のときは、同じクラスの“相棒”とコンビを組んで、脚本を書いてみたり、撮ってみたりしていたので、当時、将来は映画関係の仕事に就こうと、VFXのこととか学んでいたのですが……。大学進学を機に上京して、たまたまいまの事務所のオーディションを見つけて、チャレンジしてみようと思いました」黒崎さんは、憧れの存在として3人の海外の俳優の名を挙げる。ベン・スティラーとジム・キャリー、そしてレオナルド・ディカプリオだ。 「ベン・スティラーに関しては、演じることも、監督も脚本もやっていて、すべて一流。そういった意味では僕も撮りたいし、書きたいし、演じたいので。ジム・キャリーは何がすごいかって、“運動神経”がすごい。それが面白さにつながっていると思っています。ディカプリオは『うまさ』。作品を全部見ているのですが、一番の印象としてあるのが、かっこいいよりもうまい。ディカプリオからの影響はすごく大きいです」一番好きなディカプリオ作品は、キャリア初期の「ボーイズ・ライフ」。公開は1993年で、「漁るようにさかのぼって」初めて見たときは「衝撃的でした」と振り返る。ちなみに「さよなら ほやマン」で黒崎さんが演じたのは主人公の弟で、生まれつき障がいがあるという難役。1993年(日本は1994年)公開の「ギルバート・グレイプ」でのディカプリオの役柄とよく似ている。 そんな「ギルバート・グレイプ」にも通じる「さよなら ほやマン」は、自然豊かな美しい島で生きる兄弟と、都会からやってきた問題を抱えた女性の3人の出会いを中心に、自分の人生を取り戻そうと“もがく勇気”を描いた物語だ。主演を音楽ユニット「MOROHA」のMC・アフロさんが務め、呉城久美さんも出演している。 撮影を振り返り、演じるシゲルの役の設定に引っ張られすぎたことを反省する黒崎さん。「撮影前のリハーサルの途中でシゲルではなく障がい者を演じてしまっていることに気づいたんです。「シゲルは自分を障がい者とは思っていない、なぜか人と同じことができない男。これではシゲルの葛藤が伝わらないと思ったので、自分自身どうすればいいのか、あいまいな状態でわざと現場に入って、迷いながら撮影の日々を過ごすことで、シゲルの葛藤が出ればいいなって思いながら演じてみました」 黒崎さんにとって初めての映画の現場。当然、自身の演技は「決して納得がいくものではなかった」とのことだが、完成した作品を見て、何を感じたのだろうか。 「もともと映画の世界に憧れがあったので、エンドロールで自分の名前が出たときは、感激してウルッときました。長年の夢がかなった瞬間で、恥ずかしさはなかったです」「ブギウギ」では、マイペースな性格で動物好き、家族思いな六郎を好演。同役は300人以上の応募があったオーディションで射止めた。 「自己紹介のときに、審査スタッフの方と好きな映画の話で意気投合して、9割くらい映画の話をして終わった感じです。演技を見てもらう時間もあって、本来の目的はそこなのに、そのためにここに来ているのに、台本を渡されたら急に緊張してきて。『さっきまであんなに楽しかったのになんで?』って(笑い)」 ドラマの制作統括・福岡利武さんは起用の決め手として、黒崎さんの「天性の素朴感」「もともとお持ちのピュアな雰囲気」を挙げていたが、その点が伝わってくるかのようなエピソード。また、無事に六郎役に選ばれ迎えた撮影初日は「さすがに緊張しました」と話す。「最初は手も震えて、声も出なくて、『もっと声出そうか』とか言われて、初日はもういっぱいいっぱい。でも2日目以降は、周りの方のおかげで何とかやっていくことができました」 実は六郎は、「ブギウギ」の脚本家・足立紳さんの思い入れの強い役だとか。 「足立さんとは2回ほどお会いしたことはあって、そういった話を聞いて、それでさらに緊張してしまって。でもありがたい話ですし、さらに頑張ろうとなりました。六郎は好奇心旺盛なのですが、対象の範囲が極端。僕は台本を読んで、すぐ六郎を好きになったので、見ていただいた方にも六郎を好きになってもらいたい、そうなるようにストーリーに沿って演じることができたらと思いました」
2023.12.04
スズ子は作曲家の羽鳥とともに辛島のもとを訪ねる。スズ子「ホンマにこの度は…申し訳ありませんでした」辛島「君ねえ、申し訳ないで済んだら警察いらないんだよ。危うく大熊社長に殺されるとこだったんだよ!」羽鳥「こうやって謝ってるわけだしね。何より、彼女も深く反省してるんだ。ここは 広い心を持って許してあげようじゃないか。それとも 何かい?『君なんていらない日宝でもどこでも 勝手に行きやがれ』なんて言うつもりかい?」スズ子「ちょっとお話しさせていただきたいこともあるんでっけど…」「言いにくいんでっけど…。お給料…ちょっとでも上げてもらえませんか?」辛島「何を言ってるんだ君は。こんなことしておいて!」羽鳥「日宝はうちの1.5倍出すって言ったみたいなんだよね」「まあ、福来君の言うことも、もっともだ」辛島「検討します!」センチメンタル・ダイナ 動画
2023.11.18
「浮かれて自分が見えなくなってるんじゃない?」梅丸に移籍の話を知られレコード会社の社員からも強く責められるスズ子の前に、歌手の茨田りつ子(菊地凛子)が現れる「どうするか。選ぶ権利はこの子にあるんじゃないかしら。この子がどこでどうしたいかなんて、この子しか決められないんだから」
2023.11.15
【ブギウギ】関西出身の新納慎也、大阪制作の作品に感激も 「東京のことば話す役でした」演出家・松永大星役で出演するNHKの連続テレビ小説『ブギウギ』新納慎也さんのコメント「何度か大河ドラマに出演させていただいていますが、東京のNHKは、大河ドラマのスタジオの隣が、朝ドラのスタジオなんです。なので、朝ドラのスタジオの近くでずっと『出たい』と言っていて(笑)、やっと念願のオファーが来たので『やったぜ』という気持ちでした。関西出身なのでふだんは関西ことばで話していて、こんなにネイティブに話しているのに何でBKは僕を放っているんだと、ずっと思っていました(笑)。今回念願の大阪制作の朝ドラの出演が決まって『よっしゃー』と思っていたのですが、僕が演じる松永は東京のことばを話す役でした(笑)」演じる役は外国帰りのやり手演出家。梅丸楽劇団の旗揚げ公演を任せられ、スズ子の才能に気がつく設定。「最初に台本を見て『どないしよ』と思いました。この役、どうしたらいいのって。セリフは英語交じりだし、漫画に登場しそうなキャラクターです。いろいろなシーンを撮りながら意識しているのは、『ブギウギ』の世界観の中でのリアリティーです。この世界観なら、こんな人もいるのかなという部分を出してみたり、わりと真面目な話もしたりするので、その塩梅が難しい役だなと感じています。松永の個性的な言動やアクションは、一種のパフォーマンスで場を和ませるためにやっていて、ただムチャクチャなキャラクターではなく、こういうパフォーマンスをしながらも真面目な人なんだと思ってもらえるように演じていています。そんな松永ですが、スズ子を東京に連れてきた張本人でもあります。この物語の中で松永は、『あなたは、大阪だけで留まっていてはいけません』と、スズ子が大阪だけで収まる才能の人ではなかったんだと、視聴者に提示するための役でもあると思っています」「スズ子は、快活で明るくて『パッカーン!!』としている人。この『パッカーン!!』という表現は、とてもうまく表現できていると思うのですが、趣里さん自身がそうなのか、趣里さんにスズ子が乗りうつっているのかもしれませんが、趣里さんも『パッカーン!!』としていて、とてもすばらしいです。今回、辛島役の安井順平さんと一緒のシーンが多く、事務所も一緒で、年齢も近いんですが、この現場で初めてお会いしました。撮影の合間でいろいろな話をしたり、シーンの中で細かい動きを入れてみたり、相談したりしながらお芝居を作っていく感じが楽しくて、安井さんがいてくれて本当によかったなと思いました」視聴者へのメッセージ。「劇中でスズ子がステージで歌って踊るのを客席で見ているシーンの撮影の時に、隣の席には安井さんが座っていて、『この朝ドラ、絶対いいですよね』って、2人で話していました。朝から、こんなに明るくて、元気になれる、そして魅力的なナンバーが歌われて…そして趣里さんが本当にすばらしい。趣里さんが笑って、泣いて、歌っている姿が気持ちよくて、こんなにスカッとした朝ドラを半年間放送するって、絶対にいいよね、と思っています。今、いろいろと暗い話題も多い世の中ですけど、そんな今の時代にピッタリな朝ドラだと思います」
2023.11.10
羽鳥「楽しくなくちゃ」「本番もう少しだよ。大阪帰る?」「君は一体どんな歌手になりたいんだい?」「福来くんは福来スズ子を作らなきゃいけないんじゃないかな」「僕は福来くんが最高に楽しく歌ってくれれば、それでいいんだけどね。今、楽しいかい?」松永「羽鳥さんは 笑う鬼だからね」「ここで簡単にくじけてはいけないよ」スズ子「好きだった歌も、羽鳥も大嫌いになりそう」松永「それでいいんじゃないか。その気持ちで歌えば」「ブギウギ」、“笑う鬼”草なぎ剛とのやりとりに「個人的にやられた」 スズ子が覚醒し鬼の顔を変える(2/2 ページ) - ねとらぼ (itmedia.co.jp)「羽鳥カウント」はいかにして生まれたのか制作統括福岡利武■「音楽的に言うと、おかしいんです(笑)」「本来音楽家の方は『1、2、3、4』とカウントアップするので、『3、2、1、0』とカウントダウンするのは、あり得ないんですね。音楽的に言うと、おかしいんです(笑)。ですが、脚本家の足立紳さんが『善一のキャラクターなら逆にカウントすると思う』と、強いこだわりを持たれていました」と福岡さん。また、「羽鳥カウント」の件を羽鳥善一のモデルである服部良一さんの孫で、『ブギウギ』の音楽を担当している服部隆之さんに相談してみると、意外な反応が返ってきたという。福岡さんは「おそれながら服部さんに相談してみたところ、すごくウケて、喜んでいただけまして。『もちろん普通はやらないです。でもこれ、とても面白いですよ』と言ってくださいました。セオリーを超えた善一の音楽愛、『新しいものを作ってやるぞ』という情熱が、カウントの仕方から感じられていいじゃないかと。あのカウントがあることで、善一のパッションがドーン! と弾けて、第6週はとても面白くなったのではないかと思っています」と自信を語る。■ 演じる草なぎも「あれ、とても大事だね」とさらに、演じる草なぎ剛もノリノリでカウントを発しているのだという。「台本を読んで、草なぎさんが『羽鳥の3、2、1、0って、あれ、とても大事だね』と言ってくださいました。羽鳥のキャラクターを表現するうえで、とても重要な台詞であることを理解していただいて。全身から音楽愛を発するような『3、2、1、0』を言ってくださるので、見ていて楽しくなります」。*羽鳥の“癖あり”カウントに注目が集まり、視聴者からは「カウントが頭から離れない」「ちょっと癖になる」「中毒性がある」「朝から『トゥリートゥワンゼロ』が頭の中でループしてる」といった声が続出した。
2023.11.09
羽鳥「今回の歌を僕のイメージ通りに歌ってくれる歌手なのかどうか……。残念ながら東京にはいなかったから」「東京に来て5年。ようやくジャズがやれるんだ。僕は妥協しないよ」松永「USKから来るレディーを見れば善一の不安も吹き飛ぶさ」羽鳥「いたかなぁ? 大阪の梅丸にそんな子」「松永くんがそう言うんだ。期待しましょう」草彅剛が語る『ブギウギ』羽鳥善一役への思い「自分の中から湧き出ているものを届けたい」大阪での撮影は「ホンマにごっつええ感じ草彅が、羽鳥という人物についてや趣里と共演しての感想、大阪での撮影について語る。◆演じられている羽鳥善一はどういった人物でしょうか?僕が演じる羽鳥善一は、福来スズ子を見いだしていく役どころです。これからスズ子と善一のタッグが始まります。この2人の関係性を楽しみにご覧いただきたいと思います。羽鳥はいつもニコニコしていてつかみどころのない男ですが、チャーミングでもありとても魅力的なキャラクターです。羽鳥のせりふで「トゥリー、トゥ、ワン、ゼロ」というカウントが面白いですね。善一は、「スリー」じゃなくて、「トゥリー」なんです。そこが善一らしくて好きなポイントです。口癖すら型にとらわれていません。きっと、善一は型にはまることが好きじゃないんでしょうね。「君の好きなように歌ってごらん」とか、「君の好きなように生きていきなさい」と言うような人なので、自分に対しても「君の好きなように解釈して、君の好きなようにせりふを言ってごらん」と言ってくれている気がします。役のモデルである服部良一さんについてはあまり意識しすぎずに、新しいものを生み出したいという気持ちで演じています。服部さんのこれまでの功績の力をお借りしながら、さらに自分の中から湧き出ているものを視聴者の皆さんに届けたいと思います。◆ヒロイン・趣里さんと共演しての感想は?今回、趣里ちゃんと初めてお会いしたのですが、一緒にお芝居をしていてとても楽しいです。そして、本当に趣里ちゃんが福来スズ子にしか見えません。大げさではなく、これは趣里ちゃんにも言っていますが「趣里ちゃんは、この福来スズ子を演じるために生まれてきたんだ」と思っています。もう本当にスズ子という感じがして、何の不安もなくお芝居させていただいています。趣里ちゃんが目の前にいると、本当にスズ子が歌っているんだなとか、スズ子が喜んでいるんだな、悲しんでいるんだなというリアルな感覚が伝わってきます。◆大阪での撮影はいかがですか?大阪は最高です! コロナの時と違って観光客も戻ってきていて街に活気があり、その雰囲気を感じるだけで幸せな気分になりますね。NHKからは大阪城も見えるし、気分転換にもなって、ホンマにごっつええ感じです(笑)。◆放送を楽しみにしている視聴者へのメッセージをお願いします。見どころが本当にたくさんあるのですが、やっぱりステージで歌う趣里ちゃんの歌声と踊りに一番注目していただきたいです。見ていて本当に楽しいです。ステージ上で生まれる躍動感をしっかりと収録しているので、その部分も視聴者の皆さんに伝わると思いますし、僕自身も楽しんでいます。放送が週1回の連続ドラマとは違い、放送時間が15分で毎日放送されるので、スピード感があって目が離せない展開は朝ドラならではだと思います。日本中を前向きにしてくれるような作品が毎日放送されるんですから、こんな幸せなことはないと思います。本当にすてきなシーンがたくさんあるので、ぜひお楽しみください!スズ子「どないな具合で歌たら、よろしいでっか?」羽鳥「昨日、福来くんの声を聞いたらちょっと書き直したくなっちゃってね」「まあ、好きに歌ってごらん。福来くんが好きなように歌うのが一番いいんだ」羽鳥「USKではそう歌うよねえ。それはそれで、すばらしい」「何だか聴いていてあまり楽しくないぞ? ジャズは楽しくなくちゃ」「福来くんは今歌っていて楽しかったかい? ワクワクした?」「謝らなくていいんだよ。悪いことしてるわけじゃないんだから」「バドジズできればいいんだよ」スズ子「どういうことなんでっか?」羽鳥「それは知らないけど、今の福来くんは全然バドジズしてないよね」💛すずこ「わて、どないしたら?」松永「ミスすずこ 自分で見つけるんだ!」自分で見つけたものしか、本当に自分のものにならない真実安井順平 「ブギウギ」辛島部長役 草なぎ剛との芝居は「ジャズっぽい感じ」2023年11月7日「梅丸楽劇団(UGD)」の制作部長・辛島一平を演じる俳優の安井順平インタビュー ──草なぎさんはどんな感じの人ですか? 「誰とでも分け隔てなくフラットに話してくれる人です。収録の合間に草なぎさんが好きなジーンズの話を僕が振ったら、いろんなブランドの話をしてくれて、スタッフさんから『そろそろお時間です』と言われても『あとね…』と話が止まりませんでした。そういう時の表情がキラキラしているんです。人を緊張させない何かがある人です」 ──一緒に芝居をした印象はどうですか? 「ジャズっぽい感じです。草なぎさんはリハーサルと本番で毎回、トーンやニュアンスを変えるんです。物語の流れに沿った崩し方をする。そうすると僕も、そう来るんだったらこう行く、みたいな芝居ができるから楽しい。僕はもともと芸人をやっていたので、急にぼけられた時に何かリアクションすることに慣れているんです。辛島部長が羽鳥先生に『先生!聞いているんですか?』『そんなこと言わないでくださいよ』みたいなことを言った時の草なぎさんの表情がふわっとしていて面白いです」 ──草なぎさんとの会話で特に覚えていることはありますか? 「僕が本番の大事なところでセリフをかんだことがあったんです。その時、草なぎさんが『僕、安井さんの芝居が凄くいいなと思っていて、褒めようと思っていたんですけど、今、かんだので褒めません』と言ったので、僕は『褒めてくださいよ』と返しました(笑)。草なぎさんが『安井さんの芝居が凄くいいなと思っていて』と言ってくれたのがうれしかったし、草なぎさんのユーモアを感じました」 ──演出家・松永大星役の新納慎也さんの印象はどうですか? 「所属事務所が同じですが初共演です。イケメン俳優でミュージカルもやっているのでスターの感じの人なのかなと思って、どちらかと言えば苦手なジャンルの人を想像していたんですが、会って話したら、関西出身で、気さくで、よくしゃべる。1発で好きになりました。お芝居もやりやすい。演劇畑の人なので演劇的な会話がスムーズにできる。僕が考える芝居のニュアンスを一言二言で理解してくれます。仲良くなって2人でお好み焼を食べながら深い話もしました。新納さんはぶっ飛んだ演出家の役を自分が演じることに不安もあったようですが、僕は新納さんがあの役をやるから面白いと思うんです。だから、『新納さんが松永役をやって正解』と伝えました」 ──ヒロイン・福来スズ子役の趣里さんの印象はどうですか? 「実は同じ映画に出演したことがあるんですが、その時は会っていないので、ほぼ初共演です。まず現場で初めて芝居を見て好きになって、しゃべってみて人柄も好きになりました。気さくで明るくて裏表がない。二言三言交わしただけですぐに芝居のコアな話を普通にできるようになりました。モニターで趣里ちゃんの芝居を見て『この表情は、一瞬何か言おうと思ったけれどやっぱりやめたという表現でしょう?』と聞くと趣里ちゃんは『そうなんです。分かりましたか』と答えてくれて、そういう会話をしながら仲良くなりました」 ──趣里さんの芝居の印象はどうですか? 「僕はどうしても受けの芝居を見てしまいます。自分から何か出す芝居より難しいからです。趣里ちゃんは受けの芝居が上手です。受けの芝居が上手だということは芝居が上手だということだと僕は思います。自然に会話をして相手からのボールをきちんと受けてしっかり返すことができる。草なぎさんや新納さんのセリフや表情をきっちり受け取った上で、自分が伝えるべきことを分かりやすく、しかもコミカルに伝えている。技術の高さの表れだと思います」 ──趣里さんの座長ぶりはどうですか? 「『安井さんがいてくれて本当に助かりました』と言われてうれしかったです(笑)。僕も趣里ちゃんがいてくれたから楽しくできた。彼女は地に足がついています。ふわふわしていない。苦労人なんだと思います。今後、うちの劇団(イキウメ)に出ていただきたいと熱烈に思っていて、そのことを本人に伝えました。僕は今回の共演で趣里ちゃんのファンになりました」
2023.11.08
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