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この頃インド人オーナーとシェフが居る行きつけのインドカレー屋さん鎌倉のあっぷーがるに久しく行っていない。あそこのカレーが食べたい。カレーといえばもちろんインド、JICAの仕事でスリランカからカレー粉を送ってもらったこともある。タイレストランに行けばグリーンカレー、レッドカレー。つい最近ネパールでもカレーの黄色い元になるターメリックを使ったカレー料理が有るのを知った。カレーは世界中で食べられている。ロンドンにはインド人がたくさん住んでいるからそこを訪れたら、一度はカレーを食べてみなさいと言われたことがある。残念ながら私の10日間の滞在期間では短すぎてそのチャンスは無かったが・・・。日本のあの独特のカレーライスはどうして出来たか知っている人はどのくらいいるだろうか。今ではTVで良くやっているから、みんな知っているかな。旧日本海軍の船の中の食事として考案されたものだった。狭い船の中で職務上早く食べるにはご飯と一緒がいい。船の上だからゆれても汁がこぼれない。など、いろいろな理由から考案されたものだという。そしてその基地が有った横須賀が発祥の地だそうだ。ーーーーーーーーーーーーーー説明が長くなった。突然ですが、カウントプレゼントやります。多分本当に突然今晩中かもしれません。あと少しですが、20,000目指してください。カレーをほしいと思った方から「ください」とコメントください。20,000の近くの方でコメントいただいたから選ばせていただきます。突然ですから番号をちょっと過ぎても大丈夫。
October 4, 2009
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イベントの打ち合わせで協賛のショッピングモールへ出向いた。エスカレーターに乗っていると突然がたんと音がしてエレベーターエスカレーターが止まった。隣の登りのほうも止まっている。室内はいっせいに照明が落ち自家発電灯が点いているだけだ。さっき家を出た時から雷が鳴っていたからきっとどこかに落ちたんだな。エスカレーターに乗ったままでは急に動きだした時危ないから急いで降りた。程なく自家発電でエスカレーター、照明は復帰したが、なんだかさっきの衝撃が残っていて足元がおぼつかない。用件を終え、電車で移動。電車の発車時間の電光掲示板も止まったまま。ミーティングの会場は公共の建物だ。さすがに(?きつい冗談)と納得する。自家発電ではエレベーターが一機しか動かないし、照明も落ちたまま。ミーティング1時間も経過してから復帰した。何かが目まぐるしい。落ち着かない。自然も世の中もそして自分も。地震は起きる。インドネシアのアグスランたちは無事だろうか。大きな台風は来る。マニラの洪水心配したが、その後でルミちゃんが「無事に生活している」と新しい住所を送って来たから安心した。帰宅して見上げた満月もなんだか頼りないなあ。落ち着かない今の私の生活を映し出しているかのように。地に足をつけて目標を持って生活しよう。昨夜は中秋の名月上海から台湾に中秋節の休暇で帰っているエミリーからもおまんじゅうが届いていた。このブログを書いている最中にちょうどWindows Live Messengerに台湾の彼女が現れた。久しぶりの会話。「去年食べて美味しかったホテルの月餅だよ」「上海のはもっと甘い」中に入っている卵の黄身がしょっぱい。これは台湾のお月見まんじゅうの特徴。
October 4, 2009
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毎日パソコンの前でキッズイベントの連絡、議事録など作成。そして部屋中には甘い匂いが充満している。元凶はこれ↓買ったお菓子、寄付されたお菓子達。イベントまでにはまだまだ集ってくる。子供達が喜ぶ顔が見たい。どうしたら喜ぶだろう。プレゼントを届けるサンタさんみたいに、夢の花を咲かせる妖精みたいに、なったつもりで考える。お菓子はこんな風に↓そしてこんな風に↓姿を変えて子供達の手にそして甘い生活はまだ続く昨日栗の良いのがあったので買ってきた。もちろん渋皮煮を作るために。3回煮てアクを取ったところで病院に行って帰って来たら母が渋皮の筋と汚れをきれいに取っておいてくれた。砂糖とブランデーで煮詰めて出来上がり。こんな風に、ザッハトルテのように、砂糖を入れない生クリームをつけて食べるのが好き。明日は東海道五十三次の旅に出る。静岡、愛知県は雨らしいけれどホテルを取ったから出かけるよ。雨が降る事だってあるさ。そうしたら、どこかの茶店に入って油を売ろう。鎌倉から来てくれる妹へ→母をお願いね。長女へ→上海から来るエミリーによろしくね。お父さんが「会いたかったのに」と言っていたと伝えてね。次女へ→「ひつまぶし」見つけたら食べておきます。写真を送ってほしい?では。
September 11, 2009
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出張の多い夫、結構いろいろな所に行く。東京駅を通過することもしばしば。そこで「まい泉」のカツサンドが食べたいと思った私。「今度東京駅に行ったら、まい泉のカツサンド買ってきてね」と頼んだ。そして、先日、そのカツサンドがテーブルの上に。ところで、その日彼は盛岡への出張から帰って来たのであった。東京駅でのお土産買ってもらうのを頼んだのでは有ったが、東京駅を通るのはしょっちゅう、盛岡はめったに行かない所。普通はどう考えるだろう。盛岡のお土産買ってくるんじゃないかな。「珍しく盛岡に来たから東京駅のカツサンドはこの次いくらでも買える、今日は盛岡のお土産買って帰ろう。」なんて発想はしなかったんだろうね。カツサンドを食べながら考えた。良くロマンス映画にあるあれ。先日見た映画「アメリ」にも出てきたシーン。背広のズボンのポケットにそっとメモをしのばせておく。「○○の名産品はこれとこれ、とても美味しいらしい。○○駅構内で買える模様」なんてね。夫は、帰りの駅でポケットに手をやる。「あれ?なんか紙が入っている。おお、そうか。お土産はこれがいいのだな」そんなにうまくいくわけがないね。きっとそのメモを発見するのは下手をすると夫ではなく、翌日そのズボンにアイロンをかけるメモを入れた張本人の私。やっぱりその案は止めよう。「はいお土産。美味しそうだったから買った。」そういう夫の感を共有しよう。「はいお土産、もらったけど何か分らない」と昨日渡されたお土産の菓子包みをわくわくしながら開けた私であった。↓
September 10, 2009
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9月になって俄然忙しくなって来た。私達が企画・運営している子供のためのイベントの準備である。市と国際交流協会の主催のイベントで毎年300人の子供達が集る。以前はハロウィーンと謳っていたが、いろんな宗教・主義がある現在、キッズ・フェスティバルに名前を変えて行っている。300人の子供が来ると言うことはその親が来ると言うこと、時にはおばあちゃんたちも付いて来る。スケジュールや、若い学生ボランティアへの連絡や、子供達に配るお菓子の買出し、子供達の喜びそうなゲームや歌を考えたり、装飾を考えたり、ボランティアの高校生ブラスバンドとの打ち合わせ、お菓子を提供してくださったりパレードの場所を提供してくださる商店会やショッピングセンターとの打ち合わせ。 これはボランティア狭い頭の中はすでに満杯状態。外国人の子供達、日本人の子供達喜んでくれるように考えなくては。そしてまた今日も打ち合わせ、ミーティング。今朝の散歩で会った友達キララとその子供達
September 4, 2009
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夏の終わりに悲しい知らせ 夕焼け空に昇ったブログ友達のクッキャルさんへ 今日はこれだけ
August 31, 2009
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残暑お見舞い申し上げますまだまだ早いと思っていたら一昨日4つ花が咲いてしまった。朝気がついた。月下美人。昨夜はのがさないようにと、夕方5時ごろから玄関に出ては観察。7時まだ早い8時半もう少し9時半10時昨夜は10人の美人の競演をしっかりと見届けた。美人薄命、花の命は短くて・・・。今日朝は房がしょんぼりと垂れ下がっていた。一夜限りの逢瀬。女どうしだけれど・・。本日から長野の山の家に行きます。帰りは木曜日かな、金曜日かな。帰って来たら皆さんのところに訪問させていただきます。まだまだ暑い日が続きます。御身体ご自愛ください。
August 15, 2009
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ペットの名前は面白い。初めてペットがその家に来た時、まず一番最初にやることは名前を付けること。かって娘がウサギをもらって来た時付けた名前は「ロペ」と「ミルク」。ロペはその頃娘が読んでいた童話、「クレヨン王国、花ウサギ」に出てくるウサギから。「ミルク」はもらった先の親ウサギの名前が「プリン」だったことと牛乳のように真っ白だったので付けた。犬の散歩で出会う人の名前は聞かないから知らないけれど、ペットの名前は教えてもらう。「プリン」「チェルシー」「もなか」美味しそうな名前。サラとチェルシーラブラドールで多いのが「ラブ」。ラブはラブラドールのラブとLoveをかけている。「あい」「さくら」日本的で優しそうでいいね。たとえやんちゃでも。「虎鉄」「バーディ」命名者が何に趣味があるか容易に分る。「クリス」「さつき」これらもなんとなくいつ家族の一員になったか分るような気がする。フランスのピエールが飼っているネコの名前は「こころ」。夏目漱石を読んだようだ。今日鎌倉観光をして彼女と名古屋に帰って行ったステェベンが命名したペットの犬の名前は「つき」日本語の月から。そしてウサギも飼っているという。フランスにはウサギ料理があるというから冗談で「そのうち食べちゃうの?」と聞いた。「まさか、かわいそうだよ」と言う。そのウサギの名前は「シヴェ」だそうだ、彼のお父さんがで付けたという。だがしかし、フランス料理の「野うさぎのシヴェ」を名前に付けられた彼のペットのうさぎは、名前を呼ばれるたびにビクビクしていることだろう。
August 11, 2009
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小学校の行事や授業を最優先するという約束で小学校5年生から娘達はやってみたいと中学受験の塾に通った。その時私はちょっと子供達の問題集を覗いて見てビックリしたのが鶴亀算、小町算、虫食い算の類。あの隠れている鶴と亀の足からなんびきいるか答える問題。小学生の問題といえども簡単ではない。方程式を使ってはいけないのだから。そんな問題をやっているうちに今度は牛乳瓶を1分間に○本運びました。10分で何本運びましたか。・・・・あ、そのうち○本かを割ってしまいました。では全部運ぶのに何分かかるでしょう。とか水槽に1分○リットルずつ水を入れます。だけど横に穴が開いていて1分間に○リットルずつこぼれます。この線まで入れるのには何分かかりますか。とかまるで起こり得ないような、意地悪としか思えないような問題がいっぱい有った。こんなのどうやって将来役に立つんだろうと思ったものだ。話は変わる。山小屋での最後の日。渋滞を避けるために夕方になってから家に帰ることにして、昼は敷地内の草刈をした。ここ3年ほどは森林組合に頼んでいたが、今年はまだ頼んでない。少し伸びてきている熊笹や雑草を何もやることが無い長女が機械で刈り始めた。家の外に何箇所かあるコンセントに長い延長コードを付けその先に芝刈り機をつないで伸ばしながら家の周りから遠くに敷地の草を刈っていくのである。私はその間、玄関から道路までのアプローチをきれいにすることにした。2時間ほど家の周りを刈っていた娘が今度は草刈機を置いて、次女が作った敷地内の遊歩道の手入れを始めた。その時家の中にいた夫が出て来て草刈機を手に持ち草刈を始めたのであった。そして、30分後。快調に草刈機の音がしていたのが急に「ふっ」と切れた。全員が一瞬手を止める。やっぱりね。全員が思った。期待を裏切らないところが我が夫だ。草を刈っている自分のコードを自分で切ったのである。これで3回目。どうして彼だけ切るんだろうか。コードを移動するほうに手繰り寄せて足元に固めていけば絶対に切ることはないのに。過去2回は草刈機本体のコードを切ったので自分で補修した。少し短くなったけどまだ使えたのだった。私「駐車場の草も刈りたいんだけど」夫「駄目、今日は10メートルの延長コードのほうを切ったから一気に短くなって家から届かない」今回はハードな延長コードだったので補修不可能。ブレーカーまで落ちたのだった。長女ががんばったので今年は森林組合に頼まないでその分のお金23.000円を働いた家族4人で分けるとして、ところが延長コードを切ってしまったから、それを買うとしたらその分を引いてから分配することになる。すると一人当たりいくらになるか。そう、冒頭の鶴亀算を思い出した瞬間であった。
July 24, 2009
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池から沼へ その奥の浅い水溜りメダカがいる水源に咲くスミレと二輪草の群生 象の鼻をイメージさせる木と最奥の池に住み着く鴨 そして出発の池に戻るこれらすべては人工的に作り上げたビオトープ。
April 7, 2009
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土曜日散歩に行った。我が家から出発して我が家に帰るまで2時間。途中までは良く行くYRPコース。(Yは地名、Rはリサーチ、Pはパーク)要はドコモやNTTやパナソニックなどいろいろな通信関係の研究所がある一帯である。リサーチパークが出来る前、そこは山や畑や小川や田んぼがあった。昔は冒険だとか「ナルニア国探検」だとか言って、子供達を連れて良く遊んだ。今でもルートは変わってしまったがまだ少し自然が残っている。山も有るし、古墳も、畑も、小川も。土曜日はいつものコースを途中から田園の風景が残っている地域に逸れた。まずは梅の花.桜も咲いている。休耕田の中には土筆が・・。春の小川の脇にはオオイヌノフグリ、タンポポ。田んぼの脇でせりを摘んでいる人もいる。30分ほど畑や田んぼの間を歩いていると休耕田の中になにやら動くものが・・。まだまだ枯れた色が多い中にひときわ色鮮やかな大きな鳥が何かついばみながら歩いている。オスの雉だ!雉など長野の山の家近くに行かなければ見れないものと思っていたのでビックリ。残念ながら遠くて、おまけに携帯電話のカメラしかないので遠くにいる雉の写真は撮ることが出来なかったが、ちょっと得した気分になった。急な畑の間の坂道を登るとそこにはハナモモの群生。蕗の薹の咲く丘を下ったらいつもの散歩道、車の行き交う道路に出た。しばしのタイムスリップ。
March 8, 2009
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金曜日関東地方は朝から大雨だった。3つ先の駅に河津サクラを見に行く約束がしてあったが雨が心配なので一緒に行く友人に問い合わせてみたらお寿司を予約してあるので食べるのだけでも行くという。家からバス停までびしょびしょになって出かけた。サクラのある駅の駅前には5、6本満開の河津サクラ。「ここで眺めて帰ってもいいよね」なんて言いながら寿司屋へ。寿司屋に入って食事している間に雨が上がった。そこで予定通り河津サクラの花見をすることに。並木を歩いて終点の小松が池まで散歩した。 小松が池には池の名前の由来が書いてあった。その昔お松という農家の嫁がいて、いじわるなお姑さんに今日中に稲を全部植えてしまうように言いつけられたという。ところがもう少しというところで日が沈みかけてしまい嘆いていると願いが届いて、沈みかけた日が戻り始め無事に稲を植え終えた。だけどその後そのあたりが池になってお松もその池に飲まれたそうだ。うーん、どうなんだろう。普通、良い行いや心根の良い人は報われるのが日本の民話の教えではなったかなあ。そうあってほしいなあ。報われない話だなあ。そう思って新ためて池を見るとなんだか池じゃなくて沼に見えてきたから不思議。池と沼の違いは河童がいるかいないかの違いだけじゃなくて、何かいわくありそうかなさそうかのちがいかな。
February 22, 2009
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この頃良く物が壊れる。とんびに襲われた眼鏡。1年間そればかり使っていたANAのマイレージでもらったハンドバック。それから腕時計。ソーラー電池で動くタイプなのだが、毎日窓のそばにおいて充電しても一日持たない時が多くなった。私は24時間腕時計をしているから、冬場は袖の中に入ってしまって充電時間が短いのかもしれない。それにしても短い、というわけで新しい時計を夫に買ってきてもらった。夫がそれをクリスマスプレゼントにしたかったらしいが、ちょうど母からその金額を現金でプレゼントされたのでその時計は母に買ってもらったことにした。母からの最後のプレゼントになるかもしれないから。プレゼントをもらって喜んでいる姿を見せたかったのだ。そして毎日毎日病院に行って、母に見せている。この時計ちょっと曲者。ある日、トイレに行きたくなってベッドの中で時間を確認した。薄暗がりの中で確かに3時を確認。そしてトイレに行った。トイレの照明の下でふともう一度時間を確認。ぶったまげた。秒針がものすごい勢いで回転しているのであった。やがて秒針が止まると同時に今度は長針がなんと文字盤の上を逆周りしているではないか、そして最後に短針が動いて時間は3時50分で止まった。これは夢か?幻か?いやいや確かに私は起きているはず。何で?ホラー映画を見ているの?いやー確かに動いた。夫が起きるのを待って報告する。「そんなことあるわけ無いじゃない」「いや、絶対動いた」「なんかの機能かな、説明書見たら?」書いてありました。説明書に。パワーセーブ機能というのだそう。2時間連続して充電しないと消費電力を抑えるシステムが働いて次に光が当たるまで短針だけが1時間単位で動くんだそうだ。ヒャホーかっこいい。それからというもの毎朝トイレに行く度、時計が猛スピードで現在時刻に戻るのをみるのが楽しみになった。それまで絶対に光に当てない。楽しみがなくなるから。今日も朝から我が時計、必死になって私とともに寝てしまった時間を取り戻している。こんな賢い時計なのに何故か時間に遅れた「不思議の国のアリス」の慌てふためく姿を思い浮かべて、密かにほくそ笑む。面白うてやがて悲しき・・・。今年一年この時計のように逆戻りできたらいいのにとふと思う。それは自然の条理に反することと分かっているが・・。で、夫からのクリスマスプレゼントは・・・。今頃「あの時計が僕からのクリスマスプレゼントだ」と言い張っておけば良かったと後悔しているだろうな。それよりはるかに高いものをもらってしまったのだから・・。
December 30, 2008
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昨日は四十九日の法要を自宅で行った。11時の約束。妹家族は40分ほど前に到着。そこへ東京に住む我が娘達から携帯電話にメールで連絡が・・・。「寝坊した!10分ほど遅刻する」前夜倉敷出張の折飛行機が濃霧で飛ばなく、最終の新幹線で帰ってきたのは分かるが、この大事なときにとおもいつつ・・。運の悪いことに我が家の掛け軸が気に入った絵の好きなお坊さんはお弟子を従えて早々30分前にご到着。カメラ2台持参で掛け軸の写真を撮っておられる。フイルム全部撮ってもたかだか10分。恐る恐る「まだ娘達が・・・。」快く待ってくださるお話好きのお坊さん。お坊さんのお話に付き合う担当を夫と決めてはあったが、引き伸ばし作戦にはいまいち手薄にて、私も参戦。仏教画のお話、お経のお話、古い仏像がどう出来たかのお話。必死で引き伸ばしていると、遅刻15分で平身低頭で娘達が到着。無事法事終了。朗らかなお坊さん、いやな顔もせず、帰り際に娘達にそっと「ペナルティだね」。お経が始まる前にすでに足がしびれた私であった。法事の後の食事、フランス料理で出たオードブル。
December 24, 2008
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母が入院して1ヶ月になる。毎日午後になると家を出て病院に通う。一日も休み無く。学校でも皆勤賞なんてもらったことが無いのに先週の金曜日まで皆勤賞。先週の金曜日初めて病院に行かなかった。何処に行っていたかというと妹と長野の善光寺に亡き父の納骨に行っていた。長野ではいとこと伯母が待っていてくれ、いとこの車で納骨堂まで連れて行ってもらった。善光寺本堂はじめ長野の町を一望できる山の中腹の納骨堂に父を置いて、それから善光寺で母のお守りを買い、自分のための例の御朱印をもらって、無常参りをした。どうせ行くなら一泊して温泉にでも入ってと罰当たりなことを考えていたのだが、母の「日帰りで充分行けるわよ」の一言であえなく温泉の夢も露と消え、新幹線日帰りになった。それでも、そこはそつなく夕方の帰り切符を何気なく買った。せっかく長野くんだりまで来たのだからと伯母と別れてから、門前を観光し、「ぜんざい」を食べ、東山魁夷美術館に寄って、しっかり帰りのお弁当を選んでから長野駅へ。重大任務中に遊んだ後ろめたさの埋め合わせに母へのお土産を買って。まあ、これくらいの贅沢は父も許してくれるだろう。「JRの忘れ物に何故かお骨まであるんですよ」という毎年のニュースが頭から離れない気の張った往路とは違ってすっかり開放された気分で復路の新幹線に乗った。またお盆には来るからね、おじいちゃん。
December 22, 2008
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毎日入院中の母を見舞っている。少しお疲れぎみ。だからと言って決してぼけっと歩いていたわけではない。ちょっと郵便局までと住宅街の中を歩いていた時である。不意に、まったく不意に、頭を誰かにがーんと殴られたような衝撃が走った。一瞬何が起こったか分からなかった。そしてまだ頭がぼやっとしている中に大きな羽ばたきの音。ああ、とんびだ!!そして何かよく見えない。私の掛けていた眼鏡は何処?ド近眼の私は眼鏡が無いと何も見えない。見えない目で道路の上に我が眼鏡を探す。あの衝撃の大きさから粉々になっているだろうと半ばあきらめながら・・。あった!幸い傷はついているものの眼鏡の形態は保っている。10メートルも吹っ飛んだのに良くぞ壊れなかったと感心したのもつかの間、頭に鈍痛が残り、てっぺんあたりが少しひりひりする。見上げれば、とんびが3羽。うち2羽は空中戦の真っ只中。さっきからいやにとんびの「ぴーひょろろ」がいつもよりうるさいと思っていたが、まさか私が襲われるとは。それにしても後ろから襲うとは卑怯なやつ!うちに帰って頭から消毒薬をかぶり、シャンプーをした。それから化膿したらいやなので外科に駆け込み化膿止めももらい、母の病院に見舞いに行く前に眼鏡屋で新しい眼鏡を作った。外科の治療代1,200円。頭からかぶったマキロン609円。(何しろ我が頭の上のこと、何処が傷ついているか分からずほぼ1本分降りかけた。)新しい眼鏡代53,000円。当たられついでに一億円?と思って駅で買った宝くじ3,000円。とんだ出費の一日であった。我が天敵はスズメバチだけかと思っていたが新たなる天敵出現。今度とんびを見たら石を投げてやろうと決意した一日でもあった。
December 10, 2008
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父の看病と送り、気がつけばいつしか娘の結納から1ヵ月過ぎていた。改めてその時の写真を整理する。古いカメラが好きな夫。昔から使っている古いカメラ2台で娘の晴れ姿を撮った。「あれ? 自動シャター何処だっけ?」「どれどれ、ないねえ?」おばあちゃんの結婚式のときのお色直しの着物を着て、形見の簪を付けたこれまた古いもの好きの娘と夫の会話私はいつものようにデジカメで密かに撮影失敗したときの保険をかけるライカも中古のキャノンもマミヤもいまいち信用していない。
November 22, 2008
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部屋いっぱいの花があるのに心が沈む飲みやすいからと私のお気に入りのコーヒーカップを貸したのに今はもうそれで飲む人がいないお気に入りだったリクライニングチェアーをそっと見るこの間まで毎日そこに座っていた父はいない夫と2人だった家に父と母が来て2+2=4忙しくてそして楽しかった20日間4-1=3以前より家族が増えているのに2人だった時よりずっとずっと家の中が寂しい
November 19, 2008
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友人が電話で「暇?何か予定は入ってる?」とお茶に誘ってくれた。「予定は無いけど暇は無い」と答える。真っ白に予定が消されたスケジュール帳を見て。毎日毎日いくつもの予定が書き込まれ、忙しい、忙しいと言っていた生活。こんなにも静かなこんなにも平穏な生活があった。父とお茶を飲み、子供の頃の思い出話をする。5分前に話した会話を笑いながら何回も何回も繰り返す。いつか訪れるであろうこの平穏で幸せな生活の終わりが少しでも長いことを祈りながら。-----------------------------------------------毎日父のお茶に付き合っておやつを一緒に食べるのはなあ!!バナナダイエットもそばダイエットもしばし休戦!料理好きな私に病人食というレパートリーが加わりそう。それもまたいいか!
November 12, 2008
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10月も終わろうとしているのに気がつけば我がブログの10月欄は真っ白。なんと忙しい1ヵ月だったんだろう。ほとんど何をしたか覚えてないほどの忙しさだった。アンナさんの出産の準備をしに買い物に行って、ゼリンさんと久しぶりに会って、娘の結納をして、弱っていく父の世話のために実家との間を走り。そして1年間の最大のイベントを終えた。300人の子供達と親と120人のボランティアと熱気にあふれた会場でパレードで楽しい一日を過ごした。責任ある仕事を何事も無く終えた。だけど燃え尽きるわけにはいかない。我が家は今日からホスピス。先週末、イベントの3日前に父と母が我が家に来た。歩いて2分の実家から。それから電動ベッドを借り10年ぶりに物置から車椅子を出し、昨日は4箇所の病院を巡り神様のような医師にめぐり会った。その神様が今日我が家に父を診にやって来てくれた。そして父の苦しみがぴたりとやんだ、父の久しぶりの笑顔を見て母が安らかな昼寝をした。昔「病院で死ぬということ」という本を読んだときの衝撃を今も覚えている。そして癌になったらホスピスに行きたいと思った。15年前に義母が地域のお医者さんに助けられて病院に行くことなく我が家から天国に旅立った。そして10年前に逝った義父が車椅子で生活したこの家が、また再び終の棲家になる。ドア二つ隔てた部屋に耳の遠い母の、父に呼びかける声が聞こえる。今日から我が家はホスピスになった。
October 29, 2008
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