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danke3 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) やはり熱帯の生物、生命力がすごいのです…
ケビン大杉 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 凄すぎます。 そのうち、熱川バナナワニ…
いちろん92 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 本当に熱帯みたいですね!そういえば、パ…
ナタ55 @ わ~~い♪♪ おちゃのこさいの様、こんばんはです。 …
おちゃのこさいの @ 温室・・・実はあるんです ケビン大杉さん  おちゃのこ(父)の趣味…
2004/11/18
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「男はカブトの緒をしめて戦うけど、女は口紅をひいて戦う」とかいう言葉が、 佐伯かよのの「口紅コンバット」 というコミックにありまして、単純な私は、へー、これ洒落てていーなーとちょっと感心してたんですが。

だったら、もっと気合い入れろってとこなんですけど、実際のところ、そんなに、戦闘支度に気合いを入れてるとは言えないんですけども。

というわけで、戦闘準備にもっと気合いを入れてないのがいけないのかもしれませんが、昼間native speakerの人に囲まれてる状態で、会話の話題が「She」だったりすると、思わずどきどきしちゃいます。自分のことじゃないよねぇ?とかって。

夏目漱石が、イギリスに留学している間に神経症になったという話があったんで、私も自意識過剰なんじゃないか、と、いちお考えてみたりしたんですが(というか、夏目漱石と比べたりするのが烏滸がましいじょ。でも、ほら、千円札から引退されたから・・・って、まだ新札見たことすらないんですが)、Seattleの日本語情報サイトで連載されていた、米国男性と結婚した日本女性のエッセイを読んでいたら、「夫の実家に遊びに行って、夫の家族の談話中に"She"という言葉が出てくると、自分のことを何か言われてるんじゃないかと思ってどきどきした」というような話が出てきまして、あー、なんだ、よくあることなんだ、と思って安心しました(というか、「自分だけじゃない」というのを知って、安心するってのが、根っから日本人でございますです)。

それで、何で、Sheって言葉にそんなに反応してしまうんだろう、ということをつらつら考えてみたんですけど、どうやら、次のような理由じゃないか、と。

1.聞き取り能力に不安があり、ちょっと離れたところの会話だと、内容を詳細に正確に把握しているとは言いがたいため、想像の働く余地が大きい。
2.コミュニケーション能力等にもともと不安を抱えているので、想像があんまり明るくない方にいきがちである。
3.日本では、あまり、「彼」「彼女」などの第三人称は使わず、もし、話題にするとしても、「○○さん」などの固有名詞を使うことが多い。
4.固有名詞を使わず、「彼」「彼女」などの第三人称を用いて話をするときというのは、実は、マイナスの話題である可能性が高い。

というわけで、つい、"She"が話題の対象になっていると、日本での「彼女」を用いた話題と同じで、よくない話をしてるんじゃないか、と思ってしまう上に、自分のことじゃないか、と思ってしまう、結論に達しました。

とかっていちいちそんなこと考えてどうするんだって、ほら、 カーラ教授 も言ってるし、思考を惜しむと馬鹿になるって。(いや、もう遅いって)





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Last updated  2004/11/19 09:57:04 PM
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