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danke3 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) やはり熱帯の生物、生命力がすごいのです…
ケビン大杉 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 凄すぎます。 そのうち、熱川バナナワニ…
いちろん92 @ Re:パッションフルーツの続き(09/09) 本当に熱帯みたいですね!そういえば、パ…
ナタ55 @ わ~~い♪♪ おちゃのこさいの様、こんばんはです。 …
おちゃのこさいの @ 温室・・・実はあるんです ケビン大杉さん  おちゃのこ(父)の趣味…
2005/08/15
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日本語会話のボランティア トリリンガル、クワドリリンガルの口かなぁ (←ショックを受けた過去日記)。

で、今回ちょっと思ったのですけども、日本語を外国語として学ぶことの難しさは、最初に学ぶ基本会話が丁寧語だということにもあるんじゃなかろうか、と。確かに、普通の会話では丁寧語を使うことが多いですから、会話を学ぶときに丁寧語から入るのは合理的だと思うんですけど、丁寧語から入ると動詞の基本形が分からなくなっちゃうなぁ、と思った次第。要するに、たとえば、"write" に当たる動詞の基本形は「書く」であるところ、丁寧語の会話から入るために、この動詞を「書きます」として覚えちゃうんですよね。そうすると、いわゆる五段活用の動詞にならず、動詞の活用をなかなか覚えられなくなっちゃうわけです。助動詞「ます」の活用は1種類しかないですから、「書く」という基本形の動詞の活用を覚えた後に、「書きます」がどう変化するかを覚えるのは割と簡単かもしれない、すなわち、最初は、丁寧語じゃなくて、常体の文体を覚えた方が楽かもしれないぞ、と思ったり。最初に習う会話の基本形が、ベーシックな文の構成と異なっている、特に、動詞の活用部分に現れてしまうというのはちょっとハンディですよね・・・。

あ、でも、たとえば英語の場合でも、たとえば、「~すべきだった(のにしなかった)」という意味の "should have ..." などは、実際に発音するときは、"shudav" 又は "shuda" と短縮してしまうそうですから(こんなの、こっちで英会話の学校行くまで知らなかったもんなあ。こんなのがしょっちゅう起こってのであるからして、映画とかの会話文が全然聞き取れないのもむべなるかな)、英語の場合でも、会話を学んでも動詞の基本形が学べるわけじゃないかもしれませんけど・・・でも、うーん・・・やっぱり英語の場合は、native speakerの人は、実際には "shuda" と発音しているというだけで、そう「しなければならない」わけじゃなく、基本形は、"should have" なので、会話の初歩段階では、動詞の基本形は学べそうです。

要するに、日本語って、ある意味、話し言葉の方が書き言葉よりフォーマルな訳で(常体の文体での会話は親しい人の間でしか行われないので)、これって、わりと珍しいんじゃないだろうかと思ったり。日本語を外国語として学ぶ人と話をすると、自分の母国語を別の観点から見ることが出来て面白いです。ところで、漢字を覚えるのと、スペイン語などで山のようにある動詞の活用形(一つの動詞に対して平気で10何個とかの活用形があるのは堪忍して欲しい)を覚えるのと、一体どっちがしんどいんだろう???





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Last updated  2005/08/16 02:14:24 PM
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