ぶるどっぐロンディ＆にゃんこの部屋

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たまには本格的に（でも少々手を抜いて）クッキング～♬

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September 8, 2008

さだまさしの　無縁坂を聞くと　Kちゃん　あなたを思い出します。

　　　　運がいいとか　悪いとか　人は時々　口にするけど
　　　　そうゆうことって確かにあると　あなたをみててそう思う

突然　現れたあなたは　旦那の知り合いの人の奥さんでした。
逢った途端　にっこりした　あなたの中から悲鳴に近いナニカを感じたのが
私の第一印象（マサカ　其れが的中するとは・・）

あなたの家は地元でも有数の大地主だった。何不自由なく育ち結婚したあなた。
あなたの若い頃の人柄を聞くに付け　横に居るあなたの夫たる人物を要注意人物と
思った私でした。彼の如才ない目が「正直者」では無いと表明してた。

若いころに歯医者さんに目を付けられ未だインプラントが確立する前に上下共に
総てインプラントにされてたあなた。以来ずっと痛みが24時間続いていた。
あなたが支払った治療代金は外車一台分以上だったと聞きました。
その結果以後何十年も4-6時中あなたは歯の痛みと闘っていた。何と言う事！

我が家では食べ易いもの　噛まなくても消化できるものを特別メニューとして
あなたに作りました。Kちゃん　今でもあなたの嬉しそうな笑顔が浮かびます。
入れ歯を私の前では平気で外し　美味しい！を連発して食べてくれた。

東京へも幾度と無く　我が家の味を送ったっけ。
あなたはFAX魔で何枚も感謝の言葉のお便りを呉れました。
そして私の事を「不思議な人」と書いてきましたね。
困っているらしいあなたを私は放りっぱなしにはできなかったのよ。

そしてホームレスの青いテント郡を見た時にあなたは呟いた。
「私も　ああなっていたかも知れない」あの時は真意が判らなかった。

私・あなたの隠してた部分の本当の心の叫びには気がつかなかった。
あなたのプライドはソレを公にする事に耐えられなかったんだよね？

来週には此方へ引っ越してくると言ってあなたは最後の電話を笑いながら切った。
彼が事業に失敗して詐欺を働きソレが明るみに出た時・あなたは決意したのね？
もう耐えられない・どん底迄　追い詰められていた事に私が気付いてあげてたら・・
あなたは狂気にも似た勇気？で自らの命に幕を降ろした。ショックでした。

何故　モット深く理解して上げられなかったのか？と悔し涙の中で考えた。
命と引き換えに子供の為に残した生命保険は全額あの男が持って逃げた。

絶対に私はアノ男を許す事は出来ないと思う。今もこれからも。

Kちゃん　あなたが私に送ってくれた2000年のダイアリー
大事にしまっていたけれど　私　明日　それを処分する事に決めたよ。

傍にあると　あなたの涙の音が聞こえそうだから・・

ダイアリーは薔薇の花で飾られてる Kちゃんに貰ったダイアリー