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うらんかんろの大好きな洋楽のデュオに、エブリシング・バット・ザ・ガール(Everything But The Girl 以下EBG)がいました(残念ながら、2000年に事実上解散してしまったようですが…。 → 以前、EBGについて書いた日記です)。 アコースティックなサウンドで、とてもおしゃれな曲をつくる二人でした。一時期、僕はめちゃくちゃはまって、よく聴いていました。 解散した後、音沙汰がなかったEBGですが、久々にボーカルのトレーシー・ソーン(Tracey Thorn)がアルバムを出しました。それもクリスマス・アルバム。 喜び勇んで早速買いました。でも、聴いてみての感想は、正直言ってがっかりでした。そもそも選曲がいまいち(安心して聴けるのは「Have yourself a Merry Little Christmas」くらい)。 バックの演奏も薄くてアレンジも平凡。12曲中、2曲はオリジナルですが、それもいまいち。トレーシーはこれで本当に満足したのでしょうか。期待が大きかっただけに、落胆は大きいです。やはり、EBGはあの名盤「ランゲージ・オブ・ライフ(The Language Of Life)」(1990年発表)はもう超えられないのでしょうか。本当に残念です。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/11/28
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久々にピアノBar・Mへ行きました。マスターに、しばらく来なかったのは「30年来の親友が突然亡くなったため、ピアノに向かう気持ちがまったく起こらなかったんだ」と伝えたら、よく理解してくれました。 実は、マスターも7年ほど前、突然店で脳梗塞で倒れて救急車で運ばれ、死線をさ迷ったのです。「63歳は若いなぁ…。出血しなかったら、梗塞だったら、今はいい薬があるから、早期治療で助かっていたのになぁ…」としみじみと。脳内出血で亡くなった成田さんのことは、他人事ではなかったようです。 そして、久しぶりにピアノに向かい、天国にいる成田さんに演奏を捧げました。When I Fall In Love、My Foolish Heart、Waltz For Debby、My Favorite Things、Someday My Prince Will Come、Left Alone、Over The Rainbowと、立て続けに7曲を弾きました。 成田さんに届いたかなぁ…。 夢でいいから、感想を聞かせてください。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/11/27
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本日(2012年11月26日)、うらんかんろのブログ「酒とピアノとエトセトラ」は2004年11月の開設以来、通算50万アクセスを突破しました。明後日28日は、ブログ開設8周年の記念日でもあります。 これまでご訪問くださった皆さまに心から感謝するとともに、今後とも、実用的かつ有益な情報発信につとめていきたいと思っています。末永いご支援を何卒よろしくお願いいたします。 うらんかんろ
2012/11/26
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【おことわり】レシピやスタイルは標準的なもので、絶対的なものではありません。文献やバーテンダーによっては違う割合、材料、スタイルでつくっていることもあります/レシピの丸カッコ内の数字(単位)はmlです。◆カクテル ―― その誕生にまつわる逸話(2012年版:ABC順)(33) 98. パナシェ(Panaché)【レシピ】ビール(150)、レモン系炭酸飲料(透明なもの)(適量)【スタイル】ビルド 【グラス】トール・グラスまたはビア・グラス フランス生まれのカクテルと言われるが、誕生の経緯や命名の由来等は不明。「パナシェ」とは、フランス語で「混ぜ合わせる」の意。フランスでは、ビールとレモネードでつくるのが一般的という。 日本でもそこそこに知名度はあるカクテルだが、現時点で確認した限り、欧米のカクテルブックで紹介している例は見当たらない。米国では、ビールと柑橘系ソーダ(またはジュース)のカクテルを、「シンシナチ(Cincinnati)」(中西部)、「グリンゴ・ハネムーン(Gringo Honeymoon)」(テキサス州周辺)という名で呼んでいる地域があるという(出典:Wikipedia英語版)。 なお、英国では、「パナシェ」のことも「シャンディ(Shandy)」または「シャンディ・ガフ(Shandy Gaff)」と呼んでいる(出典:Wikipedia英語版)(ジンジャー・エールを使う本来の「シャンディ・ガフ」とどう区別しているのかは不明)。 上記カクテルを「パナシェ」と呼んでいるのはフランス、イタリア、それにスイス国内のフランス語圏などに限定されるという(出典:Wikipedia仏語版)。【確認できる日本初出資料】カクテル入門(福西英三著、1982年刊)。 *********************************** 99.パラダイス(Paradise)【レシピ】ジン(25)、アプリコット・ブランデー(25)、オレンジ・ジュース(25)【スタイル】シェイク 【グラス】ラージ・カクテルグラス 「楽園」という名の、甘口の代表的なカクテル。誕生の詳しい経緯や名前の由来は不明。しかし、サヴォイ・カクテルブック(1930年刊)で紹介されているので、1920年代にはすでに登場していたと思われる。 なお、ハリー・マッケルホーンのカクテルブック(1919年初版刊)にも紹介されているが、初版時ではなく、後年の改訂版から追加収録されたと思われる。米国では、確認した限りでは、ミスターボストン・バーテンダーズ・ガイド(1935年刊)が初出。 3つの主要材料の比率(割合)を変えた様々なバリエーションがあるほか、レモン・ジュースを加えるレシピもある(出典:カフェロイヤル・カクテルブック=1937年刊)。 ヴォーグ・カクテルブック(1982年刊)では、ホワイト・ラム(45)、アプリコット・ブランデー(30)というラム・ベースの「パラダイス」が紹介されている。【確認できる日本初出資料】スタンダード・カクテルブック(村井洋著、JBA編 1936年刊)=ジン・ベース、カクテルの本(間庭辰蔵著、1959年刊)=ラム・ベース ************************************ 100. パリジャン(Parisian)【レシピ】ジン(30)、ドライ・ベルモット(15)、クレーム・ド・カシス(15)【スタイル】シェイク 【グラス】カクテルグラス 誕生の詳しい経緯は不明だが、フランスを代表するリキュール、クレーム・ド・カシスを使って「おしゃれなパリジャン」をイメージし、20世紀初頭のパリで生まれたと伝わる(出典:Web専門サイト多数)。 サヴォイ・カクテルブック(1930年刊)や、ハリー・マッケルホーンのカクテルブック(1929年改訂版)にも登場する(出典:Savoystomp.com)ことから、欧州では1920年代にはすでに定着していたと思われる。 レシピから見て、マティーニのバリエーションの一つとして考案されたことは間違いない。冒頭の標準的なレシピ以外にも、ジン(30)、ドライ・ベルモット(20)、クレーム・ド・カシス(10)(出典:Suntory社HP)など、さまざまなバリエーションが存在する。 米国では、「パリジャン」というカクテル名もあってか知名度はそう高くなく、カクテルブックに登場するのは1960年代以降になってから。【確認できる日本初出資料】スタンダード・カクテルブック(村井洋著、JBA編 1936年刊)。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/11/25
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※成田一徹さんの急逝以来、しばらくお休みしていましたが、連載を再開いたします。頻度は不定期ですが、よろしくお願いいたします。◆カクテル ―― その誕生にまつわる逸話(2012年版:ABC順)(32) 95. オリンピック(Olympic) 96.オレンジ・ブロッサム(Orange Blossom) 97. オーガスム(Orgasm) ※いずれも【2016~19年改訂新版】で記述内容を更新しています。そちらをご覧ください。こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】
2012/11/18
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◆朝日新聞の夕刊「惜別」面(2012年11月10日付)で、切り絵作家・成田一徹さんが追悼されています( 記事はこちら)。 もうすぐ月命日(14日)ですが、うらんかんろは、いまだに成田さんが亡くなったという現実を、実感できていません。
2012/11/11
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