ワルディーの京都案内

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2015/10/13
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年4月8日≫

 朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ系)のキャスターだった大塚範一さん(66)は2011年11月、急性リンパ性白血病の抗がん剤治療を始めた。入院して6日目だった。

 治療の基本は、大きく分けて寛解導入療法と寛解後療法がある。寛解導入療法では複数の抗がん剤を使い、がん細胞がほとんどなくなる「完全寛解」の状態を目指す。

 ただ、完全寛解になっても、治療を中断するとがん細胞はすぐに増殖してしまう。そこで、さらに「地固め療法」「維持療法」とも呼ばれる寛解後療法で、別の強力な抗がん剤を大量に使って寛解の状態をより確実なものにする。同時に、強力な抗がん剤のため、肝臓や腎臓を守る薬なども使う。

 華やかなテレビの世界に身を置き、ゴルフとおいしい食べ物を楽しむ生活から、孤独な病室で大量の薬を浴びるように体内に入れる生活へ。「激変した環境に耐えられたのは、高校時代の体験があったから」と大塚さんは話す。

 入学した東京都立両国高校は、当時は年50人ほどが東大に入る進学校。小中学校で「学力では向かうところ敵なし」だった大塚さんだが、どれだけ勉強しても、授業以外は全然勉強しないトップ10の生徒にかなわない。その両国高の上に都立の超進学校が何校もあった。「小さな存在でしかない自分は、与えられた場所で耐えるしかない」と悟ったという。

 治療中、唯一の楽しみは「温泉、ゴルフ、おいしいもの」について考えることだったが、あるとき大失敗をしでかす。一時退院した後、病院に戻って血液検査をしたところ、生肉で感染することが多いカンピロバクター菌という食中毒菌の一種が検出されたのだ。

 医師は首をかしげながら、「一時退院のとき、なにか鶏肉を食べませんでしたか」と尋ねた。

 思い当たったのは、焼き鳥屋で、突き出しの鶏肉の生のたたきを食べたことだった。カンピロバクター菌の細菌感染から胸の内側にヘルペスができ、眠れないほどの痛みが数週間つづいた。抗がん剤治療も1カ月ほど中断された。

 後日、「11カ月の入院中、あのときは感染症が広がる可能性があり、一番のピンチでした」と医師から聞かされた。


写真:「生まれて初めて挫折を知った」という高校時代

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 自分で調べて、自分で身を守ることも考えないといけないという卑近な例ですね。


 粒子線治療で入院中にこの記事を読み、そのときは下記のように投稿させていただきました。コメントは書かれていませんが。

http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/201504120004/


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最終更新日  2018/10/30 07:26:33 PM
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