ワルディーの京都案内

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2015/12/25
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年8月11日の記事≫  

自身のがん体験を語る大橋巨泉さん=「大橋巨泉の誓い」編から
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 「患者を生きる がん」シリーズの6、7月の連載には、約70通のお便りやメールをいただきました。「読者編」は、連載で紹介したタレントの大橋巨泉さん(81)が、「中咽頭(いんとう)がん」の治療で味覚を失ったのと同じような体験をした人の意見からお伝えします。


 ●「必ず治る」の言葉に勇気

 大橋巨泉さんが出演するテレビ番組を偶然見たのは昨年の春でした。舌がんで入院中だった私は、放射線治療による口内炎や味覚障害の副作用に苦しんでいました。

 巨泉さんは自ら受けた放射線治療と味覚障害の体験をもとに、こう言われました。

 「今、同じように治療されて苦しんでいる方、本当に大変でしょう。わかります。でも、必ず治ります。がんばってください」

 まるで、ベッドの上で苦しむ私のために言ってくれているような言葉でした。私は当時、副作用のあまりのつらさから、医師や看護師の「大丈夫、治りますよ」という励ましにさえ、疑心暗鬼になっていました。巨泉さんの言葉にどれだけ勇気をもらい、前向きな気持ちになれたことでしょう。

 今は退院して1年が過ぎ、味覚も回復に向かっております。(埼玉県 女性 71歳)


 ●毎日の食事楽しめず

 味覚と嗅覚(きゅうかく)をなくして10年になります。結腸がんの治療で抗がん剤を使い始めて3カ月ほどで、いずれも感じなくなりました。抗がん剤の影響ではないかと思っていますが、医師もはっきりとした原因はわからないようです。

 味覚や嗅覚の喪失は外見からはわからず、そのつらさは他人にはなかなか理解してもらえません。慣れてきたとはいえ不便で、毎日の食事も楽しくありません。

 味覚と嗅覚がなくなると、それにかかわる記憶も薄れるように感じます。「この前行ったあのお店、おいしかったですね」「このお酒、以前もいただきましたね」と言われても、思い出せなかったり覚えてなかったりします。

 巨泉さんの連載では、放射線治療に伴う味覚の喪失について紹介されていましたが、こうしたことが広く知られることは、とても意義があると思いました。(東京都 男性 52歳)



 私も抗がん剤注入中は、味覚が変になり、食欲不振もあって、味の薄い病院食は全く受け付けない期間が、各クール1週間くらいありました。でも、それが過ぎると元に戻りましたし、抗がん剤注入中でも、お茶漬けとか、味の濃いおかずなら、そこそこ美味しく食べることができました。

 ただそんな食材を入院時に買ってきて、そればかり食べていたら、塩分が濃いため水分を体内に保って中和させる働きが体に起こって、ただでさえ、大量の点滴で手足がむくむのに、さらにむくみがひどくなってしまいました。多分、市販のお茶漬けなら、2回に分けて使っても、十分おいしかったと思います。同じような、症状で悩んでおられる方は、気をつけてください。


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最終更新日  2019/01/29 06:58:47 PM
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