ワルディーの京都案内

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2016/01/05
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テーマ: 闘病日記(4009)
カテゴリ: 癌闘病記
 現在、悪性腫瘍の粒子線治療を終え、経過観察中です。粒子線治療の前に抗がん剤治療を受けました。ちょうど1年前の日記です。抗がん剤治療の様子を振り返っています。

 2015年1月5日の日記です。

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【2015年1月5日(月)】

 忙しい一日でした。

 朝6時起きで、バス・電車でM病院へ。第6クール後、最初の血液検査。車で行かなかったのは、O君に借りたままになっている本を読むため。慌てていて、マスクを持って行くのを忘れたため、そのまま無しで行こうか思いましたが、やはり白血球が下がっていると思われるので、コンビニで急きょマスクを買いました。

 8時半から血液検査。9時半からY先生の診察。血液検査は休み明けで結構混んでいることを覚悟していましたが、そうでもなかったです。

 診察を待っているとき、顔見知りのY看護師、T看護師、M看護師にお会いして新年の挨拶をしました。皆さんの笑顔から、元気をもらいました。待ち合い室で、以前前入院でいっしょになったHさんにまたお会いしました。今は通院で抗癌剤治療を続けておられます。お互いの病状のこと、Hさんの趣味のパチンコや競馬のこと、色々楽しくお話ができました。Hさんは前立腺癌の進行を判断する数値が小さくも大きくもなっていないそうで、治療効果ありとの判断らしいです。副作用で白血球がかなり下がるようで、外出禁止令も出るとのこと。血小板も少なくなるので、血が止まりにくくなり、でき物がなかなか治りにくいらしく、今日は皮膚科の診療も受けるとのこと。

 私の診察のほうですが、白血球は2500とこの時期では最低の値でした。次回1月9日にもう一度血液検査ですが、今日以降からまだ下がるはずので、初めて2000を切るかもしれません。Y先生は、まだ詳細データを提示をしたわけではないが、既にK医大と私のこれからの治療方針について相談してくださったとのこと。

 前回示唆があったように、次のCT検査では病巣の縮小はあまり期待できないと思われるので、今後の選択肢は次の2つ。

1)腎臓ごと摘出
2)病巣だけ摘出


Y先生談、

1)は2日に一度透析が必要になるので、生活の質が落ちる。再発のリスクは小いが、再発した場合に、抗癌剤治療が受けられなくなる。透析となると、自宅近くの病院で治療を受けたほうがいい。この病院ではなく、摘出手術もその病院で受けてもらうことになる。K医大は大学病院なので、透析はできない。他の病院で受けていただくことになる。

2)は生活の質は確保できるが、再発のリスクは高くなる。手術では病巣をきれいに除去しないといけないので高度な手術が必要。この病院ではなく、大学病院などで手術していただくことになる。もともと症例の少ない悪性腫瘍であり、さらに片腎なので判断がむつかしい。この病院のK部長や私だけでは判断ができないので、知見を集めた判断をしたい。造影CTと造影MRIを撮ってK医大で検討する。

ということで、1/9 2回目血液検査(副作用状況の確認)、1/13 造影CT、1/16 造影MRIというスケジュールになりました。

 以降K医大での検討の時間を考えると、選択肢が示されるのは、1/19週の後半か1/26週になると思われます。いつも次のクールまで2週間しかなく結構慌ただしかったですが、今回は1ヵ月は自宅療養期間があるので、あまりバタバタせずに済みそうです。

 帰宅後、家族で近くの三宮神社まで車で行きました。天気も快晴、気温も暖かかったです。

 初めて訪れる神社です。駐車場がなく車を停めるのに苦労しましたが、結局社務所の前のスペースに停めさせていただきました。小さな神社ですが、きれいに整備されて気持ちのいいお宮さんでした。古いお札やお守りをお返ししてお参り。お守りやお札が欲しいなぁと思って社務所を探してウロウロしていたら社務所の方が出かけるところだったらしく、声をかけてくださいました。

 社務所といっても普通の住宅で、玄関先で見せていただいて、3つのお守りと、この神社のお札を買いました。


20150105-初詣1(神社).jpg


 帰りにスーパーに寄って買い物。私はウォーキングを兼ねて歩いて帰宅。

 夕食は「しょうが鍋」。初めて食べる種類の鍋です。「また、美味しい鍋に出会いました。」って感じです。

 その他今日の備忘録

・会社の事務センターに傷病手当郵送用の封筒の送付依頼

・三重の駐車場の件でお世話になっているK商店に年始の挨拶の電話。
 9日からの地元の行事にお貸しするために、空き区画の地図をメールで送付。


2015年1月5日(月)

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 M病院の先生方はK医大からの派遣が多いようです。私の罹ったがんは、もともと症例が少ないし、片方の腎臓がすでにないという特殊事情もあるので、今後の治療方針はK医大内でも検討してもらうことになりました。この時点では「残った腎臓を温存したままの腫瘍のみの摘出手術」が最終的に提案されることを期待していました。



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最終更新日  2021/06/12 10:20:40 AM
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