後腹膜脂肪肉腫に罹り、抗がん剤治療に続き粒子線治療を受けました。現在、経過観察中です。ちょうど1年前の今頃は、6クールの抗がん剤治療後の次の治療にいて方針を決める時期でした。
M病院での診察で、次の治療のステップとして、透析をしたうえでの残った腎臓ごとの切除手術が提案されました大阪府立成人病センターでのセカンドオピニオンで、腎臓を残して透析を避ける方法として粒子線治療の可能性があるとの所見が示され、兵庫県立粒子線医療センターに治療の対象になるか、治療の対象になった場合、どんなリスクがあるかなどについてセカンドオピニオンで聞きにいくことになりました。
しかし、治療の対象にならない可能性も高く、あるいは治療の対象となっても手術のほうが有利との判断から「透析+腎臓ごとの切除」を最終的に選択することも十分にありえます。また、粒子線治療か「透析+腎臓ごとの切除」かを迷うような所見になったとき、透析の場合の生活の質や、リスクなどをよく知ったうえで判断することが必要です。それで、ネットで透析のことをもう一度色々調べてみました。
2015年2月7日の日記からです。
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【2015年2月7日】
■透析の合併症のプレゼン資料を家族で読む
今日は天気の良い少し暖かな一日でした。少しずつ春が近づいてきているような気がします。
朝8時起床。それまでずっと寝ていました。体はやはり疲れています。股部の湿り感は継続。昨日くらいから、左耳の附け根が、口を開けたときに少し痛みがあります。リンパが腫れているような気もしますし、機械的な痛みのような気もします。この時期にややこしいことにならなければいいがと思います。ひどくはなっていないようなので様子見です。
土日は気分的にリラックスできます。前にも書いたように、会社の皆も土日は休みなので、あまり後ろめたい気持ちがなくなるのが一つ。もう一つ要因があるような気がします。今は次の治療の選択のため色々アクションをしなければならない時期。ネットで調べるのはそれほどストレスではありませんが、医療機関に問い合わせしたりするのは私にはちょっとストレスです。でも土日は、ほとんどの医療機関は休みですので、どうせ連絡がとれないので、あれこれ考える必要がありません。これも土日にリラックスできる一つの要因かなと思います。
今日は、散歩、ウォーキング以外は外出なしで、のんびりしました。
透析になる可能性が大きいので、ときどきネットで調べています。「透析 合併症」でググって出て来た何かの講演会で使ったと思われる資料が分かりやすかったので、それをプリントアウトして家族で回し読みしました。
透析患者の死亡原因で一番大きなのが、 心不全。
・・・塩分、水分の自己管理が必要。
次が、 高カリウム症
・・・食事に気をつけるしかありません。
次に感 染症
・・・免疫力が低下します。シャント感染の予防。シャント肢の手洗い、消毒。
体
を清潔に保つ
その他 動脈硬化 。
高血圧・・・塩分・水分の管理。十分な睡眠。過度の疲労を避ける。暑い湯、長風呂を避ける。
悪性腫瘍・・・細胞性免疫が低下し、一般の人より罹患しやすい。早期発見早期治療。
もう一つ見つけた粒子線治療についての情報。
「切除不能の後腹膜軟部悪性腫瘍の重粒子線治療の5年生存率は69%、5年局所制御率(再発しない割合)は65%」。
後腹膜腫瘍は粒子線治療の対象になりうる
ようです。 再発率も手術での除去と大きな差はない
ようです。
透析による様々なリスクや生活の質の低下を考えると、粒子線治療は透析前提の手術と比べると、格段にいいように思います。
費用が自己負担(300万円強)ですが、加入している保険で部分的に出ますので何とかできるでしょう。
あと、粒子線治療について、
・脱分化型脂肪肉腫の再発率は?
(まだ症例が少なく分からないかも)
・私の症例で治療の対象になるのか?
・いつ治療してもらえるのか?
(順番待ちと聞きます)
・副作用は?
・再発した場合の治療の可能性、方法?
・その他、手術と比べたメリット・デメリット
これらを、次の火曜日のセカンドオピニオンで確認することになります。
今日は4000歩のウォーキング。昨日で私の住む住宅地全道路踏破を完了しましたので、今日から、写真ネタ探しのウォーキングに切り替えです。ですので、緑道中心のウォーキングです。この住宅地には、10本くらいの緑道があり、それぞれが個性があって目を楽しませてくれます。いくつかお決まりのウォーキングコースを作りたいと思っています。最寄りの緑道では、前にも書いた「黄梅」と思われる花が満開で、とてもいい香りを運んでいました(写真)。(これは後日ロウバイだと分かりました。)公園の梅もちらほら咲き始めました。
以上 2015年2月7日(土)の日記でした。
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やはり透析は避けられるものなら避けたい。粒子線治療の対象となり、再発率が手術と同じくらいとか、少し高いくらいなら粒子線治療を選びたいという気持ちです。
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過去の治療履歴は下記を参考にしてください。
がん治療日記: http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10
がん治療振り返り: http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11
【経過観察】20回目マイカルテ返送 2021/12/11
【経過観察】マイカルテ20回目郵送 2021/12/03
【経過観察】粒子線治療後20回目のCT撮影 2021/11/24
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