ワルディーの京都案内

2016年 2月??日　京都新聞HP

　京都府京丹後市と宮津市、与謝野町の小学生～高校生３８人が６日、 丹後の羽衣伝説 を題材にしたミュージカル「ＴＥＮ・ＮＹＯの贈り物」を京丹後市峰山町の府丹後文化会館で披露する。生きることの素晴らしさを伝えようと、子どもたちはプロ講師の指導を受けながら「来てくれた人が感動するミュージカルにしたい」と練習に励んでいる。

　京丹後市２９人、宮津市５人、与謝野町４人が参加。劇団四季の出身者らでつくる兵庫県のミュージカルプロ養成スクール、公共施設などでモダンバレエ教室を開く京丹後市弥栄町のスクールから講師を迎え、昨年７月末から練習してきた。

　劇は 峰山町の羽衣伝説 を基に、ミュージカルスターを目指しながら挫折を繰り返す少女が 乙女神社 で天女と出会い、天女や仲間の励ましで夢の扉を開く内容。ディズニーの曲を歌いながら踊り、友情を感じさせるせりふで観客も勇気づける。

　２月２５日夜の練習では踊りやリズムのとり方などを確認。天女役の峰山高２年黒木綾乃さん（１７）は「感動してもらえたら一番うれしい」、少女役の大宮第一小４年田中淳子さん（１０）は「いつもの自分と違うところを見てほしい」と話す。

　府丹後文化事業団と府の主催。午後３時開演。入場料５００円。府丹後文化会館ＴＥＬ０７７２（６２）５２００。


ミュージカル「ＴＥＮ・ＮＹＯの贈り物」の練習に励む子どもたち（京丹後市峰山町・府丹後文化会館）





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