ワルディーの京都案内

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2016/04/15
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テーマ: 闘病日記(4008)
カテゴリ: 癌闘病記
2016年 4月15日(金)】

 後腹膜脂肪肉腫に罹り、抗がん剤治療に続き粒子線治療を受けました。現在、経過観察中です。

 1年前、兵庫県粒子線医療センター(以下HIBMC)で治療中に、勤めていたN社を退職しました。粒子線治療で仕腎臓が温存できたので、仕事に復帰できる可能性は大いにありましたが、他にやりたかったことを早く始めたいという思いが強くなり、契約更新の日を待って辞めました。

 この日2015年4月15日が、私のサラリーマン生活最後の日になりました。粒子線治療で入院中でしたが、身体は元気ですし、会社まで近かったので、挨拶に行きました。


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【2015年4月15日】

■サラリーマン最終日 一時帰宅

 朝、やはり起きるのがつらい。毎晩、消灯時間が過ぎてから、うとうとしながらもDVDを視ているのがよくないのでしょうか。

 今日は、サラリーマン生活最後の日。会社の府利瀬本社に出向きました。

 医療センターに戻って、午後4時頃に治療。その後、照射部の写真撮影。皮膚が照射によって、色素沈着したり、皮膚炎になったりするため、その経過観察の一環です。私は背中側から当ててもらっているので、皮膚がどうなっているのかなかなか見にくいです。写真を見せてもらったら、少し赤くなっているようでした。

 照射部にエアウォールなるものを貼ってもらっています。毎日、看護師さんに剥がれていないかどうか見てもらっていますが、やはりパンツのゴムが当たる部分のためか、結構はがれてめくれるようで、今まで、3回か4回くらい補修してもらいました。貼り直すのではなく、めくれたところをカットして、その部分だけ貼り足してもらうというかっこうです。貼るテープは、「エアウォール」というものです。照射位置決めようのマジックのラインをカバーするテープの下の皮膚炎の進行がテープのないところより軽度になるという発見があって、現在テスト中とのことです。従って、特定の一人の看護師さんのみが貼ったり、補修したりする体制をとっているようです。

 「エアウォール」は伸縮性に優れ、通気性はありムレを防ぐが、水分は通さないのでお風呂に入ってもだいじょうぶという素材とのこと。ネットで調べると「エアウォール」は、株式会社 共和の製品のようです。ホームページからその特徴説明です。

エアウォール1.jpg

エアウォール2.jpg

エアウォール3.jpg


 午後5時にセンターを出て、午後7時前に自宅に着きました。夕食のとき「今日は、2回目退職記念日。乾杯」と私がいいましたが、家族はピンとこなかったようです。私にとっては、昨日、今日の会社出頭は大きなイベントだったのですが、会社を休職して時間も経っているので、家族にとっては治療中の単なる一日でしかなかったようです。仕方がないですね。


 以上 2015年4月15日(水)の日記でした。

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 長かったサラリーマン生活が終わった日でした。最後は病気で欠勤でしたが、60歳まではビジネスマンでおれたことは幸いでした。


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過去の治療履歴は下記を参考にしてください。

がん治療日記: http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10
がん治療振り返り: http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11





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最終更新日  2021/08/28 10:38:22 AM
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