ワルディーの京都案内

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2016/04/22
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カテゴリ: 京都のニュース
2016年

霊山歴史館 (京都市東山区)は21日、 新選組の副長土方歳三 が愛用したとされる刀 「大和守源秀國(やまとのかみみなもとのひでくに)」 が新たに収蔵品に加わったと発表した。しゃれた細工ながら実戦を重んじた土方の性格を感じさせる刀で、29日から一般公開する。

 刀は慶応2(1866)年8月の制作。長さ約69センチで「大和守源秀國 秋月種明懇望帯之」と銘打たれ、裏に「幕府侍土方義豊戦刀 慶応二年八月日 秋月君譲請高橋忠守帯之」と土方の名前がある。後に刻まれたとみられる。鞘(さや)にはきらめく螺鈿(らでん)が施されていた。

 同館によると、刀は戊辰戦争の中で、土方が宇都宮や会津で共に戦った会津藩士・秋月種明に贈った。縁金(ふちがね)には土方が好んだ梅の花などの凝ったこしらえがあり、会津藩に従って入洛した刀工・秀國にオーダーメードした可能性が高い。

 土方の縁者・粕谷家には、土方の刀として明治時代に当時の所有者による譲渡の記録が残る。昭和60年代から刀の存在は知られ、展示されたこともある。今回は同館が東京都の所有者から購入した。

 木村武仁学芸課長は「土方の愛刀は『和泉守兼定』が有名だが、刀は複数持っていた。刀身はやや短くて片手でも戦いやすい。鳥羽伏見などの戦場で使ったかもしれない実用刀ならではの機能美を見てほしい」と話している。


下の鞘には螺鈿が施され、縁金もしゃれた細工が施されている土方歳三の愛刀(京都市東山区・霊山歴史館)
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「幕府侍土方義豊戦刀」の銘が刻まれている刀(京都市東山区・霊山歴史館)
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最終更新日  2019/03/20 12:21:10 AM
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