ワルディーの京都案内

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2016/05/01
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テーマ: 闘病日記(4008)
カテゴリ: 癌闘病記
2016年 5月1日(日)】

 後腹膜脂肪肉腫に罹り、抗がん剤治療に続き粒子線治療を受けました。現在、経過観察中です。

 1年前は、兵庫県粒子線医療センター(以下HIBMC)で1ヵ月半にわたる入院治療でした。

 この日は、その粒子線治療の最終日、退院の日でした。

 2015年5月1日の日記です。

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■粒子線治療ついに退院です。

【2015年5月1日】


 今日はつに退院の日です。朝、Oさんという看護師さんに照射部の皮膚を見てもらって、1か所ニキビのようになっているところがあるので、その部分のテープを切ってもらいました。

 10時からO先生の退院前の面談の予定でしたが、会議かなんかで遅くなって11時頃になってしまいました。この前撮影したMRI写真と入院直前のMRI写真を見比べてもらいました。こころもち腫瘍部が小さくなっているかなぁという程度で大きな変化はありませんでした。治療が始まるときに、治療中に腫瘍が小さくなることはまずないと聞いていましたので、これは想定内です。

 副作用で最も可能性が大きいのが腎不全です。これも数ヵ月とか1年間とかそんな時間で出てくる副作用です。尿が出にくくなるとか、むくみが出るとか、そんな自覚症状が出る前にクレアチニンが高くなるので、血液検査を見ていけばよいとのこと。

 あと照射が当たっている背中側の肋骨が折れやすくなる可能性があるので、無理な力を入れないようにとのこと。運動をしてはいけないとか、そこまではする必要はなく、ゴルフ程度のスポーツは気をつけてやれば問題ないとのこと。余談ですが、O先生も院長になられてゴルフを始めないといけなくいなったので、ゴルフ道具買ったよとおっしゃってました。食事やアルコールの制限も特にありません。

 M病院に戻って、定期的にCTあるいはMRI撮影や血液検査をしてもらって、それを粒子線医療センターに送ることになります。画像撮影の頻度や種類は、その病院の指示に従ってくださいとのこと。

 再発予防のために、抗癌剤治療するかどうかも、その病院の指示にしてがってくださいとのことでした。ただ、抗癌剤の効果があるとは言い切れないし、腎臓が弱っていく可能性があるので、抗癌剤治療は積極的には勧められないとのこと。M病院に渡す医療情報提供書と画像データをいただきました。

 その後、最終の照射治療。B室でした。

 看護師さんから、皮膚ケア用薬や今後の経過観察の医療センターへの連絡の方法の説明を受けました。Yさんという看護師さんだったのですが、新米さんなのか一か所、書いてあることと言っていることが、全くちぐはぐなことがあり、分かるように説明を求めました。ただ不勉強だったのでしょうね。説明が全く要領を得ません。あまり重要な内容ではなかったので「分からないけど、時間かけてもいっしょなので、もうええわ。」と突き放しました。せっかく今まで気持よく入院生活を送ってきて、今日気持ちよく退院しようと思っていたのですが、ちょっと気分を害してしまいました。あとで、師長さんクラスの看護師と事務方の方が来られて、説明してくださり理解ができました。看護師さんの説明が的を外れていたこと、説明の書き方も同じような観点で見なおすべきであることを申し上げました。ちょっと後味の悪い退院になってしまいました。

 薬剤師さんから、皮膚ケアの薬の説明を受け、薬を受け取りました。

 同室のSさん、Uさん、Kさんに挨拶をし、ナースステーションに挨拶をして病室をあとにしました。

 受付で、傷病手当の医師記入済み分と先進医療保険金請求書の医師記入済み分を受領しました。本来なら、入院費用の支払いなのですが、保険を任意継続保険に切り替え、保険証がまだ来ていませんので、入手後保険証のコピーをFAXで医療センターに送って、それに基づいて、請求書を送ってもらうことになりました。

 早速M病院に電話して、退院後初の経過観察診療を5月15日で予約をしました。

 少し遅くなりましたが、午後2時過ぎに医療センターを車で出ました。途中三木のSAで「かつライス」のB級グルメを食べ、家族への土産に播州名物「しお味饅頭」を買いました。GWに入っているので、渋滞が心配でしたが、宝塚トンネルでも渋滞なく、午後4時には自宅に戻ることができました。

 3月12日に入院して、32日間の照射治療を含め、約1カ月半にわたる治療が終わりました。途中、踵痛、軽度の風邪と治療と関係ないアクシデントありましたが、それ以外は健康状態も問題なく、順調に治療を進めることができましたし、会社の退職の決意と手続きもできました。また、プライバシーが保てる4人部屋、緑に囲まれた環境など入院生活も快適で、同室の方々も皆さんよい方で楽しく過ごすことができました。おまけとして、姫路城や龍野観光もできました。

 一段落つきました。これから経過観察のステージになります。再発や腎不全の覚悟をしてはいますが、もちろんこのまま大事には至らないことを祈るばかりです。

(写真)粒子線医療センターの入口 お世話になりました。
P1140444(玄関).jpg

以上 2015年5月1日(金)の日記でした。



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 2014年7月から12月の6クールの抗がん剤治療、2016年3月からの粒子線治療、通算10ヵ月にわたる治療が終わりました。

 その後、ここに書いてあるようにM病院に戻って経過観察中です。

 腫瘍は少しずつ小さくなり続けていますが、クレアチニンは少しずつ高くなっていますが、まだまだ透析が必要なレベルではありません。透析が将来必要な可能性もあり、再発のリスクも抱えてはいますが、ここしばらく照射部近辺の皮膚のヒリヒリ感に悩まされながらも、今のところ元気で充実した生活が遅れています。


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過去の治療履歴は下記を参考にしてください。

がん治療日記: http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=10
がん治療振り返り: http://plaza.rakuten.co.jp/saaikuzo/diary/ctgylist/?ctgy=11





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最終更新日  2021/09/06 11:28:01 AM
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