ワルディーの京都案内

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2016/09/26
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カテゴリ: 京都のニュース
2016年

庚申信仰 の拠点として知られる京都府南丹市 八木町 京都帝釈天 が、石に経典の文字を一つ記して土に埋める 「一石一字経」 を復活させる取り組みを始めた。江戸時代以降、盛んに行われていたとされる風習で、京都帝釈天が手掛けるのは初めて。さまざまな願いを託した石を募っている。

 写経は紙に文字を書くが、一石一字経は河原などで集めた丸い小石に一字ずつ願いを込めて墨で書き写す。江戸時代に全国各地に広まったといい、当時は一人か数人で一つの経を完成させていた。

 文字を記した石は布袋に入れて埋め、その場に碑を建てる。京都帝釈天近くの古道沿いにも1811年建立と見られる碑がある。一石一字経を仕上げるには、多大な費用と労力を要することから近年はほとんど行われなくなっているという。

 京都帝釈天は、誰もが気軽に参加できるようにするため、多くの人が少しずつ石と費用を持ち寄る手法を採用した。参加者には、直径5センチほどの石に経典や自分の名前などから好きな一文字を書き、願いを込めて3回合掌礼拝して納めるよう求めている。

 既に全国から約500個の石が集まっているという。来春にも敷地内に埋め、観音像を建立する予定。鈴木春海山主(83)は「石に願いを込めた昔の風習をよみがえらせ、少しでも多くの人に心の安らぎを得てもらえたら」と願う。

 参加費500円。石は郵送も受け付けている。問い合わせは京都帝釈天TEL0771(42)3315。


一石一字経の復活を目指し、文字を記す鈴木山主(南丹市八木町・京都帝釈天)=上=と全国から続々と集まっている石。経や名前の一文字を記している
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最終更新日  2019/05/01 09:19:28 AM
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