ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2017/06/17
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テーマ: 京都。(6075)
カテゴリ: 京都研究
2017年 6月17日(土)】

 平成29年度京都産業大学特別客員研究員の入所式・オリエンテーションが午前中に京都産業大学でありましたので、行ってきました。説明会のときは、車で行って無理やり駐車させてもらったのすが、本来は車は入れないので、今回はバスとシャトルバスを利用しました。

 最初に日本文化研究所の小林所長と京都商工会議所の方の挨拶があり、その後、事務局からの説明があり、続いて図書館を案内をしていただきながらの、図書館の利用や文献検索の仕方をガイダンスいただきました。下記が図書カードで、これで図書館に自由に入館できるようになります。




 その後、今回研究員になる方々の自己紹介とご指導いただく先生方のご紹介がありました。

ご指導いただく先生方



 今回の特別客員研究員は9名です。Aさんが紅一点です。5、8、9の方が、複数回目で、両Oさんに今回の幹事(世話役)をやっていただくことになりました。お一人大学3回生の非常にお若い方がいらっしゃいます。


今年度研究員



 座談会では、色んなお話がありましたが、小林所長の古文書の取り扱い注意についてのお話が秀逸でした。下のような機関のよくできた閲覧注意事項を配っていただいたうえで、次のようなお話をいただきました。






・手袋は使わない。かえって傷をつける。手を洗って、素手で触るのがよい。

・メジャーを使う場合は、ナイロン製

・マスクを着ける。上着は脱ぎ、ネクタイ・時計は外す。古文書に触れないように

・神戸震災で被害に遭われたお家に古文書があったが、タンスとピアノの間に保管されていて助かったことがあった。古文書を保管する家系は、それくらい慎重に古文書を取り扱っている。

・先方に着いたらお茶を出していただくことがあるが、それは汗を引かせ、気持ちを落ちつけさせるのが目的。

・本を手で上にあげない。常に机の上に置いた状態で扱う。

・飲み物を出された場合は、同じ机の上には置かず、隣の机に置いた場合は、2つの机の間に隙間を空ける。倒れても液体が本にかからないように。

・時間ギギギリまで見ない。点検・戻すための時間を15分以上確保する。

・巻き物は湿度によって、適切な巻き方があったり、個別の適切な巻き方があるので、戻すときは先方にお任せしたほうがよい場合もある。

などなど、古文書はこういう慎重な取り扱いの中保管されているのだということを認識しました。これから、古文書を拝見させていただく機会もあるので、心しなければなりません。古文書に限らず、図書館の一般的な本も、こういう気持ちで取り扱わないといけないのでしょう。

 オリエンテーションが終わった後、各研究員が担当の先生と研究の進め方について相談する場が設けられたのですが、私のご担当の宮川先生は、お仕事の関係で、ご挨拶をさせていただいただけで、相談の時間は後日設定させていただくことになりました。

 来年4月下旬の研究成果発表会、5月下旬~6月下旬の研究成果・成果報告書作成に向けて、研究をしていきます。


 昼食はせっかくですから、学食でいただきました。色々レストランはあるのですが、オーソドックスな「リブレ」というカフェテリアでいただきまた。窓からは五山の送り火の船形も見えて見晴らしは最高です。











 午後からは、早速図書館で文献探し。午前中に図書館を案内いただいた係の方に、文献検索方法を教えていただいたりしました。私が住む桂坂にある、国際日本文化研究センターに「伏見稲荷大社境内名所図会」という地図が蔵書されていることが分かったので、京都産業大学図書館経由で閲覧を申請していただくことにしました。


 夜、M社RMの仕事仲間の飲み会があるので、大阪に向かいました。




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最終更新日  2019/06/02 12:14:16 PM
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