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日本列島昼どき、昼休みです。今月の観劇記録をまとめておきます。感動の中村勘三郎奮闘十月大歌舞伎千穐楽はスタオベ!錦秋演舞場祭り【夜の部】森光子・中村勘三郎特別公演 芸術祭十月大歌舞伎【夜の部】 芸術祭十月大歌舞伎【昼の部】錦秋演舞場祭り 中村勘三郎奮闘十月大歌舞伎国立劇場10月歌舞伎公演
2007年10月31日
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何だか面白い行事があるようです。ハロウィンと言うようです。ものの本によると、「万聖節(11月1日)の前夜祭にあたる行事で、もともとは古代ケルト人が秋の収穫を祝い、故人をしのぶために行っていた。日本のお盆のようなもので、この日に、亡くなった人の魂がよみがえると言われてる」とか。とは言ってもバレンタインデーと同じように販売戦略のような感じです。10月は体育の日しかないですから、こうした行事を定着させればと言う、あくまで商業ベースで展開されているようですが、うまく乗せられているなァ~。何はともあれ、楽しければ良いってことかもしれません。
2007年10月28日
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10月も終りに近くなったのですが、台風がものすごいスピードでやって来ているとかで、雨風ともに強く寒い一日でした。土曜日の仕事はのんびり出来るから気楽なのですが、今月は日曜・祝日の定休日も3日間しか休まず、交代制休日も4日間すべてを歌舞伎に費やしましたあ~。これに単発のものでは、本日、亀井広忠、田中傳左衛門、傳次郎の三兄弟による十周年記念第六回三響會がありますし、明日はNHKホールでも公演がありますから、ほどほどにしておきませんと、体も財布ももちません。ま、これだけでも非日常的空間の中に身を置いて、しばし現実を忘れて大いなる気分転換になっております。すでに11月は、3回ほど予定を組みましたし、師走からお正月のことが気になってきます。新春浅草歌舞伎が、はっきり分からないのですが、博多座の2月公演が浅草っぽい顔ぶれです。新春の話を飛び越してしまいますが、4月には、亀治郎が千葉真一の共演を得て、舞台での「風林火山」を演出・二役と言う情報も入りました。-------------------------2007年10月27日スポニチです。大河「風林火山」舞台化で亀治郎2役 NHKで放送中の大河ドラマ「風林火山」が、来年4月に舞台化される。題名は「風林火山 晴信燃ゆ」。--------------------------主役は武田晴信で、山本勘助と一人二役だそうで、最後に宙乗りを披露することと「千葉さんには(歌舞伎の)見えを切ってもらいたい」とのこと。記事は、こちら。歌舞伎界の若手が次々と新企画を打ち出してくるので、ますます、目が離せなくなりますね。
2007年10月27日
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予定外のことでしたが、新橋演舞場の錦秋演舞場祭りで千穐楽に撮影が入るとのことで、ピィ~ンときました!!すでに16日に見ておりますので、詳細はこちらにてご覧いただくとしまして、ピィ~ンと来たことのみ、報告しておきます。急遽ゲットしたお席は、こんな感じです。 撮影と言うのはシネマ歌舞伎の撮影でカメラが6台ほどセットされており、移動しながらの撮影もありましたよ。お目当ての「連獅子」では、予定時間を5分オーバーする熱演です。前に拝見した時よりも迫力のある獅子の毛振りでございました。そして、「文七元結」では、文七(勘太郎)が一段と上手さを増しており、お久(中村芝のぶ)とともに光ってまして、目出度し目出度しで幕となると・・・・・、拍手が鳴り止まず・・・・拍手だけではその感動を表現できなくなってしまった人が立ち上がる・・・そう「スタンディングオベーション」です。普通は、夜の部が控えておりますから、追い出しの太鼓が鳴りだすのですが、歌舞伎には珍しくカーテンコールで~す。勘三郎が、遠慮がちにそろりと、舞台に出てくると・・・・引続き、「文七元結」のラストシーンに出ていたメンバーが出て参りました。扇雀さんが感極まったのでしょう、涙をぬぐいながらの登場でした。上手側の大道具の裏では、夜の部の出演者の皆さんが見ておりましたよ。一度は、中村屋の定式幕が閉じかけたのですが、すぐに開きなおして、山田洋二監督が舞台に上げられ、さらには、夜の部の森光子までが、まだ支度もしていない楽屋着なのに、引っ張り出されてしまいました。(カメラは回り続けておりました)その間、客席は立ち上がって、スタンディングオベーションです。幕が閉じるまで、盛大な拍手が鳴り止ませんでした。なお、本日の3階席のチケットは、急遽、あちこち探しまくりまして、幸い、草もち姫様が楽日のチケットを余らせてしまっておりまして、お譲りいただくことが出来ました。この場をお借りして、草もち姫様に御礼申し上げます。なお、前を通りましたら歌舞伎座も楽日でした。 歌舞伎って、ほんと~に、いいですね。
2007年10月26日
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変則ダブルヘッダーではありませんが、10月23日は、歌舞伎座の昼の部が終ると、新橋演舞場の夜の部に移動いたしました。当代勘三郎と森光子の初顔合わせと言うことで話題になっております。ありそうで無かった顔合わせなのですね。今回も歌舞伎美人さんのご案内をお借りして、記録にしておきます。====================================================錦秋演舞場祭り【夜の部】森光子・中村勘三郎特別公演鈴木聡 作/栗山民也 演出『寝坊な豆腐屋』主な配役森光子、中村勘三郎、波乃久里子、佐藤B作、米倉斉加年、中村扇雀、坂東彌十郎、片岡亀蔵、中村勘太郎、金内喜久夫、田根楽子、大和田美帆、武岡淳一、角間進、若杉宏二、福本伸一 【みどころ】この秋、ひとつの夢が新橋演舞場で誕生します。常に話題の舞台を提供し続ける森光子と中村勘三郎がこの秋、新橋演舞場で初共演。鈴木聡の脚本、栗山民也の演出をはじめ最高のスタッフを迎えての書き下ろしの新作舞台『寝坊な豆腐屋』を上演いたします。昭和37年夏。オリンピックの開幕を控え、大きく変貌しようとしている東京。昔ながらの人情あふれる、とある下町に、豆腐屋を家業とする清一(中村勘三郎)が暮らしていました。腕のいい豆腐職人なのに何故か寝坊癖。ある日、そんな清一のもとに、母親の澄子(森光子)が30数年ぶりに突然姿を現します…。日本人が「豊かさ」を求めて駆け抜けていた懐かしいあの日々。高度経済成長を背景に、変化の波にうまく乗っていく者、時代を見通してさらに先へ進んでいく者、そして、時代から取り残されてしまう者。『寝坊な豆腐屋』は、そんな人々が笑い、怒り、泣きながらも、前に向かって生きていく人生の機微を、情感豊かにたっぷりと描いていきます。森は先代勘三郎とは舞台・ドラマで度々共演しておりますが、当代とは今回が初めての共演。ふたりの長年にわたる夢が今、実現します。さらに、話題の舞台にふさわしく、共演には、波乃久里子、佐藤B作、米倉斉加年、金内喜久夫、田根楽子、大和田美帆、歌舞伎界から中村扇雀、坂東彌十郎、片岡亀蔵をはじめ、華やかで充実した面々が幅広く顔を揃えます。この秋、新橋演舞場で誕生する“ひとつの夢”【印象記】自分が少年時代を過ごした年代の、町の中のだれもが隣人のように付き合っていた時代の心暖まる人情劇でございました。一言で言うならば、ラストのまさに頂点に達した盛り上がりに集約されるでしょうか。それは、大詰めの母親・岡野澄子(森光子)と息子・清一(勘三郎)の二人による場面です・・・・・。家族を捨てて家を飛び出し、金沢で金貸しとして財を成した母が息子に会いたくて東京に出てきてストーリーは展開してきました・・・。でも、心にわだかまりを持つ息子は、なかなか素直になれません。元映画監督(米倉斉加年)が清一と岡野澄子の架け橋になって、家族を見守ってきたと言う役どころが、伏線かな。意を決した清一が母の借りている住まいを訪ねると、すでに母の姿は無く、金沢へ帰ったとのこと。急いで後を追いかけて行きます・・・。駅に向かう途中で母に追いつき、綺麗な夕焼けの中でこれまでのことを話すうちに母子の心の溝が埋まってゆくのです。母の熱い涙(ほんものの涙でしたよ)。いやあ、見せてくれますね。ドラマのストーリ展開さながらに実際にも二度と出来ないかも知れないと言うお二人の心意気がぴったりと一致しております。大詰めまではお笑い系の展開でしたが、さすがに最後は、森光子の目にきらりと光るものが溢れて、場内のあちこち涙でございました。この場面を作るために展開してきたとも思えるほど、一気に盛り上がりました。筋書きにも、この最後の場面は、記述されておりませんので、ここだけはきちんと書いておきました。これ以外のところは覚えていなくても十分だと言えるのですが、それでは他のところはどうでもいいのかと言うことになってしまいますから、ちょっとだけ・・・。彌十郎、亀蔵、扇雀といった歌舞伎役者陣が清一(勘三郎)の幼馴染として濃い芝居を見せ、佐藤B作もすごい存在感でコメディシーンのテンションも高かったこと。クレージーキャッツの歌でミュージカル仕立ての賑やかな場面を取り入れたり、扇雀がいつでも夢をなんか歌ったりと30年代のナツメロも。ほんのちょっとですが、勘太郎も新聞配達の少年で出てきまして、勘三郎との掛け合いの間合いもお見事。「親の顔が見てえ」と言う清一(勘三郎)に、すかざず「親は人に見せられるような顔ではない」とか・・・。豆腐作りの道具でぴしゃりと頭をたたかれ、痛そうでしたよ~。トリスバーみよしの店主の娘(大和田美帆)が可愛いです。(あくまで個人的見解であることをお断りしておきます)懐かしの昭和30年代(団塊の世代にとって)、トリスを飲んでハワイに行こうとか、忍びの者、モスラ、用心棒などの映画ポスターが背景に張られていまして、あの時代を生きてきたことをふっと振り返ることが出来ました。テレビドラマの「おかみさん時間ですよ」でほぼ毎週見ていた時期がありまして、あのころと少しも変わらない森光子の姿に感服いたしました。有名な放浪記は、初演以来46年間で、積み上げられた上演回数は今日までで1858回。来年の2月23日の公演で前人未踏の1900回を目指して、頑張っていただきたいものでございます。11月7日にオープンする、シアタークリエは、こちら。
2007年10月26日
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ついに、歌舞伎にもラスベガスのイリュージョンが登場するみたいですよ。歌舞伎で空中浮遊って、いったい何だ。つい先日、新橋演舞場で見つけた初春花形歌舞伎公演の「通し狂言 雷神不動北山櫻」で、海老蔵が空中浮遊をするようです。宙乗りとは違うのでしょうね。それにしましても、新しい時代の團十郎を目指すと言う、海老蔵の心意気が良いです。詳しくは、
2007年10月25日
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夜の部は先週(10月16日)の観劇でございましたので、記憶が忘却のかなたに飛んでいるかもしれません。(^.^)夜の部 10月16日観劇一、通し狂言 怪談 牡丹燈籠(かいだん ぼたんどうろう)第一幕 大川の船 高座 新三郎の家 平左衛門の屋敷 伴蔵の住居 高座 伴蔵の住居 萩原家の裏手 新三郎の家 第二幕 野州栗橋の宿はずれ 高座 関口屋の店 同 夜更け 夜の土手の道 幸手堤主な配役伴蔵 仁左衛門三遊亭円朝・船頭・馬子久蔵 三津五郎萩原新三郎 愛之助お露 七之助女中お竹・酌婦お梅 壱太郎お米 吉之丞お国 吉 弥飯島平左衛門 竹三郎宮野辺源次郎 錦之助お峰 玉三郎【みどころ】浪人萩原新三郎(愛之助)に恋い焦がれて死んだ旗本飯島平左衛門の娘お露(七之助)は乳母のお米(吉之丞)と、毎夜新三郎のもとを訪ねてきます。 二人が幽霊であることを知り、金無垢の海音如来と護符で身を守る新三郎。お米は下男の伴蔵(仁左衛門)に、お札を剥がして欲しいと頼みます。 世話になっている新三郎を殺させるわけにもいかず、幽霊の祟りも恐ろしいと伴蔵が迷っていると、女房のお峰(玉三郎)は、百両をもらって取引をするよう、伴蔵をけしかけます。伴蔵が百両と引き換えに如来像をすり替え護符を剥がすと、新三郎はお露の幽霊に取り殺されたのでした〈第一幕〉。 一年後。伴蔵とお峰は江戸から逃げ、故郷の栗橋で商売を営んでいます。一方、愛人の旗本宮野辺源次郎(錦之助)に平左衛門(竹三郎)を殺させた平左衛門の愛妾お国(吉弥)は、栗橋で物乞い暮らしをしていましたが、今は茶屋笹屋で女中をし、さらに伴蔵の妾となって、源次郎との生活を支えています。 そんなある日。笹屋に入った若い奉公人お梅(壱太郎)の素性を知って、お国はぞっとします。お梅は、お国と源次郎が平左衛門とともに殺してしまった、お竹の実妹だったのです。しかも今日は、お竹の一周忌。その夜、乱れ飛ぶ蛍の群れにまぎれて源次郎は発狂。お国ともども自らの刃で息絶えます。 伴蔵とお国の仲に嫉妬して、怒り心頭のお峰ですが、今夜は伴蔵にもてなされて上機嫌。しかしふとお峰が振り向くと、刀を振りかざした伴蔵が立っていました〈第二幕〉。 カラン、コロンという下駄の音を響かせ、牡丹燈籠を手に現れる女の幽霊。中国の説話をもとにしながら、幽霊よりも人間の業の恐ろしさを描く、三遊亭円朝の怪談噺。円朝(三津五郎)が登場して物語をすすめる大西信行脚本版を、仁左衛門と玉三郎が十八年ぶりに上演する話題作です。【印象記】歌舞伎ですが、文学座公演に用いられた脚本を元にしておりますので、三組の男女の物語が織り成す人間ドラマとでも言えるでしょう。怪談と言う意味では、お露(七之助。昼は新橋演舞場に出演)、お米(吉之丞)の幽霊が登場するのが怪談場面です。本物の幽霊は見たことはありませんけど、もしいるとしたら、お米のようなのではないかなァと思わせるくらい、お米は絶品でした。第一幕の最後、幽霊からせしめた百両のお金を、お峰(玉三郎)が「ちゅうちゅうちゅう、たこかいな~」と数え続ける声が、延々と続き、盆が回って、姿が消えても声が聞えてましたね。三遊亭円朝の落語によるお話も三津五郎が本職かと思わせるくらいの熱演です。また、三津五郎演ずる馬子久蔵も人の良い馬子で、お峰から酒とおお小遣いにつられて、ついうっかりと夫の伴蔵(仁左衛門)の浮気の様子を全てばらしてしまうはめになるなど、ここらへんの駆け引きは、いつの世も女性が一枚も二枚も上手でございます。久蔵が「歌舞伎座へ行き吉兆で食事をすると高いから」とか何とか言って、お小遣いをもらって喜んでましたっけ。さあて、こうなると、もう後はお峰のペースでして、何も知らないと思っている夫の伴蔵を問い詰めて行く場面は・・・。いずれにしましても、悪事の報いで三組の男女がそれぞれの事情で死んだりしてゆくと言うお話でして、幽霊よりも怖いのは人間のほうですね。なぜか、この日の3階席は、いつもより男性の姿が多かったです。二、 奴道成寺(やっこどうじょうじ)配役白拍子花子実は狂言師左近 三津五郎所化 亀鶴、薪車、萬太郎、巳之助、壱太郎、新悟、尾上右近、隼人、小吉、【みどころ】紀州道成寺の鐘供養に美しい白拍子が現れ、舞を舞いますが、烏帽子が落ちて男性の狂言師左近(三津五郎)であることが判ります。そして所化たちの所望に従い、左近は軽快な踊りを次々と披露していきます。男が『道成寺』を踊るという趣向が楽しく、『娘道成寺』の見せ場である「恋の手習い」を、三つ面(おかめ、お大尽、ひょっとこ)を瞬時に付け替えて、廓の遊女と客と太鼓持ちの様子を巧みに踊り分けます。 坂東家の家の芸でもあり、踊り巧者三津五郎の舞台をお楽しみください。【印象記】舞踊に関しては、ど素人ですのですので、パスします。ただ言えることは、昼の部と比べ、拝見した日の鳴り物がいまいちのようでした。以上、今月の歌舞伎座の記録でした。幽霊が出そうな夜の歌舞伎座ですが、デジカメで夜景を綺麗に撮影する方法を調べなきゃ。
2007年10月24日
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今月は、初めて歌舞伎を見る方などの引率もありましたので、変則的な日程になってしまいました。いつもは、同じ日に昼夜通して見てしまうのですが、2回に分けて見てまいりました。毎度、歌舞伎美人さんから「みどころ」などをお借りしまして、記録としておきます。芸術祭十月大歌舞伎昼の部 10月23日観劇 一、赤い陣羽織(あかいじんばおり)主な配役お代官 翫 雀女房 孝太郎お代官の子分 亀 鶴お代官の奥方 吉 弥おやじ 錦之助【みどころ】風采はあがらないが人のいい百姓のおやじ(錦之助)と、美人で気だても頭もいい、出来すぎた女房(孝太郎)。不釣り合いながら仲のよい夫婦の前に、顔がおやじによく似た土地のお代官(翫雀)が現れ、おやじを捕らえると、その隙にかねてから岡惚れしていた女房をわがものにしようとします。やっと逃げ出したおやじが家に戻ってきてみると、炉端に、いつもお代官が着ている赤い陣羽織が脱ぎ捨てられているではありませんか。ついに女房は…と思い込んだおやじは、今度は自分がこの赤い陣羽織を着てお代官になりすまし、その奥方を襲って復讐を遂げようとします。 木下順二の民話劇をもとにした楽しい舞台。ほのぼのとした、暖かい時間が流れます。【印象記】日本の民話かと思いましたら、スペインの作品「三角帽子」を翻案したものだそうです。民衆が権力者をひっくり返すと言う、日本の民話には無いテーマでもありました。まずは、美人で気だても頭もいい、出来すぎた女房(孝太郎)でございます。顔がおやじ(錦之助)によく似た土地のお代官(翫雀)とのことでしたが、眉と猫背はともかく、他は似ていませんけど、そこは、お芝居ということで・・・。それにしましても、馬の孫太郎、どなたが中に入られているか知る術もありませんが、夫婦の会話やら登場人物の動きに合わせて、実に良くこまめにしぐさをしておりました。是政に(東京競馬場のある府中市の町名ではありません)名馬でございます。二、恋飛脚大和往来(こいびきゃくやまとおうらい)封印切 新口村主な配役亀屋忠兵衛 藤十郎傾城梅川 時 蔵丹波屋八右衛門 三津五郎忠三郎女房 竹三郎槌屋治右衛門 歌 六井筒屋おえん 秀太郎孫右衛門 我 當【みどころ】大坂新町の槌屋抱えの遊女梅川(時蔵)は、茶屋の女房おえん(秀太郎)に呼ばれても浮かぬ顔。飛脚問屋の養子忠兵衛(藤十郎)と言い交わした仲なのに、忠兵衛は身請けの手付金を払ったものの、後金を工面できずにいるところへ、飛脚仲間の丹波屋八右衛門(三津五郎)が、梅川を身請けすると言い出したのです。 槌屋の主人治右衛門(歌六)の説得にも耳を貸さず、忠兵衛との愛を貫こうとする梅川。そこへ八右衛門が現れ、忠兵衛への悪口雑言を繰り広げます。隠れて一部始終を聞いていた忠兵衛は思わずカッとして、屋敷へ届けるはずの為替の金の封印を切ってしまいます。公金横領の大罪を犯した忠兵衛は梅川を身請けして死出の旅に出るのでした〈「封印切」〉。 二人は忠兵衛の生まれ故郷、新口村にやって来ます。梅川が、身を隠す忠兵衛とその父孫右衛門(我當)の間を取り持ち、父子の対面がかなったのもつかの間、追われる二人は降りしきる雪の中に消えて行きます〈「新口村」〉。 言わずと知れた藤十郎の当たり役。襲名後、歌舞伎座では初の上演となります。上方和事の名作をたっぷりとお楽しみ下さい。【印象記】藤十郎の当たり役であり、襲名後、歌舞伎座では初の上演とのこと。上方和事は拝見する機会が少なくて、あまり、得意分野ではないのですが、今回の舞台を拝見しまして、上方和事も分かり易くて、みどころを押さえれば、楽しめることが分かりました。今回は、公金の封印を切ってしまったことから、死出の旅に出る場面が成駒屋型と言うそうで、二人で出かけるのではなく、梅川を先に行かせてから忠兵衛が後を追いかけるように出かけるものでした。二幕目の新口村と言うのも、雪が舞う中での名場面だそうで、孫右衛門(我當)と忠兵衛(藤十郎)と梅川(時蔵)らの白熱の演技もあって、親子の情愛の深さや、逃げ延びることが出来るのかと言う緊迫した場面に、ほろりとさせられました。三、羽衣(はごろも)配役天女 玉三郎伯竜 愛之助【みどころ】海辺に舞い降りた天女(玉三郎)と、松の木にかかるその天の羽衣を手にした漁師伯竜(愛之助)の二人が織りなす舞踊。伯竜は美保の松原で、松に美しい衣が掛かっているのを見つけ、持ち帰ろうとします。するとそこへ美しい天女が現れ、自分の衣を返して欲しいと訴えるのでした。 「羽衣伝説」をもとに、能の風情も取り入れた、新たな振り付けによる舞台にご期待下さい。【印象記】歌舞伎座では初上演。「能の風情も取り入れた」と言うように、後半は、お囃子方の演奏も笛と鼓、太鼓だけのも能楽さながらの振り付けでございました。笛がすごかったです。では続いての夜の部は、次の日記にてまとめます。
2007年10月24日
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今朝は携帯に1件のメールが入りまして、お出かけは中止でした。幸い、終日好天に恵まれましたので、用件が片付いてから小さい秋を見つけにぶらりと散歩に・・・。因幡の白うさぎもお世話になった蒲の穂が秋の日差しに輝いてました。それにしましても、見事な雑草の刈り込み方で、蒲の穂の部分だけ、残してありました。いまどきのお子さんはもとより、お若いお母さん方は、因幡の白うさぎのお話をご存知なのでしょうか。絵本やアニメでこんなものがあります。こことか、ここです。(絵本の読み聞かせは、ききみみやのジェリさんや、カプちゃんさんたちの専門ですからお任せしておきましょう。)さて、10月は古来より、神無月(かんなづき)と言っていますが、これは10月に日本中の神様が、出雲の国(現在の島根県)に集まり会議を開き、他の国には神様が居なくなってしまうことからそう呼ばれてきました。神様の集まる出雲の国では反対に10月は神在月(かみありづき)だそうです。そりゃ、そうだ。旧暦の10月のことなので、現在の暦とは少し時期がずれてますけどね。近年は、秋になるとキリスト教の行事であるハロウィンなるものがもてはやされておりますけど、日本のことにも目を向けてみたいものです。で、この神様の会議って「大国主神が日本の国土を開発した神様でその時自分の息子や娘を各地に配置し、その地を管理させたことに由来します。子供たちは年に1度出雲の国に戻り、父親である大国主神にその年の出来事を報告し、来年の予定を打ち合わせするようになったのです。後に大国主神系以外の天照大神系の神様も出雲へ来るようになりました。」と言う解説が見つかりました。一つお利口さんになったような気がします。出雲には、もうひとつ、大事なことがありまして、どちらかと言うと、このお話のほうが自分的には、関心度が高いのです。それは、出雲の阿国なくして語れない、歌舞伎のお話です。長年地元で企画、検討されてきた、阿国の生誕地の芝居小屋「出雲阿国座」が実現するということです。中國新聞(外国ではありません、日本の中国地方のことですよ)10月3日の記事は、こちら。阿国の芝居小屋で基本設計歌舞伎の始祖・出雲の阿国の生誕地とされる出雲市大社町で市が計画している芝居小屋「出雲阿国座」の基本設計がまとまった。2009年秋のオープンを目指す。出雲市の計画書を見るには、こちらへ。(PDFです)秋の深まる日々、明日からまた頑張りましょう。
2007年10月21日
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修悦体っていうんですね~!ふだん何気なく見たことはあるのですが、JR東日本の新宿駅で工事をしていたとき、工事現場の案内表示がとても分かり易く、記憶に鮮やかに残っておりました。とても見やすいでした!実は、ガムテープでできていた事すら知らず、構内の案内や警備をする警備員さんが始めたのだそうです。どんな文字かは、こちらを見てください。『10月21日日曜、お台場でガムテープで案内文字「修悦体」を作る、佐藤修悦さんのイベントを行います』サイトは、ここです。ガムテープ案内文字「修悦体」とは一体なんなのか!そして、駅構内をガムテ文字でわかりやすく、かつ美術館化する男の頭の中とは!佐藤さんの仕事を振り返りつつ、今までの作品を鑑賞+ご本人を招いた実演(予定)を行います。いやはや、出かける前に、JR東日本の駅ビルやエキナカの中にあるお店などもチェックしとかなければ・・・。
2007年10月20日
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昨日、新橋演舞場にて拝見したのですが、2008年正月公演が「花形歌舞伎」です。市川海老蔵で、通し狂言『雷神不動北山桜』(なるかみふどうきたやまざくら)。初演は寛保二年。『雷神不動北山桜』において、鳴神は当初、「毛抜」・「不動」と共に長編の中の一部として演じられていたとのこと。ちなみに、「毛抜」が三段目、「鳴神」は四段目、「不動」は五段目です。国立劇場でも四幕七場の通し狂言で上演されたことがあったようですよ。どのようになるのか、またまた、楽しみです。初段から紹介されているサイトがありましたので、こちらにリンクさせていただきます。
2007年10月17日
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本日は、仕事ではありませんで、何だか慣れないことをしまして、気疲れのした一日になりましたが、終ってみれば、喜ばれたこともありまして、ほっといたしました。初めて歌舞伎を見る方や初心者の方、ベテランまで総勢6名の方がご一緒にとのことでございまして、自分だけは3階席で、こちらの6名は1階席を確保してあげましたのです。何とか開演30分前までに無事に新橋演舞場前で待ち合わせできました。イヤホンガイドを借りたり、お昼のお弁当を買ったりてんやわんやでして、お席に着いたことを確認してから、自分のいつもの席に行くなど、添乗員みたいな朝です。では、では、どんな演目だったかなど、歌舞伎美人から、お借りしまして、簡単に自分の記録にしておきます。【昼の部】一、平家女護島 俊寛(しゅんかん)俊寛僧都 勘三郎丹波少将成経 勘太郎海女千鳥 七之助平判官康頼 亀 蔵瀬尾太郎兼康 彌十郎丹左衛門尉基康 扇 雀≪みどころ≫ 都から南海の孤島である鬼界ヶ島に流された俊寛は、丹波少将成経、平判官康頼と共に、その日暮らしの生活を送っていました。ある日、成経が島に住む海女の千鳥と夫婦になったという嬉しい知らせが飛び込んできます。二人の結婚を喜び、ささやかながら、皆で祝いの宴を開いていると、一隻の赦免船が島に到着しました。使者として船から降りた丹左衛門基康と瀬尾太郎兼康は俊寛たちに赦免の旨を伝えます。島から出られると一同喜び合いますが、千鳥だけは乗船が許されません。俊寛は、千鳥を自分の代わりに都へ向かわせる決心をし、ある行動を起こします…。 先代ゆずりの当たり役『俊寛』を、当代勘三郎が本公演では十三年ぶりに演じる必見の舞台。観る者の心を打つ、人間ドラマともいえる感動の名作を、丹左衛門の扇雀、瀬尾の彌十郎、康頼の亀蔵、成経の勘太郎、千鳥の七之助と好配役を得て、余すところなくご覧に入れます。≪印象記≫先代勘三郎最後の演目だったそうで、その時に先代がお体を悪くされて休演したので、当時の勘九郎が代演したそうです。その後、鹿児島県のほうの島で演じたり、ゆかりの演目なんでしょうね。実際、今月は俊寛月間でして、国立劇場(幸四郎)、前進座(梅之助)らが俊寛を上演しております。残念ながら前進座は予定を取っておりませんが、すでに国立劇場は拝見して参りました。見比べると言う意味ではよろしいかとも思いましたが、やはり、歌舞伎は演じる一座によりまして、如何様にも変化を付けられるということを実感いたしました。第一印象は、とてもお若い俊寛と言うことです。歴史上も30代半ばだったそうですから、当然お若いのですから、史実に近いと言えるのでしょうか。赦免されて都に帰ることになり、船に千鳥も乗せることを懇願した際の車座になって千鳥を守る場面が、ありましたのが印象的です。敵役の瀬尾(彌十郎)も手に入ったお役になりつつあるようです。そして、大詰めの船が出て行く場面で船の綱は船の上に仕舞い、綱を追いかけたり綱にすがりつく場面はありません。でもでも、その後の船を見送り、「お~ィ」と手を振る場面が3回くらいありまして、次第に気持ちが高まり、最後の岩の上から転げ落ちそうになるくらいの勢いで、遠くに去り行く船を見つめるまでは、これまでに拝見した中でも一番、盛り上がりを感じました。義太夫は、あの、清太夫でございまして、息のあった展開でした。二、連獅子(れんじし)狂言師後に親獅子の精 勘三郎狂言師後に仔獅子の精 勘太郎狂言師後に仔獅子の精 七之助僧蓮念 亀 蔵僧遍念 彌十郎≪みどころ≫ 親獅子が仔獅子を鍛えるために、千尋の谷に突き落とすという故事。三人の狂言師が天竺の霊地、清涼山にある石橋にちなんだ、この故事を踊ります。間狂言の「宗論」を挟んでの後半は、満開の牡丹が咲き誇る中、三人が勇猛な白頭と赤頭の獅子の精となって現れ、長い毛を勇ましく振り、獅子の狂いを見せます。 先代と当代が共演した舞台が今も語り草になっている『連獅子』。現勘三郎が子息の勘太郎、七之助と共に何度も手掛けている親子三人で踊る『連獅子』は、先般のニューヨーク公演の初日にも上演されました。ますます息の合った迫力あふれる舞台を存分にお楽しみ下さい。≪印象記≫シネマ歌舞伎に撮影されるようでして、映画監督の山田洋二さんが二階の上手にて台本を手にして見ておりました。さて、本日の一押し演目でしたし、まことにお見事でございました。いつもながらの伝左衛門の鼓と言い、長唄連中と言い、中村屋親子の連獅子を大いに盛り上げてくださいました。自分の中では、篠笛が良かったと感じました。ご一緒に行かれた6名の方も、中村屋親子3人が見事に揃った毛振りなど、拍手しっぱなしで、手が痛くなったとのことです。もう、これ以上のことは書けないほどのものでございます。三、人情噺文七元結(にんじょうばなしぶんしちもっとい)三遊亭円朝 口演榎戸賢治 作山田洋次 補綴落語三遊派宗家 監修左官長兵衛 勘三郎女房お兼 扇 雀手代文七 勘太郎お久 芝のぶ鳶頭伊兵衛 亀 蔵和泉屋清兵衛 彌十郎角海老女房お駒 芝 翫≪みどころ≫ 本所割下水に住む左官の長兵衛は、腕は立つし、人柄もいいのですが、困ったことに大の博打好き。女房のお兼とはいつも喧嘩ばかりです。そんな状況を見かねた娘のお久は、両親のために吉原に身を売る決心をします。事情を察した吉原の妓楼角海老の女房お駒は長兵衛を呼び出し、お久のためにも心根を入れ替えて仕事に精を出すように諭し、五十両の金を貸し与えます。孝行娘の想いにすっかり目が覚めた長兵衛は、大金を懐に家路に着きますが、その途中、大川端で、店の売上金を無くした申し訳なさから、身投げをしようとしている若い男を見かけます。この窮状を気の毒に思った長兵衛は…。 三遊亭円朝が口演した人情噺が原作の世話物の名作。今回は映画界の巨匠、山田洋次監督が補綴を手掛け、人間味あふれる長兵衛の勘三郎をはじめ、お兼に扇雀、和泉屋清兵衛に彌十郎、伊兵衛に亀蔵、文七に勘太郎、そして角海老女房お駒には芝翫が出演と華やかで充実した顔ぶれが揃います。≪印象記≫面白い!さすがに三遊亭円朝の人情噺が原作の世話物だけありまして、笑いあり、涙ありでございます。長兵衛(勘三郎)が角海老女房お駒(芝翫)に諭されるところなんぞは、実生活を彷彿とさせますね。お駒の台詞回しが、何となく歌舞伎チャンネルで見た事のある歌右衛門の台詞回しと似ておりましたよ。川に身投げをしようとする手代文七(勘太郎)を救う長兵衛(勘三郎)が本気で文七を投げ飛ばしたり、殴ったりと、実の親子ならではの迫真の演技でした。投げ飛ばされた文七、「痛いじゃありませんか、怪我したらどうするのですか」とは、良く言ったものです。お久(芝のぶ)が、貧しい身なりの娘から、見違えるような姿になったり、どちらも好演ですね。少ない台詞ながらも、小山三さんが、花魁のお役で出ておりまして、とても存在感がありましたね。いつまでもお元気な姿を見せてください。長兵衛の女房お兼(扇雀)が、いかにも下町の長屋に出てきそうな実直で人の良さそうな女房であり、尚且つおかしさをも上手く表現しておりまして、皆さん一人一人の持ち味を出し合い、ハッピーエンドまで盛り上げておりました。幸せな気分で、最後をしめくくる、良い一日でございました。実は、この日は新橋は夜の部がありませんので、自分は、夜の部は歌舞伎座へと向かったのです。こちらのほうは、昼夜を合わせてまとめますので、また後日。お後が宜しいようで・・・・。(昼夜ともに三遊亭円朝づくしでしたァ~)
2007年10月16日
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14日、夜、フジテレビで放送された「市川海老蔵・宿命と苦悩の物語」を見ました。21歳の反抗は、いかにものすごいプレッシャーであったか、想像を絶するものがあったのでしょう。年齢的にも、仕事が終れば帰りに仲間とカラオケに行ったり、飲み屋に行ったりするようなのが普通の年代ですよね。それが、成田屋の看板を背負う運命の子であるが故に、お家の芸で歌舞伎十八番の一つである勧進帳の弁慶と言う大役を21歳でこなさなければならないとあれば、うなずけるものがありました。歌舞伎にはもともと楽しませる要素があったのだから、伝統を守りながら現代でも分かり易くしたい、と言う、海老蔵。パリ・オペラ座で初めての歌舞伎公演と言う目標を達成したあと、次の目標は團十郎だと、きっぱりと言い切ってましたね。ますます、今後の活躍に期待しております。成田屋~!
2007年10月14日
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すっかり秋らしくなり、そこはかとなく近所の金木犀の花の香りが漂っております。来週には、義姉の姉妹やら友達など総勢6名が新橋演舞場にて勘三郎奮闘公演を観ることになっておりまして、初めて行く方に交通機関やら待ち合わせ場所やらの連絡に追われておりました。6名中4名が冥土の土産に一度は歌舞伎を観たいと言うわけですから、年齢も年齢でございます。座席のほうは、1階のとちり席を確保してあげましたのですが、一番の難儀は、30分の幕間での昼食と言うわけで、演舞場などのサイトを調べて連絡してあげましたけれども結論は当日に持越しです。果たしてどうなることか、ヤレヤレ。(引率はしません。自分はいつもの3階席から声を出す予定です)サイトを見ておりましたら、すでに歌舞伎座も年末の演目や出演者が出ておりました。東京に残り、国立劇場に出演なさらない方による座組みになっております。しかしながら、この座組みでも、十分に面白そうでございます。昼の部の鬼揃紅葉狩で玉三郎と海老蔵、夜の部の寺子屋で勘三郎の松王丸と海老蔵の武部源蔵、ふるあめりかに袖はぬらさじで、玉三郎のお園と勘三郎の岩亀楼主人が自分の中では注目です。 十二月大歌舞伎平成19年12月2日(日)~26日(水)昼の部一、鎌倉三代記(かまくらさんだいき) 絹川村閑居の場佐々木高綱 三津五郎三浦之助義村 橋之助時姫 福助二、鬼揃紅葉狩(おにぞろいもみじがり)鬼女 玉三郎山神 勘太郎鬼女 門之助 同 吉弥 同 笑也 同 笑三郎 同 春猿従者 猿弥従者 右近平維茂 海老蔵三、水天宮利生深川(すいてんぐうめぐみのふかがわ) 筆屋幸兵衛 浄瑠璃「風狂川辺の芽柳」船津幸兵衛 勘三郎車夫三五郎 橋之助巡査民尾保守 獅童萩原妻おむら 福助夜の部一、菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ) 寺子屋松王丸 勘三郎武部源蔵 海老蔵戸浪 勘太郎千代 福助二、粟餅(あわもち)杵造 三津五郎臼造 橋之助三、ふるあめりかに袖はぬらさじ(ふるあめりかにそではぬらさじ)お園 玉三郎藤吉 獅童亀遊 七之助マリア 福助浪人客佐藤 海老蔵イリウス 彌十郎浪人客堂前 右近幇間和中 猿弥芸者奴 笑三郎芸者太郎 春猿思誠塾多賀谷 段治郎思誠塾飯塚 勘太郎思誠塾松本 門之助思誠塾小山 橋之助思誠塾岡田 三津五郎岩亀楼主人 勘三郎なんだか、歌舞伎座で久しぶりに出てくる名前も出ておりまして、これも見ものです。
2007年10月14日
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明日、14日の日曜日にフジテレビ系列で11代目市川海老蔵を長期取材したドキュメンタリー番組が放送されるそうです。放送日時:10月14日(日)22:00~23:15(フジテレビ)フジテレビサイトの番組表にある「MOVIE」をクリックすると小さい予告編画面も見られます。--------------------------------みどころ日本の伝統芸能、歌舞伎の世界で今最も将来を期待されている男・市川海老蔵(29)。この男に対する世間のイメージは様々だ。「歌舞伎界一のモテ男」「やんちゃ」「わがまま」「生意気」…そして、マスコミを賑わすスキャンダルの数々。しかし、彼の人生は葛藤の連続だった。生まれながらにして歌舞伎界の伝統ある名を継ぐことを宿命づけられていた海老蔵は、幼い時からその運命に反発し続け、歌舞伎の世界から逃げだそうともしていたのだ。そんな海老蔵が今、歌舞伎に目覚め、大いなる闘いに挑んでいる。「歌舞伎を世界に通用するアートにしたい!」そして、今カメラの前で初めて、その胸の内を語った。この番組だけに明かされた海老蔵の意外な素顔、本音、芸への思い、苦悩…。そして、パリ・オペラ座公演の舞台裏。話題の男、市川海老蔵とは一体何者なのか。長期取材で見えてきたそのすべてに迫る。--------------------------------------歌舞伎ファンのみならず、成田屋の御曹司がどれだけの重圧の中でお家の芸風を引き継いで歌舞伎を世界に通用するものにしてゆこうとしているのか、一見の価値はあるかもしれませんね。サイトは、こちら。
2007年10月13日
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昨日は、三連休の引きこもり仕事を終えて作成データなどなどを提出した後、夕方の予定時間までしばし行方不明と言うことにしまして、半蔵門の国立劇場に出かけました。平成19年度(第62回)文化庁芸術祭主催と言うことで、10月歌舞伎公演「平家女護島」、「昔語黄鳥墳(むかしがたりうぐいすづか)」を上演しております。3階席でも一番後ろの良いところが空いているのを確認しておきましたから、なかなかナイスなお席でした。平家女護島-俊寛と言うのは、近松門左衛門の作で、平家全盛の時代に平清盛の横暴に苦しむ人々や清盛が怨念に取り憑かれて亡くなるまでを描いた全五段の時代物です。かなり早い時期から、もっぱら、二段目の「鬼界ケ島」だけが上演されるようになっていたようで、自分もこれしか見た事がありませんでした。歌舞伎においては、近代的な洗練さを加えた初代中村吉右衛門の優れた演技・演出が踏襲されているそうです。今回は、清盛館を付けての上演でして、お話のつながりが分かり、理解がさらに深まりました。清盛館では、俊寛の妻が清盛の横恋慕から身を守るために、自害するのですが、それを助ける能登守教経との心の交流が描かれた一幕です。なるほど、鬼界ケ島の場を見るのは3回目くらいですが、その前の場で鬼界ケ島に流された俊寛が愛する妻は、すでに亡くなっていることを知ってしまうと、俊寛の嘆き悲しみ、怒りなどなどについて、話が分かり易いかもしれません。知って見るのと、知らずに見るのでは、かなり違うものです。俊寛は、赦免をされたにも関わらず、帰っても最愛の妻はいないのですし、島の娘と丹波少将成経の婚儀をした後でもありまして、悲しみと平家の役人に対する怒り、憎しみに、ついに役人を切りつけて、止めをさしてしまい、自分が罪人として島に残るから島の娘を船に乗せてもらうことになったわけです。この一連の場面が、危うく床に落ちそうになるくらいの竹元喜太夫の浄瑠璃に乗って、繰り広げられました。泣きの何とかと言われているらしい幸四郎ですが、今回の場面を拝見する限り、泣き過ぎることはなく、むしろ、じっと運命を受け入れて、耐え忍び、過酷な島の生活を続ける覚悟が感じられたと言えるでしょう。(つまり、残されるのではなくて、自ら残るということ)船が出た後、3回ほど「お~い」と船に向かって手をふる場面もきちんと見ると、そのつど、立つ位置が変わり、船を見送る角度が変わるので、いかにも船が先へ先へと進んでゆくのがわかりますし、ラストシーンで浪布や回り舞台を使った演出が生きてくるのですね。いや~、歌舞伎っていいですね。(どこかの映画解説者みたいだなァ~)続いての演目が、何と78年ぶりに復活上演されるものだそうですが、主役の染五郎にあってました。奈河彰輔=監修国立劇場文芸課=補綴昔語黄鳥墳(むかしがたりうぐいすづか)-うぐいす塚- 三幕六場 国立劇場美術係=美術 序 幕 天満天神の場 二幕目 長柄長者屋敷の場 淀川堤の場 大 詰 長柄長者屋敷奥座敷の場 同 奥庭の場 草土手の場もとは、文化8年(1811年)に出版された「長柄長者絵本鶯塚」で、仇討ちものなのだそうです。舞台は、長柄長者の娘・梅ケ枝が可愛がる鶯「唐琴」の危機を救った前髪の美少年・佐々木源之助がとの出会いから始まりました。染五郎が主人公である前髪の美少年「佐々木源之助」と、破壊僧「大仁坊」の全く異なる二役で、早替わりと吹き替えによる立ち回りの場面なんか、どちらが染五郎か訳が分からなくなっていましました。ホントにあっという間の早替わりでございました。もう1人の主役とも言える梅ケ枝が可愛がっていた鶯、「唐琴」が様々な飛び方をしておりまして、双眼鏡で追いかけてしまいましたよ。(何を見てんだかなァ~)ラストは、この鶯が飼い主である梅ケ枝の身代わりになってくれていたと言うことでして、ハッピーエンド。(歌舞伎には珍しいかな)ホントに、歌舞伎っていいですね。詳しい筋書きは、こちら。10月27日(土)までです。ちなみに、掛け声は二人しかおりませんでした。
2007年10月10日
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三連休の最終日・・・・。相変わらずの自宅仕事・・・・・。ひきこもりって、こんな風なのだろうか・・・・。やんなった。でもって、歌舞伎チャンネルなどを見ながら・・・・。気が散るのは、さておいて、非現実的空間に身を置いているつもりになれるだけでも、気分は変わるものですね。(^.^)夜になって、大顔合わせの「弁天娘女男白浪」が始まってしまって、ず~っと釘付けです。「知らざァ~、言って聞かせやしょう~」、音羽屋~、待ってました~。アハハハハ~、仕事なんか捗らないじゃん。タイトルが正しくは、歌舞伎チャンネルの合間に仕事だよ。明日の朝までに仕上げて、明日は、昼前後に行方不明になって、ちょこっと半蔵門に行ってくるとしましょう。(お~い、なんて呼ばれるかな?)さあ、もう少し頑張るか。
2007年10月08日
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三連休の真ん中、好転に恵まれたのに、終日こもりっきりでしたァ・・・・。いえ、別に引きこもりになったのではありません・・・・。昨日からの自宅での仕事の続きみたいな一日でございました・・・。昨日、購入した演劇界もまだ読んでません・・・・。何ともまあ、だらだらと続けてしまったものです・・・・。やっと、夜になって気分転換にテレビで大河ドラマを見ておりましたら、ほんの一寸の場面でしたが、武田晴信役の市川亀治郎の父親である市川段四郎が、後奈良天皇のお役で出演しておりました。台詞は無かったのですが、拝謁を許された長尾影虎の挨拶に軽くうなずくだけの姿にも、重々しい演技を見せておりました。テレビも見終わりまして、秋の夜長は虫の声の中を静かに更けて行くのでございます・・・・。もうちょい、仕事だなァ~。
2007年10月07日
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昨日が発売日でしたが、忙しくてお店も閉店した後の帰宅でしたから、買えなかったので、本日になった次第です。買ったはいいけど、夕方になってからまたまた、仕事のことで追いかけられまして、読むのはいつになるやら・・・・。とりあえず、ぱらっと見た部分では・・・。9月の舞台が写真で網羅されて、拝見していないものも雰囲気は楽しめますね。秋ということでして、紅葉狩りの舞台になった戸隠への旅をルポしていたのですが、如何にも鬼女が出てきそうな場面がありました。歌舞伎のことば事典と言う連載が始まり、今号は「あ行」の言葉。まだまだ知らない用語がありますので、これからも楽しみです。さてと、これから自宅でも仕事だァ~。演劇界のサイトから。(澤瀉一門の公演3題が欠落してます)◎歌舞伎を旅する 「紅葉狩」の舞台を訪ねて戸隠へ――――――徳永京子 美しく懐かしい芝居小屋への旅―――――――北崎二郎 全国の芝居小屋 地歌舞伎の町、中津川 ◎小道具ものがたり 「助六」の堆朱莨盆―――――――――湯川弘明 ◎小松成美の「今、この人に聞きたい」 九代目 中村福助 ◎俳優クローズアップ 四代目 坂田藤十郎 円熟、そして清新――――石橋健一郎 ◎初秋の舞台 ○歌舞伎座 ○松竹大歌舞伎 公文協西コース ○新橋演舞場 ○パルコ劇場 ○シアターコクーン ○大阪松竹座 ○中村勘太郎・中村七之助錦秋特別公演 ○ ○東京・大阪 夏の勉強会 ○国立小劇場 文楽 ◎劇評 歌舞伎座 昼の部―――――――――――上村以和於 歌舞伎座 夜の部―――――――――――水落 潔 松竹大歌舞伎 公文協西コース―――――木本公世 新橋演舞場――――――――――――――小玉祥子 パルコ劇場――――――――――――――安達英一 シアターコクーン―――――――――――犬丸 治 大阪松竹座――――――――――――――前田みつ恵 国立小劇場(文楽)――――――――――津田 類 東京 夏の勉強会―――――――――――半田和子 大阪 夏の勉強会―――――――――――坂東亜矢子 ◎新連載 歌舞伎のことば事典―――――――――富永保子 ◎連載 かぶき曼陀羅 黄金の耳かき――――――文・絵=河竹登志夫 ことばの華―心に届くセリフ 『土蜘』侍女胡蝶――――文=竹田真砂子 歌舞伎、のようなもの 江戸紫の見せ方―――――文・絵=中野翠 おででこめがね 歌舞伎と能―――――――文=高橋睦郎 お気に入り この一品 片岡秀太郎さん 口福のひとくち 中村翫雀さん 歌舞伎に溺れる 此処ぞ名にふる鈴の森――――絵・文=金子國義 戦後歌舞伎クロニクル――吉田千秋の視線 1965年――三兄弟競演と長男の死―――――――文=伊達なつめ 歌舞伎の意匠 隈取 梨園薫華艶 しばいのそのはなのいろどり 恋飛脚大和往来 片岡愛之助の忠兵衛―――――絵・文=榎その◎情報 今月の歌舞伎 見どころ 演劇界情報 家で楽しむ歌舞伎 私のこの一冊 ――橋本 治 テレビ・ラジオ放送ガイド はがき通信 見物席 資料 上演記録 8~9月 INFORMATION 11 次号予告
2007年10月06日
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