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鰺坂真氏を追悼します
哲学者の鰺坂真氏が1月6日に亡くなられたとのこと。
「しんぶん赤旗」(1月10日付)に訃報が掲載されました。
私などは最近、「弁証法について」学ぼうと、その学習を発信してきているんですが。
その学習の中で、哲学者・鰺坂真氏が書いた作品が参考になっていたんです。
三つの作品を紹介したいんですが。
1、ちょっと古いんですが、最初は、2015年4月22日付のブログです。
鰺坂真著『マルクス主義哲学の源流』(学習の友社)を読む | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
これはドイツ古典哲学の歴史的な発展のなかで、科学的社会主義の哲学がつくられたわけですが、鰺坂氏のこの著作は、カント、フィヒテ、シェリング、ヘーゲル、マルクスの哲学について、そのどれもが難解なものなんですが、鰺坂氏はそれらの原典そのものにあたって検討しているんですね。この努力が私などには参考になったんです。
2、二つ目は、これは共著ですが『ヘーゲル論理学入門』(有斐閣新書 1978年刊)
2021年5月31日付のブログですが。
現代日本の名著と思います-『ヘーゲル論理学入門』(有斐閣新書) 12 | みかんの木を育てる-四季の変化 - 楽天ブログ (rakuten.co.jp)
ヘーゲルから弁証法を学ぼうと知ると、『大論理学』と『小論理学』があるじゃないですか。これは『小論理学』を哲学者の数人がまとめられたものですが、なかなかの名著だと思うんですよ。というのはヘーゲルに関しては解説書はいろいろあると思うんですが、ヘーゲルの著作そのものにあたって、検討している著作というのは少ないと思うんです。あれこれのその人流の解釈を述べているものは沢山あるんですが、真摯にその著作そのものにあたって吟味した作品というのは少ないじゃないですか。この点で私などには「入門書」として参考になっているわけです。
3、これは「しんぶん赤旗」に掲載された小論ですが。
2020年12月18日付のブログで、鰺坂真「ヘーゲル誕生250周年によせて」丁度私などがヘーゲルを学習しているさなかに新聞に掲載されました。
もっと広い視野から、鰺坂氏の業績の全体像が、紹介されることを期待しているんですが。今を生きるものにとって、それが亡くなった方への感謝であり、何よりの追悼となるんじゃないでしょうか。責任でもあるんじゃないでしょうか。
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