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xxxx/11/30 野見山ツトム、久しぶりに電子猫を発売したストーンズ社へ行く。 (『天使猫のいる部屋』薄井ゆうじ ハルキ文庫 う-4-2)____________________________________ 野見山ツトム(たぶん28歳)は、海のさまざまな断面を描いた「海のスライス」 で、日本コンピュータ・グラフィックス大賞を受賞した。その授賞式で、ソフト ハウス・クエストの貝塚修の妻、さち子から、猫の手を描くことを依頼される。 ツトムは、この仕事を引き受ける。そして、猫の手の次は、猫の耳、しっぽと 次々と依頼された。依頼人の貝塚修(通称サム)と直接会うために、海岸沿いの 倉庫を改造した仕事場へ行くと、ペットとしての猫を作るためだと教えられた。 サムは、以前、大ヒットしたゲームを開発したスター・ゲームプログラマらしく、 その時の収入で現在の開発費をまかなっているようだった。その後、サムの 体調が悪化して、ツトムも仕事場に泊まりこんで一緒に仕事をするようになった。 「猫」が完成した後、サムは死に、以前サムがいたストーンズから「電子猫」と して発売された。しかし、「猫」には死も組み込まれていたので、飼い主からは 死なないようにしてほしいという要望があり、ツトムは協力を求められた。 そこで、サムの仕事場を久しぶりに訪ねると…… 「電子猫」は、PCやゲーム機のソフトではなく、たまごっちのような、独立した 単体の製品です。小説中で表現されているようなリアルさは、現実には、まだ、 実現不可能でしょう。たまごっちの発売が1996年なのに対して、この小説は、 1991年1月に発売されています。今なら、仮想の動物を飼育するというのは、 珍しくない発想ですが、発表当時は時代を先取りしていたことになります。 ところで、物語は、サムが残していったプログラムをツトムが見付けたことから 意外な展開になります。人間、のめりこむと…… (2002/11/30記)
Nov 30, 2005
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2012/11/28 「神の顔」が月面に現れる。 (『神は沈黙せず』山本弘 角川書店)____________________________________ まだ小学生だった和久良輔と優歌の兄妹は、1993年8月2日の平成五年八月豪雨で 両親を亡くし、別々の親戚の元で育った。優歌は、そのトラウマから、育ての 親にも心を開かず、神を信じず、友達も、中学で作文コンクールを切っ掛けに 親友になった葉月以外はできなかった。その後、大学を中退して、編集プロダ クションに入りライターになり、怪奇特集なども扱っていた。一方、良輔は大学 卒業後、「遺伝的アルゴリズム研究所」に入り、「ダーウィンズ・ガーデン」 という大ヒットゲームの開発にかかわった。彼の目標は自意識を持った人工知能 の開発だった。優歌はその後フリーライターになり、2009年1月9日には、弱冠 20歳の天才作家、加古沢黎のインタビューを行った。その後、2010年晩秋には、 UFOカルト〈昴の子ら〉の潜入取材を始め、12月31日の大異変の日が外れた後、 状況の悪化したキャンプを抜け出す時、ボルトが降ってくる現象に遭遇した。 (2011年1月22日)優歌は、神の存在を意識するようになった。 和久優歌が2033年4月に出した回想録という形式で物語られています。 優歌は、1994年8月30日が8歳の誕生日なので、1986年8月30日生まれということ になります。(加古沢黎は、1989年1月8日生まれ。)このほかにも日付は 山ほど出てきます。 超常現象についてもたくさん事例が出てきますが、ほかにも神に関する問答や、 人工知能の話など、半端な知識では書けない内容になっています。(ただ、 遺伝的アルゴリズムが強力すぎると思いますが) 「中国語の部屋」で思い出したのが、『ギャラクシートリッパー美葉』に出て きた巨大異星人。確か、この異星人の脳の中では別の生物が働いていて、美葉と 会話できるくらいの知性があるが、彼らが異星人を操っているのではなく、内容 を理解していない仕事によって異星人の意識が生まれているというものです。 FSF2の4番会議室「読書と本の談話室」の#1742に狗頭坊主さんの紹介文が あります。超常現象といえば、小説中に出てくる過去の事例は、みな元ネタが あると思って読んでいましたが、今、考えると作者の創作があっても分からな いですね。誰か調べた人はいるのだろうか。 「平成五年八月豪雨」は、googleで調べたら、被害状況がバラバラで、どれが 本当か判らない状況です。本に出てくる被害は、理科年表に基づいています。 ついでに分かったことですが、プロジェクトXで、列車が立ち往生して、 乗客が孤立したのを海から船で助け出した話がありましたが、まさにその時の 豪雨のようです。 (2003/11/27記) 追記:感想を書いているブログがふたつありました。 山本弘 『神は沈黙せず』 『神は沈黙せず』を読んだ!
Nov 28, 2005
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1995/11/27 吹原和彦、無断で「クロノス・ジョウンター」を使用する。 (『クロノス・ジョウンターの伝説』梶尾真治 ソノラマ文庫NEXT)____________________________________ 2058年。実用化されずに忘れられた機械を集めた「科幻博物館」に侵入者が 現れた。彼は、吹原和彦と名乗り、「クロノス・ジョウンター」を使わせて ほしいと頼んだ。そして、その理由を訊ねると・・・ 1995年。吹原和彦は、住島重工の子会社のP・フレック社の技術者だった。 彼の会社では、「クロノス・ジョウンター」と名付けたタイムマシンを開発し ていて、過去に物を送る実験には成功していた。一方、吹原和彦は通勤途中の 花屋の女店員の来美子に恋をしていた。しかし、11月27日。タンクローリー同士 の衝突による爆発炎上事故で、来美子は焼死した。そこで、吹原和彦は・・・ 「クロノス・ジョウンター」の実験に初めて成功したのは前日の11月26日だと 思われます。 「吹原和彦の軌跡」のほかに「布川輝良の軌跡」「鈴谷樹里の軌跡」の2編が 収められています。「物質過去射出機」を「クロノス・ジョウンター」と 名付けた野方チーフは、「吹原和彦の軌跡」では、名前が出てくるだけですが、 あとの2編では、重要な役割を担っています。そもそも、「ジョウンター」と する所から、ただものではありません。 (1999/11/26記) 追記:映画『この胸いっぱいの愛を』の原作ですが、全然違う話になっています。
Nov 27, 2005
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2121/11/27 ケイ、惑星ニオーギに生まれる。 (『ダーティペアの大冒険』高千穂 遙 早川文庫JA121)____________________________________ 127年後かぁ・・・長いような短いような。 2111年にワープ航法が出来るには、余程の大発見が必要だろうな。 (1994/11/27記)
Nov 27, 2005
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1970/11/26 サイモン・モーリー、初めてダンジガー博士に本部で会う。 (『ふりだしに戻る』ジャック・フィニイ 角川文庫7561,7562)____________________________________ 広告会社のイラストレータをしていたサイモン・モーリーの元に、ルーベン・ プライアンと名乗る男がやってきて、サイには、宇宙開発に匹敵するような極秘 の国家的プロジェクトに参加する資格があるので、参加してほしいと依頼された。 サイは、参加することにして、プロジェクトの本部のあるビルに行くと、そこで、 テストを受け合格した。そしてプロジェクトの内容が、過去へのタイムトラベル であることを知らされた。当初、1901年のサンフランシスコに行く計画だったが、 サイは、恋人のケイトの養父の父親の自殺の原因となった手紙のことを知りたく て、1882年1月のニューヨークを希望して、実際に行くことに成功する。 2度目に行く時には、ないしょで、ケイトを連れてゆき、1882年1月23日に、その 手紙が投函されるところを目撃し、投函した人物の住所も知った。 タイムトラベルの理論を考案したのは、ダンジガー博士で、プロジェクトの リーダーでもあります。どうやるかというと、現在のニューヨークにも、1882年 から、全く変わらない部分があり、そこは、過去にも属していて、その場所で、 選ばれた人が長時間すごし、自分が過去に属していると思い込むことによって、 目標の時間に行きます。 それにしても、1882年のニューヨークの様子が生き生きと描かれていて、作者 は本当に見てきたんじゃないかと思いたくなります。 まだ、自動車がなく、高架鉄道に蒸気機関車が走り、街灯がガス燈だった時代。 自由の女神が右腕しか出来ていなかったり、ブルックリン橋が建設中だったり、 マンハッタンに農場が残っていたり。このへんは、当時の記録(新聞や写真) を調べたのでしょうが、当時の人物たち。ケイトの養父の父アンドリュー・ カーモディ氏は実在したのだろうか? 下宿の人々はモデルがいるのだろうか? (『愛の手紙』も、相手は1882年のニューヨークにいるんですよね。) (1998/11/25記)
Nov 26, 2005
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2007/11/25 西側自由主義諸国同盟による最後通告。 (『創世記機械』J.P.ホーガン 創元SF文庫663-04)____________________________________ 21世紀初頭(たぶん、2005年)、ブラッドリー・クリフォードは、政府機関 の高等数学研究所で働いていた。そこで、仕事とは別に、統一理論の研究を行い K空間に関する画期的発見を行ったが、研究からは疎外されてしまった。 そのことを、バークリー研究所のオーブ・フィリップスから知らされ、更に 新しい研究計画も全く知らされないことから、辞職した。しかし・・・ 当時は、東西対立は激しくなり、戦争の危険が高まっていた。このため、 軍事に関係ありそうな研究は、情報統制が行われていた。 ハードSFのアイデアは、K空間理論のほかに、脳波インターフェースの コンピュータも出てきます。これは、単なるコンピュータではなく・・・ しかし、ホーガンは、本当に「統制」とか「押し付け」とかが嫌いなんですね。 『マルチプレックス・マン』(#2976)や『プロテウス・オペレーション』なんか も、そうでした。 それから、ぼくがマーフィーの法則 「人間の行為のいかなる分野においても、 ・・ うまくいかなくなる可能性のあることは、必ずうまくいかなくなる」 を初めて知ったのは、たぶんこの本です。(P.100) (1995/11/25記)
Nov 25, 2005
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1974/11/24 フェラシーニ大尉、帰国直後に過去への任務を聞かされる。 (『プロテウス・オペレーション』J.P.ホーガン 早川文庫SF740,741)____________________________________ 舞台は、第二次世界大戦で、ナチス・ドイツが勝利した世界。 ヨーロッパだけでなく、アフリカや南アメリカもナチスの勢力圏となり、 アメリカは、孤立していた。アメリカに対する攻撃が始まるのも時間の 問題だった。そこで、最後の手段として、過去へ行って歴史を変える作戦、 《プロテウス作戦》を実行に移した。 《プロテウス作戦》は、1975年から1939年への時間旅行だが、最初のタイム マシンは、2025年に作られていました。ですから、単に歴史を変えるだけで なく、2025年にいる人間のことも考えに入れる必要がある所が、任務を難しく しています。 1939年のアメリカでは、アシモフや、アインシュタインが登場して、思わず ニヤリとするシーンがあります。 (1995/11/23記)
Nov 24, 2005
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1939/11/23 無限コンチェルト、初演奏。 (『無限コンチェルト』『蛇の魔術師』グレッグ・ベア 早川文庫FT104,FT118)____________________________________ ロサンジェルスに住む、詩人を目指している少年マイケル・ペリンは、ホーム パーティで、作曲家のアルノ・ワルティリと知り合いになる。ワルティリは、 映画音楽を数多く作曲していて、マイケルも映画音楽が好きだったために、 親しくなり、ワルティリの家にも行くようになった。そのうち、ワルティリは 11歳の時に会ったマーラーに強く影響を受けたことや、クラーカムとともに、 斬新な協奏曲「無限」を作曲したが、演奏後、訴訟を起こされたことなどを 話し、クラーカムから預かった鍵とメモをマイケルに渡した。マイケルがメモ に従って、クラーカムの家を通り抜けると、そこは、地球ではない場所だった。 その時、1985年、マイケルは、16歳だった。 シーダーク(妖精の影または王国)と呼ばれる世界には、色々なシー(妖精) のほかに人間やシーと人間のハーフが住んでいた。人間は〈呪われた平原〉の 中に隔離されていた。マイケルは、年寄りのハーフのツル女たちのもとで、 修業することになった。それは、マイケルを地球に帰せる方法を知っている 遥か遠くに住む魔術師の所へ旅するために必要だと言われたからだったが。 『無限コンチェルト』と『蛇の魔術師』は、一つの長編の前後編のようなもの です。『無限コンチェルト』の最後で、マイケルは、やっと地球に帰れます。 『蛇の魔術師』では、王国が崩壊し始めて、シー達が地球に移住して来るよう になり、騒動が起き始めます。マイケルは、ワルティリの財産管理人に任命さ れて、UCLAの音楽科のクリスティンとともに、「無限コンチェルト」を再現す るプロジェクトを進めますが・・・ 王国で知り会った人間のニコライも、1990年5月12日にロサンジェルスにやって 来ます。実は、マイケルは王国に居た期間を、数か月に感じたのに、地球では、 5年たっていたのです。 この物語は、マイケルの成長の物語です。始めは、詩と音楽が好きな文系少年 だったのが、ツル女たちに鍛えられて、体力も付き、魔法も使えるようになり ます。しかし、それだけでなく、王国やシーなどの設定がしっかりしていて、 徐々に明らかになる王国の様子や歴史は、存在感を持っています。 ところで、冒頭でマイケルの品定めをしていたのは誰だったんだろう? (2000/11/21記)
Nov 23, 2005
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196x/11/22 幽霊電車、東武野田線に現われる。 (『X電車で行こう』山野浩一 「60年代日本SFベスト集成」 徳間文庫)____________________________________ 鉄道マニアのサラリーマンの「俺」は、「幽霊電車が現れた」という新聞記事 に関心を持ち、幽霊電車に乗ってみたいと思うようになった。3日後、今度は、 東武本線の北越谷から上り線を走っているというテレビニュースを見て、東武 本線から直通運転をしている日比谷線の人形町駅のホームに駆け付け、X電車を 目撃した。(実際は、チュチュという音と架線の火花しか見えなかった。) X電車を追い掛けるために、東銀座行きの電車に乗ると、その電車には、鉄道 関係者が数人乗っていた。その後、彼らと一緒にX電車の追跡を続けるが・・ この小説を読む時には、東京近郊の鉄道の路線図がないと、実感が沸かないと 思われます。ただ、現在は当時より路線が増えているので、当然、それらは、 登場しません。 (1997/11/22記)
Nov 22, 2005
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1783/11/21 モンゴルフィエ兄弟の熱気球、パリで史上初の有人飛行。(史実)____________________________________ モンゴルフィエ兄弟の熱気球に乗っていたのは、ピラートル・ド・ロジェと ダルランド侯爵の二人のフランス人で、ピラートル・ド・ロジェはのちに、 初の空の犠牲者となりました。(1785/06/15) また、水素気球による初飛行は、わずか10日後の 1783/12/01 に、ジャック・ アレクサンドル・セザール・シャルル教授(*1)とロベール兄弟によるもので、 やはりパリで、シャルル教授とノエル・ロベールが乗り込みました。さらに、 その日の2回目の飛行は、シャルル教授の単独飛行で、高度3000mに達しました。 その後、1794/03/29には、フランス軍に史上初の気球部隊が誕生し、その年の モーボージュの戦いで実戦に初参加、フルーリュスの戦いでは、フランス軍を 勝利に導いたとされています。 (ナポレオンの勝利にどの程度、貢献していたか、知りたいですね~。) (気球部隊の活躍する戦記物って存在するんだろうか?) (*1)シャルルの法則で有名な物理学者。 (1994/11/20記)
Nov 21, 2005
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04/11/20 掲示板で「渋谷で大暴動デモ その1」のスレッドが始まる。 (『凹村戦争』西島大介 早川SFシリーズJコレクション)____________________________________ 高い山に囲まれ、ラジオも携帯も電波が届かず、ケーブルテレビは、NHKのみ。 新聞も半月遅れという、隔離された小さな村・凹村。その村の上空を多くの 流れ星が通過するようになった。それは、遊星からの物体Xなのか? そして、ある日、本当にX字型をした巨大な物体が、村外れに落下したが、 それは、何の動きも示さなかった。しかし、凹村中学の凹沢は、火星人と 信じて、戦う準備を始めるが…… 100~101ページに2ch型の掲示板が多数出てきます。その中には、11/04 や 11/08 や 11/24 なども出てきますが、1番の書きこみが見えるスレッドが、 この「渋谷で大暴動デモ その1」だけだったので、これを採用しました。 (2004/11/19記) 追記:2ch なら、04/11/20 は、2004年になりますね。 一番初めに地球に飛来した日付は出てきませんが、『凹村戦争』という題名 からすると、10月30日と思われます。
Nov 20, 2005
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1996/11/19 キャサリンの講演会。ジェームズ・コール再び現れる。 (『12モンキーズ』エリザベス・ハンド 早川文庫SF1145)____________________________________ 2035年、世界は謎のウィルス流行により、50億人が死に、地上は汚染されて、 生き残ったわずかな人々は、地下で暮らしていた。ジェームズ・コールは、 暴力と反社会的行為により刑務所にいたが、志願したことになって、地上の 調査に行った。その働きから、更に、ウィルスが流行り始めた、1996年に、 タイムトラベルすることになった。しかし、1990年に着いてしまい、ジェームズ は精神病院に入れられる。そこで、担当になったキャサリン・ライリー博士と 知り会う。その後、いったん未来に戻ったジェームズは、1996年に現れる。 そこで、キャサリンに強制的に協力させて、ウイルスをばらまいた犯人と思わ れる〈12モンキーズ〉という組織を捜し始めた。 同名の映画のノヴェライゼーションで、エリザベス・ハントは『冬長まつり』 の作者です。題名の読みは「トゥエルヴ・モンキーズ」です。 ジェームズは、子供の頃、空港で人が撃たれるシーンを見ていて、何度も夢に、 そのシーンが出てきます。その直後に病気が流行ったために、彼は車の運転が できません。また、過去に送り込む時、その時代の身分証やお金を全然持たさ れないようです。(「ターミネーター」みたいに身体しか送れないのかな?) (2000/11/18記)
Nov 19, 2005
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2020/11/17 アンナとユニ、ニューポート署に導入される。 (『ドミニオン C1』士郎正宗 青心社)____________________________________ (1995/10/03記) 追記:日付は、中には出てこないで、表紙の右下に、「IN A.D.2020 NOV,17」と 書いてあると思われるます。 (年数の一桁は、レオナの腕に隠れていて、「0、3、6、8」のいづれか 分かりませんが、小説版ドミニオン(角川スニーカー文庫)が、2016年なので、 2020年と推測しました。)
Nov 17, 2005
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1998/11/17 レスター、ドライコに来て、ジョアナたちに会う。 (『ヒーザーン』ジャック・ウォマック 早川文庫SF976)____________________________________ 世紀末、アメリカは実質的には超大企業ドライコと軍によって支配され、 彼らの意向に沿わない大統領は排除してきた。ドライコ社の所有者は、 サッチャー・ドライデンと妻のスージイで、この頃、競争相手の日本企業 との駆け引きや、ラテン・アメリカ担当のジョンスンの暗殺事件などの 問題を抱えていた。一方で、超自然的能力を持つと噂されだしたレスター・ マキャフリイに関心を持ち、ジョアナに調査を命じた。彼女がレスターに 会ったとき、彼は死んでいたはずの人間を生き返らせた。彼は、ドライコで サッチャーとスージイに面談したが、「救世主」としてドライコで働くことを 断った。しかし、レスターの居場所は軍に閉鎖され、仕方なく、ジョアナに 会いに戻ってきた。 レスターが、1978年9月19日の時点で、9歳で、現在29歳なので、1998年と 推定しましたが、レスターの誕生日が、9月20日から11月16日の間だと、 1997年になります。 ドライコは、麻薬取り引きや密入国斡旋などを行っているので、マフィアが 企業に変身しつつあるという印象があります。 『ヒーザーン』は同じ未来史に属する6部作のひとつだそうですが、翻訳され ているのは、他には『テラプレーン』だけのようです。 また、翼(というかプロペラ)をモチーフにした表紙の絵が印象的です。 (1999/11/16記)
Nov 17, 2005
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2034/11/15 太陽系が<バブル>に包み込まれ、星空が消えた。 (『宇宙消失』グレッグ・イーガン 創元SF文庫)____________________________________ この日、太陽系は、冥王星軌道の2倍の大きさの球体に覆われた。この球体は <バブル>と呼ばれ、まるで事象の地平線のように何の情報も得られなかった。 そのため、星空は見えなくなってしまった。それから、33年。オーストラリア のパースの探偵ニックに、病院から誘拐されたローラという32歳の女性を捜す ように匿名の依頼があった。調査を開始すると、誘拐の理由も方法も全く不明 だったが、北オーストラリアの新香港に連れさられた可能性を発見し、監禁さ れていると推理した施設に侵入するが、発見され、「忠誠」モッドを打たれて 仲間にされてしまう。6か月後、別の施設での警護の仕事に変わるが、そこで は、波動関数の選択的収縮実験を行っていた。 ニックに依頼があったのは、2067年の年末だと思われます。新香港で捕まった のが、翌1月5日で、量子力学的大進歩があったのが、2068年7月24日。 量子力学的大技のほかに、ナノテクの「モッド」という小技が出てきます。 これは、主に脳内の神経の配線を変更することによって、注意力や計算力を 強化できます。冒頭では、「夜間交換機」というモッドが出てきます。 (1999/11/15記) 追記:感想を書いたブログがありました。 さっぱりワカラン!『宇宙消失』
Nov 15, 2005
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1974/11/15 アレシボの電波望遠鏡から、宇宙へメッセージ発信。 (『スピーシーズ -種の起源-』イヴォンヌ・ナヴァロー 早川文庫SF1124)____________________________________ 近日公開予定の映画『スピーシーズ』のノベライズ。 ついに、人類は、宇宙からの返事を受け取った。ひとつは無限のエネルギーを 約束する触媒、もうひとつはDNA。このDNAを人間のDNAに組み込む 極秘プロジェクトを実行したが・・・ 昨日、買ったばかりで、まだ読んでいません。高橋良平さんの解説によると まず映画を見てから本を読み、あとでもう一度映画を見るのが良いそうです。 <ローダンシリーズ>の初期の地球や、<ノウンスペース>シリーズの パペッティア人の母星などは、必死に隠そうとしているのに、現実には、 居場所を公開してしまって、大丈夫でしょうか。(すでに宇宙人は地球に来ているので関係ないと言う人もいるでしょうが。^^;;) ところで、この日付が事実かどうか確認していません。誰か、ご存じですか? (1995/11/14記)
Nov 15, 2005
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200x/11/14 ジョー・コペクスキー刑事、時間泥棒の捜査を命じられる。 (『時間泥棒』J.P.ホーガン 創元SF文庫663-12)____________________________________ ニューヨークは、時間の遅れ方が、場所によって違うという現象に覆われた。 この違いは、一つの部屋の中にある電子時計とねじまき式の時計との間にも 起こるというひどさだった。このため、ワシントンの時間に合わせようとする と、ニューヨークでは時間が足りなくなってしまった。犯罪捜査局のジョー・ コペクスキー刑事は、この現象を時間の窃盗として捜査するように命じられ、 ジーナ・ローゼンベリーとともに聞き込みを始めた。 部屋や街のようすから、ほんの近未来であることは間違いありません。 また、11月14日が火曜日なので、2000年か、2006年と思われます。 (1995年という可能性もあるかな?) (1996/11/13記) 追記:パソコンを使うと時間が足りなくなる理由はこれだったのか!! それにしても、『時間泥棒』は、ホーガンといえば長編・上下2冊も当たり前と 思っていたぼくには、意外でした。本屋で平積みの本を取るときに、2冊手に 取ってしまって、薄さにびっくりしたものです。
Nov 14, 2005
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2033/11/12 地球が、ハローの残していったシードに覆われる。 (『光の使者』ポール・クック 早川文庫SF771)____________________________________ 2033年、ケンタウルス星系からやってきたと思われる、黄金色で直径40マイル の「ハロー」が、光速の20パーセントの速さで太陽系を通過した。その時、 百万個以上のシードが地球上に、ばらまかれた。シードはアルファ波を出して 人間を心地良くさせ、そのため人々はシードの周辺に集まり、ほかのことに 関心を持たなくなり、文明は崩壊しつつあった。2039年9月9日、月の前大統領の トレントン博士は、シードを無効にする研究のためにタホー湖に沈んでいる シードを回収する作戦をアメリカの大統領に提案した。彼の妻は天才的物理学 者で、ロングジャンプという空間歪曲によって星間飛行を可能にする理論を完 成する直前に、地球に公演中にシードの影響に捕まってしまっていた。 トレントン博士は、精神分析医でアルファ波を使って患者の前世を思い出させ ることで、精神を安定させる方法の開発者だった。 実際のシード回収作戦は、2040年に行われたようです。 ロングジャンプは、まだ未完成ですが、ショートジャンプは可能で、月と地球 は一瞬で行き来できます。後半では、双子の姉妹がロングジャンプを使って、 母親を捜しに行く話になります。 (2001/05/26記)
Nov 12, 2005
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19xx/11/11 ルイジアナの大地震。 (『山椒魚戦争』カレル・チャペック 創元SF文庫 または、早川文庫SF1252)____________________________________ チェコ出身のヴァン・トッホ船長は、真珠を取るために、東南アジアのタナ・ マサ島へ行って、現地でタッパ・タッパと呼ばれていた水棲生物を発見した。 彼らはアザラシくらいの大きさで、大きな頭と短い手足を持ち、鱗はなく、 夜だけ陸に上がる習性があった。泳ぎはうまくなく、浅い海底を二足歩行で 移動していた。彼らの天敵はサメだったが、頭が良かったので、トッホ船長は、 彼らにナイフを与えて使い方の教えるとサメを殺せるようになった。トッホ船 長は、彼らを真珠取りに利用したが、深い海を自力で渡ることが出来ないので、 船に水槽を付けて真珠のある別の島に移住させることにした。そのために同じ チェコ人のボンディ氏に出資を申し込んだ。トッホ船長の死後、タッパ・タッパ は、水中作業用の労働力として、使役されるようになり、山椒魚と呼ばれた。 山椒魚は、早いペースで人口が増え、また進歩して高度な知能を持つように なり、ルイジアナの大地震という事態に至ります。 原作が書かれたのは、1936年で、ナチス・ドイツによるチェコ併合の少し前と いう時代です。ナチスの膨張の影響がはっきり出てきます。 はっきりした年代は出てきませんが、真珠市場が最も盛んだった年が、1925年 だったという記述があるので、1900年代と推定しました。もしかしたら、ルイ ジアナの出来事は、21世紀に入っていることも考えられます。 ところで、日本で真珠の養殖が始まったのは、いつなのだろうか? (2001/11/10記)
Nov 11, 2005
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2014/11/10 ラクマエル、父から超光速旅客船と巨額の負債を引き継ぐ。 (『ライズ民間警察機構』P.K.ディック 創元SF文庫696-15)____________________________________ ラクマエル・ベン・アップルボームの父親は、超光速旅客船や貨物船を所有する 企業家だったが、テレポーテーション装置の発明によって、破産し、自殺して しまった。テレポーテーション装置<テルポー>によって、唯一居住可能な惑星 である、24光年離れたフォマルハウト系第9惑星<鯨の口>への移民が可能になり 既に4千万人が移住していた。しかし、<テルポー>を独占しているTHLは、 <鯨の口>の位置関係から、<テルポー>で地球に戻ることはできないと主張して いて、実際、誰も戻って来たものはいなかった。<鯨の口>のようすは、通信で しか分からず、実体は不明だった。ラクマエルは、残された完成まじかの最新鋭の 超光速旅客船<オムファロス>で、18年かけて<鯨の口>に行こうとしていたが、 THLの妨害にあっていた。そこで、ライズの社長マトソンに協力を求めた。 マトソンも<テルポー>が一方通行であることに、疑いを持っていたので、協力す ることにするが・・・ ここまで聞くと、ラクマエルは<オムファロス>で出発すると思うでしょうが、 唐突に<テルポー>で<鯨の口>に行きます。しかも、その部分の記述で、 「だが取りやめるには、あまりにも周到な計画だった」なんて書いてあると・? ここらの事情は解説に詳しく書いてあります。始め『The Unteleported Man』 として出版され、次に大幅に加筆して『テレポートされざる者』となり、死後 発見された改稿版が『ライズ民間警察機構』となったため、色々とあるようです。 (1998/11/09記)
Nov 10, 2005
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2006/11/09 水星の太陽面通過時に、巨大構造物が発見される。 (『太陽の簒奪者』野尻抱介 早川SFシリーズJコレクション または、早川文庫JA787)____________________________________ 高校二年生の白石亜紀は天文部に入っていて、水星の太陽面通過を観測して いて、水星から延びる影を発見する。これは世界中で観測されていて、急遽、 ハッブル望遠鏡での観測が行われ、マスドライバーによる噴泉であることが 分かった。その後、水星から放たれた物質は、太陽の周りにリングを作り、 肉眼でも見えるようになった。さらに太くなるリングは地球の気候に深刻な 影響を与えることは明らかだった。白石亜紀は、最初の発見をリアルタイムで 見ていたこともあって、学校では天文博士として一目置かれ、それによって、 更に天文学や関連する分野に詳しくなっていった。その後、彼女は、宇宙科学 センターでリングの研究に従事する。そして、リングを破壊するプロジェクトに 参加することになる。 最後に出てくる日付は、2041年8月2日なので、白石亜紀は半生をリングに捧げた ことになります。 物語は二部構成で、短い第一部はリングへの対策、第二部はリングを作った 異星人の通過への対応となっています。一級のファーストコンタクト物です。 リングの建設にはナノテクノロジーが使われていますが、エネルギー問題は、 効率の良い反物質の製造・輸送・貯蔵方法の存在によって克服しています。 エピローグはクラーク流かな。ただ、〈島〉とともにリング物質は、太陽に 落下してしまったはずなのに、どうして情報が残っているのだろうか。(ところで「簒奪」を「纂奪」と間違えて書いているページが結構ありますね) (2002/11/08記)
Nov 9, 2005
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1895/11/08 X線発見。(史実)____________________________________ 今年は、レントゲンがX線を発見してから、ちょうど100年になります。 当時は、かなりセンセーショナルだったと思われます。なにせ、人体の透視が できるようになったわけですから。 ところで、どこかで記念行事をやるのだろうか? (1995/11/07記) 追記:2005年の今年は、110周年ですね。 1995年には、NHK教育テレビで『X線発見100年』という番組を やりましたが、今年は、何もないようです。 この番組で知ったのですが、日本では、翌年(明治29年)には、 X線装置の製作に成功しています。
Nov 8, 2005
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1938/11/07 カール・コレアンダー、トルッツ氏の古本屋に雇われる。 (『ファンタージエン 秘密の図書館』ラルフ・イーザウ ソフトバンククリエイティブ)____________________________________ カール・コンラート・コレアンダー(24)は、大学で、歴史学を学んでいたが、 彼の質問が教授たちの考えにあわなかったために退学になった。この日は、 新聞の求人広告で見つけた古本屋に面接に訪れた。その求人広告では、本を 愛することが条件にあって、それについては、カールは自信があったが、その ほかの「どんなことにもひるまず挑戦する」などは、自信が持てなかった。 しかも、遅刻したために店の前で逡巡していると、トルッツ氏が出てきて彼を 招き入れた。この時期、ドイツでは、「退廃」した本を廃棄する焚書が行われて いたが、トルッツ氏は抵抗していた。カールは店の中を見て回るように言われ、 見て回っていると、本棚の奥に更に本棚が見え、そこに入って行くと、本が光を 発していて、題名を知らない本が並んでいた。しかも更に奥に進むと、天井が 見えないほどの部屋が続いていて、「退廃」した本が大量にあった。そこは、 秘密の図書館で、売り物ではなかった。店に戻り、トルッツ氏に当局の検閲が 怖くないかと訊ねられると、自分でも驚いたことに「この宝を守るために全力を 尽くす」と答えていた。トルッツ氏はカールを採用すると、すぐに店の奥に 消えて帰ってこなかった。カールは、書類入れから全権委任状を見つけたが、 トルッツ氏の署名がないので効力がなかった。そして、店には、手製の焼夷弾 が投げ込まれる事件が起こった。彼は、犯人(目が緑色に光っていた)を追跡 したが見失う。翌日、カールが、秘密の図書館にトルッツ氏を捜しに行くと、 そこで、鉛筆に手足が付いたような小人が泣いているのを見つけた。彼は、 アルファベータガンマと名乗り、ファンタージエン図書館の助手で一番の古株 だと自己紹介した。そして泣いている理由が、また本がなくなって、その部分が 「虚空」に変わってしまったためだった。それは、ファンタージエン全体に 危機にもたらすものだった。そこで、カールは(署名をもらうために) トルッツ氏を捜しにファンタージエンへと旅立った。 ミヒャエル・エンデの『はてしない物語』へのオマージュといえるシリーズで、 イーザウの他にもドイツの作家六人が、かかわっているそうです。 この話の主人公のカール・コンラート・コレアンダーは、『はてしない物語』 で、バスチアンが逃げ込んだ古本屋の主人です。あれも11月の出来事でした。 『はてしない物語』が面白かった人なら、出てきた人や物が、いくつも出て くるので、この本を楽しんで読めるでしょう。先にこちらを読んだ人は、絶対に 『はてしない物語』を読むべきです。 それにしても、この本の見開きに、ファンタージエンの地図と思われるものが 描いてあるのですが、ぼやけていて、文字はひとつも読めないし、絵もはっきり しません。どこが何を意味しているか分った人がいたら教えてほしい所です。 (2005年11月06日記) 追記:すでに、いくつかのブログで取り上げられています。 ファンタージエン 秘密の図書館 ファンタージェン~秘密の図書館 果てしない物語の続編!!
Nov 7, 2005
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1980/11/06 タイムマシンで初めて調査に行った未来の日付。 (『静かな太陽の年』ウィルスン・タッカー 創元SF文庫628-02)____________________________________ ブライアン・チェイニイはイスラエルで発見された巻物を現代語に翻訳した ことで、マスコミから追われる立場になっていた。そのため、フロリダの とある浜辺で寝そべっているときに、近づいてきた若い女性を、てっきり、 レポーターか何か思いこんだ。しかし、彼女、カスリン・ヴァン・ハイゼは、 政府の基準局の人間で、人口統計学者としてのチェイニイに、仕事の要請に 来たのだった。その内容は、時間転換旅行機によって、未来へ行って、調査を 行うプロジェクトに参加してほしいというものだった。目標は西暦2000年。 ただし、重量制限が厳しいために裸で行くことになっていた。また、この プロジェクトが始まった時と大統領が代ったために、政治的な問題も入り 込んでいた。 冒頭の浜辺の場面は、1978年6月7日。チェイニイがプロジェクトの基地である イリノイ州のエルウッド研究所に着いたのが6月12日。時間旅行をするのは、 民間人のチェイニイと空軍少佐のモースビイと海軍少佐のソールタスの三人。 チェイニイの翻訳した巻物は、紀元前100年頃のフィクションで、それが 聖書の黙示録の原型だったために騒ぎになりますが、これが時間旅行の話と 何か関係が出てくるのかと思っていたら、結局、無関係でした。 (2004/11/06記)
Nov 6, 2005
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1699/11/05 レミュエル・ガリヴァの乗った「かもしか」号、遭難する。 (『ガリヴァ旅行記』スウィフト 新潮文庫)____________________________________ 医学を修めたガリヴァは、船医として、何度か航海した後、ロンドンで開業 したが、うまく行かず、再び船医として「かもしか」号に乗り組んだ。 しかし、東インドへの航海中に暴風雨に襲われ、難破し、救命ボートに乗り 移ったのもの転覆して、漂っているうちに、見知らぬ土地に流れ付いた。 疲労で長時間眠った後、目を覚ましてみると、驚くことに身長6インチ以下の 人間に、身体を縛られていた。 ガリヴァは、このリリパット国への旅のあと、さらに3回の航海をして、 ブロブディンナグ国(大人国)、ラピュタなどの国々、フウイヌム国を訪れて います。 『ガリヴァ旅行記』は、SF・ファンタジーというより、風刺小説として、 高く評価されているそうです。実際、18世紀の風刺が今でも通用します。 しかし、今年の夏にNHKで放送していたイギリス製の『ガリヴァ旅行記』は、 しっかり、SFしていました。 ところで、原作を見ていないのですが、ヤフーの綴りは、yahoo なのだろうか? (1997/11/04記) 追記:その後、英和辞典を調べたら、 「Yahoo ヤフー(Swiftの小説 Gulliver's Travels 中の人間の形をした獣)」 と、書いてありました。 Yahoo って、ヤフーから付けたんですね。 WWW を大航海時代の世界に見立てて、『ガリヴァ旅行記』から名前を持って くるという発想なんでしょうか? 悪い意味の言葉なのに。Yahoo に対抗して、Houyhnhnms(フウイヌム)という サイトが出来たら、どうするんだろうか。 それにしても、日本で、ネットサーフィンしている人で、Yahoo の意味が 分かっている人って、どれ位いるんだろうか?
Nov 5, 2005
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1992/11/04 ガースン・プール、病院で目覚め、電気蟻であることを知る。 (『電気蟻』P.K.ディック 「ザ・ベスト・オブ・P・K・ディックII」サンリオSF文庫 「時間旅行士へのささやかな贈物」早川文庫SF911)____________________________________ ガースン・プールが目覚めると病院にいて、右手がなくなっていた。そして、 医師から自分が「電気蟻」(有機ロボット)であることを知らされた。 修理工場で新しい右手を付けた後、帰宅したプールは、自分のプログラム回路を 探したが、彼にはプログラムはなく、代わりに「現実供給装置」が存在していた。 そこで、現実供給装置をいじって何が起こるか実験を始めた。そして・・・ この日の夜、テレビで「宇宙大作戦」を見るシーンが出てきます。1992年に ニューヨークで放送していたのは、TNG だろうか、DS9 だろうか。それとも オリジナルシリーズの再放送だろうか。 (1996/11/03記) 追記:健ちゃんから、オリジナルシリーズの再放送だろうとの指摘がありました。
Nov 4, 2005
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1954/11/03 初代「ゴジラ」封切。 (史実)____________________________________ この時、映画館で「ゴジラ」を見た人がいたら、感想を聞きたい気がします。 (1994/11/03記)
Nov 3, 2005
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地球標準紀元97/11/02 マイルズ、ダグーラ第四惑星の捕虜収容所に入る。 (『無限の境界』L.M.ビジョルド 創元SF文庫698-04)____________________________________ デンダリィ傭兵隊の司令官のマイルズ・ネイスミス提督は、実は、バラヤー 帝国の貴族の息子で、機密保安庁のマイルズ・ヴァルコシガン中尉と同一 人物だった。 ダグーラ第四惑星の捕虜収容所から兵士を脱走させるために、自ら捕虜に 化けて潜入したものの、収容所内には秩序が全く無くなっていた。 西暦と地球標準紀元の関係は分かりませんが、「迷宮」で、孫子のことを 「4000年前に死んだ原始中国の将軍」と言っているので、西暦では、 3500年頃の出来事のようです。 この世界では、ワームホールによって超光速移動が出来て、また、人工重力も 可能になっています。バラヤー星系では、植民後に一時的にワームホールが 閉じてしまい、孤立時代を経験して、封建制国家になりました。 遺伝的障害がほぼ完全になくなった世界で、主人公のマイルズは、障害を持って 生まれたために、苦労もするし、性格もちょっと変わっています。体力が 劣っているせいもあって、問題の解決には、頭を使うことが多いようです。 マイルズを主人公にした本は、他に、デンダリィ傭兵隊創設のいきさつを 描いた『戦士志願』、『無限の境界』の直後に地球での陰謀を切り抜ける 『親愛なるクローン』があり、また同じ宇宙史で200年程前の出来事を 描いた『自由軌道』があります。(いずれも創元SF文庫) (1995/11/02記) 追記:このあと、『名誉のかけら』『ヴォル・ゲーム』『バラヤー内乱』『天空の遺産』 『ミラー・ダンス』『遺伝子の使命』『スピリット・リング』が出版されています。
Nov 2, 2005
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2436/11/01 トールとラーイ、キマエラへ落とされる。 (『獣王星』樹なつみ 白泉社)____________________________________ 太陽系から150光年離れたバルカン星系は、10の惑星と2つのコロニーが できていた。エリート科学者の双子の息子、トールとラーイ(11歳)は、 首都のコロニー「ユノ」に住んでいた。 が、ある日、家に帰ると両親が殺されていて、二人も眠らされ、死刑星の キマエラへ落とされた。獣に戻った者だけが生き残れるという獣王星キマエラ で、二人の必死のサバイバルが始まった。 現在、2巻まで出版されていて完結していません。ここまでで引っ掛かる点は、 バルカン星系での寿命が異常に短い。 地球との往来が全くといっていい程ない。 ラーイの死は伝聞。 など。 (実際は、11月1日はバルカン暦なので、地球での月日は不明です。) (1995/10/31記) 追記:全5巻で完結しています。 引っ掛かる点は、当たりと外れ両方でした。 『獣王星』を取り上げたブログがありました。 獣王星 / 樹 なつみ (いがぐりの読んだ本。) 「獣王星」 (SMILE DIARY)
Nov 1, 2005
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