ぷち てんてん

ぷち てんてん

PR

カレンダー

プロフィール

ぷちてん525

ぷちてん525

バックナンバー

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07

キーワードサーチ

▼キーワード検索

購入履歴

【TOREMON トレモン】全日本コンディショニング協会認定トレーナー監修 ベルト付き 膝サポーター 転倒防止 軽減 半月板 鵞足炎 男女兼用?2枚目40%OFFクーポン/【楽天36冠 NCCS認定トレーナー推奨】 膝サポーター 大きい サイズ スポーツ 薄手 ひざ サポーター マジックテープ ランニング マラソン バスケ バレー メンズ レディース 女性用 靭帯 炎 半月板 ジャンパー 膝 関節 高齢者 転倒防止 軽減
銀イオンでしっかり抗菌!【39%OFFクーポン★4日20時~先着5名様】 Ag+ エージープラス イヤなニオイのしない ふきん 4枚組 送料無料 セット 蚊帳織り ふきん フキン 布巾 抗菌 除菌 銀イオン におわない キッチンクロス キッチンダスター キッチンタオル 食器拭き 台拭き ヒルナンデス
速乾性抜群!色落ちしにくい!ほつれにくい!長持ち!乾燥機で回してもへたらない!軽量!薄手で丈夫!【4173-8ft-4】タオル 3枚 セット フェイスタオル 8年タオル 1000円 ポッキリ 送料無料 [M便 1/4] mp10
選べるデザインで音楽旅を彩る。軽くて丈夫、カラフルなウクレレケースで、あなたの旋律に色を加えよう!スタイルと機能性を兼ね備えたあなただけのケースでレッスンが楽しくなる!ウクレレケース ウクレレ ケース ソフトケース リュック ソプラノ コンサート テナー クッション付き 軽量 丈夫 カラフル エスニック キャリーケース キャリーバッグ 個性的 持ち運び便利 ダブルジッパー ショルダーストラップ付き 長さ調節可能 ポケット付き 送料無料
色が暗かったり硬めだったりの訳あり干し芋です。硬い干し芋は温めてお召し上がりください。おすすめ 国産 茨城 干し芋 通販 ギフト 訳あり ふるさと納税 干しいも 送料無料 栄養 安い訳あり 丸干し 干し芋 1,000g 送料無料 国産 無添加 おやつ わけあり 茨城 紅はるか 大容量 ほしいも 干しいも 干いも さつまいも さつま芋 ふるさと納税 和菓子 贈り物 お取り寄せ マツコ 美容 腸活 低GI おすすめ プレゼント ギフト スイーツ
2006.10.09
XML
カテゴリ: 読書
症候群シリーズは「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」とあります。
やっと先日最後の「殺人・・」を読み終えました。
警視庁人事二課の環敬吾率いる影の特殊工作チームが活躍するんですよね。

失踪症候群

失踪症候群

若者達が戸籍を取替え他人に成りすます。
失踪という事件にならない事件を、環チームが独自に探り始める。

環チームには、私立探偵・原田、托鉢僧の武藤、肉体労働者・倉持がいる。
今回は原田と彼の娘との家庭内の問題も重ねて事件を見せていく。

事件にはならない単なる家出人、もしくは失踪。
最初は失踪人探しかと思って読んでいくと、話は思わぬ方向に転がっていきラストには陰惨な事件にぶつかる。
陰湿で冷酷な、読んでいて辛くなるような描写を、作者は容赦なく書いているのだよね。
これはシリーズ全編そうなんだけど。

このチームの面々がひと癖もふた癖もあり、興味深い。
謎としては割とさっくり解けていくと思う。
しかし、失踪と名前がついているのにかけ離れていくので、ちょっと肩透かしって感もあるかな?

**********

誘拐症候群

誘拐症候群

「大きな誘拐」には、今回工作メンバーの武藤が図らずも関わる事になる。
この大きな誘拐の他に「小さな誘拐」があって、実は環チームはこの「小さな誘拐」を捜査する事になった。
二つの事件が重なるように進んでいく。
一見関係ない事件がどう絡んでいくのかというのが、面白いのだ。

環チームの捜査する誘拐の方は、パソコンのネット社会を反映した内容になっていて、そこのところも面白い。
またその犯人をどう追い詰めていくのかというのも、なかなか面白かった。
大きな誘拐の方は、もしかしたらと読みながら思う方向に進むのだが、更に意外な結末になっていた。

シリーズ二作目という事で、なじみになった環チームの面々の個性もだいぶはっきりとして、そういう意味でも乗れる作品だと思う。

**********

殺人症候群

殺人症候群


トリという事で、これはかなりテーマが重い。
「大切な人を殺した相手に復讐するのは悪か?」
「この世の正義とは何か?」

更に4つものストーリーが重なっていく。
これがどう重なりラストに向かうのか。
一本にまとまった時は「やられた!」と思わず唸った。

しかしここでも、過酷な運命に翻弄される登場人物を容赦ない描写で書いている。
読んでいるのが辛くなる。

犯罪被害者が、犯人がたとえ捕まったとしても生涯平安を取り戻す事はできないというのは事実だろう。

殺人を犯し、その後のうのうと生きていく犯人達を見て、被害者達が復讐を考えないわけがないだろう。
しかし、ここで殺してしまったら自分も犯人と同じ「鬼畜」になるのではないのか。
復讐も殺人に変わりはないのではないか。

だとしたら、被害者達の心の平安はどうしたら得られるのだろうか。
そんな事を読みながら考える事になると思う。

更に、ラストは衝撃だった。
この環チームそのものが、思わぬことになっていくものだから。
ええ、こんなふうになっちゃうの?
環チームは、このまま変わらず仕事をしていくものだと思っていたものだから、少なからずショックだったのだ。
しかしシリーズ物をこういう終わり方にしたのも潔いのかもしれない。













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006.10.09 21:00:11
コメント(5) | コメントを書く
[読書] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: