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言葉で人を傷つけるのは容易い.それは元々言葉の応酬というものが互いの胸に何かを刻み込む行為だからだ.であるから元来,言葉は傷つけるためのものでありつけられた傷の形を解釈する各々の勝手な思考のみが遡って刃の価値を決めている.
2008.11.08
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全く同じ人間のままで別人のように変わってしまう人もいれば,同じように話し同じように笑いながら全くの別人になっていたこともある.余人にはペルソナの判別ができない.
2008.11.07
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哲学は疑念から産まれた.そして初期の疑念は如何にも不十分だった.哲学を学ぶ時に権威主義になるのは本末転倒だ.どんな偉大な哲学者であれ疑うところから自分の哲学が始まるのだ.付和雷同ばかりでは彼らも墓の下で泣いているだろう.
2008.11.06
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ただ,私たちは思考しない人間に「思考せよ」と命令することはできない.思想を信奉する人々はこうも思っている.“仲間は欲しい,しかし全てが仲間では困る”多種多様の思想は思想を発展させるであろう.それは内面の豊かさとかいうものに繋がるかもしれない.しかし,だ.一度手にした恵みを放すのは苦痛である.社会は思考しない人々の手で廻っている.不確かさの何一つ変わらないままに疑っていては廻せない世の中になってしまったのだ.
2008.11.05
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もしも人類の誕生から絶滅までの間に私を理解し同等に話す人の一人もいなければ私が人間として産まれた意味など無いだろう.有志以来,哲学者たちは皆人間であるために文章で書き残す.哲学史は孤独の記録だ.その存在故に希望にもなれば死者への鞭にも成り得るだろう.我々が思考を放棄すれば,それはいとも簡単に.
2008.11.04
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或る条件下で,共感能力は被害妄想に似たものになる.共感した故に排除し残酷な行いを為すこともあるだろう.人は弱い.
2008.11.03
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悲しみが一つ消えれば喜びも一つ消えるだろう.そうして私は悲しみが消えることすら悲しんでいくのだろうか.否,悲しみが消えること自体が既に悲しみでないとどうして言いきれよう.
2008.11.02
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全てのものは,物理的に可能であるところの全てのことができる.自己,存在意義の否定だとしてもけっして例外には成り得ない.他と同列の選択肢の結果の一つである.
2008.11.01
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