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私たちは消耗品だ.物語の登場人物よりなお薄っぺらく塵ほどの重みも無い.心情を他者に鑑みてもらう価値も無い.文字だけの会話よりなお,色も無く形も無く,何の益にも害にもなりゃしない.使って,使われて,私たちを使った者も誰かに使われて,その誰かも全て使われ,どこまでも無為で無駄しかない.全ては零と壱の間に収束している.そして全ては変わらず存在し続ける.存在する限り存在し続けて,その先は無い.これは消耗品同士の会話だ.どうして笑わずにいられよう.
2008.12.03
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罪の意識というのは裏返せば誰かに赦されたいという気持ちの表れだ.人は本当に孤独な時に罪を悔やんだりはしない.が,もし一旦,理解されたいと感じる人が現れればたとえ中身が無くとも,理解されたい一心で作るだろう.それは理解され難いと思われるものほど適するので,罪になりやすい.アイデンティティの危機に人は簡単に命を懸ける.個が他人と異質であればあるほど,より全体は社会的になっていく.何もかも全てが模範的である人間などは存在しない.思考しない<ヒト>は人間には成り得ないのだ.罪はコミュニティに属する.けっして個人ではない.罪は行動自体でもない.行動が起こす結果の次の次くらいに朧げに形成される.“疎外”があり,漸く誰かの内に意識されたものが“罪”と名付けられる.それは,そもそも,そういう定義のものなのだ.
2008.12.02
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時間が不可逆的に変化し続けるものであるなら全てのものが,いつかは終わる.人間,惑星,元素,宇宙,何であれ存在するものに例外は無い.私たちは只,変化の一過程の中に在り,大きな袋の内側しか見えない.“存在しない”ということを知らない.零は発見された瞬間から存在として認識されている.素粒子は永遠だろうか.全ての公理を失った後の数学のようなもの.私たちは存在の枠を越えられない.
2008.12.01
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