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三生三世十里桃花 Eternal Love
第26話「墜ちていった愛」

夜華(ヤカ)と素素(ソソ)の婚儀が近づいていた。
素錦(ソキン)は居ても立ってもいられず、侍女・辛奴(シンド)を伴い洗梧(センゴ)宮を訪ねる。
しかし夜華の私兵である門衛は数日で慶事のため、皇太子の命により寝宮の者以外は何人たりとも出入りできないと門前払いした。
怒り心頭の素錦だったが相手は面識のない皇太子の親衛、面目を保つためにはおとなしく引き下がるしかなかった。
「いいのよ、いずれ私が洗梧宮に入れば顔も覚えられるわ…」

一方、九重天をあとにした折顔(セツガン)は若水河畔に立ち寄り、東皇鐘(トウオウショウ)の様子を見ていた。
しかし天宮で出会った皇太子の人間のことが頭から離れず、あの桃の花の香りは自分の桃林のものだと確信する。
…あの娘はきっと小五と何か関係がある
そこで折顔は天宮に引き返すことにした。

祝賀のため絢爛豪華に飾り付けられた一鸞芳華(イチランホウカ)、しかし素素にとってはいつもと何ら変わりない寝殿だった。
…阿離(アリ)、母は行くわね
素素は慣れた足取りで衝立まで歩いていくと、控えていた仙娥が入って来た。
「娘娘?奈奈(ダイダイ)は小殿下を連れて楽胥(ラクショ)娘娘に会いに行きました」
「分かったわ」
「娘娘、どちらへ?」
「部屋で待つのは退屈なの、すこし歩いて来る…」
仙娥たちは自分たちがお供すると申し出たが、素素は必要ないと断った。

素素は寝殿を出ると、やがて洗梧宮の門の敷居につまずいた。
すると門衛が声をかけてくる。
「娘娘?(ペコリ)娘娘、また蓮の池にお出掛けですか?」
「(うんうん)」
素素はいつもの通り左へ曲がり、ゆっくりと宮道を歩いて行った。
そしてしばらくすると蓮の池に到着する。
欄干を頼りに水廊を渡って向こう側へ抜ければ、その先が誅仙台(チュウセンダイ)だ。
今も思い出されるのは夜華との幸せな記憶…。
しかしもはや絶望した素素を天宮に引き止めておく理由は何もなかった。

その頃、夜華は母を訪ねていた。
楽胥はどうしてもあの人間を娶ると言い張る息子に頭を抱えている。
すると奈奈がぐずり出した阿離を連れてやって来た。
「娘娘!娘娘!小殿下がずっと泣き止みません!どんなに機嫌を取ってもダメで…」
「どうしたの?今までご機嫌だったのに…お腹が空いたのかしら?」
「ここに来る前に飲ませて来たばかりです
 小殿下は普段、とても聞き分けがいいのに、今日はどうしたんでしょうか?」
奈奈の言葉を聞いた夜華はふと胸騒ぎを覚え、急に顔色を変えて出て行った。

一方、素素は長い階段を上り、ついに誅仙台の頂上へ到着していた。
そうとは知らない夜華は一鸞芳華に駆けつけ、素素の姿を探す。
「素素!素素!…素素、どこだ?!」
素素がいないと知った夜華はすぐ寝殿を出たが、そこで銅鏡から素素の声が聞こえて来た。
「イェファ?」
驚いた夜華は袂から銅鏡を取り出し、慌てて話しかける。
「素素っ!」
「私、行くわね…探さないで、私は1人でも大丈夫、阿離の面倒をよろしくね
 ずっと夢みてたわ…あの子と手をつないでお月様やお星様、雲海を見ることをね
 でも、今となっては全て無理なのね…」
「!!!?」
「あの子には言わないで、母親がただの人間で、天上の神仙たちに好かれていなかったこと…」
「素素…教えてくれ、君はどこにいるんだ?探しに行くよ」
「…誅仙台よ」
夜華の顔から血の気が引いた。
「素錦が教えてくれたの、ここから飛び降りれば自分の帰りたい場所に戻れるって…」
夜華は驚愕し、一目散に飛び出した。
「夜華…私を自由にして、私もあなたを手放すわ…私たち、これでもう貸し借りなしね…」
素素はそう言うと銅鏡を捨て、誅仙台から飛び降りた。
その時、ちょうど夜華が到着する。
飛び出した夜華は力の限り腕を伸ばして素素を引き止めようとしたが、虚しくも素素の薄衣の袖は夜華の手をスルリと抜けて行った。
しかし夜華は無我夢中で素素の後を追い、一緒に飛び降りてしまう。
その様子を後を追ってきた央錯(ヨウサク)や楽胥たちが目撃していた。
「イェーファーーーッッ!」

…生まれ変わっても私を裏切らないでね
…もし裏切ったら、今日の誓いは全部、反故にしてあなたを捨てる(第14話より)

身投げした素素は人間としての生を終え、擎蒼の封印が解けた。
すると額に出来た赤い印が消滅し、記憶が戻った白浅(ハクセン)は十里桃林に落下する…。

  |ω・`)あり…にゃんぞうら…ですでに号泣w

擎蒼(ケイソウ)は司音(シイン)の封印が解けたと気づき激高、その邪気のせいで若水河は激しくうねった。
東華帝君(トウカテイクン)は司命(シメイ)星君と一緒に若水河畔に駆けつけ、法術で擎蒼を何とか鎮める。
この異変は恐らく擎蒼を封じた者と関わりがあるはずだ。
司命星君はそれより白鳳九(ハクホウキュウ)を救うため仙力の半分を失ったばかりの帝君が心配で仕方ない。
すると帝君は確かに閉関して休養したいと話し、人間界に行くつもりだと言った。
「私の運命で紅鸞星(コウランセイ)が動くことはない、ゆえに運命簿に姻縁を作って欲しいのだ
 天宮でずっと私のそばにいたあの娘の願いを叶えてやりたいと思う
 天君にはこう言えばよい、本帝君は人生の六苦を味わいたいのだと…」

夜華は誅仙台から引き上げられたものの、重傷を負って生死をさまよっていた。
天君は溺愛する孫を救うため、掟を無視して自分の仙力を分け与えてしまう。
央錯は神芝草(シンシバソウ)で仙気を清めなければ2人とも魔道に落ちると警告したが、天君は頑に治療を続けた。
そこで連宗(レンソウ)はやむなく天君を点穴し、眠らせてしまう。
央錯と楽胥は連宗の無謀な行動に唖然となったが、連宗は早く神芝草を採りに行こうと兄を急かした。

天宮に戻った折顔は素素に会うため洗梧宮へ向った。
しかし紫宸殿から慌ただしく仙娥たちが出て来る。
折顔は何事かと驚いていると、天枢(テンスウ)と伽昀(カイン)が出迎えた。
実は夜華が重傷を負い、天君が中で神芝草の到着を待っているという。
すると知らせを受けた薬王と素錦がちょうど同時に駆けつけた。
薬王は四海八荒で最も優れた医術を持つ折顔がいたことから、一緒に皇太子を診てもらうことにする。
伽昀は了承して薬王と折顔を殿内に案内したが、素錦だけは天枢に止められた。
央錯と連宗から自分たちが戻るまで薬王以外は何人たりとも入れてはならないと命令されたという。
「ならせめて教えて…夜華は…?」
「ご存命です」

楽胥は薬王の勧めで折顔に夜華の治療を託した。
世俗を離れる際、折顔は神器を封印してしまったが、優れた医術は衰えていないという。
折顔は楽胥たちが外へ出ると、見事な医術で夜華の傷を修復した。
「そなたと墨淵(ボクエン)にどんな関係があるのか知らないが、元神までそっくりだ
 もしそなたが墨淵なら生き続けよ、崑崙虚(コンロンキョ)が7万年もお前を待っている
 そなたが墨淵でないとしても必ず生き抜きなさい
 墨淵のようにそなたが天下の蒼生(ソウセイ)と四海の精霊を守るのだ」
すると折顔は天君の点穴を解いて目覚めさせた。

楽胥たちが殿前で気を揉んで待っていると、央錯と連宗が傷だらけで戻って来た。
しかし父神が残した4頭の獣に阻まれ、結局、神芝草は手に入らなかったという。(←ちょwww
楽胥は巡り合わせに感謝し、実は折顔が来たので必ず夜華は助かると教えた。
するとようやく扉が開き、折顔と天君が現れる。
折顔は夜華の命は無事だと報告したが、ただ目を覚ますかどうかは夜華本人の運次第だと言った。
「問題は生きる意欲です、殿下が大事にしている者に世話をさせれば目覚めるきっかけになるやも」
「…夜華が心を寄せるのはあの人間だけ(うっ)
 でもあの人間は誅仙台から飛び降りて消散してしまったわ…」
「人間?あの目が見えないお嬢さんですか?」
「(ウンウン)」
驚いた折顔はすぐ帰ることにした。
天君は改めて心から感謝し、いつか必ず折顔の恩に報いると誓う。
しかし折顔はすでに俗事に興味はなく、何の欲もないと断った。
「どんな報いも必要ありません、恐らく太子殿下とご縁があったのでしょう…ではこれで」

十里桃林に戻った折顔はふと白浅の仙気を感じた。
そこで林の中を探してみると、やがて傷だらけで気を失っている白浅を見つける。
折顔はすぐ白浅を治療して目を治し、白浅の身体を起こしてやった。
すると白浅は眩しそうに辺りを見回し、ようやく自分の情況に気づく。
「お酒はある?」
「あ?はっ!酒だったらあるが、まずは何があったか先に教えてくれないか
 擎蒼を封印した後、お前の父と母、兄さんたちが血眼になって探したんだぞ?
 私さえ何日も良く眠れなかった
 その両目、身体の傷、一体どうしたんだ?」
白浅はまるで長い眠りから覚めたようにぼんやりしていたが、やがて重い口を開いた。
「擎蒼は封印できたけど、私もひどい目に遭ったわ
 私は擎蒼に記憶と仙力を封印され、俊疾(シュンシツ)山に落とされたの…そこで劫(ゴウ)を経験したわ
 折顔?あなた、あの薬を持っていたわよね?忘れたい記憶を消す薬…そうよね?」
「…つらかったんだな、忘れようと忘れまいと全てお前の問題だ
 だが警告しておく、この薬は何の解決法にもならないぞ?
 いったん飲んだら悩み事だけじゃなく過去にあった何もかも記憶から消えてしまう」
すると白浅は立ち上がり、ゆっくり歩き始めた。
「よく母上が言うの、お前は幸運だって
 神仙の子として生まれたから神女になる修行も必要ないのよって
 でも四海八荒ではそんなの便利なおまけってだけ
 天からの試練を経験せずに上神に飛昇できるわけがないわ
 ふっ…この数年の試練は私が天から受けた劫だったのよ
 すでに劫が過ぎたなら、もう覚えている必要などないでしょう?」

夜華の意識は戻らなかった。
楽胥は折顔の助言に従い、素素の忘れ形見である阿離を抱いている。
「夜華、目を開けて見てご覧なさい、あなたの息子よ?
 母を失ったばかりなのに父まで亡くしたら、あまりに可哀相でしょう?
 目を覚まして、ねえ?」
すると若水河畔から戻った東華帝君が騒ぎを聞いて駆けつけた。
昏睡する夜華の姿を前に愕然となる帝君、しかし天君は合わせる顔がなく、黙ってうつむいてしまう。
楽胥は仕方なく夜華が自害を図ったと伝えた。
毎日、雷霆(ライテイ)を受け、太子授印のため36道の荒火と9道の天雷にも耐えたというのに…。
「初めからあの人間を娶らせていれば…
 せいぜい洗梧宮に一人側妃が増えただけのこと、命を捨てるまでにならなかったでしょうに…」
夜華はこのまま二度と目覚めないのだろうか。
誰もが落胆していたその時、帝君がまだ手立てがあると気づいた。
「天族の聖物、結魄灯(ケッパクトウ)です」
これは上古に父神が所造したもので、仙者の離散した元神を灯火に集めることができるという。
天君は初耳だと驚いたが、それもそのはず、この聖物を持っているのは素錦族だった。

素錦は確かに母が守っていた結魄灯のことを覚えていた。
しかし一族が滅亡した時、無妄海(ブボウカイ)へ埋葬される母の副葬品にしてしまったという。
天君はさすがに7万年も経った素錦の母の水晶棺を開ける勇気はなかった。
そこで他人より娘である素錦が棺を開ければ母も許すはずと考え、天枢を連れて結魄灯を取りに行くよう命じる。
こうして素錦は無事に母の棺から結魄灯を取り出した。
…母上、感謝します、私にもう一度、機会をくれて
…この機会を絶対に無駄にはしないわ、絶対に

思いがけず再び好機が巡って来た。
素錦は結魄灯を献上する代わりに自分の願いを叶えて欲しいと嘆願する。
しかし天君は夜華に執着せず、嫁ぎたいなら良い縁談を与えてやると言った。
それでも素錦は譲らず、平伏して懇願する。
「いいだろう、もし夜華を本当に救えたら、本君が必ずそなたを洗梧宮へ輿入れさせる」
「感謝します、天君」
連宗は天君の指示で結魄灯を受け取ったが、素錦を見る目は冷ややかだった。

つづく

ここでseason2の復習です





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最終更新日  2021.03.12 23:33:25
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