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2022.01.15
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カテゴリ: 長歌行 全49話


长歌行 The Long Ballad
第7話「新たな友」

父と昵懇(ジッコン)だった幽州都督の盧江(ロコウ)王・李瑗(リエン)を訪ねた李長歌(リチャングァ)。
李瑗はてっきり永寧(エイネイ)郡主が保護を求めてきたと思ったが、意外にも長歌は力を貸すために来たと言った。
「今や李世民(リセイミン)は四面楚歌、軍を分散させて守りに入るはず…
 そこで幽州も二手に分け、隙をつくのです」
そこで長歌は偽造した令旨(リョウジ)を渡し、父が生前に李世民ら逆賊を殺すよう命じたと見せかけた。
しかしその時、思いがけず長安特使・魏叔玉(ギシュクギョク)が到着したと知らせが届く。
すると王君廓(オウクンカク)は奇しくも逆賊の使者が現れたのなら、今こそ捕らえて戦う決意を示そうと勇んで出て行った。

正堂に案内された淑玉は突然、兵士に包囲された。
そこへ思いがけず川へ落ちたまま行方不明となっていた長歌が姿を現す。
淑玉は長歌の無事な姿に笑顔を見せたが、長歌は裏切り者の友との再会に動揺した。
「今、投降すれば命だけは助けるわ」
「長歌…謀反を扇動するのか?!」
「私はあなたのように簡単に主を変えたりしない」
「誤解なんだ」
「誤解?!」
その時、痺れを切らした王将軍が兵士に特使を捕らえろと命じた。
しかし淑玉は抵抗、ひとり応戦する。
長歌はこのままでは淑玉が殺されてしまうと焦り、咄嗟に飛び出して淑玉の剣を素手で握りしめ、首に短剣を突きつけた。
「王将軍、彼は東宮の股肱(ココウ)の臣・魏徴(ギチョウ)の息子、もし殺せば東宮の配下が失望する」
すると李瑗が現れ、遺命に従い逆賊を討つと令旨を示した。
令旨を見た淑玉は長歌が皇太子璽を使ったと確信し呆然となる。
長歌は淑玉が口を滑らせる前に急ぎ兵士に特使の収監を命じ、ひとまず難を逃れた。



長歌は李瑗から都督府へ留まるよう説得されたが、断って帰った。
しかし長歌の様子を怪しんだ李瑗は令旨をまじまじと見つめ、印章に湯をかけてみる。
すると朱肉は安物なのか、すぐににじんできた。

阿詩勒隼(アシラシュン)は都督府から出てきた十四郎を見ていた。
…使者が入って行ったが十四郎は捕らわれぬままとは…
すると十四郎の手から血が滴り落ちている。
…あの傷は偶然ではないな…
その時、都督府から2人の男が現れ、十四郎のあとをつけて行った。
隼もすぐ追いかけて行ったが、尾行に気づいた十四郎が急に裏道に逃げ込み、追っ手をまく。
…なぜ都督府の者が十四郎を?ふっ、面白くなってきた…
それにしても十四郎の正体は一体、何者なのか。

阿竇(アトウ)は怪我をして戻った師匠を手当てした。
「ずいぶん深い傷じゃないか」
「大丈夫だ…それより尾行された」
李瑗を疑いたくはないが、この状況下では疑心暗鬼にもなる。
一方、宿に戻った阿詩勒隼は自然と物置小屋に向かっていた。
…兵法を知り、智謀にも富む、しかも死を恐れないとは類い稀な女だな…
隼は十四郎のことを思い浮かべて思わず笑顔になり、我ながら照れ臭くなった。

長歌はひとりになると淑玉との切ない再会に涙を流した。
すると誰かが戸を叩き、慌てて顔を出す。
「阿準(アジュン)?」
「?!泣いていたのか?…男も泣くさ、無理しなくていい」
長歌はばつが悪くなり小屋に戻ろうとしたが、隼が気晴らしに散歩へ行こうと誘った。

阿詩勒隼は十四郎と月を見ながら、おおかた求婚が失敗して悲しんでいたのだろうと揶揄した。
下手な冗談に思わず笑顔を見せる十四郎、実は古い友に会ったという。
「いや、もう友じゃない、幼なじみだ、これから先もずっと友だ、でも結局…」
「和解できるかもしれない」
「…無理だろうな、もうあんな友を持つこともない」
「それも成り行きだ…以前、言われたことがある
 水のように万物を包む者もいれば、火のように燃え盛り、全て焼き尽くす者もいると
 近づいた者は火傷し、灰と化す」
隼は養父からその言葉を聞いた後、友と袂を分ち、永遠の敵になったという。
すると長歌は自分も火に属するのかもしれないと言った。
「でも友になれるか?」
「もう友だろう?」
長歌は阿準が自分を励ますために連れて来たと気づき、感謝した。
お互い正体を隠し、どちらも幽州の危険を知る2人、そこで隼は幽州を離れるよう警告したが十四郎は聞く耳をもたない。
すると長歌は阿準こそ早く商いを終えて去った方がいいと勧めた。

一方、駅館に到着した皓都(コウト)は永安(エイアン)公主のお守りに手を焼いていた。
夜になっても部屋に女子と2人だけというのは体面に関わるが、公主が淑玉のために時間を稼ごうとしつこく引き止める。
すると手持ち無沙汰の李楽嫣(リラクエン)がふいに自分で刺繍した手巾を見せた。
「うさぎよ、私のうさぎは目が緑色なの、うさぎは草原を見ているから…」
しかし皓都は黙ったまま表情も変えない。
楽嫣は冷徹だからだと思ったが、義父の前でもそうなのか尋ねると皓都が急に席を立った。
驚いた楽嫣は皓都を止めるため咄嗟に泣き出し、独りぼっちで夜を過ごさねばならないと嘆く。
皓都は仕方なく引き返すと、いきなり公主を抱き上げ寝台へ寝かせてから背を向けてひざまずいた。
「お休みを、私はここから離れません」

阿詩勒隼が宿に戻ると亜羅(ヤールォ)が待っていた。
王将軍から投降書を受け取ったという。
隼は投降書を懐に入れると、まだ片付けることがあると言って出て行った。
「…いつまでそこに?出てこい」
すると暗闇から小可汗の配下が現れる。
「奴も来ているのか?…案内しろ」
阿詩勒捗爾(アシラシャアル)は妓楼で酒色にふけっていた。
隼の冷ややかな目を見た捗爾はいきなり鞭を振り回したが、隼は瞬時に避けて鞭を切断してしまう。
そこで捗爾は妓女を追い出し、可汗からの指令を渡した。
「…俺を朔(サク)州へ?!」
蘇伊舎(スーイーシャー)から密報を奪い取った捗爾は隼の手柄を横取りし、自分が後を引き継ぐという。
怒り心頭の隼だが可汗の命は絶対、仕方なく王将軍の投降書を渡し、おとなしく引き下がった。



翌朝、長歌は阿竇から返してもらった皇太子璽の隠し場所に困っていた。
すると阿竇は確かに卵は別のカゴに入れた方がいいという。
その言葉を聞いた長歌は結局、再び阿竇に預けることにしたが、その時、馬屋が騒がしくなった。
何事かと見に行ってみると、阿準が所有する戦馬を見知らぬ男達が連れて行ってしまう。
…阿準に何かあったのか?…

長歌が都督府を訪ねると、ちょうど王将軍が配下と何やら密談していた。
そこで長歌は王将軍を尾行することにする。
一方、阿詩勒隼はすでに配下と幽州を発っていた。
すると密偵が追いつき、王将軍との取引で小可汗が皇太子璽を渡すよう迫っていたと報告する。
「皇太子璽?…どうなっている?」
実は隼は王将軍の投降書の中身を読んでいなかった。
その時、隼は川から助けた十四郎が真っ先に持ち物を確認していたことを思い出し、都督府で無事だったのも皇太子璽があったからだと思いつく。
「だから逃亡を…」
隼は十四郎が危険だと気づき、配下を先に行かせて独り幽州に戻った。

その頃、長歌は城外の草庵にいた。
王将軍はどうやら誰かと交渉しているようだが、2人の話から相手が阿詩勒部の小可汗だと分かり呆然となる。
その時、小可汗が口笛を吹き、王将軍が希望する戦馬を中庭に呼んだ。
その馬を連れてきたのは確かに朝方、宿で阿準の馬を奪って行った男だ。
|ω・`).oO(阿準は阿詩勒部の者と関わりが?
すると戦馬を見た王将軍は喜び、約束の品が渡せるまでの担保として府庫の鍵と令牌を渡してしまう。

長歌は王将軍が幽州を延利(イエンリー)可汗に売るつもりだと知った。
そこで急いで都督府へ戻り、李瑗に報告する。
李瑗は考え過ぎだと笑ったが、そこへ王将軍が兵を率いて戻って来た。
「2人で共に黄泉路を行くがいい」
その時、突然、中庭に矢が降り注ぎ、兵士たちが騒然となる。
長歌はその隙に李瑗と一緒に殿内に逃げ込み、窓から脱出した。

長歌は李瑗を連れて清祥邸舎(セイショウテイシャ)の物置小屋に避難した。
しかし阿竇の姿がない。
「いないわ…」
「いない?誰のことだ?…もしや何か預けているとか?」
気が急いた李瑗は逃げるなら大切な荷物を取りに来たのかと余計な事を聞いてしまう。
長歌は李瑗を怪しみ、密かに腰に忍ばせた短剣を手にした。

一方、厠から出た阿竇は小屋にいる師匠の姿に気づいた。
しかし突然、あの商人に捕まり、引っ張り出されてしまう。
「師匠を助けるぞ」

長歌は李瑗の首に短剣を突きつけた。
すると李瑗は2日以内に皇太子璽を渡すよう小可汗に迫られ、一芝居打ったと白状する。
「お前に信用させなければ在りかは分かるまい」
李瑗は令旨の真偽など調べれば分かると教え、長安なら上等な朱肉を使うはずだと言った。

つづく


(  ̄꒳ ̄)小可汗、アップスタイルだと魅力半減





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最終更新日  2022.01.15 22:15:57
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