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2024.04.04
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カテゴリ: 安楽伝 全39話


安乐传 The Legend Of Anle
第21話

帝承恩(ディチォンエン)は快気祝いと称して任安楽(レンアンルー)を沅水閣(ゲンスイカク)に呼び出した。
「あの宴以来、太子殿下は毎日お見舞いに来て、私が喜びそうな物や薬を届けてくれるの」
承恩は殿内にわざと山のように珍品を並べ、卓にはこれ見よがしに皇太子が10年も梓元(ヅユアン)に送り続けた文を置いていた。
「殿下は稀に見る好男子だから大切しなくちゃね」
「…任大人、嫉妬しないの?だってあなたは太子妃の座を狙っていたのよね?」
しかし安楽は皇太子に恋情はないという。
「帝小姐の夢が運命の人と添い遂げることでも私は違う、色恋より大切なことがあるの」
承恩は安楽にまで見下され憤慨、ならば皇太子と距離を置くよう迫った。
「疎遠を心がけているけれど、公務の時だけは諦めてもらう(キッパリ」
「…無礼な」
その時、韓燁(ハンイェ)が現れた。
すると韓燁は帝承恩に静養するよう釘を刺し、安楽の腕をつかんで出て行ってしまう。

安楽は人目を気にして言動には注意すべきだと韓燁を諌めた。
「君のようにか?…君の完璧な演技にすっかり騙された」
韓燁は鎌をかけたが、安楽はしらばくれた。
「いつ私が騙したかしら?」
仕方なく韓燁は古斉善(コセイゼン)を連れ去るために苑書(エンショ)と刺客に芝居を打たせたことだと言った。
「君が嘘をついても私は怒らない、だがいつか君の口から真実を聞かせて欲しい…」
すると韓燁は安楽を連れて行きたい場所があると誘った。

上元の夜、韓燁と安楽は賑やかな街に出かけた。
すると韓燁は安楽を橋で待たせ、うさぎの灯籠を買って戻ってくる。
安楽は幼い頃、韓燁と2人で出かけた灯籠祭りを思い出しながら、子供じみていると笑った。
「宮殿を嫌う梓元と2人で祭りに来たことがある
 その時、わずか銅貨10枚のうさぎの灯籠を2つ贈った
 だがその翌日、16日が梓元の誕辰だと知ってな
 私は視察へ発つ直前のため、咄嗟に梓元に文を書いたのだ
 ″ゆうべの灯籠は誕辰の贈り物だ″と…ふふ、ケチな太子だと思われたに違いない
 あれから10年が過ぎた…」
「些細なことまでよく覚えているのね?」
「些細なことではない、靖(セイ)国と帝家の縁談は天下太平のための策であった
 梓元とは幼い頃に婚約を交わした、しかし常にそばには侍衛の洛銘西がいたのだ
 だからあの上元は2人きりの唯一の思い出だ」
真実を明かせなくても分かり合える韓燁と梓元だけの記憶、しかしそこへ苑書が駆けつけた。
実は忠義侯(チュウギコウ)が除夜の宴に使った刺客を化縁(ケエン)山で始末するつもりだという。



安寧(アンニン)は安楽本人から事の次第を聞き出そうと考え、出かけることにした。
しかし遊びに来た北秦(ホクシン)の莫霜(モーシュァン)公主に足止めされてしまう。
実は冷北(ランベイ)は姜瑜(キョウユ)から軍の名簿を手に入れるよう急かされていた。
姜瑜は帝承恩から帝家軍籠絡に協力する約束を取り付けたという。
そこで冷北は妹に公主の気を引いてもらい、隙を見て眠り薬を仕込んだ。

その頃、化縁山では罠とも知らず、古雲年が息子が来るのを待っていた。
するとなぜか皇太子と任安楽がやって来る。
…まずい!謀られた!…
古雲年は驚いて逃げようとしたが、韓燁と安楽に捕まった。
その時、突然、煙玉が爆発、辺りは真っ白な煙に覆われ、刺客たちが襲いかかる。
…今度は何者だ?…
古雲年は何が起こっているのか見当もつかなかったが、どうやら狙いは自分ではなく皇太子と任安楽だと分かった。
多勢に無勢の中、懸命に応戦する韓燁、しかし安楽を助けようとして肩を刺され、崖から転落してしまう。
「ハンイエェェェェェェェ!」
安楽は無我夢中で韓燁を追いかけ、崖から飛び降りた。

姜瑜の企みが成功、皇太子は行方不明となり、古雲年は数々の悪事が暴かれ投獄された。
冷北は安寧から盗んだ名簿を姜瑜に送って公主府に戻ったが、何も知らない安寧は泥酔したせいで寝入ってしまったと自分を責めている。
「将軍、冷静に、お2人はきっと生きています」
実は皇太子と安楽が落ちた地点にはちょうど大河が流れていた。

皇帝は内密に皇太子を捜索させていた。
それでは手遅れになると安寧は禁衛軍を動かすよう嘆願したが、皇帝は表沙汰になれば民に動揺が広がり、敵国の耳に入れば取り返しがつかないという。
安寧は息子より国を案じるのかと父を激しく非難、勅命がなくとも探しに行くと反発した。

刑部の大牢では古雲年が拷問でぼろぼろになったところで洛銘西の尋問が始った。
「自ら実父に引導を渡すとはな…」
息子の供述書を見た古雲年は呆然、これまでの功績が我が子の手により無に帰したと肩を落とした。
しかしあくまで刺客の件は知らないと訴える。
「ふっ…愚息の証言は全て認めよう、ただし西郊大営が関わる罪状は一切、認めぬ!
 まったくの濡れ衣だ」
洛銘西は古雲年が今さら言い逃れするとは思えなかった。
一体、裏で誰が手を回しているのか。
…安楽、どこにいる?無事でいてくれ…

安楽と韓燁は川に落ちて流され、無事に岸に上がっていた。
しかし安楽をかばって刺された韓燁は憔悴し、身体も冷え切っている。
「韓燁!死んでは駄目!すぐ迎えが来るから…まだ借りも返していない!」
「安楽…温朔(ウェンショウ)は…」
「あんな子供の話をしている場合じゃない!眠っちゃダメ!」
「私は…」
すると韓燁は昏睡してしまう。

安楽は韓燁を背負って近くの洞窟まで運んだ。
しかし寝ずに介抱を続けても韓燁はなかなか目覚めない。
「あなたに前世で借りでもあるのかしら?なぜ私をかばったりしたの?
 婚礼が近いのに、10年も待った帝梓元を悲しませるつもり?」
「…ただ君を助けたくて」
「韓燁?!」
韓燁はついに目を覚ました。
「初めて己に正直に振る舞った…その結果、君を守ることができて嬉しい」
しかし韓燁は再び意識を失ってしまう。

翌朝、韓燁が目を覚ますとそばに安楽がいた。
「ずっと見守ってくれていたのか?」
回復した韓燁は身体を起こしたが、今度は衰弱した安楽が韓燁にもたれかかるように倒れてしまう。
その時、韓燁は思わず安楽の肩を確認した。
すると確かに傷がある。
洛銘西は安楽が海賊との交戦で肩を刺されたと誤魔化していたが、韓燁は嘘だと見抜いた。
…君の傷跡を私が見間違うはずがない…



帝承恩は皇太子が行方不明と知って失望した。
皇太子がいなければ当然、皇太子妃になるという夢はついえてしまう。
「君が案じるのは己の栄耀栄華なのか?」
慕青(ムーチン)の思わぬ指摘に驚いた承恩は、案じているのは″自分たち″の将来だと言い直した。

倒れた安楽を介抱する韓燁。
しかしその夜、安楽の身体が冷えていると気づき、抱き起こして温めることにした。
梓元を腕に抱きながら、10年越しの想いが天に届いたと感慨深い韓燁、やがて一緒に眠りに落ちて朝を迎える。
すると安楽は韓燁の胸の中で目を覚ました。
「私なら大丈夫よ…それに太子殿下の腕に抱かれて得した気分だわ」
安楽はいつものように茶化して照れ隠しした。
「太子を迎えるのは閻魔様でも恐れ多いのね、ふふ、海賊の命に価値などないけれど…」
「任安楽の命には価値がある、私が一生をかけて守る価値が…」
韓燁はそこで話を切り上げ、食べ物を探しに出かけた。
…私ったらこんな荒れ地で何を考えてるの?ふふ、でも今はこの幸せに感謝しよう…

つづく


( ๑≧ꇴ≦)傷があったぁぁぁぁぁぁ!





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最終更新日  2024.04.04 21:19:33
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