Bin-Star(Binary Star Watching)
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赤道儀の修理のせいで、まともに写真にとれなかったアイソン彗星。崩壊後も球状星団の様に捕えられないかと思い、東に光害のない場所をもとめ、12月7日に5時間かけて、潮岬の近くの、和歌山県串本町紀伊大島まで遠征しました。たどり着いたのは、紀伊大島の一番奥にある樫野灯台口の駐車場。空は全方向開けていて、トイレもある。舗装された広い駐車場で、天体観測には良さそうな場所なのですが、他に天文屋はいませんでした。おいはらってもまたやってくる人懐っこい、たぬきの家族が住んでいて、一晩中5m以内にたぬきがいる状況ですごしました。積み込んだ機材は、自己修理した赤道儀のLX-80と鏡筒は25cmのMeade SCと15cmニュートンのAT6IN。12月7日の夜に到着し、まずは、LX-80に25cm鏡を積んでオートガイドのテスト。Meade Autoguider Port Module (APM) #07509とセレストロンのNexGuideの組み合わせによるオートガイドなのですが、DECキャリブレーション時のエラーにより、今まで、ガイドに成功したことがありません。LX-80の修理で分解した時に、Meade APMによる制御時の動作をモーター軸の直接観察により、以下の結論を得ています。・PECがOFFであるとDECのモーター稼働域に制限がかかり、わずかな回転角でモーターが停止する。これがDECキャリブレーション時のエラーの原因であると強く疑われる。・Star PatchのST-4 Bug Fixをあてると、稼働域の制限はなくなるもののガイドによる制御時にもバックラッシュを打ち消す逆回転動作が入ってしまい、ガイドエラーが出やすいと思われる。(この方が良いのかもしれない。)・オーディオスターのファームウェアA3S4のままPECをONにすると、うまく動作し、バックラッシュを打ち消すモーターの逆回転動作は入らない。そこで今回は、A3S4のままPECをONにしてNexGuideによるガイドを試みました。今回、初めて、キャリブレーションをクリアしてGuidingをスタートさせることに成功しました。Star Lostもなくガイドし続けてくれます。馬頭を狙ってベテルギウスでガイドのテストをしたのですが、家に帰ってからPCモニターで確認して唖然としました。すごく流れているのです。撮影中に気づいてはいたのですが、始終、NexGuideのモニターにRA-(LX-80側からみてRA+)の修正が入っていて、NexGuideのモニターの中心にベテルギウスが来ないまま、追いつかない状態が続き、遅れ気味のガイドでした。明らかにアンダーシュートです。RA+方向の修正が入り続けても追いつかないので、NexGuideのAggressivenessの調整でもカバーできるかもしれませんが、要は、恒星時スピードが不足しているのです。。オーディオスターの設定としては、PEC TrainingをErase後にPEC ONで運転したのですが、これが原因だったのかもしれません。ちゃんとPEC TrainingをしてからPEC ONにしなければいけないのかもしれません。今度やってみます。LX-80の特性が良く判っていないだけかもしれません。そうしているうちに、4時30分ころになり、今の星空の主役のラブジョイ彗星が良い高度になっています。軽量のAT6INの鏡筒に乗せ換えて、撮影を開始。ラブジョイ彗星の明るさに驚きました。双眼鏡でも、淡くですが、確認できるほどです。ISO 12,800ですが、15秒で写ってしまいます。2013/12/08 AM4:52和歌山県串本町 樫野灯台口駐車場Meade LX-80 赤道儀モードAT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当)LPS-P2APS-C(NEX-5) ISO 12,800 15s × 53枚K3 CCD Tools(シェアウェア)でコンポジットこれを動画にすると、彗星が移動していくのがわかります。大画面でみないと移動しているか判りにくいかもしれません。2013/12/08 AM4:52和歌山県串本町 樫野灯台口駐車場Meade LX-80 赤道儀モードAT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当)LPS-P2APS-C(NEX-5) ISO 12,800 15s × 53枚K3 CCD Tools(シェアウェア)で彗星でアラインして、動画を作成さて、今回の遠征の目的はアイソン彗星の残骸を捕えることでした。LX-80を一旦土星でアライン修正してから、アイソン彗星にGOTO。球状星団の様なかけらが写らないかと期待。ステラナビゲータで確認するとアイソン彗星の位置は合っている様です。自宅に帰ってからの、比較明合成の処理で線状に移動天体が写っていれば目的達成なのですが。。。。線状に写ったのは受光素子のノイズだけでした。2013/12/08 AM5:34和歌山県串本町 樫野灯台口駐車場Meade LX-80 赤道儀モードAT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当)LPS-P2APS-C(NEX-5) ISO 6,400 10s × 53枚K3 CCD Tools(シェアウェア)で比較明合成夜明けとなり、潮岬が近くなので、行ってみた。潮岬の駐車場も、西側を除いてかなり開けていました。ここも。良い観測ポイントになるでしょう。アイソン彗星のかけらを撮影することはできなかったけど、綺麗な星空を満喫できました。LX-80をうまく使いきれず、課題を残しました。帰るのも時間がかかりたいへんでした。以上です。
2013.12.14
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