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すみません。これがLX-80の修理の最終記事になります。(また壊れたら始まるかもしれません。)私のケースでは、LX-80がそもそも壊れたのは、ウォームの圧が強すぎて、モーターが過熱し、樹脂製のギアボックスが変形したことによります。よって、何らかの再発防止策をうたなければ、本当の意味での修理完了とは言えません。そこで、70度でオフとなるバイメタルのサーモスタットをベースとして、超簡単な緊急停止回路を作成しました。部品は、すべて共立電子のネット通販で購入しました。2000円以内だったと思います。70度以上を検知したら、モーターを停止し、ブザーを鳴らしてLEDを光らせることにしました。バイメタルのサーモスタットは、モーターに直接熱伝導テープで貼りつけました。モーターには銅製のヒートシンクを取り付けました。サーモスタット以外は、空中配線で結線し、ブザーの面をRA基板に貼りつけました。空中配線をボンドでコーティングして絶縁しました。LEDはLX-80の化粧パネルの赤いLEDの横につけました。緊急時なのになぜか緑に光ります。さて、3.7kのバランス崩れによるLX-80の破壊実験です。緊急停止装置は作動するでしょうか?うまく動作している様です。本当は、AudioStarにモーターエラーを伝えて対応する方が良いかもしれませんが、AUXポートのプロトコル解析さえまだできていませんので、今後の課題としたいと思います。世間はアイソン彗星の話題で持ち切り、なんとか良い写真がとれないかと思い、星空でのLX-80の修理後のテストを兼ねて、11月23日(土曜日)の深夜に出発し11月24日(日曜日)の未明をねらって、4時間もの大遠征。遠征地は、大台ケ原を超えて、更に熊野街道を南下、水平線の見える海岸で対岸には何もない場所にむかった。たどり着いたのは、御浜町。ここなら、公害もなく、天気予報では快晴なので大きな期待。24日午前5時ころから、アークトゥルス・スピカ・水星・土星と順に自動導入し、アライメントをその度補正、そして、アイソン彗星(Audiostar は彗星に対応している)を導入。場所はあっているはずなのだが、核の様なものが写っているものの、尾もなく緑色でもなく、本当にアイソン彗星なのかは不明。2013/11/24 AM5:46七里御浜AT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当)LPS-V4NEX-5 ISO 6400 1.3s × 1枚アイソン彗星の核を自動導入に成功したということにしておこう。ということで、LX-80の修理後のテストを無事終えました、収穫としては、水平線から上る朝日!わずかに雲が出ていた様です。赤道儀の修理でアイソン彗星の撮影にずいぶん遅れをとってしまいましたが、近日点を過ぎてから本格的に撮影したいなと考えています。以上
2013.11.24
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いつまでLX-80を修理してんだといわれそうですが、昨日、ようやくテスト。ギアボックスをアルミに置き換えてるし、エンコーダーディスクパターンは完全に自作品に置き換えているので、星空のもとでテストしたい。とはいっても、自宅ベランダでのテスト。載っているのはAT6IN。ならばLX-80でなくてもいいだろうと思われるかもしれませんが、今回は赤道儀のテストなので、重たい25cm鏡を引っ張り出さずに、AT6INで済ませました。アラインメントも自動導入も問題ない様です。そして、C/2012 S1にGOTO、追尾性能の確認。Audio-Starは、彗星の導入もできるので便利。大阪の街明かりの元、薄明後の時間であるにもかかわらず、ISO 3200 2Sの露光で何か写っているじゃないの。 えっつ。アイソン彗星ってこんなに明るいんだ。スタック処理もしましたが、ゴーストが出ていたので掲載しませんでしたが、すごい尾のながさなんですね。驚きました。これって、一体、何ミリのレンズなら尾の全体がうつるのだろう。目的は赤道儀のテストでした。モーターの温度は19.7度以上に上昇しませんでした。続いて、いよいよ緊急停止装置を組み込みます。まるでFETの様な形状のバイメタルのサーモスタットがあるのですね。70度でオフになるサーモスタットをベースとして、できるだけ簡単な回路とします。続く
2013.11.17
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Meade LX-80。優れる点はジズコのWebで確認できる。なので、散々、ダメなところを日記で書いてきた。だが故障を機に分解すると非常に関心させられるところが多くある。ジズコのWebでは書かれていないLX-80の非常に関心させられる設計について触れてみたい。LX-80を使用直後から感じていたのが、設計者が経験をもとに微妙なプログラムをマイコンに仕掛けているものと考えられる。どんな、赤道儀でもバックラッシュが存在し、Syntaやセレストロンのコントローラーなら制御のオンオフ切り替えができるが、LX-80ほど巧妙なバックラッシュ制御の動作をみたことがない。というのも、LX-80のバックラッシュ制御は単純なしかけではなく、コントローラーボタンでの往復、たとえばRAであれば、RA-に引き続きRA+、またはRA+に引き続きRA-の動作を行った場合に限り作動する。動画のモーター軸に注目してほしい。RA+に引き続きRA-の操作を行った場合、モーターはしばらく若干早めに回転しつづけ、恒星追尾速度にはならず、バックラッシュを巻き上げる。同じく、動画のモーター軸に注目してほしい。RA-に引き続きRA+の操作を行った場合、恒星追尾速度で回転するはずのモーターがしばらく停止する。バックラッシュが追いつくまで待たせる仕掛けである。この様にアイピース中央に持ってくる様なコントローラーの操作を行った際に、最大の効果を発揮する様にマイコンがプログラムされている。このことから言えるのは、RA方向でのバランスがしっかりととれていた場合にバックラッシュを打ち消し、逆説的には、RA方向のバランスがいい加減であるとかえってバックラッシュが大きくなってしまうことになる。この様に、LX-80は、経験にもとずく職人技的なプログラム制御であり、性能は良いと言えるが、問題はわざと壊れやすく作ってある(過去記事参照)ので、国内サポートを受けるために正規代理店のジズコからの購入が推められる。私の様に個人輸入すると、修理も自己責任となり、たいへんな思いをする。続く
2013.11.13
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Meade LX-80の緊急停止装置を考案している時の最中です。5.1kgのバランス崩れで12分で100度近くに達することは前回報告しましたが、過負荷が電流のモニタで予測できるとの情報をぱなりさんから頂いたので、電流による緊急停止装置を作れないかと、実際に電流を測定している最中の出来事です。動画は50倍速です。(拡大すれば温度計の数字が読めます。)このビデオと同じ実験をしている時に、うかつにもうたた寝。気がつけば、1時間以上経過しています。温度計は2桁までしか測定できませんので、何度にまで達したか判りません。12分で100度近く(室温との差が75度)上昇するので、最悪370度くらいまで上昇していたかもしれません。実際にはこれほどには上昇していないと思いますが、正確には判りません。慌ててウェイトを外し、壊れていないか確認したところ、MAXスピードと恒星追尾速度には問題ない様でした。胸をなでおろしていたところ、Key7(1.5度/sec)とKey8(3度/sec)の高速域の回転が断続的でギクシャクしていることに気付きました。誤って壊しているというレベルではなく、ここまでくればLX-80の破壊実験ですね。再分解して、故障個所を調べました。アルミのモーター台座にしたギアボックスには問題ない様です。MAXスピードで正常回転するのでFETやモーターの故障は考えにくいです。となると、レーザープリンタで自作修理したエンコーダーディスクパターンが熱で溶けたかと思い、禁断のエンコーダーディスク外しを行い確認したところ、エンコーダーディスクが溶けた模様もありません。再度組み上げている最中に原因が判りました。ピニオンとエンコーダーディスク間での滑りが原因でした。おそらく、熱がモーター軸を伝わって、エンコーダーディスクの内筒の中で、ピニオンギアを熱膨張変形したあと、熱収縮し、ズボズボになったのではないかと推測します。まあ、軽傷で良かったです。またもやガチネジで止めました。ガチネジは強度が選べるのですが、中強度を使っていたので助かりました。前回の修理でピニオン軸をガチネジで補強していたため、外すのがたいへんでした。もし強度の強いものを使っていたら、ピニオンを抜くことができなかったかもしれません。この様なLX-80の破壊実験を行って思ったのは、やはり、放熱や緊急停止装置の追加です。ということで、銅製の放熱板を調達しました。それと、緊急停止装置を簡単に組める方法がないかと探したデバイスです。みなさん、この部品が何か判りますか?続く
2013.11.09
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LX-80のギアボックスのひとまず修理完了だが、再発予防策をとりたい。まず、ShiroさんのLX-80がピニオンギアの軸滑りだった情報を頂いたので、予防策として、ピニオン軸の強化のため、ガチネジを流し込みました。ガチネジは色がついているので判りやすい。続いて、今回の一連の故障の原因と考えられるモーターの発熱状況をモニターするために、モーターに直接サーモセンサーを貼りつけた。これで、モーターの温度を測定できる。電源投入前のモーターの温度は、23.5度でした。まず、鏡筒もカウンターウェイトも付けづに、無負荷の状態で観察しました。温度は上昇するものの、34度未満の温度で安定していました。動画は50倍速です。(拡大すれば温度計の数字が読めます。)続いて、1.9kgのカウンターウェイトのみ取り付けました。ウェイトシャフトがウェイトを持ち上げる様に負荷がかかります。1.9kgのウェイトであっても、55度未満の温度でプラトーの様です。動画は50倍速です。(拡大すれば温度計の数字が読めます。)続いて、5.1kgのカウンターウェイトのみ取り付けました。このくらいバランスがくずれていてもRA軸は動き続けてくれます。モータートルクが高いのでしょう。ここまで頑張らなくても、緊急停止してくれれば良いのですが、LX-80には、過負荷を検知するプログラムがない、または機能が停止している様です。動画のとおり、温度上昇がすさまじく、12分で100度近くに達します。このまま続けると、恐らく樹脂製のギアボックスが熱変形する温度にまで達するものと思われます。これ以上、続けるとまた壊れそうなのでここで温度測定実験は中止です。動画は50倍速です。(拡大すれば温度計の数字が読めます。)私の場合、何らかの原因で、ウォームとホイールの調整ネジが狂い、モーターに大きな負荷がかかり、モーターの発熱し、樹脂製のギアボックスが熱変形したと考えられます。LX-80を入手した多くの方は、かなり重たい鏡筒を載せることが目的で購入されたのではないでしょうか?今回の実験で判ったのは、バランスはしっかりととっておかないと故障する可能性が非常に高いということです。バランスくずれは2kg程度が限度と思われます。ということで、モーターの放熱をもう少し考える必要がありどうです。続く
2013.11.04
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