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turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
906tom@ Re:フロントブレーキ修理(05/09) 太田ガレージに入庫する中古物件にしては…
turu164@ Re[1]:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) グリフイスさんへ 今年は不動車になってし…
グリフイス@ Re:TY50/12年振りのエンジン始動(05/02) バイクも車も同じですが、ほおって置くと…
グリフイス@ Re:フレンディーでキャンプに行ったものの(04/18) 良いですね。最高じゃないですか。ひとり…
2015.11.09
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カテゴリ: その他の四輪
「ノスタルジックカーフェスティバルin岡山2015」がコンベックス岡山にやって来た。土曜日の午後は何故か空いていたので、仕事の合間に写真屋を誘おうと電話したら、ホームセンターで豆電球を探している最中だった。
何でも3台目のCB750のエンジンが4発揃って仕事をしないので、点火タイミング調製するために、自作の計測器を作ろうと物色中だとか。朝から仕事もせずにバイク修理に没頭するあたり、良く似た同じ年のオジンである。
昼飯のオープンサンドを食べてサスペンスを見ていたら、CB独特の排気音が聞こえて来た。2台目の赤いCB750/K1に乗って写真屋がやって来た。フロントタイヤを新品にしている。手こずるようならレスキューに行こうかと行っておいたのだが、どうやら一人で頑張ったようである。コンベックスは直ぐそこではあるが、天気も何とかもちそうなので、V7ドンキーを引っ張り出して2台で行く事にした。1キロも走らない内にCBが付いて来なくなった。何処かが壊れたのかと思い引き返すと、スピードメーターケーブルがハブから抜けてブラブラになっていた。ケーブルを留めるビスの締め忘れであった。
コンベックスの中の二輪専用駐車場に駐車する。車だと駐車場からかなり歩く必要があるので、こういう時にはバイクが便利だ。
1,500円の入場料を払って入場すると、外車や国産の旧車が展示ホール一杯に並べてある。最初に目を引いたのが、TOYOTA2000GTだ。シルバーに塗り替えられた車体は美しく光っている。ライトが小さいので前期型であろうか。恐らく数千万円はするだろう。
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(TOYOTA2000GT)
次に登場したのがスカイライン3兄弟だ。ハコスカGTRとケンメリGTRとスカラインRS。しかし何と言ってもハコスカであろう。シルバーの角張ったボディーに流れるようなライン。GTRだけの大きく抉られたタイヤハウジングに黒いオーバーフェンダー。リアガラスに熱線も無い。ホイールはお決まりのワタナベ。直列6気筒のDOHCは160PS/7,000rpmを絞り出す。当時としては突出した出力だ。このエンジンにはウェーバーの三連装が奢られる。6気筒は今となってはV6となってしまって、見ることが出来なくなった。当時の直6エンジンは何とも美しい。このエンジンを積むにはどうしてもボンネットが長いロングノーズの車体が必要である。今、見てもこれほど美しい車体の車はそうそう無いと思う。ニッサンの作った傑作であろう。
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(ハコスカGTR)
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(ハコスカGTRオーバーフェンダー)
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(ハコスカGTRエンジンルーム)
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(ハコスカGTRテール)
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(ケンメリテール)
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(ケンメリエンジンルーム)
次はサニー1200GXクーペB110だ。今でもレースで活躍している名車である。OHV直列4気筒にSUツインキャブを搭載したスポーツモデルである。
このエンジンはOHVでありながら良く回る。ヘッドカバーが青色の鉄製であったと記憶している。その後1400も出たが、やはりサニーは1200だろう。
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(サニー1200GXクーペ)
次はセリカ1600GTVだ。初代セリカでダルマセリカと呼ばれていた。後にリフトバックが追加されたが、ダルマは根強い人気があった。2T-G型DOHCは115PS/6,400rpmのスペックだ。この当時はまだツインカムエンジンのシリンダーから上はヤマハ製を使っている。TOYOTA2000GTもヤマハ製だし、クラウンにもヤマハ製を使っていた。GTVの2T-Gエンジンの音は何とも迫力があり、痺れる音であった。このオーナーは20代で新車を購入後40年間乗り続けているとの事。奥さんは「こんなボロ車、早く始末してくれ」と言っているようであるが、女子供には、この貴重なGTVの良さが分からぬのであろう。たわけ者めが...。
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(セリカ1600GTV)
次はマツダの誇るロータリーエンジンを搭載したコスモスポーツだ。不可能とまで言われたアスペックシールの製作に成功して、初めてロータリーエンジンを搭載した市販車としてコスモスポーツはデビューした。
ロータリーエンジンの滑らかな加速を味わうと、幾ら燃費が悪くても他の車に乗り換えられず、マツダ地獄に陥る人が沢山いたようである。因みに海外での名前でRX-2がカペラ、RX-3がサバンナ、RX-4がルーチェ、RX-5がコスモAPそれとRX-7、RX-8何れの車もロータリー仕様があった。速かったのはファミリアロータリークーペ。コスモAPのロータリーは絶品であった。
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(コスモスポーツ)
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(コスモスポーツ/フロントエンブレム)マツダマークが懐かしい
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(コスモスポーツエンジンルーム)
他にもブルーバード、ベレットなどの国産車やカウンタックLP400やムスタングなどの外車と少数のバイクがあったが、バイクに至ってはハーレーの旧車以外は新しいものばかりであったので、ザッと見て会場を後にした。
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ドレミコレクションから出品されたZ1/フルレストアでピカピカだ。
駐車場で、V7ドンキーから工具を出してCBのメーターケーブルを締め直していると、入場者が「おっ。CB750だ。」と言っては見学に寄ってくる。バイクに限ってはこちらの方が集客力が上だ。





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Last updated  2015.11.09 06:19:44
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