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ポルシェデザインとホンダクロノグロフが共にオシャカになり、日常使えるステンレスベルトの時計がなくなってしまったので、新たに買ったのがこの時計です。スピードマスターといえば黒の文字盤が定番ですが、幅広いシチュエーションでの利用を考えて、あえて大人しいシルバーのダイアルにしました。現物を見ることなく、楽天に出店している質屋から購入、値段はポイントやらなんやらを差し引いて7万程度でした。届いたブツを見ると、裏のシールが貼られたままのほぼデッドストックと思しき仕様。これはいい買い物をしたと思ったのですが…。いざ使い始めてみると、かなり長いこと動かさずにいて油が固まってしまったのか、時刻が遅れてしまうのにまず閉口しました。1週間で数分単位で遅れてしまいます。結局購入して3年でオーバーホールに出す羽目になりました。ちなみにオメガの正規のクロノグラフのオーバーホール料金は57500円。7万円で買った時計に6万弱出してオーバーホールというのもシャレにならないので、正規の代理店は諦めて、職場の近所の修理屋に依頼することにしました。それでも結局4万ぐらいかかりました。加えて閉口させられたのが、YOLにも書いた文字盤の視認性の悪さです。購入時はさほど気にならなかったのですが、ここ数年で老眼が急激に進んだことで、それが死活問題になってきました。写真で見てわかるとおり、針とダイアルが近似色であることに加えて、ストップウォッチの秒針やインダイアルの針が重なっていたりして、見ずらいことこの上ない。明け方、ベッドの中で時間を判別できなかったりとか、慌てて分針とストップウオッチの秒針を見間違えたりということが何度かあって、これはダメだと思いました。実はもうひとつこの時計を見限った理由があります。これを書くと笑われそうですが、私は結構「ゲンを担ぐ」のです。いつから始めたのかも定かでありませんが、なんとなく長年続けている習慣で、職場で嫌なことや理不尽なことがあったときには、翌日は違う腕時計をはめていくことにしているのです。ところが-単なる巡り会わせなのでしょうけれども-なぜかこの時計をしているときに限ってよからぬことが続きました。そうなってしまうと「不幸の時計」ではありませんが、重要な行事があるときにこの時計をしていきずらくなり、おかげでこの1~2年会社にしていくのはもっぱら退役間近のマハラばかりになっていました。そんなこともあって、オーバーホールを終えてまだ間もないのですが、いっそのこと買い換えてしまおうということになったのです。あらためて別のエントリーで書きますが、数日前ようやく新しい時計を購入しました。この時計はそのときに下取りに出しまして、思いのほか高値で引き取ってくれたのが嬉しい誤算でした。5年という短いつきあいで不遇をかこった一本でしたが、まぁ終わりよけければすべて良し、ということで…。
2013年04月29日
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どこそこの畑の隣だとかどこそこに囲まれたなんていう謳い文句は良く聞きますが、この手の宣伝は大抵マユツバだと思ったほうがよいでしょう。隣接する偉大な畑と明確に分けられてるということは、すなわち一緒にできないほど立地と生み出されるブドウのクオリティに差があるということですから。このアンラ・リュイ・ド・ヴェルジィもクロ・ド・タールのすぐ上の村名ということが修飾語のようについて回りますが、所詮は村名、過大な期待は禁物です。実際、RWG誌の水平試飲などで並べて飲むと、他の村名より見劣りすることが多いぐらいです。だったらなんでこのボトルを買ったのかといわれれば、たまたまリカワさんのオークションで安く落札できたからにほかなりません。07年ということで飲み頃も早くやってきそうだし、家飲み用にはよいかなと。今回のこの私の目論見は当たりました。いいですよ、これ。今飲む分には。中程度の濃さのルビーですが、香りがとてもよく開いています。赤系果実のリキュール、ダージリン、オレンジの皮、それに皮革や下草系の熟成香が混じり始めています。飲んでみると、色調からは想像できないようなエキス分と粘性があります。クリーンで透明感があり、酸も伸びやかで、実にオーソドックスにまとまったブルゴーニュ。Mグロのこの畑は試飲の際、いつも薄いなぁと思いながら飲むのですが、単に希薄なだけではなく、きちんと内容を伴っているのだということを改めて確認できました。毎週自宅でこんなワインを飲みたいものです。★★★★
2013年04月28日
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「カッコいい時計してますね。」こちらから話をふったわけでもないのに、何度となく褒められました。それだけこの時計のデザインに存在感があったということなのでしょう。昔懐かしのF-1ウォッチ。前の会社をやめるときに記念に買ったものです。新しい環境に馴染めるまでは、自分を鼓舞しようとこの時計をはめてはめて出社したものです。(ついでに前の会社を円満退社したというメッセージにもなりました…)舶来モノの高級ブランドとは比べるべくもありませんが、F-1ウォッチとしては結構なお値段でした。いや値段云々より、そうやって転職を契機に購入したと時計ということで、ひときわ愛着のあった一本でした。日常では長いことポルシェデザインのスペアのような形でスポーツや行楽時を中心に使用してきました。ポルシェデザインが例の文字盤にじみでつかえなくなってからは、もっぱらこの時計がメインウォッチの座を占めました。ちょうど仕事の面でも辛かった時期だったので、初心に帰る意味でもこの時計が励みになりました。しかし考えてみればこれもポルシェデザインと同じ時期に買って20年間オーバーホールをせずに使ってきた時計です。防水機能が衰えて、もはやハードな用途には使えないということに早く気づくべきでした。5年前、台風が接近する中を取引先との会食に向かう途中に、しこたま雨の直撃を浴びてガラス内部に水が入り動かなくなってしまったのです。記念の時計とあって、なんとか修理できないかと奔走したのですが、もはやこの型番の時計はスペアのパーツもなく、どうにもならないのだとか。ポルシェデザインの文字盤にじみはだんだんと進行したものだったし、20年使い倒したという充足感もあったので、気持ちの整理もつきましたが、こちらはいかんせん突然だったことでショックでした。丁寧に扱ってやらなかったことが激しく悔やまれました。クォーツのオーバーホールって、本当に死角ですよね。定期的に電池交換していることで、ついメンテしている気になってしまう。もっともこの時計のように製造中止して部品がなくなってしまったとなれば、もはやオーバーホールもままならないのかもしれませんが。マハラのときにも痛感しましたけれども、一生モノとして購入するのであれば、メジャーなメーカーの、できればメジャーなブランドが無難ということなのでしょう。
2013年04月27日
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1ヶ月前のことになりますが、古武士屋さんで上記のセット販売があったので購入しました。いわずと知れたルソーとダヴィッド・デュヴァンの10シャルムシャンベルタン2本セット。ダヴィッド・デュヴァンのこの畑はトルショー翁を引き継いだ畑ですね。10のダヴィッド・デュヴァンは評判が良いようなので楽しみです。10VTについては結局ルソーの御三家を買えませんでした。まあ買っても飲み頃まで時間がかかるし、最近は高額になってしまって、運よく買えてもおいそれとは開けずらいですからね。この先しばらくは新たに購入するよりもセラーや寺田の在庫を圧縮することに注力したいと思っています。在庫圧縮と言えば、塩漬けになっている90年や2000年の1級ボルドーをいい加減処分したいんですよねぇ。記念の年でもないし、自宅で開けるには高価すぎるし、といってブル仲間たちの会に持っていっても喜ばれないし。最近はヤフオクも厳しいのかなぁ…。★楽天でダヴィッド・デュバンを検索★★楽天でアルマン・ルソーを検索★
2013年04月25日
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http://www.pom-j.com/shop/home/356/template/current/index_original.html「ポンジュースまじめな宅配便」以前、愛媛の人からお中元でもらって、以来気に入って時々買っているポンジュースの宅配便。通常のポンジュースは濃縮果汁還元ですが、こちらはストレート果汁で、はるみ、ぽんかん、きよみ、ひめぽんといった何種類かのジュースがひと箱に入っています。ちなみにこのジュース、もうひとつの使い道があるのです。そう、「飲み残したワインの保存用」です。、香りがついてしまっているのでよく洗って干さねばなりませんが、容量が190ccと、通常使っているペリエの小瓶より小さいので、3日に分けて飲むときなどに重宝しています。
2013年04月24日
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「ラ・グランリュ」がDRCに隣接しているわりに…というイメージのせいか、あまりよい評判をきかないフランソワ・ラマルシュですが、個人的には好みの味筋だったりします。クロヴジョとかマルコンソールなども良かったし、裾モノも総じてレベルが高いと感じています。今回開けたのは10年のHCN。値段は約2.5K、さてどんなものでしょうか。赤と黒の中間ぐらいの果実、紅茶、スパイス、スミレなどのオーソドックスな香り。初日はやや還元的で、翌日の方が香りは開いていました。味わいは強からず弱からず、高めの酸を中心にバランスよくまとまっています。このクラスとしては口の中の表情や余韻もそれなりに感じられるところもいいですね。派手さはありませんが、中庸を得たブルゴーニュらしいブルゴーニュだと思います。★★★☆★楽天でラマルシュを検索★
2013年04月23日
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前のブログの写真、正解は「奈良」でした。といっても観光に行ったのではなく、親戚が整形外科の手術で西奈良の病院に入院していたので、見舞いにいったのです。見舞いだけで帰ってくるのもなんなので、日曜日の午前中に興福寺と東大寺だけは行ってきました。ひょっとしたら、今週末も二週連続でいくことになるかもしれません。そのときは法隆寺まで足を伸ばそうかと思っています。
2013年04月22日
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文字盤の金箔が溶けて見るも無残な状態になったポルシェデザインのムーンフェイズ・クロノグラフ。マハラのクロノグラフを20年間愛用してきたと書きましたが、ベルトが革ベルトであることと18Kベゼルに傷がつきやすいことから、さすがに普段ラフに扱うのは憚られました。それで夏場や運動時もはめっぱなしでいられるような時計、それでいてマニア心を満足させてくれる時計はないかと探していて、たまたま黎明期の「宝石広場」で見つけたのがこのポルシェデザインでした。中身はIWC製のクォーツ、ケースとブレスレットはチタン製です。ちなみに金箔が溶け出す前の文字盤はこんな感じでした。この時計を購入してからは、もっぱら「日常=ポルシェデザイン、お出かけ時=マハラ」という役割分担が私の中で定着しました。クォーツなのでメンテナンスは楽でしたが、気密性が高く中を開けるのが大変だからという理由で、電池交換のたびに5000円くらい取られるのが癪でした。そんなこともあったので防水性能についても過信しすぎていたようです。まさか普通に使っているうちに文字盤に水が入ってしまうとは…。まあ考えてみれば、20年近く電池交換以外何も手入れをしていなかったので、ゴムパッキンの類が劣化しきってしまったのでしょう。自業自得以外の何物でもありません。修理に出そうにも、輸入元が変わってしまっていて、どこに問い合わせたらよいかわからないという有様。ネットで見つけた『どんなものでも修理可能』という銀座の修理専門店に持ち込んだところ、「以前の輸入元が撤退してしまって久しく、文字盤をとりよせることができない。」という理由で修理不可能とのことでした。なお、聞いたところでは、コルムのアドミラルカップなどでもよくこういう金箔にじみの事例が見受けられたとのことです。クォーツの場合、定期的に電池交換するこので、なんとなくメンテナンスをしてもらっているような気分になっていましたが、電池交換はあくまで電池交換。数年に一度ぐらいはオーバーホールをしなければならないということを肝に銘じました。ところで最近、同じようなポルシェデザインの時計をIWCの代理店に持ち込んだら修理してもらえたという記事を読みました。なるほど時計の製造元であるIWCの代理店に依頼するという手があったかとひざを打つ思いでしたが、冷静に考えれば、動かなくなって何年も経過しているこの時計を仮に修理できても、買値以上の修理代金がかかってしまいそうなので、実行には移していません。時間があるときに見積もりぐらいはとってみましょうかね。
2013年04月19日
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記事はのちほど。
2013年04月18日
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YOLにも書いた時計ネタ、これから時折り、数回に亘って書きたいと思います。写真の時計、今現在使っている人はおそらく日本国内で50人、いや30人もいないのではないでしょうか。少なくとも自分の周囲で一度たりとも見たことはありません。あ、レアものだということを自慢しているわけではありませんよ。レアであることとマイナーであることは紙一重です。そしてこの時計は、残念ながらレアものにはなりきれずに、1曲だけヒットを飛ばして消えていったアイドル歌手のように、マイナーなまま世の中の愛好家から忘れ去られようとしている一本です。私が時計に入れ込んでいたのは今から20~25年ぐらいまえのこと。これは当時そこそこ流行っていたマハラ(MHR)というブランドのクロノグラフです。モノマガジンが特集を組んだりしていたので、写真などで見た覚えのある人はいるかもしれません。イタリアの宝石デザイナーが始めたブランドで、肌色っぽい文字盤にベンツ針の「スパルビエロ」とか、真っ赤な文字盤の「レッドデビル」などが人気を博しました。このクロノは初期のトップモデルの位置づけでした。中身はフレデリック・ピゲ社製のクオーツ、ベゼルは18KYG。価格は50万弱となかなか強気の値づけでした。市場に多く出回らなかった最大の理由はこの割高な価格だと思います。文字盤や細部の美しさにすっかりマイってしまった私でしたが、さすがにマイナーブランドのクオーツに50万は出せないなぁと思っていたところ、何の縁か、たまたま(千葉県の)検見川のアンティークショップで20万弱で売られているのを見つけました。それで当時はまだネット通販などという便利なものはなかったので、現物を見るために休日はるばる東京横断して検見川まで出かけました。結局、当時メインに使用していたチュードルのダイバーとマハラのボーイズの2本を下取りに出して、13万で入手しました。箱や付属品はなく、保証もなしという代物でしたが、はるばる検見川まで行った甲斐あって、よい買い物をできたと思います。その後20年間、私を楽しませてくれたし、大きなトラブルもなく働きつづけてくれましたからね。そんな自慢のマハラでしたが、このところ週末のジョギングの際にもつけっぱなしだったのが良くなかったようです。専用の革ベルトが汗で臭くなってきて、こりゃマズイなと思っていたら、筐体内部にも汗が入り込んでしまったらしく、電池交換時にサビがでているのでオーバーホールをしたほうがよいと時計屋から強く薦められました。ところがこのマハラというブランド、10年以上前にフランクミューラーに買収されてしまっていて、もはやメーカー自体が現存していないのです。2000年代の前半までは銀座のモノショップでオーバーホールも受け付けてくれたのですが、その後は久しく連絡をとっていません。はたして今も面倒をみてくれるのだろうかと、先日問い合わせようとしたら、なんとそもそも銀座のモノショップ自体が閉店という有様。モノマガジンの発行元に問い合わせたところ、案の定、部品の供給もなくなって久しいためオーバーホールはできない、壊れたらそこで終わりだというなんともドライな返答でした。今こうして写真を見ても、文字盤の美しさは比類なきものだと思うのですが、はたしていつまで時を刻み続けてくれることか…。バックルつきの独自仕様の革ベルトもいまやスペアはないので、そうそう日常的に使い倒すわけにもいかなくなってしまいました。せめて動かなくなる最後の瞬間まで大事に使ってやれればと思います。
2013年04月16日
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ウワサに聞く下高井戸「蜜月」さんを初めて訪問しました。ショップを併設しているとのことでワインの品揃えたるや凄まじいものがありますね。リストを見るといろいろとそそられる銘柄が並んでいて、フラフラと注文したくなるのですが、この日はACブルもしくはそれに準ずるレンジと心に決めていました(笑)。選んだのは巷で入手困難なフーリエの10ルージュ。私も10年については村名を数本買ったのみ、ACブルは目にしたこともありませんでした。いいですね。裾モノといえども赤系果実や紅茶、シャンピニオン、葉巻などの入り混じったフーリエらしい香りが健在。飲んでみると十分に目が詰まった味わいで、口の中で裾モノと思えないような表情があり、余韻もそれなりに続きます。スケールこそ大きくありませんが、クラスを超えた香味を楽しませてくれる一本。まあ、難癖をつけるとすれば、化粧っ気が強く酒質に媚びたようなところを感じないでもないのですが、それよりも裾モノでこれだけバランスよく魅力的に仕上げたことを評価すべきでしょう。★★★★
2013年04月15日
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アンリ・グージョというと、マットクレイマーが「ブルゴーニュワインがわかる」で酷評していたのを思い出します。私もかつては敬遠していましたが、最近は好調との話も聞きます。このボトルはリカワさんのオークションで安く購入したもの。まだ早いだろうなと思いつつ、開けてみました。状態がいいです。まだ還元的な赤身肉やスパイスの香りが中心。口に含むと、07年とあって厚みはさほどありませんが、ミネラリーで各要素のバランスがよく、奇をてらわずに真面目に作られているなぁという印象です。二日目になると、赤と黒の中間ぐらいの果実、紅茶、スパイスなどの心地よい香りが出てきて、味わいにも旨みが乗ってきました。ことさら個性的だとか、ものすごく印象に残るとか、そういうものはありませんが、前述のとおりまじめに丁寧に作られたブルですね。悪くないと思います。★★★
2013年04月11日
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2011年の人間ドックの血液検査で糖が高めとの結果が出ました。ちなみにそのときの記事はコチラ。Y.Takeさんにコメントいただき、その後その後ダイエットとジョギングに励みました。その甲斐あって、翌年の人間ドックではすべての項目で異常なしとなりました。ところが喜んでいたのもつかの間、先日受けた人間ドックで、またしても糖がが高めという結果が出てしまったのです。血糖値が上限を少し上回る値、HbA1cの値は5.8。人間ドックのスクリーニングは概して厳しいとのことで、調べてみるとまだなんとか正常値の上限ギリギリ。首の皮一枚つながっている感じですが、いずれにしても年々数値が高まっていることに対しては大いに危機意識を感じています。それにしても、今回はうかつでした。昨年9月末に入院したときの血液検査の結果がなんの異常もなかったことで、高をくくっていました。退院した時点で体重が4キロ減ったことは以前も書きましたが、その後の4ヶ月ですっかり元に戻ってしまいました。この間、年末年始をはさんで自分でも相当に暴飲暴食をしているなとは思っていたのです。おまけに退院後は走ることが辛くなって、運動ももっぱらウオーキング程度で済ませていました。もっときっちり自己管理をしていればよかったと悔いても後の祭りです。現象としては、急激にダイエットした後、あっというまにリバウンドしたのと同じ結果になってしまったということなのでしょう。今回の結果が一昨年より厳しいと感じる点はもうひとつあります。前回の私の体重は75キロでした。今回は71キロと、体重自体は減っているはずなのに、それでも糖が高いと出てしまった。これはすなわち、筋肉が減って基礎代謝が落ちているということなのだと思います。単にダイエットにはげむだけでは抜本的な解決にはならない。筋肉をつけて基礎代謝を上げるよう、ジョギングだけでなく筋トレもして、体質改善に励まないといけないなぁと肝に銘じている次第です。ワインについても、全面禁酒とはしませんが、頻度と量を少し絞り気味にしようと思っています。
2013年04月09日
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ゆはらさんで購入したシャトー・デ・ジャックのバックビンテージ。注文後、楽天からの自動配信メールが送られてきたきり音沙汰なし。ショップからのメールは一切ないまま、いきなり現物が送られてきました。ゆはらさんって昔からこんなでしたっけ?ショップの対応はともかく、送られてきたボトルに罪はありません。上の子どものビンテージということもあり、期待をこめて開けてみました。色調は濃いルビーで、オレンジのニュアンスがみえます。香りが思ったほどたたないのが少し残念。黒い果実と木質的な香り、それにスーボワ中心ですが、以前飲んだバックビンテージではもっと華やかな芳香だったのですが。味わいは健全です。豊かな果実味が残されており、タンニンはなめらかに溶け込んで、酸が綺麗に下支えしています。ナチュラルで隙のない酒躯がすばらしいですね。トロリとした中に木質的なニュアンスが感じられます。私のテイスティング能力では、これをブラインドで飲んでガメイとはあてられないですね。もう一本あるので、遠からずそちらも開けてみようと思います。★★★☆★楽天でシャトー・デ・ジャックのムーランナヴァンを検索★
2013年04月06日
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京屋ワインカーブさんで購入したバイエの11VTの裾モノ。まだ到着後1週間程度しか経っていませんが、待ちきれずにあけてみることにしました。グラスに注いでみると、思いのほか濃厚な色調のルビーで、濁りがあるとまでは言わないものの、例年に比べてなんとなくクリアさに欠けるような気がします。グラスに注ぐと、なにやらケミカルな臭いやら茎っぽい香りやらがします。スワリングするとおおむね飛びますが、気持ち悪いので、デキャンティングすることにしました。このランクのバイエには珍しく(赤でなく)黒系の果実、湿った土、焦臭、それにクレゾールのようなニュアンスがわずかに残っているのが少々興ざめです。全般にリリースしたてとは思えないようなアーシーな香りなのが不思議。味わいは、なめらかで甘く、旨みがよくのっていて外向的なものです。タンニンはやわらかく穏やかで、酸は伸びやかというよりはじわじわと感じられるタイプ。裾モノとしては十分なエキス分がありますが、グリップはやや弱め。このクラスだとフィニッシュはストンと落ちてしまうものが多い中、それなりに尾を引く余韻があります。総じて、リリースしたばかりにしては土っぽさが目立ったり、少しばかりケミカルなニュアンスがあったり、味わいも旨みを強めに感じたりと、やや首を傾げざるをえない面もありますが、ACブルの枠組みを超えて楽しませてくれるボトルなのは間違いありません。ひょっとしたら、微妙に菌に冒されたボトルだった可能性もあるので、同時に買ってあるHCNも確認のため早晩開けてみようと思います。小瓶に残した翌日は、ケミカルなニュアンスや土っぽさは消えて、よりオーソドックスな味わいなっていました。★★★☆★楽天でユドロバイエを検索。★
2013年04月02日
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ムルソー・ジュヌブリエール09(コント・ラフォン)状態いいです。ミネラル感と伸びやかな酸によるキラキラとしたイメージと球体のようなバランスを両立しているところはさすがはコントラフォン。キスラーと比べるとこちらのほうがやや細身でスマートですが、仏米の特徴がだんだんと同じベクトルに向けて近づいているなとも思いました。ジュブレ・シャンベルタン・クールデロワ98(デュガピ)トロリとしたテクスチャー。土、スーボワ、鉄っぽさなどテロワールと熟成感の出た香り。味わいは果実味にやや生気が抜け始めており、ピークからやや下り坂に入った段階か。といっても、こういう熟成段階のワインもそれはそれで滋味深くてよいです。シャンベルタン98(アルマン・ルソー)前回飲んだグロフレの98リシュブールが良い感じだったので、こちらを持参したみたのですが‥。This is ブルゴーニュ的な見事な熟成香。ただ、味わいはややミッドが希薄で期待値には達していない印象。98ルソーは以前飲んだクロサンジャックも今ひとつだったし、あまり出来がよくなかったのでしょうか。ラトリシエールシャンベルタン93(ルモワスネ)これも素晴らしい熟成香。密度感ははやや劣りますが、可憐で酒躯のクリーンさが光る味わい。さすがルモワスネ、手堅くまとまているなと思わせる1本です。ところで、ルモワスネのラトリシエールって誰のブドウなんですかね‥。料理はデリバリーや持ち寄りで。どれも美味しゅうございました。酔っ払って片付けもせずに帰ってしまってスミマセンでした。
2013年04月01日
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