日々、是、ざつぶん

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May 28, 2022
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お目覚メシ #23 ​ へ戻る

五月病 、という言葉が生まれるほどに、5月は油断しているとあっという間に気分が ダウナーモード に入りがちな季節ではありますけれども。

あえて文章化することを避けてましたが、 上島竜兵 さんがお亡くなりになったことについては、はやせもそれなりに落ち込んではおりました( お笑いウルトラクイズ はなんか痛々しくて、個人的にはあんまり好きじゃなかったけど)​​

大昔に、「ウサギは淋しいと死んじゃうだぞぉ」という言葉が流行っていたことがありまして(真偽は今でも不明)。そこへいくと、 岡田斗司夫 氏式・​ 4タイプ診断 ​では本当に「淋しいと死んじゃう(物理的な意味だけじゃなくて、精神的に社会的にも)」タイプの方々って、十中八九 注目型 さんだよなぁ、と思ってみたり……(逆に、我々法則型人間なんてーのは、やろうと思えば本当に、平気で周囲に誰もいない 真のソロキャンプ ができるタイプだったりするし、無人島に一人だけ放り出されてもそれなりに生きていける自信があったりする←別に、根拠はない

そこへいくと、コロナ禍における注目型さんの生きづらさって、我々に数倍の苦しさがあったのかなぁって、思ってしまったりもします……(で、なくても、 志村けん さんがお亡くなりになったことが相当堪えていたはずだし……)

それでも、先週の アメトーーク! でですね。上島さん​の追悼特集を結構な尺を使って流してくれていたところを見ると、「どうして、こんなにも皆さんに愛されていたことに気付いてくれなかったんだ……」と さらに落ち込む (←)と同時に、そんなんでも、「これを生きているうちに見られてよかったな」と思う気持ちも素直に抱きました(彼が亡くなる直前の、今見てもやっぱり面白い、 ドリフ大爆笑 も見ていたから余計にねぇ……



なんて、あまりにも お目覚メシ のカラーとかけ離れた出だしで申し訳ないですが()、遅ればせながら、今回のお目覚メシの感想です(謎)。
​一応、現在の文章構想的には、最後まで読んでいただくときちんと起承転結の「 」につながるハズなんだけど(←って、それを冒頭に書いちゃったら元も子もないだろ


​さて。本日のメニュータイトルは  こんにゃくカルパッチョ  です(​ 動画はこちら ​)。
今回はかなりストレートなネーミングでありますこと。
そして、カルパッチョの歴史については、一度​ どっかで書いた ​な……。
と思ったら、それもお目覚メシの記事ダターヨ

元々は生の 牛ヒレ肉 を使ったお料理で、それを日本人イタリアンシェフ( 落合務 さん説が有力らしい)​​が日本のお刺身文化と融合させて魚介類を使ったカルパッチョに進化させたという歴史の上に、今度は下國シェフが 刺身こんにゃく を使うという、さらに​ 歴史の新たな1ページ を開いた感のあるお料理になりましたです。

材料もぱっと見、動物性食品は 生クリーム めんつゆ (の中に入っているかもしれない カツオ出汁 )以外入っていなさそうで、ここがクリアになったらもしかして、 ベジタリアン でも食べられる( ヴィーガン にはまだハードルが高そうだが) ​革命的なお料理​ になるかもしれん、と、思ってみたりもしましたです(←久々に、​考えすぎコメントです

包丁遣いについては……。
はやせ、 千切り 死ぬほど苦手 なんですけど(​​​​​)、よくよく観察してみると、はやせの千切りが上手くいかないのは、包丁をまな板から 高く離しすぎ なのかもしれん、と、ちょっと思いました。振り子かゆりかごの要領で、刃をなるべくまな板から離さずに上下に揺らしながら切っていくのが、上手く切るコツに見えました( ニンニク などの高さのある食材の場合は、包丁の先端の方をまな板に付けたまま、柄の方だけを持ち上げて切っている、とでも言いましょうか)

イマドキの若者さんニュースの中で「先人の教えを盗むなんて 時間的コスパの悪いこと をしていないで、最初から丁寧に教えてくれ!」とかおっしゃっているものを見ましたけど、ね。

はやせから言わせるとそういうことを堂々とおっしゃっている方々って、単に ​盗めるだけの観察力自体が足りていない人​ 、に、見受けられるんだけどさ?w(はやせは多少美術をかじってきた人ですから余計にそう思うのかもしれないですが、上手い絵を描く才能の半分くらいは、 対象の特徴を的確に捉える観察力 にあると思っているんですよ)
​​​​
20数年前に新人だった我々の世代でも、「仕事は盗んで覚えろ」みたいなことをおっしゃる先輩なんてとっくに 絶滅危惧種 でしたけど(苦笑)、その代わり我々が忙しい正社員の先輩に与えられたものって、整理されていない今年の調査予定資料と、完成された去年の調査票一式のまとめ資料を手渡されて、「 去年のとおりに やってくれればいいから」という「 ザ・ ​前例踏襲​ 」で終わってたわよん(

この、前例踏襲ってーのが意外と曲者で、これを正確にできるようになるためには
  1. 昨年と今年の資料における相違点を 観察・分析
  2. それにより見つけた 法則性 を今年の資料に 応用
というプロセスが必要になるわけです(はやせの場合はさらに、当時の「電卓で手計算+手書きで回答」を、 Excel に落とし込んで 楽をする 、という作業もやったったわ)。

この能力がいつまでたっても培われないと、どんな仕事であっても先輩がいちいち1から10までを教えこまねばならず、後輩が「コスパいい~♪」と ​勘違い​ をして定時で帰っていくのを尻目に、我々 先輩側の仕事のコスパが著しく悪くなって、かえって残業が増える 、という事態が…… ​実際に起こっている​ わけでさ(涙)。

我々の世代はそれでも、この年までなんとか食える程度にまで仕事を続けてこられましたけど、20代のうちに先輩から指示されたことしかできない能力から ステップアップ できないと、イマドキの若者たちは 自分たちの仕事を ​​ AI に取られちゃう​​ んじゃないの?(

学ぶは真似ぶ 、という言葉もあります。イマドキの若者の皆さんにはスマホという 文明の利器 があるわけですから、先輩の仕事の様子を ​自分で動画で撮って​ 、それを見返しながら仕事を覚えればいいんじゃないの?なんてことまで思っちゃうわけです。​​​​​


今回、現場スタッフさんの心の声と思しき「 カルパッチョに生クリーム? 」という質問テロップが入りましたが(庶民の素朴な疑問を的確にすくい上げてくれましてありがたいです)、 フランス料理 の基本は ​足し算 、という意味のことを具体的に教えていただきましたです。うむ。たまには可愛いだけじゃなくて(←)、 調理師学校の先生っぽいお仕事 も、ご披露してもらわねば(それによって、講師や講演のお仕事の方が増えるかもしれんし)。

そして、 ​俺のカルパッチョ​ (!)の 雄々しいテロップ がw

HTB 的カラー​ と、新しい(個性的な)お料理コーナーとの融合が、着々と進んでいるようで、大変良きです!(喜)

完成品も美味しそうね~。

あえて、こんにゃくを使うという点で一つ改良を加えるとすれば…………刺身こんにゃくってつるつるしてて、お醤油やソースが絡みにくいイメージがあるので、余裕があったら 隠し包丁 鹿の子切り )を入れてみるのもよいかもしれん​(はやせは、 手綱切り をしたこんにゃくの煮物が好きです)。

ところで。
こんな場末のblogにまで見に来てもらっているとは思っていないけど、あえてもう一つ、これは担当スタッフさんに一言言うなら……。

YouTube動画チャンネルの、概要説明欄の部分。
時々間違ってますから、気が付いたら直した方が良いと思いますよ
(今回は紹介日の日付が間違ってるし、前回のはシャープ数が間違っています…… ​​​





ご本人の Instagram も時々、​拝見させてもらってますけど……旧 ドラシェフ の関係者の皆さまが返信されているところがなんか、スゴくイイなぁって。
ほんと、いつかコラボイベントが見られることを夢見ていますわぁ。

(はやせの勝手な見立てだと)​ 下國シェフは注目型さんっぽい ​と前に書いたけど、注目型さんの魅力はやはり、人に囲まれてその 掛け合い で光り輝くタイプ​ の方々だと思っているので(お目覚メシの中でも、面白いと思うのはスタッフとの掛け合いが見え隠れする部分だ)、たまにはゲストさんを呼んでもらうコーナーになってもいいなぁって、ちょこっと思ってみたのでした。

…………ここまで書くのに、だいぶ時間を使ってしまった……もう1時間もしたら、次の CHEF-1 の動画の方がまたUPされるぢゃん(しかし、性懲りもなくせっかくのお休みだからって、これからまた映画を見に行こうとしている自分


お目覚メシ #25 ​ へ続く





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Last updated  June 4, 2022 08:05:59 PM
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