日々、是、ざつぶん

日々、是、ざつぶん

July 4, 2022
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カテゴリ: 番組視聴感想
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色々と情報をかき集めて考えると、非常に 嫌な予感 ()しかしない、今日この頃。

と、いうのは。
サバイバルラウンド の放送形式​ のことなー。

サバイバルラウンドが全3回戦で、これを 7/8 から3週にわたって1回戦ずつ放送することは変わらなくて。
そして、エリアごとに きっちり3回戦分 見せることも変わらないのだとしたら……。

もしかして、 ​放送エリアごとに 違う サバイバルラウンドを放送する​ 、という意味なのか!?
つまり、 北海道・東北エリア に住む人間は、ローカル局で放送されるサバイバルラウンドは 北海道​・東北エリアのもの ​だけ​ で、他も、地上波に乗るのはその地域代表者が住んでいるエリアのものだけ。

つまり、 ​TVer​ では週にサバイバルラウンド 6本 、全3回戦で ​計18本​ 、サバイバルラウンドが放送されることになる……。



………… ​正気 ​​ か?(ぅぉぉぉぃぃっ)​​​



イマドキの若者の皆さんが、これだけコスパや タイパ がどーのこーの​おっしゃっているこの時代に、これだけの ​時間泥棒​ なコンテンツ、他にねーぜ

それは、あれか?
このはやせに、他のエンタメコンテンツにかける時間を全部捨てろというのか!?(←いや、別に、そもそもこのCHEF-1に付き合うことを、誰に頼まれてもいないだろ

7月は ​ライブアライブ​ も発売されるっていうのに、もはや SWITCH の充電​ すらしてねぇ(涙)。
梅雨がないはずの北海道には、ここしばらく 梅雨前線 が居座ってて、身体はなんかじめじめじめじめしてるし、職場のコピー機はしょっちゅう紙詰まりを起こすし、 au は通信障害が起きてるし……(←これは完全な八つ当たり

それでも、 キングダム2 は見に行きますよ?たぶん(ぉ)。​

​【第2版追記】​

​さすがに、視聴者だけではなく、 編集スタッフ泣かせ の鬼スタイルは、完全に単なるはやせの考えすぎだった。色々とスミマセン(謝罪)。

が、今後のスケジュールを見る限り、別の意味で 週6本ペースのTVerUP率 は変わってないのではないか?むしろ、はやせの想定より多いぐらい

とりあえず、来週の特別編を北海道でも流してくれるのかだけが気になります……。

と、今回ももう、日曜日の朝になってしまったので(涙)、本日12時に消される #10 動画を必死こいて見ていきます……。

​【青森県代表・林隆寛さん】​

​残念ながら、サバイバルラウンド進出は叶わなかったもう一人の 青森県 代表、林さん。
エリア予選時のお料理は、「 津軽平野の猟師ガレット 」。 カルガモ そば粉クレープ で包んでいるという、一口で 青森の春 を表現したお料理でした。

しかし…… BGMの音がデカすぎ て、審査コメントを話す石井シェフの、特に後半のお言葉が聞き取れねぇ 本来、そーゆー時のためのテロップだと思うんだが、違うのか?

まぁ、いい。先へ進む。
青森県の住みます芸人さんは、 ノーストン 大石恭平 さん。……検索するも、Wikipediaに項目なし​​
そして、ナレーションの紹介コメントが「青森県が、 日本の首都 になるように活動する」………。
そ、そーですか…………まぁ、が、がむばってくだされ(ぉ)。

撮影は、 弘前市 のリンゴ園からスタート(季節的に、実は全くついてなさげ)。
それから少し移動した場所で鳴り響く、3発の 銃声 (!)
「この方がシェフか?」と登場したお方は、サングラスにマスク(←これはコロナ禍だからしょうがないが)、全身黒ずくめ(ただし、スニーカーを除く)で右手にライフルを下げた、 ​スナイパー​ さんでした(違)。

もとい。
ご自身で狩猟もされ、獲物を ジビエ として提供される料理人さんでした(つまり、この場所は射撃練習場)。

猟期は冬で、すでに終わっているので、撮影時には 山菜 を採りに行くということに。
​ポツンとした家​ を探すロケのよう」というナレーションが挟まれましたが、あれも制作は ABCテレビ やんなw​

猟師&山菜採りのお師匠と合流し、さらに山の奥へ入って行こうとしたところ、(たぶん)お師匠さんから大石さんへ「大丈夫ですか?その格好で」という確認のお言葉が(この日の大石さんは、ストライプの長そでシャツに、普通のスラックスに、普通のスニーカー)。
​大石さん「 聞いてない んですけど。山に入るって。(中略)言ってくださいよ!」​

これはもう、完全に、大石さんの言い分が正しいだろ(だから、田舎の自然をナメるなと)。

ついていくのがやっとのスタッフ陣を置いてけぼりにして、 カメラがポジション取りをする前 にさっそく山菜を採り始める テレビ素人さん のお二人(ある意味、 ヤラセ感 は全くなしw)

最初に取れた山菜は、 アザミ 。お師匠さんから「触ってみ」と無造作に差し出された大石さんは、不用意にも軍手もしていない生手でアザミを受け取ろうとして、トゲが刺さる(ある意味、コント的には正解だが……

この時点で、大石さんの靴は泥だらけ(この日のために卸したばかりの 新品 だったらしい……南無ぅ)。

そして、この間、目立っているのは大石さんとお師匠さんばかりなり(いや、林シェフは?

さすがに、その後の ゼンマイ ワラビ を手に持ったシーンは林シェフに​​託されたが……大石さん。4年も青森で暮らしていて、 かんじき スノーシュー という単語を聞いた時の、その「ふわっ」とした反応は​​

ただ、お師匠さんから林シェフに対する評価を尋ねたところはグッジョブだったと思いますよ

お師匠さん「(自分たちでは)煮るか焼くしか料理の仕方がわからねぇものを、自分が考えつかねぇ料理で返ってくる」

生産者さんとの交流って、こういうこと。
一流の生産者は、もちろん自分が獲ったり育てたりしたものの品質に絶対的な自信はありますが、その本当の魅力を引き出す技術力は、それほど高くなかったりもします。

それを、料理人さんが素晴らしい料理に作り替えてくれることで、生産者の方も自分が「 価値あるものを提供している 」という ​誇り​ を改めて持ち直すことができるんです。

なーんて堅苦しい分析をはやせがしている間に、「(林シェフの今後に)どんな期待をしているか?」と尋ねられ。

​お師匠さん「 ​情熱大陸​ に出るようなシェフ」​

ってお言葉が偉大www
(東北の人って、普段の口数が少ない分、クリティカルヒットした場合の ​言葉の重み​ が違うっすw)

さて。(ようやく)林シェフのお店(今年3月に開店したばかりのイタリアン)に戻り、お料理のご紹介。

一品目は「 自家製ツナと蕨 フレッシュトマトのアーリオオーリオ 」。
タイトルだけなら、わりとオーソドックスなお料理なのかな、と思いつつ、ツナを自家製するというのがなかなかなオリジナリティかも。

二品目は、「 イノシシのロースト 」。シンプルに美味そう!
​​岩塩の結晶がキラキラしつつ、隣に添えられているものが採ったばかりのアザミです。

さらに、アザミの反対側に添えられているものは、 ネギのピューレ というナレーション。ただ、ナレでは「香辛料」というざっくりとした紹介のし方だった一方、​左下にインサートされているお写真には ケイパー との表示が(ナレ撮りしてからさらに編集したの??ま、いいけどさ)。​

コンクールや大会のようなものに挑戦したのは初めてだったとのこと。
それでも、他の料理人さんたちの持つ自分とは違った感性を知ることができて、良い経験になったようです。
今回は残念だったかもしれないけど、来年はさらにパワーアップして戻ってきてもらいたいですね。

​【北海道代表・菊池隆大さん】​

​道南の星、菊池さんのご登場です。
TVer本編でも語っていらっしゃった、「地方都市からの発信」にかける熱い情熱を、こちらでも披露。

ちょっとほっとしたのは、TVer本編で思いっきり誤字っていた 江差沖 の部分が、ちゃんと直っていたこと(苦笑)。​生放送じゃないし、少なくてもTVer版は 完パケ で納品しているだろうから​今さら訂正もできないだろうけど、しっかり一からテロップを打っているように見えるところは、良き。

ご紹介のために函館駅に降り立ったのは、北海道の爆笑王(自称 ←)の つちふまズ のお二人(三木さんと小澤さん)。
うむ。この方々は、たまに ジンギス談 で見かけている……ような気がする(ぉ)。

菊池シェフに逢うため訪れたのは、 七飯町 のビニールハウス。
中で生産者らしき方になにやら熱心に話しかけている菊池シェフを見つけた時に、一言。
​三木さん「 ​いかつめの方​ ですよね?」​

おひw
でも、きちんと取材対象者の予習ができているところは良きですよ!

ちなみに、そのファームは、菊池シェフが週2回、直接野菜の買い付けに訪れている場所だそうだ。
うむっ。良き良き。

収穫したての カブ を、土付きのまま食べるか食べないかのやりとりにおける わちゃわちゃ感 もなんか好きw

道南野菜のポテンシャルを信じていて、全国に通用すると流通を広げていきたいという意気込みも感じます。それを、料理人である自分が となって、​できればいいと思っていらっしゃるのかな、と。

ただまぁ……相変わらず、マイクボリュームが足りていないけれど

函館市内に戻ってきて、菊池シェフのお店へ。
雰囲気あるな~という、木造の引き戸に手をかけたら、開かないw
単に鍵がかかってるだけなのかと思ったら。
菊池さん「これ、 プロパンガス が入っているんです」(←!?)
小澤さん「物置!?」
三木さん「これ、書いておかなきゃ絶対間違えますよ」

顔に似合わず(←)おちゃめな人だな!ww 店名の由来も謎だったしw

なお、お店は懐石料理メインの割烹ですが、アラカルトもあるとのこと。

つちふまズに出されたお料理は、先ほど採ってきたばかりのカブを使った「 朝採りのカブとカラスミのサンド 」。​……今年はなんか、 カラスミ 登場率も高いなどこかで​ ボラ の豊漁でもあったろうか?(ぉ)。
カブには 菜の花油 をまとわせているのですが、​その原材料である菜の花も、 上ノ国町 という道南の街で採れたもの。他にも、出るわ出るわの道南食材オンパレード。

ここでもとことん道南にこだわってますなー(そして、知らない食材の勉強になりますっ)。

二品目もカブを主役にした「 カブの蕪蒸し ~二種の食感で~ 」​。
本来 蕪蒸し というと、​おろしたカブでお魚などのメイン食材を覆った状態で蒸すお料理だと思うんですけど、これを、「カブでカブを蒸す」というお料理に転化したものかな……と思っていたら、普通に マス が出てきて、わりと王道の蕪蒸しでした(若干「個性的な料理」の 呪縛 にとらわれ過ぎてるな、自分

ここで、従業員の方に菊池さんの印象を尋ねるべく、「 CHEF-1ヘッドホン 」なる謎アイテムが登場し、耳栓替わりに音楽を聴いてもらう、という展開に(ちゃんと、側面に ​CHEF-1のロゴが入っている​ ところが、謎の芸コマ)。

お話をしてくれた従業員さんは、もう99%誉め言葉なんだけど、最後に「(菊池さんの)直して欲しいところは?」と尋ねられて「(飲み会終わりの別れ際に)10分20分 ​ハグしてくる​ ところ」と答えるのが、何か可愛いw​(しかも、説明のために身振りを入れちゃったら、耳をふさいだ意味がないだろうww)

最後に、今後の夢を語ってもらうシーンで、コックコートの上腕に入っている日本国旗にも触れつつ、日本を背負うような人間になりたい(意訳)という、とても大きな決意を語ってくれました。

【青森県代表・花田秀樹さん】 ​​​

3人目は、エリア予選4位通過の、花田さん。
ただ、どうもこの番組。放送時間の配分がちょっとおかしくて、概ね48分番組で3人紹介するはずなのに、3人目の方の残り時間が、この時点で 10分を切っている )。​

経歴としては、お父様が和食の料理人だったものの自らはフランス料理の道に進み、2020年に独立してお店を構えていらっしゃいます。

大会で披露されたお料理については、フレンチながらバターや生クリームなどを使わず、あくまでも元の郷土料理( たら鍋 )の構成材料だけで再構築を図り、それでいてフレンチらしいクリーミーさなどもきちんと表現できていたところが、評価ポイントの一つ……かな、と。

取材をするのは、今回2度目の登場となった、ノーストン・大石さん。
……服装が一瞬、 ルパン三世 風​ に見えたのは気のせいか?(←むしろ、上半身だけ カズレーザー

さっそくお店へ突撃すると、そこは設計からこだわったという洞窟風の内装でした(なんか、地中海のあたりにこんな内装の家がありそう)。

大石さんのために用意をしたお料理には、青森産の 馬肉 と、何やら殻の青い卵が出てきました。まさかとは思ったが、やっぱり、青森だけに、 青にこだわって作った卵 らしい(やっぱり、センスがどっか不思議ちゃんだよ……

その名も、「 馬刺しのタルタル 」。ガーリックで炒めたというパン粉が味の決め手っぽい。
それと、味変用に卵黄と、シェフ特製 トリュフのソース が添えられていました。

手を加えすぎると素材の味を殺してしまう、という信念のもと、なるべく手をかけすぎないで、それでいてお客様に食べやすくなるように工夫したお料理と。

二品目は「 ツブ貝とアスパラ ~レモンの香りとハーブのオイル~ 」です。
ソースも、 ツブ貝 の肝や アワビ の肝を​​バターやマスタード、ニンニクで伸ばして作る、王道のスタイルに見えます(青森はニンニクも特産だね←これは、 桃鉄 知識)。レモンの泡(これ、どっかで名前を覚えたはずなんだが)が味わいの決め手かな。

が、試食が終わったと思ったらもう、料理人としての目標を聞くコーナーに……
とてもいいことをおっしゃていたんですが(「青森を発信していきたい」とか「東京にあっても遜色ないお店に」とか「青森にKashu(店名)あり(と言われるように)」とか……あまりにも時間配分が不平等じゃねぇ?

やっぱり吉本の番組なだけに、 お笑いポイント が稼げないと、尺が加算されないのかYO!(ぉ)

まぁ、見ごたえはありましたけどねぇ……全体を通すと。
ただ、録画をしていると油断していたら、テレビ本体の方はそもそも「アンテナ不具合」とやらで受信ができてなかったけど(どうやって設定したらよいのかわからん



ところで。
この大会は、前回大会に引き続き、基本的に 個の力 が重要視される大会であるわけですけど。
こと、「地元を発信する」というミッションについては、料理人さん個人だけでやれることって、 限界がある ものだとも思うんだわ。

ちょうど、この日曜日の「 林修の初耳学 」でインタビューされていたゲストが、 ​​チームラボ 猪子寿之 さんでさ。​​チームを組むなら、 メンバーの能力は凸凹していたほうがいい (意訳)というようなことをおっしゃっていたんですよ。

はやせはゲーマーの中でも、 ​​ TRPG GM ​​ をやった経験もある人間なので、平均的な能力の持ち主たちが集まった集団より、ある能力が尖がって秀でていて、別の能力はまるでダメダメな個性派のキャラたちが、 お互いの欠点を補いあうようなチーム のほうが、総合的には対応力が高いことをよ~く知っているのよね。

ドラクエ であれば、 勇者 だけのパーティを組んでもただの器用貧乏になるだけなように。
FF (特に、5)であれば、同じ ジョブ の持ち主だけでパーティを組んでも弱点を突かれればあっという間に全滅するように​​​。

そういう意味では、同じ能力・同じ価値観の者同士が優先的に(勝手に)マッチングされてしまう現代流行のツールって、本来日本人が大事にしてきたハズの 和の力 を落っことしているとすら思うんだわ。

​​日本人が世界で対等に戦っていくためには、結局、このチームワーク力を最大限活かすしかないんじゃないのかねぇ?

そう思うと、例え回り道だったとしても、自分と違う価値観の持ち主や、苦手分野と接してみる経験も、悪くないよ。まず、自分の苦手分野(弱点)がわからないと、それを補ってくれる人物が誰なのかも見つけられないしね。

そういう意味で……。
CHEF-1の記事ばかりに時間をかけるわけにもいかんのですが(← 冒頭の文句に戻った)。

どうにも世間の価値観とズレまくっているように見えるテレビ関係者(特に、放送作家)の皆さんこそ、まずTRPGのGMをやってみた方がいいと思ったりするわ。

自分の脳内に描いた結論を元に作った台本を 出演者たちに押し付ける んじゃなくて(まして、全然違う場面を勝手に編集でつなぎ合わせて、出演者の想いまで踏みにじるようなものは言語道断)、例え最初に用意したシナリオからどんどん外れていったとしても、GM一人が自己満足するよりもずっと、プレイヤーたちが満足する方が、結局ホスト側も満足度が高くなるんだよ。

同時に、コスパだタイパだと言いながら、自分自身の 可能性の選択肢 を狭めているかもしれない​イマドキの若者の皆さまにも、たまには普段と違う経験をしてみることも必要なんじゃないかな、とも思いますですわ。





……案外、はやせの価値観とはどうにもトホホにズレているこの CHEF-1グランプリ にお付き合いし続けているこの行動そのものも、この 多様性発見のための一環 なのかもしれませぬ……(むーん……湿度高めな中で頭ぼーっとしながら書いた文章は、あんまり美しくないな

第20弾 ​ へ続く





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Last updated  July 11, 2022 07:51:22 AM
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