全19件 (19件中 1-19件目)
1
お隣のおばあちゃんと、いつもよくしてくれる郵便配達の女性を招いて夕食。って、BBQですが!この時期家の中より外でご飯を食べる方が気持ちがいい。虫が多いのが個人的には嫌だけど、こっちの人ってあんまり気にしないし。虫よけのキャンドルとスプレーは必需品です。デザートに桃缶を使ってフロマージュ風の冷たいものを用意。これが若干酸味がきつくて酸っぱかった。そこで私が酸っぱいねえ…と言うと、おばあちゃんと郵便配達の女性はほぼ同時にさっぱりしていいねという。そっかあ、酸っぱいじゃなくてさっぱりって言えばいいのね。なんとなくいつもヨーグルトの酸味が強い味を酸っぱいと言ってしまうので、今度からはさっぱりに変えよう。褒めるのが異常に上手いノルウェー人に学んだよ。(ノルウェー人ってどんな手料理をふるまっても絶対 「美味しい!」っていうんだよね。 作った本人が認めたくないような味でも絶対褒める)友人の家にあった古い暖炉を使ったもの。こういう使い方もあるのね。
2009年07月03日
コメント(6)
切り替えできない頭が悪いのか、数字の序列って一番最初に覚えた言葉でしかいえなかったりする。例えば、電話番号。誰かに『電話番号何番?』って聞かれても、一番最初に出てくるのはノルウェー語当然ノルウェーに住んでるわけだから、ほとんどの場合は大丈夫なのだが、たまに英語や日本語で聞かれたりすると、一度ノルウェー語で口で言って数字を書き出して英語や日本語で言い直したりする。この人自分の家の電話番号も知らないの?なんて思われているかもね。携帯の番号なんて聞かれたときは、自分で自分の携帯にかけたことがないので憶えてないなどと誤魔化している。これは住所もそうで、ノルウェー語が一番最初に口から出てくる。が、なぜか知らないが個人番号は日本語でしかいえないのだ。ノルウェーには個人番号システムと言うのがあって、ノルウェーに住んでいる人には皆番号がある。これがないと銀行口座も開けないし、病気になって入院しても無料にはならない。この番号は生年月日+5桁の数字の計11桁からなっているのだが、なぜか一番最初に憶えたのが日本語だったので、個人番号を聞かれても必ず日本語が口から出てくる。インターネットから私の生命保険のページに入るのに個人番号とパスワードを入力しなくてはならなかった。で、相方が私に聞く。個人番号何番?困った~、ノルウェー語でちゃんと言えない私。生年月日の6桁はまだいいのだが、残り5桁がいえない。頭の中で日本語をノルウェー語に置き換えるが、なぜかいつも間違えてしまう。9が2になったり、その逆だったり!(ノルウェー語の9はniと発音するので日本語の2とよく間違う。)で、最初の6桁はノルウェー語その後5桁は一度日本語で言って確認してからノルウェー語に置き換え。個人番号なんてノルウェー語以外で言う機会なんてほとんどないだろうから、何でノルウェー語で最初に覚えなかったんだろう??切り替えの上手い人なら、どちらでもすらすら言えるんだろうな。個人番号を聞かれたケースって結構あって、そのたびに紙に書いて読み上げていた私、恥ずかしいです。個人番号ぐらいちゃんとノルウェー語で言えるようになりたい今日この頃です。
2005年10月02日
コメント(28)
今日は学校最後の日。午前中で授業を終え、午後からお別れ会。各々持ち寄りで、サラダ、春巻き、ケーキ、アイスクリーム、チョコレートetc・・・いろんな物がテーブルの上に並んでいきます。私は焼きそばを作っていきました。ブラジル人J、『焼きそば!おばあちゃんの味』と、日系のおばあちゃんを持つJには懐かしい味のようです。フィリピン人Jの作ってきた春巻きも、にんにくが利いていてとても美味しかった。ブラジル人Jとタイ人Pはテーブルセッティングをしている時から、Jの目を盗んでつまみ食い。ロシア人Gの作ってきたサラダもGood!日本人の口に合うマヨネーズ味で、思わずたくさん食べてしまった。先生もパンとスモークサーモン、入り卵で、ノルウェー風サーモンのオープンサンドを作ります。一番凄かったのは、パレスチナ人のE。材料を全部持ってきて、学校のカフェで作ったのです。温かいものは温かい時に食べなきゃといって。ライスとそれに乗っけるカレー味の挽肉を炒めた物。炒ったアーモンドやレーズンなど入っていて、凄く美味しい。飾付けにも気を配り、意外な一面を見た感じ?発言には問題のある人ですが、料理の腕はいいようです。パーティーが始まり、皆言葉もないほど黙々と食べまくりです。とりあえずかなりお腹がすいていたようです。あと、お料理がおいしかったというのもアリかな?そして、おしゃべりをしながらケーキとコーヒー。写真をとったり、電話番号やメールアドレスを交換する姿も。そして、私たちから先生へのプレゼント。復活祭が近いので、黄色の花瓶とお花。(このお花が菊だったのよねえ、日本じゃなくてよかったわ)なんてことないお喋りをしていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。私にとっては3ヶ月という凄く短い期間だったけど、有意義な学校生活でした。久し振りに学生気分も味わえたし。授業内容は結構不満もあったりしたけど、いろんな人と知り合いになれたから意義はあるかな。あと、デイケア-での研修も。お年より相手なので同じことを何回も繰り返し言わないといけなかったりしたけど、ここの研修は他の場所よりも話す機会が多いかったらしい。働いている人もとてもいい人たちだったし、利用者も皆優しかったし。いっぱい失敗したけど、笑顔が一番と怒られることはなかった。これでもう学生生活が終わるかと思うと、正直ちょっと寂しい。学校に行っている間って他の事考えなくてよかった、守られてるって言うか。明日からはいろいろ現実問題が降りかかり始めることでしょう。皆それぞれ頑張って生活していってもらいたいと思ってます。クラスメート達のノルウェー生活が、よいものになりますように。
2005年03月04日
コメント(26)
今日は試験の為の、口頭試験予行演習の日。私は9時からのグループで、パレスチナ人のEとフィリピン人のJ、私の計3人。バスの時間の関係でいつも通りに学校に着いたので、カフェでコーヒーでも飲むことにする。カフェに入ると、見慣れた顔が。同じクラスのヨルダン人のP。彼女は前回の試験で口頭試験はパスしたので今日は来なくていいはず。どうしたのかと思い聞いてみると、試験が終わったあとの進路の事で先生と相談するのだと言う。彼女は話すのはとても上手いのだが、書くのが苦手。これは背景にあるものが関係してるのかもしれないが、私とは逆。私は発音の先生の厄介になったが、彼女は書き取りの先生のお世話になった。もしテストに受かればカレッジに行って、医療関係を学びたいと考えているとのこと。そのためには専門の試験もあるだろうし、まだまだ先は長いが頑張ってもらいたい。彼女と話している時に、今日いっしょに予行演習をやるパレスチナ人のEが入ってくる。実は私、彼のことがあまり好きではない。まあ、わたしだけではないのだが。彼はちょっとアクが強いと言うか、自分の考えを隠さないやつと言うか。フィリピン人Jとタイ人Pに向かって堂々と、お金で買うから女の子を紹介してと言い放つ。授業中でも、結婚は悪いシステム(離婚歴あり)2年ごとに女の子を買い換えるのがベストとはっきりおっしゃる。オイ、オイ、そんな事いっていいのかい?それに、女性は家庭で家事をするべき。育児も女性がして当たり前、母性はそのためにあると言う。同性愛者であるブラジル人Jと結婚のシステムについて話し合うことになった時、当然、すごいバトルとなった。あの時は燃え盛る炎を見たようだった、でも、Jは、面白かったと後で笑っていたが。と、そんなこともあって必要以上のことは話さないのだが、向うは気軽に声をかけてくる。この辺り、人渡り術が上手いのだ。チラッとみると、彼の腕になにやら小型の機械が。何かと思って聞くと、ラジオとのこと。これを聞きながら毎日学校に通っているとのこと。え~~、あんたそんなに頑張ってるんだ!最初はロシア語のニュースでも聞いてると思っていたのだが(彼はロシアに留学経験ありで、ロシア語堪能)、ちゃんとノルウェー語のチャンネル。おまけに椅子に座って、なにやら紙を取り出して読み始めている。何かなあ、と思ったら、口頭問題対策で書き出した文章を覚えているのだ。ちょっと待った~~~~~!ぶっつけ本番でいこうと思っていた私は、ビックリ!(相方にメールで何文か添削を頼んでるのだが、不在のためしばらく返事なし)すごい量の書き出し。題材はパレスチナ人らしく、『故アラファト議長』のことなのだが、ノートに3ページ分びっしり書いてある。生い立ちから、亡くなるまで。おまけにもう1つ『オオカミ』についての書き出しも。またこれを繰り返し読んでいる。いつものおふざけとは違った彼の一面を見た気がした。彼はだれかれ構わずよく話し掛けるのだが、実はすごいブロークンで聞き取りづらい。おまけに文法、特に主語を抜かすクセがあるので理解しづらかったりする。そんな彼だが、こうやって日々努力しているのだ。なんか、あせってしまいました、私。この日々の積み重ねで、最終的に彼は私よりはるか上のレベルを歩くことでしょう。馬鹿な失礼な奴だと思っていたのですが、ちょっと違うようです。少し見直しました、まあ、彼の女性に対する考えは別にして。そして時間になったので、教室へ向かいます。教室の前では、これまた新聞の切抜きを読んでるJがいるではないですか。彼女もこうやってテストの準備をしている。またまた焦ってしまいます、私。何のお題がでるかわかりませんが、それでも下準備は欠かせません。何例も自分で書いて読んで覚えて、それが試験にでなくても、何らかの形で役に立つことは間違いないし。こうやって頑張ってる皆を見て、私も頑張らなきゃと思ってしまいました。ちょっぴり、いや、かなり焦り気味です、ハイ。そうそう、今日の口頭練習ですが、またまたバトルが繰り広げられました。(笑)フィリピン人Jとバレスチナ人E!『女性に適した職業、男性に適した職業』と言うお題で、女性専業主婦論をぶちまけたEに対して、Jはすごい形相で反論します。日頃の恨み晴らしまくりって感じでした。私は、口を挟む暇がありませんでした、これには。とても活発な意見交換だと言われましたが、ただの言い合い?あと、Eは下準備のかいあって『読んだ本』と言うお題に対して、アラファト議長の生涯とか勝手に題をつけて聞かせてくれました。ここでも少し見直したのですが、ちゃんと暗記できてる。単語までははっきりわかりませんが、文法、いつもの会話でのブロークンさが嘘のようでした。もしかして彼ってすごく努力の人??
2005年02月23日
コメント(20)
毎週火曜日と木曜日は、学校からの語学研修ということでデイケア-センターへ行っています。ここは、お年寄りの方達がお昼間やってきて、お茶を飲んだり手工芸やおしゃべりをし、夕食をとって帰るというところ。老人ホーム、診療所も兼ねていていろんな人が常に行き来をしています。デイケアーセンターの正規スタッフは、女性2名と男性1名の計3名。それに、ボランティアのモッサ、ソーシャルワーカーの学校から研修できている女性1名、私達成人ノルウェー語学校からの研修2名。男性スタッフは、送迎バスの運転やセンター内の壊れたものや箇所の修理、ちょっとした力仕事などをしています。女性2名は、私達と同じ仕事+利用者に対しての責任+雑務をこなしています。モッサともう1人の女性は、利用者との会話、一緒に手工芸をやり、コーヒーやケーキの準備、食事の準備(料理は食堂から来ますので作る必要なし)や後片付けをしています。私達語学研修組み2人も、モッサ達と同様の仕事です。とはいえ、なかなか会話の中に入るのは難しいので、チョコチョコっと参加してるぐらいです。というのも、やはりお年寄り相手。中にはちょっと物忘れのひどい人もいますし、一点を見つめてばかりいるような人もいます。こういう方々と話をするのは、とても難しい。挨拶しただけで後が続かないってこともあります。手工芸をやっている人は皆さん、口や手を動かしているからそりゃあもう元気。自分達のことは自分達でするわよ、って感じで動いたりします。やはり、手先をつかって何かやるというのは、大事なようです。ここで話は本題へ入るのですが、我が相方、この研修は不当だと申しておるのです。というのも、例えば私が普通に仕事をするなら最低賃金を1時間あたりちゃんともらえるはずなのです。ところが、ここで語学研修というていのいい名目(これは合い方の考え)で、ボランティアで使われている。たとえば医療系の学校に行ってる人が研修に行くのと、私達では違うはずだというのです。一緒に行ってるチェチェン人のFは難民で、学校を理由なしに休めばその分毎月自治体から振り込まれるお金が減るし、この研修も参加しないと、その分減らされるそうです。私はというと、ちゃんとした労働許可を持っているので、毎回雀の涙ほどですが職安からお金がもらえます。そして、研修に行く先はほとんどが自治体関係。デイケア-や老人ホーム、小学校(放課後親が仕事が終わる迄子供を預かる)相方のポイントはここです。彼曰く、これらは人は欲しいが予算がない場所。だから私達のような人を、語学研修という名目もと送り込んでいるのではないかと。確かに正規の職員3名では、回らないです。病気や、研修等があれば1人で対応とか。できないこともないと思いますが、やっぱりちょっとしんどいかな?何かあれば看護士さんがすぐ近くで働いてるので、ちょっとした手助けはしてもらえると思いますが、毎回となるとどうでしょう。モッサはボランティアだから、いつ休んでも文句は言えない。事実、今週は出てこないようです。となると、少しでも人が欲しい、でもお金は払えない。何か言い方法はないか?そこで、私達の出番です。難民の人たちは、研修に行かなければお金が減る。でも、自治体にしたら同じですよね、余分に払うわけじゃないから。移民に関しては、雀の涙のお金でないよりはましという図式。自治体は正規に人を雇うことを思えば、痛くも痒くもないお金です。これを聞いた相方は、これは研修ではなくボランティア、もしくは不当労働だと言っております。なぜなら自治体は、ちゃんとスタッフを雇うべきなのだそうです。(ここまで行くと、話がちょっとずれるかもしれないけど)私達は、授業の代わりにこの研修、必ず受けなくてはなりません。私とすると、社会と接するいい機会を与えてくれていると思うのです。特に、難民の人たちはノルウェー人と接する機会が少ないですし、いい社会勉強にもなると思います。そう思うのは、私が日本人だからでしょうか?甘い、と言われましたが、彼の考えがノルウェーもしくは西洋では普通?果たしていかがなものでしょうか?
2005年02月08日
コメント(14)
今日久し振りに朝からいい天気だったので、学校まで歩いた。個人的な意見だが、歩いて学校に行った日のほうが身体の調子がいい。歩いている間に、頭の準備が出来て教室に入った時もクリアーな感じ。今日は、5名欠席の計7名だった。そのせいか、教室の温度がいつもより低い気がした。教室の温度は、人口密度にも関係するのかも?それに、経費節約のためか学校の暖房の効きはすこぶる悪い。更に輪をかけてひどいのが、学校のカフェ。まるで暖房を効かしてないんじゃないかと思うほど、お昼時の人口密度が高い時でも、寒い。まあ、だからコーヒーやココアが売れるんだろうけどね。今日は人数が少ないこともあって、先生も余裕を持って授業が出来たようだ。いつもなら先生が、ざ~~~~って読んで終わらせる教科書も、生徒が少しずつ読んで、発音を直したりしてくれる。し、し、しかしなんと言う不運。私の番になった時、読むのも難しい固有名詞ばっかりオンパレード。全部直されてしまった。もう、穴があったら入り込みたいほど。あまりに先生が真剣に一語一語直すので、最後の方は少々拗ねてしまいました、私。大人気なかったです、すいません。m(_)mなんか、担任の先生凄く真剣なのはわかるんですよ。でもね、まるで目の敵のように私とタイ人Pが発言する時は細かいチェックが入ります。愛のムチなのかもしれませんが、時々、泣きたくなりました。私にすると、私とPだけが発音が悪いわけではないと思うのですが、先生の中に日本人と中国人とタイ人と韓国人は発音が悪いというのが、インプットされすぎている気がします。2回ほど、発音矯正のクラスで個人レッスンを受けました。その時の先生曰く、皆その国の訛りを使ってるから、そんなに気にしなくていいのよ。リラックスして話せばいいのよ。と言われました。いい人です、彼女。ノルウェー人の発音と比較してはいけませんが、確かに聞いていてノルウェー人か、と間違えるような発音をしている人はほとんどいません。皆、どこか、何かが違うのです。それでも、私やタイ人の子に比べれば間違いなく上手に話します。私達って、Rの発音がおかしいがために、こうも集中攻撃です。(他にも母音とかあるんだけどね、問題)そう思わせる何かが、彼女にはあります。出来れば先生のおっしゃるようにしたいのですが、発音に注意しようとするとまた、遅い!とお叱りを受けます。これが面白いことにタイ人Pだと、速すぎる!になるのです。もともと母国語が持っている、言葉の響きのためでしょうか。せっかく歩いて頭の準備をしたのに。今日は、一限目からカウンターパンチを浴びてしまいました。週の初めから、ついてません。私たちのことを思う気持ち、ありがたいのですが、少し熱すぎます、先生。試験に合格させたいと言う、親心、先走ってませんか?スケジュールによると水曜にミニ口頭練習をするようです。ちょっぴり恐怖です・・・・・・・・先生にはあまり熱くなってもらいたくないものです。と、ちょっぴり弱気になってしまった、今日の授業でした。
2005年02月07日
コメント(20)
ただ今、凄く疲れています。はっきり言って、頭が回っていません。理由は簡単です。学校で口頭問題の練習をしたからです。3月頭にある試験に向けて口頭問題の練習に力を入れ始めた、わがクラス。1人課題と、3~4人でやるグループディスカッション。どちらの口頭練習も発音を気にするためか、話し方が遅いと、指摘されてしまいました、皆から。いつものテンポで話すと、発音が悪い、よくわからないと言われるので、このあたり私やタイ人の子は損です。(言い訳!)この口頭練習が苦手で、終わったあとの脱力感と、落ち込み。とりあえず、今月一杯は口頭練習を頻繁に取り入れるそうです。どなたか1人で出来る、いい口頭練習法がありましたらご一報ください。さてさて、疲れている原因はこの練習結果ともう一つ、わがクラスの困ったちゃん、ポーランド人のE。前からわがクラスで浮いた存在だった、彼女。旦那さんとの離婚が原因で自分の殻に閉じ篭り、他のクラスメイトと打ち解けようとはしません。先生が教科書や、練習帳の答え等質問しても、『言いたくない!』や、『言う必要はない!』など、かなり反抗的なものでした。一昨日、パキスタン人の女性が新しく入ってきたので、型どおりの自己紹介をすることになりました。名前と出身地。Eから始まりましたが、名前はちゃんといったのですが、出身地は『プライベートの事だから言いたくない、言う必要はない!』とおっしゃりました。先生がそれはプライベートじゃなくて、一般的なことだからちゃんというように言っても知らん顔。そして『何でそんなプライベートなことを言う必要がある?』と言う。これを聞いた先生は、無礼だと凄い剣幕で怒り始め今すぐ教室から出て行くように指示。しかし頑固な彼女、そのまま先生のいうことが聞こえないような涼しい顔で椅子に座っていました。そして、今日。午前中の口頭練習のグループディスカッション4人1グループでディスカッションをしますが、全く話の輪に入らず1人ペンを持ちノートになにやら書き込んでいるE。フィリピン人のJが、『Eはどう思う?』とふっても、『自分の考えをあなた達に言う必要はない』と言う。Jの顔が見る見る呆れたものになり、それから何回かふっても、同じような返事。最終的にJの顔は怒りに変わりました。そして、休憩中、カフェで彼女の態度の事を皆で話しながらの結論。本番の時に一緒になりたくない!でした。口頭問題のグループは先生方が決めるようで、当日近くまで未定。でも、パートナー達によって評価が変わる事だってあるはずです。皆できることなら受かりたいですからね、試験には。そして午後から、個人課題の練習。Eの番になったとき、『そのお題については分らないから話せない』といい、先生も諦めたのか、次にJに振りました。全員の練習が終わり、チェチェン人のFが今日で最後なので皆でお茶をしながら話をすることになりました。お茶の準備などをして皆が席につきますが、彼女がいないのです。どうやら皆が準備をしている隙に、勝手に帰った模様。お茶を飲みながらの話題は、否応なしにもEのことになります。先生『あなた達も彼女が打ち解けるように協力してほしい』、と言います。私達は、彼女を仲間はずれにしているわけではありません。話し掛けても拒否するのは、彼女です。事実、一昨日もパレスチナ人のE(男性)が声をかけましたが、『あなたとは話したくない』といわれ頭にきています。彼女がこのような態度では、私達にはとても手におえない。私達にでてくるのは、彼女に対する不満ばかりです。先生は、『彼女がこのような態度をとるのには皆にいえないけど、理由がある』、といってますが、狭い世の中。皆うすうら知っています、何が理由で彼女がこうなったか。先生は先生なりに彼女の力になりたいと言ってますが、まあ、プライベートに何処まで入っていくかは先生次第。Eには、話を聞いてくれる人、相談できる人が必要と言うのは分ります。でも、私達がそこまで気を使わないといけないものなのか??出来ることなら仲良くしたいけど、彼女の態度では私達にはどうしていいのかわかりません、実際。授業の後、先生に呼ばれ言われました。『彼女はあなたとならちゃんとした態度を取る。だから、彼女のことを気にかけてほしいの。少しでも彼女の状態がよくなるように協力してほしい。』確かに私といっしょに口頭練習をした水曜日は、よく話してました。クラスで現在一番の年長者である私が、彼女の琴線のどこかに触れたのでしょうか?それとも真ん丸い顔が役立ったのか?はたまた、ただ単に機嫌がよかったのか?とりあえず先生には、『今もちゃんと挨拶はしてるけど、彼女からの返事はない。けど、これからもちゃんと続ける』と約束をしました。あと、何が出来るのかわかりませんが、とりあえずもうちょっと声をかけるようにしようかと思っています。この間からの彼女の授業中の態度は、私達を更にイライラさせ、先生の怒鳴り声も増える。気にしなければいいのだろうが、楽しい授業の時の何倍も疲れる、私にしたら。私ごときもので、少しでも潤滑油になるのならと思いますが、私1人更にイライラ度が増してしまったりするのでは?と少し心配しています。気にしなければ使わなくていいパワーを使ってしまいそうですから。しかし言葉は悪いのですが、彼女のおかげで他のクラスメート達の繋がりが強くなったのは確か。授業が終わって学校を後にする時、いつもはバラバラに帰ってしまうのが、今日はみんな1纏りで話をしながら帰りましたもの、バス停まで。何の話題についてかは、言わなくてもわかると思いますが・・・。
2005年02月04日
コメント(18)
昨日必死で修理した辞書を持って学校へ行ってきた。やはり必要だったので、昨日の地味な作業が実を結んだ結果となった。さて、今日は私がノルウェー語を勉強するにあたりほとんど使っていない辞書を皆さんにご紹介したいと思います。 ノルウェー語辞典 昨日の日記にも書きましたが、ある晴れた日、日課のスキーに出かけた相方。途中の休憩場所で、オスロに住んでいるという男の人とたまたま一緒になり、話をはじめたそうです。『嫁が日本人なんですわ』と、言ったかどうか知りませんが、彼のお隣さんの奥さんも日本人だといことで、なにやら不思議な縁を感じた2人。丁度私がノルウェー語学校に行き始めたばかりの頃だったので、田舎のノルウェー語学校事情とかで盛り上がったようです。そして彼が、ノルウェー語⇒日本語辞書というのがあり、それをお隣の奥さんが日本から取り寄せて使っているというのです。何でも、この辞書は凄くいい辞書で、文法から何から網羅していて、『これがあればあなたも今日からノルウェー人』 になれるらしいです、彼曰く。この話に狂喜乱舞した相方。家に帰ってきて、早速この辞書を購入するように言い始めます。実はこの辞書の存在、昔から知っていたのです、私。ただお値段が普通の辞書の感覚と違うので、とても買う気になれませんでした。だもので、高いので必要ないと辞退申しました。実際に自分の目で見てるわけでもないし。ところが、ここが家の相方の変わっているところ。『この辞書があれば、君のためになる。 分らない英語をもう一度調べるより、時間の節約になるじゃないか。 自分のためになるのにどうして要らないなんて言えるんだ? ノルウェー語が話せるようになりたくないのか? それに、どうしても必要なものなら少しぐらい高くても、値打ちがある』とか言い始めました。ブツブツうるさいので、とりあえずネットで検索。某Aさんでは、売り切れになっていて(信じられない、どなたか買われました?)それを伝えると、ノルウェーの本屋から取り寄せできるか聞くといい始めました。そこまでしなくてもと思うのですが、一度燃え始めると止まりません、家の相方。そこで楽○ブックスさんを覗いて見ると、在庫あり、の表示が。そこで相方に、入手可能なことを伝えました。すると、今すぐ買えとご指示が。もうここまで来ると逆らえませんので、購入ボタンを押させていただきました。これで大満足の相方。後は手もとに来るのを待つばかりです。はじめてみた時の感想。1.大きくて立派な辞書2.字が大きくて読みやすい3.不規則動詞の変化がのってる4.名詞の性別が(ノル語には男性、女性、中性とあり)のってる。5.形容詞の変化がのってるこの3-5に関しては、助かることもあります。この変化や性別、ノルウェー語⇔英語辞書だとのってないのです。これは英語にそういう変化がないからだとか。当たり前ですが私の欲しいノル語⇔ノル語辞書にはのっていました。(予算がないので買えません、今)1.に関しては、もう大きくて、持ち運びにたえれそうにありません。 厚さも、5cmちょっとあります。 まるで漬物石の代わりのような重さです。2.に関しては、B5サイズの大きさで、片面37行。 どのくらいの大きさか、想像してみてください。 (今計ったとこによると、一文字の大きさ4mmX4mmです。) 目の悪い私には、とても助かります。 だもので、厚い割りに語彙数が少ないです。 言っていて文法ものってませんし。その他何が一番満足できないかというと、ご存じない方もいらっしゃるかもしれませんが、ノルウェーは小国なのですが2つの公用語があります。標準語と呼ばれるBOKMÅLとNYNORSK。似てはいるのですが、微妙に違います。NYNORSKの辞書もちゃんと存在しています。そして、このノルウェー語辞典、この2つの単語がビミョ~に入り乱れています。例えばMelkという単語の意味がわからないのでこの辞書を使って調べた場合。melk ⇒ mjolk(oはo+/) ⇒ ミルク、牛乳=melkとなるのです。(melkは標準語、mjolkはNYNORSK)meのページからmjのページまで飛ばないといけないのです。なぜ、標準語からMYNORSKに飛ばないといけない?語彙が少ない以上に、この手間が私を憂鬱にさせます。(前書きには2万語、標準語を基準とするのに矛盾してるような・)これを購入してから勉強する時は、相方の目をごまかすためにテーブルの上に出していました。でも、ある日、使っていないのがばれてしまいました。何で使っていないのかいろいろ言われましたが、ノル語⇒英語辞書は英語の勉強になるからとごまかしました。それなら買う必要はなかったろう、等と自分が強力に必要性を説いたにもかかわらずこのお返事。本当に必要だったのかどうかわかりませんが、こういう高いものはやはり実際目を通してから買うものですね。納得しないままに買ってはいけないと思いました。そして、気になるこの辞書のお値段は。。。。。。。。 30,000円 + 消費税 = 31,500円このお金があったらいったい何が買えただろうか?そうそう、ちなみにこれは ノルウェー語⇒日本語の辞書で、日本語⇒ノルウェー語の辞書も存在します。こちらの方はずっとお安く、7000円+消費税の計7350円になります。
2005年01月31日
コメント(14)
今週は体調がよくないからと自分を偽り、ノルウェー語の勉強をサボっていた。しかし、明日から学校。2日休んだだけとはいえ、かなり授業も進んでいることだろう。テストまでのスケジュール表によると、1週間で教科書2レッスン進むことになっている。ひぃえ~~~~~~~い!これは私にすると結構大変で、週3日しかない授業で、テスト用の読み、書き、聴覚、口頭練習を並行しながらなので、ほとんど流し読み状態。予習をしていないと、単語について行けません。先週やったはずのページは、政治の仕組みのページ。ただでさえ語威力と知識がないのに、政治の仕組みなんて難しそうなページ読みこなせるのか?ぱらぱらページをめくってみる。し~~~~~ん全く分りませ~ん。(爆)そして、おそらく明日やるであろうページは、裁判と警察(なにやら三権分立というのをやっているようです。)またまた不得意分野です。日本語でも意味がよくわからなかったりするものが、ノルウェー語で覚えられるものなのでしょうか?単語が難しいせいか、ページが少ないのが唯一の救いです。頭を悩ませつつも、休んでいる間皆がやったであろうページをやり始める。すると、どうだろう。いつも使っている私の愛用の辞書が。。。。。。。真中からぱっこ~~んと真っ二つに割れ、ぱらぱらと床の上に落ちていきます。壊れちゃった、辞書・・・。一枚一枚紙を拾い上げ、ちゃんと通しページに並べ替え。全部がバラバラになったわけではないが、三分の一ほどがばらけた状態。さすがです、ノルウェーの辞書。(ノル語⇔英語です、ちなみに)高い割りに作りがチャチなようです。安物ののりを使ってるのか?はたまた私の扱いが荒いのか?もう1冊、相方がむかしっからご愛用の、ハードカバーの糸で縫いつけてあるノル語→英語の辞書もあるのですが、これは自宅。おまけにこの辞書、私が使い始めてからというも角が丸まり始め、裏表紙が外れかけ始めたので、要丁寧扱いと言うお達しが出ております。後、ノル語→日本語という辞書ももってるのですが、これ個人的に好きじゃないんですよね。ある時スキーに行った相方。休憩してる時に、横に立っていた人と話をはじめたそうです。彼のお隣の奥さんが日本人で、この辞書を使ってとても良いと言っている、というのだというのです。この辞書の情報をもって嬉しそうに帰ってきた相方。早速購入するように私に勧めます。あまりに馬鹿高い辞書なので、要らないと言ったんですが、どうしても買えとうるさいので、とうとう楽天ブックスさんで購入。後悔しています、今は、使いづらい・・・・・ということで、これは使いたくないので、辞書を修理することにしました。日本で買ってきたセロテープとはさみを用意し、机の上へ。そして、一枚一枚順番に紙を並べ、テープで止めていきます。右側の端にテープを半分張り、もう一枚を残りの半分で張り付け。これを繰り返し、繰り返し、繰り返し、繰返す。はっきり言って、凄い時間の無駄遣い。でもこれを今やらないと、来週からそんなことできる時間ないし。それに、明日学校にも持って行かなきゃいけない。こつこつすること、5時間。途中、PCの前であれこれしたり、おやつ食べたり飲んだりと余分な時間を使ったけど、何とか完成。形とすると、真中が出っ張っててなんか不細工なんだけど、仕方なし。新たに買うようなお金もないしね。とりあえず今のとこちゃんと留まってるけど、後ろの方のページをみると半分くらい破れそうなページがあるので、もう一回チェックして補強しとかなきゃ。やっと使えるんですが、なんか疲れてしまいました。おそらく今日は夕食食べたら、ベットへ直行になりそうです。そうそう、予習復習できなかったのは私が怠け者だからじゃありませんよ。あくまでも、辞書のせいです!念のため・・・。
2005年01月30日
コメント(16)
今日も出席率が悪く、6名。50%ではないか!おまけに先生病欠だし。イスラム圏の人たちは明日からお休みに入るので、おそらく準備か何かで休んだのかな?人数が少ないのはいいのだが、先生がいないのでパソコン教室で自習となった。しばらくして代わりの先生がきたが、初対面であるため自己紹介やたわいのないおしゃべりで午前中の授業が終わった。お昼、皆でつるんで食堂でランチをとる。おしゃべりをしている途中でなぜか悩みの話になった。私が言い出しっぺぽいのだが、『仕事がないのよね』って、ちょっと愚痴っていた。すると、タイ人のPが『私があまりに旅行に行くので、オーナーが給料が多すぎるんじゃないか?っていいだして。減給させられそうなの』といい始めた。Pは、オーペア(子守り)として働いている。ある会社のオーナーの子供達の面倒を住み込みでみているのだ。食事と住む所を提供してもらってるので、余分なお金を使うことはないそうだ。しかし24時間拘束されている割には、すごく安いお給料だと思う、失礼だが。それをやりくりし来週からHoyskole(日本の短大のような感じ)にも行くので、学校2つと仕事と大忙しになり、ちゃんと全部やれるかどうかも不安なようだ。まだまだ若い彼女はやりたいことがたくさんあって羨ましい、私にしてみれば。フィリピン人のJは未亡人なのだが、今恋人がいて幸せなのだと思っていたが、やはり悩んでるそうだ。再婚の事、子供の事、仕事の事。何がしたいのか全然わからないのだとか、今。学校が終わって毎日することがなくなったらどうしよう、と言う。前はもう少し明るい感じだったのだが、最近少し落ち込んでいるように見受けられる。私たちにいったことの他にも悩んでいることがあるのだろう、異国の地でシングルマザーを続けるのも大変だ。チェチェン人のFは祖国に1人残してきたお母さんのこと。いつ会えるかわからない状態、もしかしたら一生あえない可能性もある。近頃お母さんがかなり弱気になっていて、病気ではないかと心配している。お母さんとできれば一緒に暮らしたいと思ってる、が今の状況ではとても無理と頭を悩ます。ルアンダから来たDは、子供と奥さんと離れて暮らしている。同じノルウェー国内だが、彼は北、奥さん達は南にいるのだ。彼は凄く勉強家で、私たちのクラスのリーダー的な人。とはいっもて、自分がやらなきゃ!ってタイプじゃなく、後ろから一歩下がって見守るタイプ。彼も子供にあえなくてとても寂しいといっていたが、しばらくは一緒に暮らすことはないという。それより何より彼の一番の悩みは、ソマリア人に間違われることだという。今、ノルウェーでおそらく一番評判の悪い移民は、ソマリア人だろう。(中にはいい人もいるんですが、一般論としてです)最近犯罪が増えていて、出てくるのは殆どと言っていいほどソマリア人。ノルウェー人からみれば、日本人も中国人もタイ人もベトナム人も全部一緒。同じようにルアンダ人の彼もアフリカンの外見で、ソマリア人と間違われる。そのせいで最近、ちょっとひどい差別的なことを受けたようだ。彼の性格上詳しいことは言わなかったが(割りとオブラートに包んで自分の本音を隠すタイプ)、仕事の時にノルウェー人の若い子から屈辱的なことをいわれたらしい。彼らの話を聞いていると私の愚痴なんて、な~んてちっぽけなもの。皆頑張ってるんだ、私もしっかりしようと更なる気持ちで休憩を終えた。
2005年01月19日
コメント(6)
今日から職業研修が始まった。名前だけ見るととてもおおげさなものだけど、実際は『学校のない日に社会に出てノルウェー語を使って人の役に立ちましょう』て、程度のものです。バス代と雀の涙ほどの日給が出るだけですから。わたしは Daghjem といって、日本のデイケア-のような所でお年寄りの人たちとコーヒーを飲んで、お話して、編物やゲームをしてとなんて事はない単純なことをします。基本的に病気や世話の必要な人を相手にするのではないので、気も楽です。同じ施設で、チェチェン人のFと2人で研修を受けることになりました。初日の今日、まずは契約書をかわしました。ちょっと本格的ですよ、どういうことをやるとか期間などちゃんと前もって契約するのです。もし、内容と違うことを頼まれたら、拒否できますし、担当の先生に忠告してもらうこともできます。この辺ほとんどボランティアなんですが、ちゃんとしてます。10時になって、各家々を周った車が到着し、お年寄りが部屋に入ってきます。日によって来る人が違うらしいのですが、今日は8名がやってきました。コーヒーを準備し、テーブルの周りに集まりお喋り開始です。と言っても、人それぞれ体調が違い、新顔の私たちを見てハイテンションに飛ばす人もいれば、じっと座って一点を見つめているような人もいます。私の隣に座っていた方が中でも一二を争う元気な人で、皆の世話や(車椅子や、補助機を使ってる人を助けたり)下手なジョークで場を盛り上げます。本日まず一発目は『あんたロシアからきたの?』と、私に向かって話し掛けてきました。もう、一同大爆笑!何処をどう取ったらこの典型的なアジア人顔の私がロシア人に見えるのか?そこからはもう、セクシャルハラスメントもどきの行動も含め、1人爆走しまくりました。おしゃべりをしながらも、中には全く聞いてなくて一心不乱に本や新聞を読んでる人とか、お風呂に入れてもらう人んなどいろいました。ここは、診療所と老人ホームも兼ねているので、看護士さんや看護助士さんなど、廊下を歩いている途中によってきます。あと、ホームに住んでいる人(要介護の方がホームに入るそうです)とかもやってきます。廊下に面した場所には壁やドアがなく、誰でもスッと入ってこれる環境です。午後からはちょっろした体操。といっても、お年寄りの事、椅子に座って手や足を動かし、ちょこっと身体をひねったりととても簡単なものです。その後、ビニールのボールをなげあったり、けりあったりしてちょっぴり汗をかきました。そしてお手玉の投げあいこ。とはいえ、一人の先生を集中的に攻撃してチームプレーです。なんか久し振りに本気で物を投げたので、失礼なのですが、結構ストレス発散させてもらいました。そして、夕食の準備。(と言っても一般的には昼食のような時間)ここで皆さん夕食を食べて帰ります。私たちは、食堂のテーブルにお皿などの用意をするだけで、後は調理室から全てやってきます。今日のメニューはショッテプディング(ミートローフの柔らかい版と思ってください)とポテトとデザートにフルクトスッペ(フルーツのスープです)。料理の載っているお皿を運び、彼らが食べている間何か一声かけてコミュニケーションをとります。まあ、話せる言葉が限られているので、美味しい?とかしか聞けませんが。その後2時になり、彼らは各々の家に帰っていきました。彼らがいなくなった後は、なんともいえない静寂が。責任者の2人と私とFの4人でテーブルでちょっと話をして、きょうの研修は終りでした。今日やったこと、コーヒーを4杯飲むボール投げとお手玉投げお皿の用意食事の運搬お喋り(メイン)忙しく身体を使ったわけではないのですが、久し振りに社会に出たせいかとても疲れました。お年より相手とはいえ、皆さん基本的に自活できる人たちなので手もそんなにかかりません。車椅子だって、押さなくても自分達で運転しています。ただ、ちょっと手が震えてたりする人のためにコーヒーなどは私たちがついであげるとか、ちょっとしたことに目を光らせてれば言いようです。あなた達が楽しんでくれればいい。そうすればお年寄りたちも楽しいのだから。これは責任者のマリアンヌの言葉。とりあえず今日楽しく過ごせたのは、確かです。他の人たちも楽しんでくれていればなあ、と思います。これから週2回、学校のない日はここへ通うことになりました。
2005年01月18日
コメント(8)
週三回のノルウェー語教室、毎回楽しんで行ってます。だってこれがあることによって、暗い毎日でも落ち込まず生活できるんですもの。何もすることもなく、求職中だったら?と思うだけで暗闇の中に入り込んで出てこれそうにもありません。私の今行ってるクラスは、3月にあるノルウェー語のテストに向けて勉強している。だから、皆それなりのノルウェー語を話せるし、得て不得手はあっても、そんなに大きなレベル差はないようです。総勢12名、アフリカ、中近東、東欧、アジア、南アフリカとバラエティーに富んだメンバーです。そんな私たちのクラスの中の1人、ポーランド人のE(女性)は、一人とっても暗いオーラを出していて、とても近寄りがたいのです。先生がどんな質問をしても、『秘密』『言いたくない』と、いいます。運がいいというか、私今年の一番最初の授業、彼女と一対一で質問をしあうことになりました。その日が私と彼女の初の顔合わせ。その前にブラジル人のJから『彼女は扱いが難しい。顔がいつも怒ってるし何話し掛けても返事してこない』と聞いていたので、内心困ったな~と思ってました。それでも頑張りました、私。彼女にいくつか質問をしてちゃんと答えを返してもらいました、全部ではありませんが。これにはJもビックリ!どうしたら彼女と会話ができるのかしつこく聞かれました、その後。今日も授業中先生が彼女を指したのですが、答えは『言う必要はない』でした。答えは、『イエス』もしくは『ノー』で済む簡単な問題だったにもかかわらず。これには先生頭にきました。プライベートなことを聞いたのならその返事でもいいのですが、特別個人的なことでもない質問に、彼女の答えは棘のある感じがします。先生も、『簡単に答えてくれればいいのよ、べつに考えを聞こうと思ってるんじゃないの。あなたの答えだと相手を不愉快にする。』と彼女に言いました。彼女に悪気があるのかどうか知りませんが、あったらたまってものではありません。そんな彼女に昼休み、チェチェン人のFが話し掛けようと近寄っていきました。そんな彼女を無視して、Aは教室を出て行きました。F曰く『今、彼女はとても傷ついている。』何でも、去年までの彼女とは180度かわってしまっているとの事。よく話し、よく笑うとてもいい人だったらしい。それが、去年の秋に旦那さんと離婚をして別人のようになったと言う。彼女にしてみれば私たちは、おちゃらけたお気楽人間に見えるのかもしれないが、皆それぞれ事情を持っている。先生達にしても、私たちの個人的なバックグラウンドに構ってられるわけがない。彼女は寂しいのかもしれない、構って欲しいのかもしれない。話をしてくれれば聞いてあげることはできるが、今の状態ではとても無理だ。なにを聞いても返ってくる返事は、私たちを寄せ付けようとはしない。とてもいい雰囲気でクラスが進んでいるだけに、彼女の事は少し気がかりだ。どうすれば彼女の心を少しでも開くことができるのだろう?残り少ないノルウェー語教室、彼女にも有意義なものであってもらいたい。
2005年01月17日
コメント(12)
この国は人口450万ほどなのだが、2つの公用語がある。BOKMÅLとNYNORSK。(北の原住民、サーメ語も公用語なのかな、一応?)いわゆる標準語となるのがBOKMÅLで、これを私たち移民は習う。(NYNORSKエリアでも標準語を習います)NYNORSKは西ノルウェーで主に使われてますが、基本的にノルウェーの学校では、標準語を話す地域ではNYNORSKをNYNORSKを話す地域では標準語を習うのでどちらも理解できるとされています。実際は、そう簡単ではないようですが。(友人はNYNORSKなんて聞くのも見るのもいやと言ってるし)この2つの公用語のほかに更にノルウェー語を難しくしているのが、方言。ベルゲン辺りで話されるベルゲンスクといわれる方言は、第三の公用語か!と思うような勢いを感じるし。この各地域のいろいろな方言が、ノルウェー語を更にわかりにくくしています。TVやラジオのアナウンサーも自分の出身地の言葉を使うので、いろいろな方言の勉強になる。(←嫌味だよん!)一度、なんで方言を直さないの、と聞いたが、そうするとその人の個性がなくなるじゃない、と言われてしまった。方言は、個性と繋がるそうです。北のノル語学校で習ってる私、当然のように先生方は北の方言を話します。最初の日、先生が言ってることがよくわからなかった。特にその中で記憶に残ったのが『Dokker』これをやたら使うのだ。ノルウェー語で『Dokke』と言えば『人形』の意味。そして『Dokker』と言えば『人形の複数形』。何を『人形、人形』とわめいてるのだろうと不思議に思った。そして、しばらくしてイラク人の女性にどういう意味か尋ねた。授業中に、『先生!Dokkerってなんですか?』と聞く勇気は私にはなかったのだ。私:Dokkerってどういう意味?イ:子供達が遊ぶでしょ、揺らしたりして私:そのDokkeじゃなくて、先生達がよく使う。イ:だから、女の子達が遊ぶ時に・・私:じゃなくて、先生達がDokker何々、って言うじゃない!イ:あ~、それここの方言で『あなたたち』ってことよ。はあ~、これで納得。標準語で『Dere』という言葉がここでは『Dokker』となるらしい。なんか全然違う言葉になっています、何で人形の複数形?この話、クリスマス休暇に友人宅(オスロから南に一時間ほどの街)に遊びに行ったときにした。彼女も北の方言がわからないと言っていた。そして、さらに『Dokker』にまつわる話をおしえてくれた。彼女の子供が通っているバーネハ-ゲ(幼稚園)に、北からの転入生がやってきたそうだ。そして、彼女が『Jeg vil leke med dokker!』(I want to play with XXXX.の形です、英語だと)と言うと、他の子供が皆『Nei!(NO!)』と言ったそうだ。これは、転入生の子が『あなた達と遊びたい』と言ったのを、他の子供達が『人形で遊びたい』と受け取った、と言うことなのだ。人形で遊びたくない子供達は、嫌~といって、彼女は一人ぼっちで遊ぶことになったと言うことらしい。ちょっと悲しい。幼稚園の先生も、北の方言がわからずに転入生の言っていることが理解できなかったとか。ここまで来ると、子供の心に傷を残しそうだ。子供は順応性が高いので、今では一緒になって遊んでいるだろうが、北の方言を今でもつかってるだろうか?小さな子供は、自分の周りにいる大人たちの言葉を習う。当然、その土地、土地の方言を聞くことになる。そうやって多くの方言が、今なお残っているのだ、この国は。
2005年01月09日
コメント(14)
今年初のノル語教室。朝から結構暖かくて、思わず学校まで歩いてしまった。相変わらず、暗い。とはいえ、山の向うにうす白く光っぽいのが見えている。きっと、太陽の光の上の上の更に上の部分だろう。今日はまず、聞き取りのテスト練習から始まった。ところが、CDプレイヤーの調子が悪いのか、CDが悪いのか、飛びまくって全く聞き取れない。仕方がないので問題文の答えを自分達の考えで述べることになった。簡単な労働法についてなのでそれでも何とかなった。その後、口頭試問の練習。まず、一人一人にお題が与えられ、約3分それについてみんなの前で話す。ノルウェー人、ノルウェー語の勉強の仕方、今まで読んだ本、自分の国の教育システム、よく見るTV番組、病気の時、友人、余暇の過ごし方。私は、『余暇の過ごし方』のお題をいただいた。お題を頂いてから考える時間もないままにスタート。脳の瞬発力も必要なようです。これが結構緊張します。3分って思ったより長いし、話を膨らませようと思うと変に間が出来たり、詰まったり。文法の事を考えるよりも、何話そうってことのほうが比重が大きくてなにやらやたらブロークンだったようです。現在形のことなのに、全部未来形になってたらしい、穴があったら入りたい間違えです・・・。でも、声の大きさについてはOK頂きました!(自慢にならん!)とりあえず初めてだったので、これもちゃんと練習しとかないと危ない、と肝に銘じました。なんと言っても私の一番の課題は話すこと。ひとり言でもいいんで、ブツブツとノルウェー語を話そうかと思ってしまいました。(↑危ない人?)ランチの後はグループディスカッションの練習。3~4人が一組になってテーマについて話し合う。私の組は、お金の使い方についてがテーマになった。これが、話を切り出す人がいなくて最初の数秒沈黙・・・し~ん。その後、ロシア人の子が口火を切ってくれて、何とか皆口を開き始めた。相槌の打ち方もタイミングがずれるし、皆ぎこちない。それでも約5分、全員が発言し、テーマを広げることが出来た。服や食べ物を買うから、銀行ローン、寄付、最後には子供のお金の使い方まで広がった。まあ、まあ及第点は頂いたようだ。でも、最初の口火までで本来ならかなりマイナスされているんだろうけど。このテスト、来週水曜日にまたやる。今度は授業中ではなく、ちゃんと本番テストへ向けての予行演習のようだ。これからも、頻繁に口頭練習はやるようだ。話して、聞いて、書いてとやることは山のようにある。後2ヶ月、頑張っていくぞ~。
2005年01月07日
コメント(14)
お正月ももう終り。というか、もともとそんなにお正月って感じじゃないし。いまだにクリスマスの飾付けがあるので、どっちかって言うとクリスマスの延長って感じ。本当なら今日からノルウェー語の学校が始まっているのだが、自宅に帰っているので今週は休ませてもらった。自宅に帰ってから日本語漬けの日々が続いているので、心配になった相方。今日は彼が添削したメールを2人でチェックしようといい始めた。(驚)とっても心配してもらって、とってもありがたい。3月にテストを受けるのだが、一回は無料で受けられる。落ちて、もし次受けるなら600クローネ(一万円)を自腹で払わなくてはいけない。おそらく落ちたらもう諦めるだろうな、そんなにお金出す気なし。というか、落ちないように頑張って勉強しろって!自分を叱咤しようにも、クリスマス休暇中。(言い訳大好き)自宅には読んでなかった本があって、これに夢中になってしまう。それに、久し振りに自分の家の台所が使えるとなるとあれこれやりたくなる。お菓子を作ったり、お菓子を作ったり、お菓子を作ったり(笑)チョコレートケーキ、ワッフル、トライフル、マフィン。こんなの短期間に食べたら更におでぶになるので、冷凍庫入れて保存。これで私のいない間、相方が食べたい時解凍して食べれる。なんていい人なんでしょ、私。そんなこんなで長い間ノルウェー語から離れていた。(一応TVは見て耳は慣らしてますが、結構右から左に抜けてたかな?)書く力は衰えたろうし、話すほうも語彙力も。ちょっぴり危ないです、今の状況だと。これを書き上げたら、添削の間違い箇所を一緒に勉強しなおすことになっています。自分の書いた文章をまた見るのってなんか恥ずかしい。どうせろくなことは書いてないんだしさ。簡単なことで間違えてって感じて、とてもじゃないがまともに自分で文章読めません。おまけに相方の添削、私が送った文章の原形とどめてないしさ。タイピングのミスでもあろうものなら、雷のような怒鳴り声が頭の上に落ちてきます。(怖)言ってることが理解できないと、更に大きな雷が(恐)語学は一日にしてならず。毎日、決まった時間ちゃんと勉強するのがいいのはわかっている。しかし、学生の時から一夜漬け派だった私。追い込まれないと行動に起こせないタイプみたいだ。テストまではあと2ヶ月。とっくに追い込まれてないといけないのだが。とりあえずクリスマス休暇中は甘えさせてもらって、来週から頑張ろう。そして来週になったら、来月から頑張ろうって言ってることだろう。言ってるだけじゃだめなんだけどね、わかっちゃいるんですが愚痴が止まりません。
2005年01月03日
コメント(8)
今日も割りと暖かい1日だった。学校までの道のり、氷も溶けてて歩きやすくなっている。ただ、もうすぐ冬至、さすがにお昼でも暗い。クリスマスからは一日につき10分ずつ明るくなるはずだが、1月末まで太陽は昇ってこない。早く太陽さんに戻ってきて欲しい・・・。先週末から通い始めたノルウェー語教室だが、なんか不可解なんです。というか、編入生だと知っているのですが誰も面倒を見てくれないというか。(別にお手洗いや登下校一緒にして欲しいわけではないです)不親切というわけでないのだけど、勝手もわからない状態なのに説明がないんですよ。例えば、月曜日の夕方に開かれたクリスマスパーティー。なんでも学校中の生徒先生が夜集まってパーティーをしたとか。この日は私の2回目の授業だったのですが、そんな話は授業中どころか休憩中にも出なかったんです。皆でサンタルチアを歌った時でもチラッとそういう話がでないものかなあ?とか思ったり。帰るときに夕方のパーティーの確認とか普通すると思うんですけど。先生も私の顔を見て入ったばっかりだってのを思い出してくれなかったようだし。(超平凡顔だしね・・)水曜日の日に、いきなり先生にパーティーに来なかった理由を聞かれても、そんなものあることさえ知らなかった、私・・・。(義務だったらしいし)なんかロシア人の子達が素晴らしいバレエを見せたとか、みんなお洒落して来ていたとか。強がりではないが、参加出来なかったのが悲しいわけではない、ただ、誰もその話題を教室で出さなかったのが不可解なのだ。これは授業についてもそうで、先生はやたらテスト、テストという。入学時、私はテストについて一切説明を受けていない。生徒担当の人と話をした時は、私はこのクラスで、レベルはこれですといわれた。レベルについて励ましは頂いたが、テストを目指しているとは聞いてません。私の残り時間が幾らあって、後何ヶ月受けられるかは話したけど。私のクラスは3月にテストを受けなくてはならず、これに合格すると移民向けの学校は卒業なのだそうだ。(夏休みまでいけるのに~、持ち時間だと)しかもそのテストの前に、テキストについての最終テストを受けて合格しなくてはならないとか。そのテキスト、私見たことも習った事もないのですが、すでに最終章。なんかもう少し説明を頂いててもよかったような気がします、前もって。それに来年の1月から3月までの学校のない日に、ボランティアの仕事の紹介をしてくれるそうなのです。これは、仕事を通じてノルウェー語を使おうという実地訓練のようです。これもいきなり、参加するかしないか聞かれたけど何なんでしょう?って感じでした。どういうことですか?と聞けばちゃんと教えてくれますが、聞く前に先生の方からは説明ないんですよね。不可解というか、全く興味をもたれていないというか。それともすでにクラスに染まってる?付きっ切りであれこれ世話を焼いて欲しいわけじゃないんですが、もうちょっと言葉のフォローのようなものがあってもいいかなあ、って思う私はかなり甘い?
2004年12月17日
コメント(12)
今日はここに来て始めてのノルウェー語教室の日。朝8時半からなので、久しぶりに早起きした。今日も暖かく、玄関を出た瞬間に雨が降っているのが見えた。ひえ~、これで積もってる雪がとけてコチコチのアイスバーンだ。20分ほどなので散歩を兼ねて歩いていこうと思ったが、急遽バスに変える。最寄のバス停を降りて学校までの道、アイスバーンもいいとこ。まるでスケートリンク、砂もまいてないし、気を付けて歩かないと転んで怪我でもしたら大変だ。途中、通勤の車とすれ違うが、水溜りを思いっきり引っ掛けられそうになった、なんて奴だ(激怒)教室に着いたのが10分前。入ると女性が1人座っているだけだ。自己紹介をする、彼女はタイからきているという。8時半1分ほど前に、ダダ~っと皆駆け込み。見る限り、タイ人3人、ロシア系2人、南欧系1人、アフリカ系2人、中近東系2人、に私の計11人。先生が来る。自己紹介をしようと思って先生の所に行くが、全くもって無関心。おまけに私の名前はリストにないとのこと。何で?と思ったが、とりあえず授業を受けることにする。休憩時間に担当の女性の所へ行って話をすればいいしね、何かあったら。まずは、聞き取りテスト。CDをかけて質問に答えると言う形式だ。季節柄、クリスマスについての質問だった。隣に座ってるタイ人のこが『リブって何?ルーテフィスケ?』と、聞き取れるのだが、何のことかわからないと頭を悩ませていた。スーパーで売ってるのを教えてあげるが、理解してくれたかどうか怪しい。始業から30分ほどすると、違う女性が教室に入ってくきた。実はこの女性がこのクラスの担任で、今まで授業をしていたのは彼女が来るまでの(遅刻?)代わりの先生だったようだ。彼女は私のことを聞いていたらしく、お互いに挨拶をする。と、どうだろう『今日はテストをします』と言うではないか!!来た初日そうそうテスト?なんてついてないんだ!皆で机を離し、テストをする。そんなに難しい問題ではないが、2問、どうやってノルウェー語を勉強しているか述べなさい、例題の文章に対する返事を書きなさいというのがあって、これがちょっと厄介だった。150語ぐらいで説明とのこと。結構律儀に単語数数えて、なるべく長文になるようにしました。テストが終り昼休みが始まろうと言う時、先生が『kulturhus(文化ホール)の前で11:45に待ち合わせです。』と言うではないか。何のことだ?いきなり結論から言われても、初日の人間にはわからないのだが。午後から何があるのか隣に座っていたタイ人の子に聞くと、今日はクラスでバレエを見に行くとのこと。バレエ???これはクラス必須うで、特別に認められなければ絶対参加とのこと。なんか想像していた初日とかなりちがってきました。皆で歩いて近くのkulturhusまで行く。と、どうだろう、ホール前には大勢の小学生がいるではないか!一緒に手をとり(滑って危ないのでお互いに支えあっていた)歩いたイラクから来た女性の子供もこの中にいいて、小学校中でこれを見にきているとのこと。一体どんなバレエなんだろう、と思ってポスターを見ると子供達が踊っている写真が!何でもバレエスクールと小学校が合同で舞台を見せるとのこと。時間になり入り口を入り、席まで行く。無料なのだが、席は指定である。(もちろん一般で有料の設定もあるようだった)周りは小学生だらけ、私たちも今日は小学生だ、といいながら席について始まるのを待つ。幕はあがった。バレエはバレエなんだろうが、高校生の頃やった創作ダンスのようなものだった。小さな子供達が雪ん子の格好やはちの格好をしていてとても可愛かった。皆一生懸命やっている、間違えても他の子についていこうと必死。なんかほのぼのとする。それに反してやる気がない感じで踊っている女の子は嫌でも目立つ、嫌々なら踊るなよ、と毒づく。前で座っている女の子達は、チュチュを着て踊っている子達を食い入るように見ているが、男の子達はふざけあっている。そりゃそうだわな、男の子は外で遊んでる方が楽しいだろう。でも、こうやってアマチュア(小学生だし、ほとんど)でも舞台で発表する機会がもてるなんて、恵まれてると思う。小さいとはいえ、ちゃんとしたホールで照明器具や音響設備もある。何より、人様に見てもらえるというのは彼らにとって、とても張り合いのあるものだっただろうし。こうして1時間半、ダンスの舞台をみて今日の授業は終わった。
2004年12月10日
コメント(4)
朝、相方から電話が入る。今日も早くからアイスフィッシングに行っているらしく、早起きの元気な奴だ。『CV(履歴書)を置いてきた所から連絡ないのか?』と、仕事の事を心配している。心配してくれてとても有難いのだが、今の所何処からも、うんともすんとも言ってこない。自分では、今年は無理だろうなあ、と思っているし。『人が欲しいの、明日から来て!』と、今言われた所でもう少しでクリスマス休暇で自宅に帰るから働けるわけもないし。それにウエイティングリストのノルウェー語教室も気になる。これの時間が決まらないと職安に行っても自分の条件がいえないので、とりあえずスクールオフィスからの返事を待っている。それを言うと『まだ連絡がないのか?まってるだけじゃ駄目だ、自分から連絡を入れろ』(喝)との心やさしいアドバイス。ここでグダグダ言うと、また怒りを爆発させてしまうので、とりあえず近日中に連絡してみるといってさっさと電話を切ってしまう。相変わらず、すぐ白黒つけたかる性格をしている。待つことが大嫌いで、電話で保留音が聞こえてくると電話代の無駄!といってすぐ切る。そんなことじゃ、一生電話なんて繋がらないと思うのだが、こいつは強運の持ち主。違う番号を見つけたり、全然違う係りに電話して無理やりかけなおすように頼んでいる(脅?)電話を切ったあと、とりあえず一服(コーヒーです、念のため)。と、電話がなり始めた。ディスプレイは知らない番号だけど、とりあえず非表示じゃないのででる。そうすると、どうだろう、たった今話題にしていたスクールオフィスの担当者からではないか!2週間ほど前、レベルテストを受けに行った。そのとき、とりあえず私のレベルにあったクラスを探すが、今すぐ始められる保証は無いと言われた。キャンセル待ちをしている人も現実としているし、新しいクラスを作るかどうかはわからない、ともいわれた。『クラスが見つかったけどこの金曜日からこれる?』と、言うではないか。まさに、天の助け!神様仏様雷様(?)当面何の予定もない私はすぐさまOKを出す。毎週月・水・金の週三回、それも朝の8時半から5時間!(なんて時間なんだ、全く。朝起きれるのか?)ということで、またノルウェー語を習える環境になった。ここでは全部で23クラスあるとのこと。田舎では1クラスだったので、すっごいギャップ。とりあえずこれで少しここでの生活も前進したかな?どういう人がクラスメイトかわからないけど、知り合いが増えることは確かだし。ということで、明日、職安に出向くことにしました。(思った時に行動だけしとかないとね、種まき種まき・・)時間的に見て夕方からの仕事があればいいんだが。となるとレストラン関係、やっぱり?とりあえず条件が出せるので、あまり職安のスタッフに嫌な顔をされることは無いと願いたいです。始めていく職安、ちょっぴり不安・・・。なんてっても、ここはノルウェーだもんねえ。
2004年12月08日
コメント(4)
相方と離れて暮らしているとはいえ、毎日連絡はとっている。紀宮様ではないが、それ相応の通信手段で。まず電話。今の世の中、携帯電話というものがあるので何処にいても連絡を取れる。メール(海外の場合はショートメールが主)っていう機能もあるしね。ちょっとしたことならこれですむ。『元気?今日何する?今何処?よい一日を!』まあ、大体こういう内容だ。たいしたことではないが毎日送りあって、とりあえず元気を確認する。そしてちょっと長い文章や複雑な内容だとメール。こういう時、パソコンが活躍する。誰々さんがどうした、友達が落ち込んでいる、ちょっと困ってるがどうしたらいい?等等時と状況によって使い分け。いや~、便利になりましたよ、世の中は、本当に。相方がもう少し興味があればウェッブカメラ使ってチャットとかできるのに。でも、それやるとなんか縛られてるような感じで嫌だな。メールで十分だな、相方とは。私はパソコンメールを中心に送っていたのだが、昨日電話があった。 『君の文章は何を書いているのか解らない。 (ノルウェー語の言い回しじゃないそうな) 前はもっとまともに文章を書いていたと思っていたが? 単語のちょっとした間違いも目に付く。 打ち間違えも多い。 こんなのでは、駄目だ!』(怒)等とおっしゃるではないか?何か大きな間違いした?と思い出そうとするが何がどう悪いのかよくわからない。確かに、学校行かなくなって文章を書くこともなくなったんで単語とか忘れてるのは認めよう。しかしそんなにひどい文章か?とはいえ彼はノルウェー語のエキスパート!ネイティブなので反論の仕様がない。(時にネイティブでも文法間違えてるって言うけどね・・・)と、突然おやさしい言葉が・・。『もらったメールは添削して返信してあげるよ。』ちょっと迷ったが、有難くこの申し出に同意した。早速、今日添削されたメールが大量にやってきた。全然私が書いてる文章が残ってないんですが?添削というより、完全に文章かわってますよ、あ~た。『添削』⇒『他人の詩や答案などを、語句を添えたり削ったりして直すこと』by大辞林 そういうことじゃ、これは添削じゃないんですよね。もし小作文のテストであれば、ゼロ点、答案用紙マッカッカですよ。私の言い回しが不自然っていわれても、あれこれ考えた結果なんだけど、考えすぎたかな?それだけ私に文章能力がないのか、むこうが感性豊過ぎるのか??とりあえずこの添削、しばらくは続きそうである。
2004年12月04日
コメント(4)
全19件 (19件中 1-19件目)
1