武田つとむファイナンシャルプランナー事務所　岩手 盛岡駅前

〇顧問会員のYさん（40代）
（相談：生活設計・マイホーム取得）

2017.4.4、現状診断 終了

いただいたメール・・。


お世話になっております。
コメントありがとうございました。

物件の場所を昨日グーグルマップで
貼り付けたものを送付しましたが
場所を特定できましたでしょうか？
　　　　　　　※場所は特定できましたが、
　　　　　　　　現地まで行って
　　　　　　　　見ることができませんでした。

　　　　　　　　公の道路ではないから、
　　　　　　　　グーグルも入っていってない
　　　　　　　　んでしょうね。

　　　　　　　　ま、上空から見る限り・・
　　　　　　　　車の取り回しがちょっと窮屈な
　　　　　　　　感じはしますが、
　　　　　　　　家を建てて日当たりも良さそう
　　　　　　　　に見えます。

　　　　　　　　行き止まり道路の土地の
　　　　　　　　懸念事項は・・
　　　　　　　　〇車の取り回しが窮屈
　　　　　　　　〇冬の道路の雪の処理
　　　　　　　　などが主なものですが、

　　　　　　　　現時点ではこの売り地が
　　　　　　　　この団地の皆さんの雪捨て場に
　　　　　　　　なっていると思いますが、
　　　　　　　　ここに家が建ったあとは
　　　　　　　　みんなで困ることになりそうです。

2　の〇〇不動産の物件

＞（数年前の）現地へ行ってみました。
　現地には古くて寒そうな・・
　家が建っていました。
　北側道路ですが、
　西側の家も少し離れて建っていて、
　南側もそんなに圧迫感は
　ありません。
　道路はちょっと狭めですが、
　広い道路まではすぐの距離です。
　予算よりはるかに小額です。
　ま、悪くはないんじゃないですか。

セットバックと北側道路がどうかな？と
思いましたが、先生からのご意見が
悪くなかったので、よかったです。
　　　　　　　※他に候補地が無い場合の
　　　　　　　　話です。

　　　　　　　　他に良いものがある場合は、
　　　　　　　　わざわざ北側道路の土地を
　　　　　　　　選ぶ必要はありません。

　　　　　　　　なぜ北側道路だと良くないか？

　　　　　　　　一般的には道路沿いに
　　　　　　　　車を置くように計画するので、
　　　　　　　　その分・・建物は南に移動して
　　　　　　　　建築することになり、南側の
　　　　　　　　お隣さんの建物の背中が
　　　　　　　　迫った位置に建てることになります。
　　　　　　　　（車3台なら、そういうことになる）

　　　　　　　　普通に南側にリビングや和室
　　　　　　　　などを配置すると・・
　　　　　　　　毎日、南隣りの建物の背中を
　　　　　　　　間近に眺めて暮らすことに
　　　　　　　　なってしまいます。

　　　　　　　　柔軟に発想の転換ができて、
　　　　　　　　北側にリビングを配置すれば、
　　　　　　　　毎日明るい暮らしができるが、
　　　　　　　　「リビングは南側でなきゃダメ！」
　　　　　　　　という（バカの一つ覚えの）人は、
　　　　　　　　北側道路の土地を選んでは
　　　　　　　　いけない。

　　　　　　　　たとえば・・
　　　　　　　　Yさん（40代）のマイホームプランは・・

　　　　　　　　北側にリビングやダイニングが
　　　　　　　　あります。お風呂等は南側。

　　　　　　　　普通は、こんな間取りは
　　　　　　　　あり得ません。

　　　　　　　　なぜ、このようなプランになったか？

　　　　　　　　南側に高い建物があるからです。

　　　　　　　　西側道路の土地ですが・・
　　　　　　　　南側と東側が塞がれた感じ
　　　　　　　　なので、開放感がある北側に
　　　　　　　　リビングや吹き抜けを配置して、
　　　　　　　　毎日を明るく過ごそう
　　　　　　　　・・ということです。

　　　　　　　　柔軟な発想ができないと、
　　　　　　　　このような間取りにはなりません。

3　の古家つきの物件

＞※どこかで見たことのある・・
　38坪の家です。
　車は3台でも5台でも自由に
　停めてください。

　配置図を載せていただきありがとうございます。

　想像以上に広く使えるようでびっくりしました。
　更地にしたら、意外に広いんですね。
　　　　　　　※古い家が敷地いっぱいに
　　　　　　　　建っているのを見て、
　　　　　　　　あ・・この土地に車3台なんて
　　　　　　　　置けない。　対象外。

　　　　　　　　なんて、簡単に判断してはいけない。

　　　　　　　　土地は、土地として見よう。
　　　　　　　　古家が建っていても、
　　　　　　　　更地として、しっかり見よう。

4　市の物件

＞まあ・・個人の好みが多分に
　入りますが、私だったら・・
　74か75のどちらかです。

　道路の反対側はきれいな水路
　になっています。
　危険なことも無さそうな
　石造りの浅い水路です。
　区画のポジションも、
　ほぼ住民以外は入ってこない、
　静かな佇まい・・、
　住まいとしては良い環境に
　見えます。

　57は、商売をする人には
　良いポジションに見えます。
　交通量も多そう・・です。
　不特定多数が行き交う位置で、
　昼も夜もけっこうな騒音・・かも。
　ビジネスをやる予定が無ければ、
　住まいとしては選ばない場所
　だと思われます。

　57はないんですね。
　やっぱり先生のご意見、参考になります。
　　　　　　　※おだてても、何も出ない。
　交通量のことは、考えていませんでした。

　74か75かなと思ったのですが、
　74は水路側の家の庭木が若干侵入
　してきていて
　あれが原因で売れないのかな？
　と思いました
　75は隣の家が屋根が高いので、
　それが気になるところでした。

この3つ以外で、先生がおすすめする
区画No.はありますか？
　　　　　　　※もうしわけないけど、
　　　　　　　　見に行っている時間が無い。
今の段階で有力なのが
2　〇〇不動産の物件と　3　古家付きの物件です。
1　の〇〇〇は
先生のほうで場所が特定できましたら
ご意見をお願いしたいです。

先生が今検討している4つ物件の中で
ランキングをつけるとしたら、
どの順番になりますか？
　　　　　　　※実際に現地に行っている
　　　　　　　　わけではないので、
　　　　　　　　言いいようがありません。

　　　　　　　　また、人によって、好みや
　　　　　　　　発想や背景が違うわけだから、
　　　　　　　　他人の優先順位を確認しても
　　　　　　　　何の意味もありません。
検討するにあたり、
2は問い合わせの電話が入っている
ということで、
検討した結果2がいいとなった時にすでに
売れましたと以前のような結果になる
可能性もあるのではないかなと心配なので、
　　　　　　　※それは、どの土地についても
　　　　　　　　言えることです。
一旦予約を入れていただいて、
その間にどうするか検討したいです。
　　　　　　　※それはしない方がいいです。
お手数をお掛けしますが、よろしくお願いします。
　　　　　　　※その程度の発想での予約は、
　　　　　　　　失礼で迷惑な話です。

　　　　　　　　「もう・・この土地が気に入って、
　　　　　　　　　建物について具体的に検討
　　　　　　　　　してみたいので、予約させて。」

　　　　　　　　ということなら、
　　　　　　　　普通は書類に印鑑を押して、
　　　　　　　　10万円とかのお金を払って
　　　　　　　　予約させてもらうことになります。

　　　　　　　　「他の土地を検討している間に
　　　　　　　　　無くなってしまうと困るから、
　　　　　　　　　しばらく他の客からの
　　　　　　　　　問合せは断わっておいて。」

　　　　　　　　・・のような話を、
　　　　　　　　あちこちの物件にするのは、
　　　　　　　　業者さんにしてみれば
　　　　　　　　迷惑な話です。

　　　　　　　　業者さんにしてみれば・・
　　　　　　　　具体的に検討する客がいれば
　　　　　　　　早く契約したい、
　　　　　　　　当然のことです。

　　　　　　　　現在のYさんの状況では、
　　　　　　　　私も・・業者さんに向かって、
　　　　　　　　「予約をお願いします。」
　　　　　　　　とは、言えません。


《Y家マイホーム取得への道 》


　　1　家計の現状診断 4/4
　　2　ライフプランニング（生活設計）4/22
　　3　資金・ローンの目安を立てる 4/22
　　4　土地探し 　売買契約　決済
　　5　展示場ほか見学　
6　住宅プラン作成 　図面作製
　　7　複数の住宅会社でプレゼンコンペ
　　8　業者決定・請負契約
　　9　事前手続き
　　10　着工・地鎮祭 
　　11　完成引き渡し　入居
　　12　住宅ローン返済開始


《　Y 家の概要　：　現状診断時点　》


 　　　　　　　
家族　：　40代団体職員の夫、
　　　　　30代公務員の妻、
　　　　　高校生、中学生、幼児、・・の、5人家族。

相談　：　マイホーム取得。相続。

住居　：　実家に同居。（一戸建て）

収入　：　
　　　　　夫　年収430万円　（手取り348万円）
　　　　　妻　年収571万円　（手取り459万円）

貯蓄　：　5,550万円

借金　：　無し。

生命保険料　：　87.26万円/年 （総額：4,255万円）

　　　　　夫　

　　　　　※　ものすごく数が多すぎて
　　　　　　　書くのが大変です。　　　・・　後日。

死亡保障必要額 検証結果　：
　　　　　　　　　　　現時点　　　　10年後
　　　　　　夫　－1億3,243万円　－1億5,222万円
　　　　　　妻　　　 －8,932万円　－1億1,930万円

　　　　　　「必要資金」から「手当可能資金」
　　　　　　を引いた結果なので、
　　　　　　－（マイナス）は不要ということです。

　　　　　　マイナスが億単位だということは、
　　　　　　逆立ちしたって生命保険は全く不要！
　　　　　　・・ということです。

　　　　　　　※まったく不要な生命保険に、
　　　　　　　　これでもか、これでもか、・・と
　　　　　　　　お金をつぎ込んでいます。

柔軟な発想ができるかどうか？だべ。
  ・・っと。

〇 商品販売をしない。　
〇 しがらみを持たない。

誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて16年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。

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