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シャープ、伊で最大級の太陽光発電・電池パネル工場検討 シャープは欧州エネルギー2位のエネルと太陽光発電で提携する。2011年末までにイタリアに世界最大級の太陽光発電所を共同設置し、太陽電池パネル工場の建設も検討する。助成策が充実している欧州のエネルギー大手と組み、クリーンエネルギーの代表格である太陽光発電の普及を加速。発電コスト引き下げにつなげる。 イタリア各地に太陽光発電所を設け、11年末までに計160メガ(メガは100万)ワット強の発電能力を持たせることで合意した。日本の一般家庭換算で約4万世帯の電力を賄う。今後運営形態を詰めるが、太陽光発電では世界最大級となる見通し。(18日 07:00) --コメントふとシャープって太陽電池シェア世界1位だったよな、と調べてみたら2007年に2位に後退しているんですね。売先が国内中心+国内需要の低下が主な原因らしく、今後は各日本企業は世界に販路を求めるとの事。現時点では太陽電池は他の発電方法と比べコストが高く、諸外国では補助金を出す等力を入れてるところが多いみたいです。日本でも1994~2004年までは補助金が出てたけど、以降はカットされそれが需要低下に繋がってるらしい。太陽電池は今後も伸びていくと思うので、海外に販路を求めるのは当然として、可能であれば日本でも補助金を復活させるなり政策の後押しがあるといいんですけどねー。ローム、新型LSIを開発・「待機電力」をゼロに ロームは電子機器の心臓部となる大規模集積回路(LSI)で、機器を使用していない時でも必要な「待機電力」をゼロにする製品を開発した。世界で初めて機器の電源を切ってもデータが残る回路を実用化、1年後をメドに量産を始める。家庭の電力消費の5%を占める待機電力は原発1基分の発電量に相当し、省エネのカギを握っている。新型LSIは使用時の消費電力も大幅に削減でき、白物家電、パソコンのほか、複写機など企業で使う機器への利用を見込む。 代表的な半導体であるLSIではCPU(中央演算処理装置)で演算したデータは機器の電源を切ると消えてしまうため、CPUに微量の電力を流し続けてデータを保存する必要があり、これが待機電力に当たる。電源を切っても保存が可能なメモリーにデータを移すこともできるが、通常はCPUに一部データが残るため、多くの場合、待機電力が必要となる。--コメントどの程度この製品が利用されるかもよりますが、消費電力の5%を減らせるとしたら結構大事ですね。ローム自身、業績的にはかなり苦しんでいるけど、こういう革新的な製品が作れる企業には是非頑張ってもらいたいです。
May 25, 2008
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dsan2000さんの記事に書かれていた大西電気。気になったので、ざーっと決算資料を見てみた。・目下業績の伸びはそれなり。ただ、今期の予想は営業利益はやや減。市況の影響は結構受けそうだけど、現状の規模的にも成長の余地はありそう。・平均年収は低め(444万)でも初任給は高い(総合職23万)・商品別売上で、Wii関連含む「電機材料」で全体の売上の3割強(40/120億)くらい。太陽電池関連の「電機モジュール」が2割弱(20/120億)合わせて半分くらい。他「電機部品」「フラットパネル関連」が主力。・得意先(売先)は大手が多い感じ。(松下、任天堂、ロームなど)・仕入先(買先)は住友スリーエムに依存とのこと。(35%)・売上の海外比率は17%くらい。・BS⇒売上債権が増えてるけど、多分売上が増えてるからじゃないかと。であれば特に問題なし。自己資本比率は35%。・PL⇒営業利益率5%くらい。低いけど業態的にこんなもんなのかな。・CS⇒営業CFがマイナスだけど営業債権の増加が影響なので問題ないかと。借入金の返済を頑張ってる感じ。・PER5.1倍、PBR1.04倍、配当利回り3.67%。(ヤフーファイナンス)・電機・電子部品の販社ってビジネスのどこが付加価値なんだろう?・内部統制のリアルな進捗状況や社内基幹システムの状況も知りたい。
May 13, 2008
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金融庁、「金融士」基本案を発表 金融庁は30日、金融の専門知識や技術を持つ人を対象に創設を検討している資格制度の基本案を発表した。法律や財務会計、金融工学、英語に精通した人材を育成する。金融分野の能力を示す基準を設け、民間企業同士や官民の間の人材交流を促す狙いもある。 新設する資格制度は「金融士(仮称)」。銀行や保険会社の取締役の適格性を判断する材料として活用することなどを検討している。6月6日まで一般から意見を募り、今夏までに論点を整理。その後、具体的な制度の設計を始める。(30日 22:45) 詳細(PDF)内容抜粋(一部改変)日本は金融サービス・人材・環境等の点で外国より劣っており、金融のスペシャリスト育成するための資格を設立したいとの趣旨。求められる知識(1)法律(会社法、金融商品取引法等)(2)財務会計(会計基準)(3)コーポレート・ファイナンス(4)金融工学(5)経営学(6)統計学(7)金融論、経済理論(8)コンプライアンス・職業倫理(9)英語試験科目は、基礎分野(前科目必須)、専門分野(科目選択)に分割。資格維持のために継続教育ありっぽい。弁護士、公認会計士などに試験一部免除を検討。新たな資格制度が事実上の参入障壁とならないような工夫をする業務独占ではなく、名称独占資格っぽい⇒資格取得のメリットも弱い?--------------------------------------ざっと流して見た感じ、取って維持するのはソコソコ大変(継続教育)だけど、あまり報われなさそう(名称独占)という感じ。実際金融業務を考えると、資格は最低限の知識の証明にしかならならず、重要なのは経験というのが現状で、金融士にしてもそれ程変わらない気はする。一応、学生での資格取得も考慮されているので、持っていれば新卒ならそれなりの評価。転職だと経験が最重要で、場合によって考慮されたりされなかったり、という感じになるのかな。税理士みたいな科目合格制になったら、一部科目を受験してみたいかも。(けどそんな大層な資格でもなさそうだなぁ)
May 3, 2008
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