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慣れない定性分析の続き。。。(1)マクロ環境分析⇒PEST(済)(2)業界分析⇒5つの力分析(今回)(3)企業分析⇒3C分析(予定)※5つの力分析・・・外的環境(業界構造)を5つの視点、新規参入企業/代替品/買い手/売り手/業界内の競争から分析。業界の魅力度を測る。◆新規参入企業・新規参入しても品質を安定させるのに時間がかかる・競合になった時、導入実績数が大きく関わることが多い。などを考えると、先行者メリットはソコソコあり、新規参入が大きな脅威となる確率は低い、または時間がかかる。ここ数年でMicrosoftが参入したが大きくシェアを獲った感じはしない。◆代替品そもそもERPパッケージが昔ながらの個別開発システムの代替品。とはいえ代替品としてかなり既存の市場を侵食した感があり、今後の市場拡大のペースは落ちていくと思われる。※参考:ERP市場について◆買い手(ユーザー)会計システムを導入、またはリプレースしようと考える会社の多くが買い手となる。ERPを導入するにしても選択肢はあるので、交渉力は買い手側のが強い。◆売り手売り手は。。。実際に導入したり開発したりする社員なり人が該当するのかな?人の確保に関してはプラスでもマイナスでもなし。(景気なども考慮して)◆業界内の競争多分これが一番の脅威。代表的なところで、、、○OBC(勘定奉行)○オービック(OBIC7)○住商情報システム(ProActive)○日立情報システムズ(SuperStream)○SAP(SAP R/3)○ワークスアプリケーションズ(COMPANY)○富士通(GLOVIA)○ミロク情報サービス(GRANDITなど)以下、業界というかプロシップについて。上記にあげた会社(システム)は、基本的に固定資産/リース管理も含めた会計ERPなので、ここが仕事を取ればプロシップには基本的に出番は少ない。。。が、固定資産/リース管理部分だけ見れば機能的には負けていないので、顧客の要望を満たすため、そこのみプロシップを採用するケースもあり。ちなみに上記以外の大手システム会社の多くとプロシップは提携している⇒それなりに競争力が認められている&仕事を受けていると思われる。※参考:ビジネスパートナー◆まとめ・新規参入企業・・・○・代替品・・・△・買い手(ユーザー)・・・×・売り手・・・△・業界内の競争・・・×多少の成長業界で参入障壁は多少あり(と思う)。但し現時点のプレーヤーとの競争は中々に激しいってとこでしょうか。
December 20, 2008
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収益性を考えるにあたり、こんな感じで慣れない定性分析をしてみようかと思います。(1)マクロ環境分析⇒PEST(2)業界分析⇒5つの力分析(予定)(3)企業分析⇒3C分析(予定)※PEST・・・企業を取り巻く4つの外部環境、政治(Political)/経済(Economic)/社会(Sociological)/技術(Tchnological)の面から分析。◆政治(Political)・リースオンバランス(2008年4月1日以降に始まる事業年度から適用)⇒現状リースパッケージ販売増効果は出ているが、来年以降はプラス効果は減少していくと思われる。・J-SOX法(2009年3月期の本決算から適用)⇒各種パッケージ販売増効果が見込める。J-SOXへの対応は企業によりばらつきがあり(これから対応する会社も多い)しばらくはプラス効果が継続すると思われる。・会計基準のコンバージェンス + 国際会計基準採用!?⇒会計システムの変更に繋がりプラス要因と考えられる。国際会計基準は今後の動き次第では大きな需要になるかも。◆経済(Economic)・国内・国外の景気悪化⇒純粋に企業の投資減に繋がりマイナス要因。◆社会(Sociological)・思いつかない。。。社会面では特にプラスもマイナスもないかと。◆技術(Tchnological)・現状⇒競合は多いが、固定資産・リース分野では平均以上の競争力あり。(会計システムとして○○を採用するけど、固定資産管理だけはプロシップを使う、とか実際に結構あり)・将来⇒新しく画期的なパッケージが出てくる可能性は考えられますが、パッケージは作ってもシェアを築くには時間がかかるのでとりあえず数年は競争力を維持できると考えています。◆まとめ・政治・・・△(今期プラスの影響を受けており次期以降の上積みは見込めない)・経済・・・×・社会・・・△・技術・・・○(かなり主観入っていますが。。。)
December 7, 2008
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■会社概要独立系。会計パッケージがメイン、特に固定資産管理、リース資産の管理などに強み。好財務。⇒オービックとかミロク情報とかが競合。但し会計の中でも固定資産、リースに特化。企業HPYahooファイナンス■配当予想配当は60円⇒利回り7.46%ただ恐らく業績下方修正して配当も50円くらいかな。だとすると利回り6.21%。■経営成績の推移(単位:百万円)配当のトコにも書きましたが恐らく下方修正すると思われます。というか何故中間決算の時に下方修正しなかったのかと。。。営業利益10億いけば御の字と考えていますが、それも厳しいかなー。■売上高と営業利益率(単位:百万円)2008年3月期の増収率&利益率は税制改正(資産の償却制度変更)特需の効果が大きい。今年度の増収率も、昨年度ほどではないが税制改正(リースオンバランス)の特需あり。要は今年はともかく昨年度は特殊要因で良すぎるのであまり参考にはならないということ。■総資産と自己資本比率(単位:百万円)自己資本比率70%台で安定。問題なし。■キャッシュフローの状況(単位:百万円)2007年3月期は一見びっくりするけど、ほぼ定期預金預入によるものなので問題なし。※3ヶ月を超える定期預金は現金同等物にカウントされない。■企業価値(単位:[株式数]千株/[金額系]百万円) 数ヶ月前までなら割安といえた水準ですが、今の相場であればよくある指標水準です。■資産価値(単位:百万円)※時価総額は3,012百万円この企業のポイントの一つはここですね。資産45億のうち現金及び預金が33億で7割以上。資本効率という観点ではちょっと問題ありですが、今の世界状況を考えるに、こうした目に見える資産価値を持つ企業のほうが投資対象としては安心だと思います。とはいえ今の相場なら、「現金>時価総額」どころか「現金-総負債>時価総額」な企業もあるだろうし、財務だけで文句なしの投資対象とはならないと思います。あとは短期&中長期の収益性がどうなの?ってとこですが、その辺次回以降書こうかと思います。つづく。
December 6, 2008
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