ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン& オペラとクラシックコンサート通いのblog

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン& オペラとクラシックコンサート通いのblog

PR

×

サイド自由欄

QLOOKアクセス解析

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

Verdiさん

Verdiさん

カレンダー

コメント新着

Verdiさん @ Re[1]:9/14 N響定期公演 (2024年9月 Aプロ1日目)(09/14) Maybe.さんへ >隣の席のテーブルマナ…
Maybe.@ Re:9/14 N響定期公演 (2024年9月 Aプロ1日目)(09/14) 誰がどうであれ、感動したなら構わないけ…
Verdiさん @ Re[1]:3/30 東京春祭トリスタン(04/01) emigmaさんへ ああ、ヤノフスキですね。ま…
emigma@ Re:3/30 東京春祭トリスタン(04/01) ひぇっ!ヤンソンスがN響ふったんですか!…
Verdiさん @ Re:12/3 N響定期公演 (第1971回 2022年12月Aプロ1日目(12/04) NHKで録画が放送されたのを観てみました。…

フリーページ

2025年10月16日
XML
カテゴリ: クラシック


オーチャードホール 15:00〜
 3階正面

 バーンスタイン:ウェストサイド物語 シンフォニック・ダンス
 ガーシュイン:ラプソディー・イン・ブルー
 <独奏アンコール>
 小曽根真:オベレク

 プロコフィエフ:バレエ音楽「ロメオとジュリエット」op.64より

 ピアノ:小曽根真
 東京フィルハーモニー交響楽団
 指揮:チョン・ミュンフン

 今月の東フィル定期は年内最終となります。というのも、今月から来月にかけて東フィルは欧州へ演奏遠征に行くので。率いるのはチョン・ミュンフン。今回の定期演奏会はいわばその前座というかリハーサルというか事前壮行会とでもいうのか、なんというか......な演奏会ということになります。実際には、このプログラムだけじゃなくてマキシム・ヴェンゲーロフを擁してチャイコフスキーをやったりもするのですがね。

 しかし、チョン・ミュンフンはともかくとして、欧州遠征でこのプログラムとは.......とは思います。いや、得意なんだろうし、実際悪くないし、なんですけれどもね。でも、バーンスタインとガーシュインとプロコフィエフって、どうなんだろう.......行くのはハンガリー以外は西欧ですからね。一曲くらいドイツ・オーストリアかフランスを入れた方が良かったんじゃないかと。というのも、このプログラムには、構造を持った曲というのがないんですよね。考え方はいろいろでしょうが、やはりクラシック音楽というのは単に音や響きだけじゃなくて、構造というものも要素としてあるわけで。そういう楽曲がないのはどうなんだろうなぁと。たとえばプロコフィエフなら交響曲とかね。ウケはするのかも知れないけれど...

 まぁ、それはともかく、演奏。やはりこのプログラムだと、小曽根真のラプソディー・イン・ブルーが聞き物になるわけです。バーンスタインもプロコフィエフもいいんだけどね...
 で、ラプソディー・イン・ブルー。小曽根真の、となると、当然一筋縄ではいかないわけですが、しかし、なにしろ相手は言うてもチョン・ミュンフン。次期スカラ座音楽監督ですからね。小曽根真とやるのは初めてなんじゃないでしょうか。これがまぁ、なんというか、緊張感溢れるというか....ま、なにしろ3階から見てるから本当のところはわかんないんですけどね。
 例によって小曽根は独自のフレーズとハーモニーで即興的に演奏する訳ですが、しかし、これがカデンツァ的な部分に入るまでは、妙にこう、硬いというか、緊張した感じで、割と大人し目。で、カデンツァに入ると、指揮台の端に座り込んでしまうチョン・ミュンフン。うん。気持ちは分かる。立って待ってるのかったるいもんね。いつ終わるか分からないし。とはいえ、指揮者が座り込んじゃうのは、やはりあまりないですよね。
 果たしてチョン・ミュンフンは気に入らなかったのかどうなのか。少なくとも、ここまで言う事聞かない独奏者とやるというのは、チョン・ミュンフンとしては、あまりないんじゃないでしょうか。昔はともかく、ミラノのシェフに就任が決まってるほどですからね。バスティーユの音楽監督から30年、その間も決して韓国・アジアローカルの指揮者ではなかったわけで。一方の小曽根は、あくまで「クラシックの曲を弾くとはいえジャズミュージシャンとしてのアイデンティティは固持する」というスタイルですからね。もっとも、この日の小曽根の演奏は、いつもながらといえばいつもながらの、ジャズとはいえどもいわゆる「ジャズ」からは遠く離れた、ジャズの境界域のエッジを歩くような演奏。まぁ、いつものことではあるけれど、硬さを感じられたのも合わせてかなり独特なもの。
 そういえば、最近の小曽根真は、ラプソディー・イン・ブルーを弾く際は、他にドラムスやベースなど、他のジャズミュージシャンとやったりすることも多かったと思うので、そういうものがない、オケとピアノ、というスタイルは久し振りだったかも知れません。まぁ、実際に欧州ではそういうフォーマットになるからなんだと思うんですけれどもね。
 ともあれ、面白いには面白かった。小曽根真もチョン・ミュンフンも独特の緊張感であってました。これ、1週間以上経って今週またやるんだけど、どうなるんだろうな。
 アンコールに自作の曲。これもまぁいつも通り。

 前半最初はバーンスタインのウェストサイドのシンフォニックダンス。後半はプロコフィエフ。まぁ、悪くなかったと思いますよ。ただ、やっぱり、実際聞いてみても、これは欧州遠征のプログラムとしては、どうなんだろうなぁ。もうちょっと独墺伊仏の音楽を入れても良かったんじゃ......とは思います。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025年10月16日 00時35分20秒
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: