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夏の日光は特に何もないのだけれど
涼しくて、簡単に泊まれる温泉宿があるからだ。
でも何もしないのもなんなので、今年は男体山に登ってみた。
もう10年ぐらい昔、裏側である志津乗越から登った事がある。
でも表側である二荒山神社側からははじめてだった。
以前なら簡単だっただろうけど、最近の低下著しい体力で標高差1200メートルが登れるのか??
神社の鳥居をくぐって、じゃっかん不安なスタートを切ったのが6時半。
ときおり振り返ると見える中禅寺湖の景色が雄大だ。
8月6日だったため、8時15分には広島原爆の黙祷の放送が流れ、湖を見ながら黙祷した。
男体山は富士山と同じように1合目、2合目と標識されている。
3合目までは笹薮。
4合目まではなぜか車道。
そしてここからが勾配がきつくなる。
怖れていた通り、体力の低下は著しく、特に6合目から8合目の疲れ方が、昔のイメージと全く違っていた。
それでもなんとか登りきり、コース予定より1時間ほど早めに頂上到着。
頂上には神様の像やら、神社やらがあり、おみくじをひくこともできた。
実はちょっとした願懸け登山でもあったので、運試しをしたら大吉で嬉しかった。
まあ、登山までして功徳を積んでいるわけだから、おまけもあったのだろうけれど、縁起がいい。
秋からへの決意がまたひとつ固まった気がした。
そうそう、面白かったことがもうひとつ。
この日は年に一度の登山拝とかで、白装束の登山者も多かった。
中には金剛杓杖をもって、「般若心経」を唱えている人たち(なぜ仏教・・・?)やら、
あやしげな印を結んでいるおばさんとかにも会えた。
世の中いろんな人がいるなぁと改めて思った次第。
計画のないわりには充実した一日が過ごせたと思った。