Over The Moon.

Over The Moon.

2005年06月26日
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カテゴリ: *能関係の日記*
2日目。
自分の舞台が終わったので、ある程度気楽です。
でも 鴨くん(仮名) の『嵐山』と 熊さん(仮名) の『鵺』の地、
そして舞囃子の地に入っているので油断は禁物。


師「今日はうちの母も来てるんだ。
 母はなんというかその・・・批評厳しい人だから。
 頑張って」

師匠のお母様も能楽師。
上手い人に見られていると思うと、緊張感が違う。
・・・頑張らねば。


鴨くんの『嵐山』。

舞台の後ろから、謡いながら仕舞を見る。
いつもの見慣れた仕舞。
蔵王権現。

猫さん(仮名) 犬さん(仮名) の仕舞は見所から見る。
こうして紋付袴で舞ってるのを見ると
より雰囲気が出て上手に見える。
猫さんのよどみない型。
犬さんの飛び上がり平臥(へいが)。
どれもいつも通り。

熊さんの仕舞は
めったに出ない(というか出せない←難しいから)仕舞なだけあって
注目度が違う。
貫禄のある仕舞だ。


舞囃子の前に師匠に呼ばれてみんなでロビーへ行くと
師匠のお母様がいらっしゃいました。

「拝見させていただきました。
 皆さん、とてもお上手なのね」

ははぁ。

「学生さんとは思えないくらいでした。
 ☆大(うちの大学)の発表の前後は見所が騒がしくなるのよ。
 上手だから注目されてるんでしょうね。
 『鵺』を出された方はどなた?」

熊さん「・・・はい」

「去年能のシテをやられた方ね。
 流石にしっかりしてたわ。
 今年はどなたがシテを?」

犬さん「あ、私が」

「そう。頑張ってください。
 見に行けたら行きたいですね」


そうしてお母様と別れて
最後の舞囃子に挑む。


去年は衝撃を与えた
うちの大学の舞囃子。
今年はどうだろうか。

まずは 亀さん(仮名) から。
いつも遅刻する亀さんが
今日は早くに来て、舞台で稽古していたそうだ。
やっぱり本番ともなると違う。
舞はそつなく、稽古どおりだったように思う。

次に 鶴さん(仮名)
多忙のため稽古できずにいたけれど
拍子、完璧でした。


終わって。

師「二人とも良かったよ。
  亀くんはシテ謡いが最後、引き音短かったかな。
  鶴くんは本番に強いね。稽古より断然上手かった」

いつものように師匠の感想を聴く。
おおむね良かったようです。

師「帰ったらビデオを見るといいよ。
  あとね、
  二人の間にあった『敦盛』の舞囃子も見といて」

『敦盛』?
あ、
切戸のほうにいて見られなかったやつだ。


師「凄く上手かった。
  ・・・あれは別格だった」


師匠にそこまで言わせるほど上手い大学があるなんて。
ちょっと意外で
ちょっと悔しい。


そして後で番組を見直して知る。
その『敦盛』を出した大学は
昨日話した『羽衣』さんの大学だった。
去年うちの大学の舞囃子に衝撃を受けて、
今年は稽古して何番も舞囃子を出し、
そして去年より確実にレベルを上げてきた。

・・・今年は立場が逆になった。
悔しくないと言ったら嘘になる。


来年はどうだろう。
来年舞囃子を出すのは
私だ。

・・・うわぁ。



師「ともかく皆さん、2日間お疲れ様でした。
  今年もなかなかの出来でよかったです。
  この調子で、秋の能『箙』に向けて頑張ってください」


秋には能を出す。
しばらくの小休止の後
能の稽古に入ります。

ひとまずこれにて全宝連は終了。
みなさんお疲れ様でした☆





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Last updated  2005年09月21日 07時51分12秒
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