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2015/11/07
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カテゴリ: サプリメント
ビタミンDサプリメントを毎日50μg、2週間摂ったら、20分間ランニングの距離が5kmから6.5kmと30%も速くなった研究結果が出ました。
ランニングをしているサプリメント愛用者の私としては、驚愕しましたが、毎日、世界最高品質の総合ビタミン・ミネラル剤でビタミンDは40μg摂っていますので信じられないです。
この総合ビタミン・ミネラル剤を摂るようになって19年になりますが、歯科と怪我以外で健康保険は使わなくなり、一時は腰痛で月に4、5万円支払っていた代替医療費もゼロという医療費の大幅削減に成功し、書き切れないほどの効果を体感して感動しています。


ビタミンDは数年前から再注目されているビタミンですが、日本の場合は、体内で作れるから不要と言う専門家もいますし、国民栄養調査ではビタミンDは摂れていることになっていますが、血中濃度を調べたところ全体の半数以上が不足し、女性は4人に3人が不足しているそうです。
ビタミンD欠乏症は、世界中で約半数に認められ、その率は上昇傾向にあるといわれています。

科学の進歩で栄養素欠乏の定義は変化し、「栄養素はかつて考えられていたよりも、はるかに大きな役割を体内で果たしている。欠乏によって引き起こされる疾病のみならず、多くの現代病を予防して最適な健康状態に導くものと考えられている。」そうです。


ビタミンD(脂溶性)
成人所要量:2.5μg
成人許容上限摂取量:50μg

・働き
 カルシウムやリンの吸収促進、血中のカルシウム濃度を調節、歯・骨の形成・健康維持、筋肉の収縮円滑、皮膚呼吸の促進、心臓・内臓・神経の働きを正常に保つ、ガン細胞の増殖抑制

・消耗・欠乏する要因
 大気汚染、妊娠・授乳中、タンパク質の摂取不足、野外での活動性の低下、UVカット製品の使用、人口の高緯度傾向

・欠乏症状
 便秘、虫歯、不眠、近視、歩行困難、骨粗鬆症、クル病、骨軟化症

・欠乏症状リスク
 糖尿病、動脈硬化、ガン、免疫力低下、認知症、自閉症、うつ、統合失調症、花粉症などの各種アレルギー、筋力低下、ロコモ

・相乗効果のある栄養素
 ビタミンA・C、コリン、カルシウム

・多く含む食べ物
 マグロ、イワシ、サケ、サバ、ニシン、魚の肝油、シイタケ、牛乳、乳製品

ビタミンDは、食べ物から摂る方法と日光を浴びて紫外線にビタミンDをつくってもらう方法の2つがあります。
ビタミンDをつくってくれる紫外線は、UV-Bで日焼けの原因になる紫外線です。UV-Bは服やガラスを通れませんので、いつも屋内で過ごしたり、外出するときに必ず日焼け止めを塗る人は、いつもビタミンD不足になっている恐れがあります。
高齢者の場合は、皮膚からのビタミンD生成率は低いので、積極的にサケやサバなどの魚を摂取し、食事からビタミンDを補給することが勧められます。


サプリメント先進国アメリカで一番支持されて売れているのはマルチビタミン・ミネラルですが、本質を見極めずに流行りものが大好きな日本ではあまり人気はないようです。
以前ご紹介した 「革命アンチエイジング」 という米国アンチエイジング医学会公認の完全ガイドブックには、

マルチビタミンとミネラルの補完が、おそらく経済的見返りが最大で最も有効である唯一の予防的健康対策であるという強力なエビデンスがある

とまで書かれてありますし、米国アンチエイジング医学会を構築してきた著名な18名の博士の実践内容も書かれています。

・運動:しっかりやっている
・毎日のサプリメント:18名全員
 総合ビタミン・ミネラル剤+各種抗酸化サプリメント常用
・食習慣:それぞれに的を射ている
・飲酒:ゼロ~少量

日本とは大きく違って博士自身が実践されているわけです。

また世界の美女達も当然のように愛用されています。

美女をつくるサプリ.jpg

最近では日本の医師でも隠して愛用しているようです。

医師は隠れたサプリ愛用者.jpg

名医もこっそり飲んでいる本当に効くサプリ.jpg

米国の医師、看護師のサプリメント利用状況.jpg

米国の医師・薬剤師・栄養士のサプリメントへの理解は高く2011年の調査では、

・米国医師の60%~75%がサプリメントを自身で利用
・患者にも診療科に応じてサプリメント利用を提案
 循環器科:72%、皮膚科:66%、整形外科:91%
・薬剤師の86%がサプリメントを自身で利用
・薬剤師の93%が患者にサプリメントの利用を提案
・登録栄養士(RD)の96%がサプリメントを自身で利用
・栄養士の97%が栄養指導でサプリメントの活用を提案

と提案どころか今でもサプリメントを否定する傾向が強い日本とは著しい差があり、私達の高いヘルス・リテラシーが必要になります。


日本は遅れていたサプリメントの法整備が2015年4月に出来ましたが、 低質な既存規格 を活かしたので質のよいサプリメントの普及は期待していません。
サプリメントの法整備が遅れた 最大の理由は質のよいサプリメントが普及して国民の健康状態がよくなると困る業界の政治力の影響で、今でもサプリメントのマイナス情報は好んで報道されています。


1961年に国民皆保険制度達成、1964年から健康増進政策を開始しても国民の健康状態は悪くなる一方という非常に残念な現実があり、2014年の人間ドックの「A(異常なし)」+「B(軽度異常現在心配なし)」がわずか6.6%という悲惨な状態、あれだけ大々的にやらされた メタボ検診・指導の5年間の成果は無い し、特にサプリメントの活用状況には欧米とは大差があります。

微量栄養素が足りない新型栄養失調は10年以上前から警告されていましたが、ビタミン・ミネラル不足の栄養素失調死者数は先進29ヶ国中ワースト4位だそうで、残念な現実です。


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(2)
**************************** 【以下転載】 ****************************

食べ物からなかなか摂取できないとされるビタミンD。このサプリメントを毎日飲むだけで、運動能力が向上し、心臓病にも効果があるという研究結果が発表された。


血圧やストレスホルモンも低下

調査を手掛けたのはイギリス、Queen Margaret Universityの研究者たち。彼らは体重や年齢も同じ健康的な13人の被験者を2つのグループに分け、それぞれ毎日50マイクログラムのビタミンDと偽薬を2週間飲んでもらった。

その結果、ビタミンDを飲み続けた人は偽薬を摂取したグループに比べ、血圧が下がり、尿の中に含まれるコルチゾール(ストレスホルモン)のレベルが低下しているのが判明。


20分間の距離が5kmから6.5kmに

さらにビタミンDを摂取した人は、実験前まで20分間で5kmしか走れなかったのに対し、実験後には6.5kmも走ることができた。

しかも30%も長い距離を走ったにもかかわらず、肉体的な酷使の痕跡も低いレベルを示していることが明らかとなる。

調査に携わったRaquel Revuelta Iniesta博士は報告の中で「今回の予備的実験ではビタミンDのサプリメントが運動レベルを改善し、血圧を下げるなど心臓病などのリスク要因を減らすことを示唆しました。次の目標は長期間に及ぶ大規模な実験です」と語った。


紫外線を浴びてビタミンDが蓄積

研究者によれば、そもそもビタミンDは血中のカルシウムやリン酸塩のレベルをコントロールし、骨や歯の形成に必要不可欠なものだという。

また魚の油や卵などに多く含まれているが、食事だけで十分摂取することは難しく、たいていは皮膚が紫外線を浴びる時に体内に蓄積されるそうだ。

さらに以前の研究でも、ビタミンDがストレスホルモンのコルチゾールを作り出す11-βHSD1という酵素の働きをブロックするとされ、血管が狭まって血圧が上がるのを防ぐ結果が出ている。

(出典:イロリオ)





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最終更新日  2015/11/07 05:12:30 AM
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