全5件 (5件中 1-5件目)
1
遠峰は病院で次のマラソンの準備を整える。クリスはみやびとモノポールでブルネッロを飲む。雫はイタリア、モンタルチーノで「第九の使徒」となるブルネッロを探し続ける。第九の使徒編 第9話今回の「第九の使徒」探索ナビはクリスの役割みたいですね。モノポールでブルネッロを指定して飲み、自らの「第九の使徒」のイメージを確信したと言っています。この時点で、「第九の使徒」はブルネッロまで、確定とみても良いでしょう。遠峰は何を考えているのか解らない相変わらずのワイン探し手法で、引き続きマラソンを続けるようです。もしかしたら、遠峰は「ランナーズハイ」を求めているのかも。雫は、クリスと同じワイナリーの格下ワインを飲み、それは「第九の使徒」ではないと断言。こちらも引き続き、モンタルチーノでワイン三昧を続ける様子です。前回も書きましたが、3人を毎号追いかけるのは少々無理があります。今週のタイトルにある「道化師」はクリスのことだったわけで、それならクリスだけをもっと掘り下げて欲しいものです。気取った二枚目に見えたクリス。実は、熱狂的ジャパン・フリーク。カッコばかり付けたがるコミカルな性格も持ち合わせている。作者の狙いとしては、クリスと雫が同じワイナリーのワインを飲む姿を同時に描きたいのでしょうけど・・・ 別に1週ずれたところで、ストーリーの深みが変わるとも思えません。「第九の使徒」も早くも第9話。3ヶ月1スパンの目安からすれば、そろそろ何か見えてこないかと思うのですが、ストーリー展開は遅々としています。「第九の使徒」はブルネッロ。雫の台詞を借りるなら、ドラマがあるブルネッロ。ただし、今回の本間との会話で、リゼルヴァには否定的な見解を示しています。リゼルヴァにない未完成な躍動感をもつブルネッロ。う~ん、さっぱり解りません。(爆何となく、「第九の使徒」は日本にほとんど流通していないワインじゃないかと思えてきました。(苦笑次回は #285 「心惑わす頽廃の媚薬か、胸突き動かす奇蹟の妙薬か」今週登場したワインは■ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・ポッジョ・アルヴェント・リゼルヴァ コル・ドルチャ■ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ コル・ドルチャ
2011年01月27日
ブライダルコンサルタント会社を経営する、陣の姉・燎子からの依頼で、社の運命をかけた結婚式で出すワインを選ぶ事になる。しかし、カナの選んだワインは、あっけなく却下されてしまう。「ソムリエール」第百一話。銀座V.B.編第三十九話。陣の姉、登場!!カナへ迷惑が掛かる事を恐れて、相談することすら出来なかった陣の心情も納得できる、超弩級のおね~さんでした。(笑お話しは至ってシンプル。普通なら、一話で終わるところでしょうが・・・ 今回はそうも行かず。カナの前には、ソムリエ・片瀬の壁。片瀬はイタリアに渡って、もう話に登場しないかと思えば、隔号ペースで登場してるじゃないですか。日本にいた時より、頻度高い・・・。でも、今回は会話の中での登場だけに終わりそうな予感です。カナの選んだシャンパンが拒否された理由。次号で一発逆転、カナが選ぶシャンパンは。大きな謎を残しつつ、次号へ・・・。そう、今回は前振りで、次号がメイン。ということで、今回は書くことがありません。(爆フェラーリ・カリフォルニアが背景効果のせいでジャックナイフ状態とか・・・V.B.のセラーではなく、ワインショップを回るカナとか・・・自分の結婚と聞いて「誰とよ」というカナが想像した相手はどう見ても片瀬だったとか・・・コラムは【結婚式のワイン】色々な方が集まる結婚式。 そこで出すお酒はホントに難しいです。(苦笑次号は2月2日(水)発売です。今回登場ワインは。■ シャトー・マルゴー■ シャトー・シュヴァル・ブラン■ アムール・ド・ドゥーツ
2011年01月21日
遠峰は韓国でマラソン中に倒れる。クリスはワイン事業部を訪れみやびに会う。雫は「第九の使徒」となるブルネッロを探し続ける。第九の使徒編 第8話クリスの言葉により、彼の考える「第九の使徒」もイタリアワインであることが判明しました。これで、「第九の使徒」がイタリアワインであることまでは確定ですね。クリスは彼の予想を確固たるものにするために行動しているはずなのですが、それが雫と一緒にワインを飲むことだったとは・・・。そして、雫不在のため、みやびを誘う事に。もしかしたら、クリスとみやびの会話で、「第九の使徒」の大きなヒントが出されるかも知れません。方や、マラソン中に倒れた遠峰。彼が倒れる前に見た幻影(?)失笑を受ける遠峰 その中にいた謎の男の正体は・・・意味ありげなその光景は何だったのでしょう。遠峰の過去の実体験? それとも単なるイメージ?そして、派手に飲み食いを続ける雫と本間。おいおい、本間の出張は「第九の使徒」探しが目的じゃないだろ。(苦笑次号もこの流れは続きそうですが・・・次号のタイトルとの関連がイマイチ解りませんね。現地調達されるはずのヒロインが未だ登場していません。まさか、暑苦しい男ばかりのイタリア旅行が続くのか!?今回の登場ワインも、日本での流通がほとんど無いものでした。流通の無いワインを取り上げる最近の「神の雫」ですが、特にイタリアワインにその傾向が強いのは何か意味があるのでしょうか・・・。メインキャラが3人になり、なんだか話が散漫ですね。(苦笑次回は #284 「泣き笑いの化粧の奥に隠した、ある道化師の熱誠」今週登場したワインは(2011年1月20日現在 楽天での取扱店はありません)■ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ サンタ・ジュリア
2011年01月20日
イタリアに渡った雫と本間は、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ協会ステファノ氏の案内でモンタルチーノへの旅を楽しむ。雫はバンフィの、ポッジョ・アローロを試飲し、第九の使徒への道のりを確信する。第九の使徒編 第7話雫は完全に第九の使徒をブルネッロ・ディ・モンタルチーノに絞った様子。ただし、話の進展は無し。(苦笑と言うことで、敢えて今回書くこともなく・・・(爆先週のコメント欄で頂いたご意見を踏まえて、思いついたことを羅列させて頂きます。果たして、第九の使徒に相応しいか・・・ブルネッロが第九の使徒であることに関して、色々なご意見いただいてます。まあこれは、賛否両論あるにしろ、イタリアを代表するワインの銘柄であることは事実です。キアンティ然り。この辺りのことは、このブログに目を通して頂いている方々には周知の事実でしょうが、イタリアの原産地呼称法は、フランスのそれよりも威厳がありません。本来、ワインを守るために制定されたはずの法律なのですが、実態は自由なワイン造りを縛り過ぎ、マニュアル嫌いのイタリア人には合わなかったのでしょうか、イタリアで高い評価を受けるワインの中にはこの法律を無視したワイン造りを行っているワイナリーが少なくありません。フランスでも、南部(イタリアに近い地域)を中心とした地域では同様の流れで、原産地呼称法を無視したワイン造りを行い高い評価を受けるワインがあることを考えると、面白い現象かも知れません。(ただ、私個人の印象では、フランス南部の原産地呼称法無視は、その地域のAOCブランド力の弱さが引き起こしている様に感じていますが)フランス原産地呼称法の初適用地域であるヌフが、イタリアのキアンティ同様に混交玉石状態にあることも面白い類似点です。フランスとイタリアの大きな差は、フランスを代表するボルドー、ブルゴーニュの2大産地が原産地呼称法を正当に守り、いまだに高評価を保っている点。イタリアではバローロ、そして今回のブルネッロがそこに匹敵するのでしょうが、どうしても高価なイタリアワインの象徴となると、スーパータスカンが真っ先に思い浮かんでしまいがちです。おそらくは、そう言う意味でも、正当な路線として、第六の使徒・バローロに対して、第九の使徒をブルネッロにしようとする作者の意図は読み取れるに対して、スーパータスカンを何故登場させないか、いや、もっと言えば、イタリアで2本目の使徒を出すくらいなら、他の地域でもっと先に出すべきワインはあるだろうというご意見はごもっともな話とも思います。長々と当たり前のことを書き殴りましたが、要は使徒は作者の腹づもり一つ。フランスワインの次には間違いなくイタリア贔屓の作者ですので、この流れは当然の事として受け止めるのが無難かと思われます。(笑補足。ルーチェのブルネッロ初リリースと豊多香の没年の件ですが、豊多香の没年が何時だったかは、もう無視しても構わないのでは無いでしょうか。基本、神の雫に登場するワインは、リアルタイム。豊多香の没年は、相対して変動すると思っていないと、ストーリーが矛盾だらけになってしまいます。(笑よって、ルーチェのブルネッロも、第九の使徒候補と考えても良いかと・・・。次回は #283「陽と影と雲巻く風が道を分かつ、胸騒ぎの午後」今週登場したワインは■ ポッジョ・アローロ・ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ・リゼルバ バンフィ
2011年01月13日
雫は本間の用意したイタリア・トスカーナのワインを飲み比べ、第九の使徒を絞り込む。そして本間に同行し、イタリアに行くこととなる。第九の使徒編 第6話え~、そのまんま、スーパータスカン。さらには、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノまで絞っちゃいました。(爆これは雫の使徒捜しとしては、珍しいパターンですね。おっと、前回のイタリアワイン第六の使徒もこのパターンでした。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノで一流銘柄というと、ビオンディ・サンティ、カーゼ・バッセ、ルーチェ・・・ ベタな路線ではガヤ辺りか。長距離を走るイメージでは、ブルネッロの大御所、ビオンディ・サンティと重なるところはありますが、作者の心象風景は、ワイナリーの背景を含まないパターンが多いので、心象風景からのみの確証は難しいですね。もちろん、私の中では、今回の一押し銘柄であることは間違いなし。まぁ、上で羅列した銘柄なら、使徒として全く問題は無いわけで・・・ その他にもメジャーではない銘柄は(優勝ワインや100点ワインなど)沢山ありそうです。特に最近「神の雫」に登場するイタリアワインは、日本での流通が極めて少ないモノが多い所を考えると、今回の第九の使徒もそれに漏れず、マイナーワインと言う可能性は極めて高いでしょう。ストーリーとしては、雫のイタリア行きが決まり、イタリア編は第九の使徒編の中に含まれることになりました。ふ~む、フランスでの高評価を、イタリアへ持ち込み、二匹目のドジョウを狙う腹づもりだな(爆死で、本間と雫の二人旅はもちろん、初めてのこと。ストーリー的に盛り上がりそうな予感があります。もちろん、ヒロインは現地調達となるでしょう。まぁ、偶然にも本間の出張先がモンタルチーノであったことの強引さは置いときましょう。(笑別に、近々の出張を前倒しにするとか、別件トスカーナへの出張でモンタルチーノにも足を伸ばす程度の話の方が自然だとは思いますが・・・。そんな程度なら、台詞いじるだけで出来ることですので、作者は敢えてこの設定にしているのだろうとお思われます。ここまで強引だと、かえって潔さを感じてしまいます。(苦笑そう、雫の使徒捜しは、常に「偶然が必然」、全ては運命の導き、「シンクロニシティ」によるものですから。もちろん、マラソンしている遠峰も同じ。 マラソンする事の必然性なんて考えてはダメです。不思議なのは、クリスの必要性。何故に第九の使徒、モンタルチーノでアメリカ人のクリス?これまた、最近の「神の雫」の流れでは、複数編にまたがるサブキャラは登場していませんので、もしかしたら、クリスも第九の使徒編内の一発屋かもしれません。次回は #282「艶やかに咲く花は、東西の古都を繋ぐ絆となりて」さあ、次号からイタリア編です。今週登場したワインは(カステロ・トリチェルキは2011年1月6日現在 楽天での取り扱いはありません)■ ソラティオ・デル・ターニ・キアンティ・クラシコ マキャヴェッリ■ 50&50 アヴィニョネージ&カパンネッレ■ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ カステロ・トリチェルキ
2011年01月06日
全5件 (5件中 1-5件目)
1