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先週号の巻末予告に「神の雫」の文字がありませんでしたので、先週号発売時には分かっていたようですね。最近このパターンがなかったので、私も見落としていました。(笑折角?の休載ですので、ドラマ、漫画双方に関わる余談を。(笑TVドラマの方は視聴率がよろしくないようで・・・かなり苦戦の様相です。第三話はなんと、6%台。ま、サンプルが少なすぎる視聴率は4%程度の誤差率を含む事はリサーチ会社も認めるところです。まして、最近話題の録画率なんてものは、かなり片寄ったサンプルですので、統計学上はほとんど意味を成さないでしょう。何が言いたいかというと、「スタッフの皆さん、頑張ってください!」って事。(爆そして、本題。 予想(あくまでも予想です)は二つです。■1 ドラマ版「使徒」は全て原作漫画のまま?。ドラマの第三話を見て気付いた事で、コメント欄にも書きました。モーニングのインタビューで、プロデューサーが登場ワインも原作者がセレクトし直した事が掲載されましたが、ドラマ版、「第一の使徒」「第二の使徒」は原作のままでした。それも、使徒の中で、最も入手しづらいルーミエのレザムルーズ、ペゴーのキュヴェ・ダ・カポの二本がそのまま・・・ と言うことが、先の予想に直結するわけです。まぁこれは、・原作にそれなりに忠実に作ろうとしている点。・第一話に見られたワインの扱いのいい加減さ。からも予想しうることですけど。同じボトルを堂々と使い回す程度のワインへの執着では、使徒をもう一度選び直して、新たなワイン記述のプロットを作る根性はありませんよね。(苦笑■2 第六の使徒は雫・遠峰の出生の謎に迫るワイン?ドラマ版では登場しないだろうと思っていた「ほのか」の存在が、実はドラマでもかなり重要な役割になりそうな気配です。ドラマ版では使徒は六本、プラス「神の雫」。漫画は現在「第六の使徒」が今まさに明かされようとしているところ。このタイミングの良さを利用しない手はないです。(笑おそらくドラマ版では、六本の使徒の回に「ほのか」が登場するのでしょう。そして、二人の出生の秘密が明かされ、その葛藤の中「神の雫」対決に縺れ込む。そのタイミングを合わせるために今回は休載したってのは、深読みですかね。(苦笑もし、そうなのだとしたら、原作「神の雫」第六の使徒編は、この後、もう一波乱ありそうな・・・次号は、2月5日発売号#196「謎めく頬に、その手を差し伸べて」です。
2009年01月29日
今週のファーストインパクト。1)遠峰は普段もブラインドテイスト用グラス。2)「五大シャトー」に対抗するワインは・・・ 2本のみ。3)第二の使徒までも・・・ 原作(原作では第三の使徒)と同じ。4)「ほのか」の影。5)雫の「あるとおもいます」(爆6)遠峰が血を流しながら「団欒を懐かしむ」様子。7)それを嬉しそうに見守る西園寺。そして、使徒の記述に対するワインへの解釈は、相変わらずこじつけっぽいです。まぁ、その方が分りやすいとは思いますが。夕焼けの意味とは・・・ 赤ワインお菓子をくれた人とは・・・ 老人=古木から採れたぶどう一粒のお菓子とは・・・ これはどうでも良いようです。ああ、原作でもそうでしたね。描かれたイメージ画像は季節が冬ですね。草むらの臭いが青くない・・・本来のワイン選びでは、こっちの方が重要かと思われますが・・・(笑ストーリー的には、豊多香というブランドを嫌っていた雫。最初から負けは決まっていましたね。そして、第二の使徒に五大シャトー編をくっつけてきた理由がここにありました。うん、うん、悪くない。当初から言っていた「人間ドラマ」っていう効力が、やっと出てきた感じですね。ドラマ版「神の雫」もしかしたら、良いのかも知れない。。。来週、第三の使徒は「モナリザ」。原作同様に単なる、ダヴィンチ豆知識で終わりか。早くも、「ほのか」Vs「MEGUMI」の勃発か。4話目かぁ、ちょっと早すぎるよなぁ。そして当然「第三の使徒」は原作(第二の使徒」と同じはず。しかし、原作の勝者は遠峰でしたが、遠峰が連勝しても良いのかな。今週の余談。1)グラスが綺麗に磨かれています。リーデルさんも大満足。2)セーラ、台詞もいらないけど、表情も無くした方が良いかも。3)もしかしたら、TV版 西園寺の方が怖いかもしれない。4)ムートンの説明で、また100年と言っていますが・・・何から100年でしょうね。(笑5)高杉の名前を新一に変えたのか・・・6)もうワインなんて飲まないって先週の予告は?☆)TV版で雫・遠峰の血縁に迫ると言うことは、コミック「神の雫」第六の使徒編でも同様に謎が明かされる可能性が・・・いや、もしかしたら、ドラマ版の使徒は原作者が選び直したと思い込んでいたけど、第六の使徒まで、原作そのままで来るんじゃないか?で、第六の使徒で「ほのか」Vs「MEGUMI」やって、雫・遠峰出生の謎が明かされて、「神の雫」対決へ・・・。「あるとおもいます」今週登場したワインは。(リンク先は生産年無視、ワイン名/生産者 生産社名なしはワイン名と生産者が同じ場合です)モノポールで藤枝が出した貴腐ワイン [ - ]■ シャトー・ド・ギザ / シャトー・レ・ギザモノポールで高杉が飲んだワイン [ 2004 ]デイリーワインとの比較で高杉が飲んだワイン [ 2004 ]■ シャトー・ラフィット・ロートシルト河原下が説明した五大シャトー2002■ シャトー・マルゴー2002■ シャトー・ラトゥール2002■ シャトー・オー・ブリオン2004■ シャトー・ムートン・ロートシルト2002■ シャトー・ラフィット・ロートシルト遠峰がエアーワイン(ワインを飲んだ振り)していた 2004■ ゴースト・ブロック・カベルネ・ソーヴィニヨン / ナパ・ワイン・カンパニー高杉に飲ませたイタリア産デイリーワイン 2004■ レ・マンフレディ・アリアニコ・デル・ヴルトゥレ / テッレ・ディ・スヴェーヴィ高杉に飲ませたフランス産デイリーワイン 2007雫の選んだ「第二の使徒」候補 2007■ コート・デュ・ローヌ / ドメーヌ・ピエール・ユッセリオ遠峰の選んだ「第二の使徒」候補 2000「第二の使徒」2000■ シャトーヌフ・デュ・パプ キュヴェ・ダ・カポ / ドメーヌ・デュ・ペゴー
2009年01月27日
決戦の場、先に自らのワインをテイスティングする遠峰がそのワインの中に見たモノは、中宮寺の弥勒菩薩半跏像だった。そして、彼は弥勒菩薩には近寄れなかった。第六の使徒編第九話。なんと、遠峰までバローロ!(爆死leroyさんの先週の言葉が・・・「でも次号で遠峯が突然バローロを持って現れたら笑うしかありませんが・・・」さあ、皆さん、ここ笑うところです!う~ん、さっぱり遠峰の思考回路が理解できない。いや、作者の・・・ と言うべきか。クロ・サン・ジャックは何だったの?ま、今回は惨敗!ってことで、出直しですね。(苦笑もう一つ、ご報告は。楽天版の方で、テラっちさんがズバリ、遠峰の選んだ バローロ・ロッケ・ファレット・リゼルヴァ / ブルーノ・ジャコーザ を予想的中されています。すっげ~!正直な話、テラっちさんの予想を伺ったときに、「なるほど」と思いました。そして、まさかとは思いましたが、遠峰が選びそうなワインだとも思いました。何にしろ、バローロの銘柄が一切出てこなかった中、第六の使徒に絡む銘柄を予想されただけで、賞賛!です。そして、あらためてストーリー分析。相変わらず、やはり第六の使徒は「雫母」。これはOKですよね。遠峰が近づけないというのもなんとなく頷ける話ではあります。ただ、バローロ・ロッケ・ファレット・リゼルヴァが何故、中宮寺の弥勒菩薩半跏像なのか・・・ そして、雫は広隆寺の弥勒菩薩を選んでいるのか・・・中宮寺の中宮寺の弥勒菩薩と、広隆寺の弥勒菩薩は何が違うのか・・・外見だけで言うなら「光背」があるかないかくらいですが。何故、遠峰は「光背」のある中宮寺を選んだのか・・・このあたり、全部、両母の謎に迫るキーワードになりそうな感じですね。で、これ以上「弥勒菩薩」で探っても答えは出そうにありませんので、ここまで。(苦笑実は、それ以上に、何も知らないのですが。(爆一つだけ、言えるのは、雫は「月」にこだわり続けていた事。「光背」を持たない、広隆寺の弥勒菩薩は、光を外に求めるしかない。それが、「月」って事でしょうか。勝敗で行くなら・・・このまま、すんなり雫の勝利で終わるとも思えません。ということは、tz66さんの予想された「引き分け」説に説得力が・・・。「ロベール爺は怒らない「何か」がある!!」これも、私、妙に納得できます。第六の使徒が示すモノが「母」であるなら、ここでは敢えてその謎の全てを解き明かさない・・・ これもひとつの手段であり、また、後半戦への面白い布石になりそうです。そして、雫が選んだワインは何か。過去の例からすると、「使徒」は誰もが認める超一級のワインではない。雫と遠峰の二人がかけ離れたワインを選ぶことはない。と言うことからすると、同じブルーノ・ジャコーザの白ラベル、バローロ・ファレットが順当でしょうか。それとも、リゼルヴァのヴィンテージ違いで2000あたりを選ぶのでしょうか。結論。さっぱりわからん!次回は、#196「謎めく頬に、その手を差し伸べて」です。さて、次号どんな展開に!?今週登場したワインは。
2009年01月22日
画商・佐伯は、近々オークションに出品されるエヴァ・ブラウンがヒトラーに贈ったとされるワインの真贋を確認するように、片瀬とカナに依頼する。ヒトラーを英雄視する輩にワインを渡さないため、佐伯はそのワインのオークションに法外な価格で競り勝つが・・・。「ソムリエール」第五十四話。重い。「神の雫」に比べて、何て重々しい話でしょう。だけど、これもワイン。 いや、これがワイン。貧乏なのはもちろんのこと(苦笑)、政治思想のかけらもない私では、到底お目に掛かれるはずもないのですが、あるんでしょうね、こういう世界が。(苦笑ここまで重くなくとも、ラベル偽装はわりと沢山あるようで、インターネット・オークションでなら、私も見たことはあります。出品写真のヴィンテージ部分が明らかに改ざんされていました。もちろん、そんな品物が売れるはずもなく、詳しい方々の指摘で撃沈していました。個人出品のオークションは、怖いですね・・・それはさておき、1945年のムートンは飲んでみたい。(爆コラムは【ジェファーソンの憂鬱】こちらは実話、世界一高価なワイン。トーマス・ジェファーソン コレクションにまつわるお話です。このネタで映画作れそう・・・次号は2月4日(水)発売です。今回登場ワインは。(もちろん、ヴィンテージは無視しています)■ シャトー・ムートン・ロートシルト
2009年01月21日
「第一の使徒」に関する豊多香の記述が明かされた。順調に使徒捜しをする遠峰に対し、苦戦を強いられる雫達だったが、一枚の絵が活路を開く。一本のワインのイメージを描いたその絵の作者、記憶喪失の女性、水澤カオリの過去を探ることで雫達は「第一の使徒」にたどり着くが、彼女の無くした過去には期間は、一週間!「第一の使徒」の記述の内容も、原作より大夫華やかになっていますね。わざとらしく付け加えられた、「桟橋」。「霧」と「桟橋」かぁ・・・ こじつけたなぁ。(笑少々理屈っぽくし過ぎた感じがします。豊多香の記述が軽く感じられます。「霧」がオフヴィンテージで、「桟橋」が人・・・ なんだかなぁ・・・ワインってそんな具体的なモノじゃないでしょう。(笑ただし、遠峰が、使徒を外したと気がつく「ただ見ている・・・」への繋がる、シャトー・タルボを劇場・芝居小屋に例える所の流れは見事!とても、再構築したとは思えない、原作も活かしドラマならではの演出も加えた、つながりでした。みやび、パワフルで良いですね。(笑個人的には、ツボに入りました。役割的にも、深く雫に食込んでいく所で、今後の展開に大きな働きが見られそうです。そう、ワインを飲んだだけで風景が見えるのは「特異体質」です。もしくは、薬の・・・(略遠峰、ダメ。シャンボール・ミュジニーが判っていたら、レザムルーズは直結でしょう。「恋人達」の名前もそうですが、レザムルーズ畑には、泉があります。土を食う場面を入れたかったのでしょうけど・・・いささか、間抜け。(笑眼鏡はカッコイイ! さすが眼鏡王子。(爆ストーリーは、やっぱり軽いですね。カオリさんのお話・・・ 展開が早すぎ!水澤氏との和解早すぎ!人間ドラマ・・・ どこ?(爆謎は、グロフィエを飲んでいた雫が、何故試飲無しで、ルーミエにたどり着くのでしょう?ありえない。雫、シャトー・ロベールでワインを飲んだら、必ず踊るように。(謎セーラ、喋らないように、あんたCGなんだから。(爆それにしても、ムートンの'85は日持ちしますなぁ。ありえない。来週は「第二の使徒」登場「団欒」って事は、原作「第三の使徒」ですね。その割に、「五大シャトー Vs ノンブランド」で高杉を出してくるみたいですが・・・これは、原作知っていても、先が読みにくくなってきたかも知れません。あわせ技は良いのですが、エピソードが軽くなりすぎているのは不味いですよ。今週登場したワインは。(リンク先は生産年無視、ワイン名/生産者 生産社名なしはワイン名と生産者が同じ場合です)「第一の使徒」2001■ シャンボール・ミュジニー・1er・レザムルーズ / ジョルジュ・ルーミエ遠峰が選んだ「第一の使徒」候補 2002■ シャンボール・ミュジニー・1er・レザムルーズ / ジョルジュ・ルーミエ藤枝が最初に雫達に飲ませたピノ・ノワール ヴィンテージ不明■ ピノ・ノワール・コンバージョン / コノスル西園寺が遠峰の前で飲んでいたワイン 1998■ ミュジニー / ドメーヌ・コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ雫が「第一の使徒」に近いと気づいたワイン 2001雫がカオリに飲ませたワイン 2006カオリと彼が飲んでいたワイン ヴィンテージ不明■ シャンボール・ミュジニー・1er・レザムルーズ / ロベール・グロフィエロベールが雫にヴィンテージを示すために飲ませたワイングレートヴィンテージ 1990比較用ヴィンテージ 1997■ シャトー・タルボ前回、雫がこのワインだけは飲めないと言った 今回、雫が過去に一度だけ飲んだことがあると打ち明けた 1985■ シャトー・ムートン・ロートシルト今週のおまけワイン。「第一の使徒」が買えなかった人、もっと深く知りたい人は下のリンクをお試しください。第一の使徒、同じ畑の異なる生産者ワイン■ シャンボール・ミュジニー・1er・レザムルーズ第一の使徒、同じ生産者の異なる畑ワイン■ ジョルジュ・ルーミエ
2009年01月20日
遠峰は、母の助言により第六の使徒にたどり着く。東京に戻った雫の手には、第六の使徒のコルクが・・・第六の使徒編第八話。ドラマの放送に翻弄され、すっかりコチラを忘れていました。(爆予想に反して一気に決戦の様子です。って事は、セーラが雫と遠峰の出生を疑っていたあの回から、第六の使徒編に突入していたと解釈した方が良さそうですね。であれば、今回が第六の使徒編10話目、今までの使徒編の話数と同等くらいになってきます。まず、注目は遠峰。ローランからアドバイスを受け、一から使徒捜しをやり直すと言いながら、母からの助言で一気に解決した様子。やはり、泣き弥勒は仄香(遠峰母)のメタファーでした。であれば、やはり第六の使徒・弥勒菩薩 半跏思惟像は、雫母なのでしょう。遠峰の回想で雫母の葬儀が出てくることでも、ほぼ間違いないと思われます。方や雫は、スーツケースの中に眠っていたコルクの山から、第六の使徒を見つけ出した様子。今までの流れからして、雫が選んだ第六の使徒候補は、高級バローロであることに疑いの余地はありません。いやぁ、初めてですね、ここまで両者の選択に差が出てしまったのは。しかし、今までの使徒の流れを考えれば、今回の勝利は遠峰で確定でしょう。最後の大どんでん返しが無い限り。今までの使徒はすべて豊多香の人生をトレースするものでした。そして、それらのワインは神咲家にとっては深い意味を持ちますが、第三者にとっては単に豊多香が愛したワインと言う程度のモノでしかありません。今回、雫はいつも使徒編の最初に行われる本間の洗礼(今度の使徒はイタリアワイン)にそのまま乗せられて、思いつくままに飛鳥の地を訪れ、第六の使徒のイメージを感じさせる人や出来事を追い求め、第六の使徒へとたどり着きました。いつものことですが、偶然の連続で、しかもその偶然は神咲家とは全く関係のないところで起きている出来事です。バローロに月は見いだせたかも知れませんが、母に繋がる絆は全く気付いていません。一方、遠峰には今回、強い味方がいました。第六の使徒を豊多香と一緒に飲んだことがあるという母・仄香です。彼女の導きで、神咲家の因縁をそのままにたぐり寄せた遠峰。彼が負けるはずはない。(笑12本の使徒と、神の雫は、間違いなく豊多香が二人の兄弟のためだけに選んだワインなのですから。中々、人間ドラマです。(笑さて、私の予想する第六の使徒は 先週までのまま、クロ・ド・タール と行きたいところですが、leroyさんの言われる クロ・ド・べーズ って線が急転、説得力倍増です。その理由は、今週明かされた、遠峰は第六の使徒の記述が明かされた当初 クロ・サン・ジャック を第六の使徒候補と考えていたこと。私は、ジュヴレ・シャンベルタンに漆黒の闇や宇宙は感じられないのですが、作者は感じているようです。となれば、同じジュヴレ・シャンベルタンを代表するグランクリュ、クロ・ド・べーズはかなり有力ですね。ちなみに私が第六の使徒候補にクロ・ド・タールを推していたのは、クロ・サン・ジャックに繋がるジュヴレ・シャンベルタンの骨格(遠峰母)と、シャンボール・ミュジニーの女性らしさ(雫母)を併せ持ち、さらにその味わいの中には、宇宙に喩えられそうな深みを持っていると私自身は感じているからです。元々、第六の使徒が雫母を現しているのではないかと言う話から始まった予想です。クロ・サン・ジャックが実力は特級でも一級の格付けしか与えられていない事を遠峰母に被せ、であれば寵愛を受けた雫母は特級のさらに個人所有(モノポール)まで劇的な差を付けた方が・・・という発想での、クロ・ド・タールだったわけです。いずれにしろ、毎度の事ながら、そのワインの味わいや成り立ちを、きちんとした共通言語で定義されているわけではありませんので、「飲んだ本人の思い込み」が優先され、正確な予測は難しいです。(言い訳ま、それが神咲豊多香の遺志ってことですから。(笑最後にヴィンテージですが。雫母も短命という試練を負っていた、それを加味すれば1994年あたりがドラマティックで相応しいかと思いますが、過去の例を見ると、遠峰母と遠峰の持っていた クロ・サン・ジャックが'97なので、そのまま素直に'97ってのが濃厚です。したがって、私の予想する、第六の使徒は。■ ジュヴレ・シャンベルタン・1er・クロ・サン・ジャック アルマン・ルソー
2009年01月15日
父、豊多香の遺言により、雫と遠峰は「6本の使徒」と「神の雫」を言い当てた者が彼の遺産であるワインコレクションを相続出来ることになる。みやびの誘いで偶然入ったレストラン、マ・ファミーユで、雫はその店を手伝い、一年前に遠峰から受けた店への評価を覆そうとする。前哨戦、屋敷を賭けた豊多香の今際のワイン勝負では、遠峰が勝負に勝つが、雫は飲まされたワインによって、その才能の片鱗を見せる。当たり前のお話ですが、ワインを飲んで「お花畑」は絶対見せませんので、お間違いの無いように。(苦笑初回から、怒濤の展開ですね。テンポが良いと言うより、細切れの寄せ集め感が強い。ちょいと、早すぎませんかねぇ。原作知っていらっしゃる方は問題なく付いていけるんでしょうけど・・・なんか、説明的な台詞、場面が多いように思えるのは私だけでしょうか。(苦笑マ・ファミーユのオーナーシェフ、綿貫が雫達に店の事情を話すシーンでも、なぜ話さなければいけないのか、全く必然性を感じませんでした。セーラの登場の仕方はまあ良しとしても、ロベールの絡みはちょっと世間が狭すぎる感じ。西園寺(サイオン・コーポレーション)が最初から雫に絡んでくるのは、太陽ビールワイン事業部の大手取引先のようですから、今後の展開には活きてくるのでしょうか・・・、今後の展開で評価は変わる事になるかも。ちなみに、皆本 さおりは当初の予想通り、ワイン事業部のメンバーでした。(笑原作と違って、大きな既存事業部みたいです。少々ドラマ作りで苦言を・・・本間、ワインの吐き出し方、下手!(爆きちんと、吐き出し方の練習もさせるように!あれじゃ、ま~らいおん。リシュブールのボトルが全部同じ。もちろん、割れているボトルも。そんな一瞬しか写らない細かいところに、文句言うなって?でも、ブラッディ・マンデイ(TBS)では、ほぼ見えないハッキング画面、気にもとめないような入力ミスの訂正まで写していました。オタクと言われようが、見ている人は必ず見ている。要はスタッフの気合いの問題ですよね。<!-- (隠せないって:笑TBS褒めっぱなしも嫌なので、エンディング?テーマは「神の雫」の方がドラマに合っている気が・・・。曲は「ブラッディ・マンデイ」の方が好みなのだけれど、ドラマの内容と全くマッチしてなかったと思います。 大人の事情なんでしょうけど。役柄のイメージは(基本、このサイトではドラマを楽しむ事を前提とし役者名は無しでいきます:苦笑)全体的に軽いですね。原因は、展開が慌ただしいためだと思います。ゲストキャラの綿貫親子なんて全くキャラが描かれていない。すべて説明に終始している感じ。あまり原作、原作と言いたくないですが、感動的だった綿貫親子の絆の話も、それを認める遠峰もカッコ良さ、陰から見守る雫もクールだった。あれでは、綿貫親子は何故仲直りしたか意味不明、遠峰も内に持つ暖かさが見えない、雫が出しゃばって遠峰と顔を合わせるのも話を端折った帳尻あわせにしかなっていない。一話で完結が条件だったんだろうなぁ・・・脚本書く人・・・苦労したんだろうな・・・雫の母の名前! MEGUMIです。これは新事実 って、ドラマだけかも。(笑雫と遠峰の血縁も、ドラマで触れるようです。ドラマオリジナルの謎は、雫がムートンの'85を飲めなかった理由。あの埃だらけの手帳はなんだ?母の死の5年前、雫に何が起きたのか・・・生まれた年ですよね。雫は生まれた年の記憶があるのか!?来週は「第一の使徒」登場カオリさんの記憶喪失はそのまま、って事は使徒は当然・・・と思っていると、描いた絵が全く違ったりして。(笑今週登場したワインは。(リンク先は生産年無視、ワイン名/生産者 生産社名なしはワイン名と生産者が同じ場合です)豊多香が墓前に供えたワイン 2004 No.05783雫がみやびの店でデキャンタージュしたワイン 2004 No.05783マ・ファミーユで乾杯に使ったワイン 2004 No.05783(ってことで、すべて同じボトルですね:爆)■ リシュブール / D.R.C豊多香が今際に飲んみ、屋敷を賭けて当てさせたワイン 1990セーラがワインバー、モノポールで注文したワイン ヴィンテージ不明モノポールで藤枝が出し、雫がこのワインだけは飲めないと言った 1985■ シャトー・ムートン・ロートシルトマ・ファミーユで一年前に生牡蠣と共に遠峰に出されたワイン 2002みやびが自腹で買ったワイン ヴィンテージ不明■ シャブリ・1er・ヴァイヨン・ヴィエイユ・ヴィーニュ・デ・ミノ / ヴェルジェロベールが雫達に飲ませたワイン ヴィンテージ不明■ シャブリ・1er・ヴァイヨン / フランソワ・ラヴノーロベールが雫達に飲ませたワイン ヴィンテージ不明マ・ファミーユで鈴香が生牡蠣用に選んだワイン 2007■ シャブリ / ルイ・ジャドマ・ファミーユで遠峰に出したワイン 2006■ コート・デュローヌ・レ・ドゥ・アルビオン / シャトー・ド・サン・コム
2009年01月13日
さあ、いよいよ、週明け13日にはドラマ「神の雫」放送開始です。ドラマ制作の一報から、キャスティング発表までに時間が掛かったり、噂ばかりが飛び交う中、どうなることかハラハラさせられましたが、原作はかなりのウェイトで尊重されるようです。ドラマ 神の雫 公式サイト 第1話ストーリー予告公式サイトが、だいぶ充実してきました。キャストの中に、相関図も出来ています。(笑プラス、本日発売の「モーニング」巻頭を見ると、桑原プロデューサーと演出の中嶋氏のインタビュー、相関図も掲載され、色々と内容が判ります。ここまでで判っている事実のみを、原作を知っている者の目線でまとめます。1)使徒は6本、神の雫1本(公式サイトストーリー1より) それらはドラマオリジナルで亜樹氏が再セレクト(モーニング桑原Pインタビューより) 前哨戦の神咲邸を賭けたワイン対決もあり(公式サイトストーリー1より)2)エンディングはドラマオリジナル(モーニング桑原Pインタビューより)3)雫と遠峰の血縁には触れない?(公式サイト、モーニング相関図より)4)ワインを飲んだときのイマジネーションシーンはCGで展開(モーニング桑原Pインタビューより)5)登場人物はドラマオリジナルの味付けが成される(モーニング桑原Pインタビューより)ってな感じですか。で、第一話のストーリーを読みますと・・・てんこ盛りですなぁ。(笑導入の雫、みやびの出会いは原作に近いイメージでしょうか。さて、雫がデキャンタージュするワインの銘柄は、何? DRC・リシュブールのまま?ただし、予告スポットCMを見ますと、デキャンタージュ+デキャンターのぐるぐる回しまでやっちゃうみたいですね。デキャンタージュも、ぐるぐる回しもちょっとぎこちない感じだったので、少々不安です。CMで見る限りは、単なる「無謀に勇気ある奴」ってレベルです。(苦笑やっぱ、デキャンタージュでCG使って欲しかった。糸のように注がれるワインと、マトリックス張りのカメラアングルぐるぐるを想像していたんですけど・・・ ドラマじゃ無理?一話のストーリーに戻りますと・・・ ワイン事業部異動(公式サイト文字間違っています:笑)、豊多香の死、遠峰との出会い、神咲邸を賭けた勝負、西園寺、セーラ、ロベール登場、マ・ファミーユ対決。15分拡大とはいえ、第一話のみで全て完結とは行かないでしょう。と、言うことは、原作みたいにプロットの錯綜状態で始まる訳ですね。おおぉ!楽しみだぁ。ただ、すでに1月は2週目、全何話になるのか分かりませんが、屋敷対決の1本、使徒6本、神の雫1本(もしかしたら、神の雫はワインではないかも)で8本のワインを蘊蓄付きで探し出すには相当タイトなスケジュールですね。頑張ってください! > 関係者各位で、謎なのは、萩 美香 演じる 皆本 さおり。相関図に出てない・・・ドラマオリジナル登場人物だけど・・・あのキャスティングに載るって事は、レギュラー出演ですよね。美島を差し置いて、レギュラー役なんて・・・ どんな設定なんでしょう!?では、13日の放送を楽しみに!
2009年01月08日
遠峰は、母から与えられたワインの中に母を見る。雫は、菜月が残した歌に「第六の使徒」に似た記述を見いだし、その歌のワインを探す。第六の使徒編第七話。内容は、前回の延長です。遠峰はクロ・サン・ジャックに母の涙の真意を感じますが、それが、いつ、どこで、誰のために流された涙なのかは明言されていません。そして、一言「第六の使徒」は涙など流さない・・・ただ黙示するのみだどうやら、遠峰は第六の使徒を見つけた様です。雫は、相変わらず人頼み。(笑菜月の残した歌、宇内にぞ 独り迷いつ 佇めば 宙を伏し見て 黙示せしかなの中に、弥勒菩薩を感じ、その歌を詠んだとき飲んだワインを探します。それも、ロマーノの持っていたコルクの中から。確かに、弥勒菩薩見えていますね。弥勒はスーツケースの中に隠れていました。(爆話を整理してみると、遠峰は仄香からクロ・サン・ジャックを飲まされるまで、第六の使徒の銘柄に関して白紙状態だったと思われます。そして、クロ・サン・ジャックで、もう一つの弥勒、泣き弥勒を感じます。雫は、偶然本間から飲まされたバローロに刺激され飛鳥に来ました。そこで、一端はバルバレスコに興味を持ちますが、月が感じられ無いと言うことでバローロに戻りました。本編最終コマの予告では、舞台は再び東京へ!とありますが・・・第六の使徒編、次回が8話目。仄香登場、さらにはセーラが雫と遠峰の出生に繋がりを疑う#185からを第六の使徒編と考えても10話目。どう考えても、対決には早すぎます。さて、東京で何が起きるのか。果たして二人の求めるワインは同じ銘柄になるのか・・・さっぱり、判りません。(爆従って、そろそろ真剣にタタキ始めないといけない、第六の使徒予想は・・・以前からのままです。雫 : 高級バローロ 造り手などは全く予想付かず。遠峰 : ブルゴーニュのグランクリュ クロ・ド・タールがイメージに近い。ってな感じ。ドラマの話は色々と見えてきましたが、後ほど、別枠でアップします。次回は、#194「仄かに照らす蒼月は遠くに輝き」です。今週登場したワインは。
2009年01月08日
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