全179件 (179件中 1-50件目)
第11話『オマエニツミハ』遅まきながら観た>見逃し配信少年犯罪の増加&狂暴化と少年法は甘過ぎるとの世間からの批判の声がある中今回のテーマは大きく重いと思う。そして、右京さんの正義。「感情で善悪を判断するのは危険です」by右京↑それはそうなんだけどね…ドラマとしては、いわゆる復習譚で最後の最後、一番恨みに思っていた相手には手を下せず「復讐なんて虚しいだけだよ」という一言で終わってしまうというよくあるパターン>ぉ韓国映画だと、復讐を完遂しその上で「虚しさ」を噛み締める…という物語が結構見られる。でもまあ、今作は警察側が主役だからなあ。とはいえ右京さん側が絶対に正しいとも言い切れない終わり方なので視聴者に改めてこの問題について考えさせるものになったと思う。最初に殺されたのは、裏の顔を持つ男性。二番目はDV男。ザマアミロとまでは思わないけど殺したくなる気持ちは理解できたし実行したことによって救われた人もいた。つまり復讐をする側に近い気持ちで観ていた。それぞれの犯人は「虚しさ」を味わうことになったわけだけどそれってさ…相手を殺しても失われたものは戻らない…傷は治らない…歪んでしまった自分の人生が回復するわけではない…つまり、復讐は何ももたらさず復讐という目的もなくなってしまった…という虚しさだよね。元々の事件が起きなかったら、そんなことも一切なかったわけで元々の事件を起こした相手がノホホンと生きているままだったら別の「虚しさ」に襲われるだけだと思う。刑罰がどうのこうのより自分の心がそれを許せるか忘れられるか…ってことなのだろう。そうすると、結局行き着く所は「感情」…?そして、最後の事件―これには右京さんも少なからず関係していた。ここが面白いところ。「救える命から救う判断は間違っていなかった」ひじゅには、あの現場に入って行く勇気なんてないから何を言う資格もないんだけれども見た感じでは、大沼さんの息子の方を先に助けるべきだったんじゃ…と思ってしまった。別にどちらが良い悪いじゃなくて>実際、そんな事情は知らないし息子の方は身動きできない状態だったから取り合えず解放した方が…と単純に思っただけでああいう状況では右京さんの判断こそ正しいのかもしれないけどね。それでも…こう↑言ってしまう右京さんって…まあそれだけ信念に揺らぎがないってことなんだろうけども…難しいよね。ここに拘ってしまう、ひじゅには感情で判断し過ぎているのかもね(^^;)「ここが!ここが!」大沼@岸谷五朗さんの熱演は素晴らしかった。まさに「感情」か否かという問題を打ち出している。それに対し「僕を撃ちなさい!」と叫んだ右京さんは全く逆を示しているわけでそこに今回のテーマが打ち出されているのだとは思うけれどちょっとモヤモヤは残ってしまった>スマソもしかしたら、そうなる視聴者もいると考えてほんの少しだけ溜飲が下がる様に、流れ弾が復讐相手に当たるという流れにしたのかな?命には別条なさそうなところがミソで(笑)ところで、こでまりさん経由で登場した魚屋の青年は最初、彼こそがラスボス?と疑ってしまったけど全く関係なかった(笑)「人間形成のできていない少年に矯正教育を施し社会へ送り出す」と、少年法を認める右京さんと「教育ではどうにもならない奴も大勢いる」と、主張する大沼さんの議論への一つの答をもたらしている。あくまでも「一つ」に過ぎず大沼さんの説だって「大勢」であって「全て」がそうだとはしていない。希望の光は差すけれども…ハッキリとした答を出すことはできないよね。☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3805-1428ac36☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ネクタイキャンディ気をつけよう!SNS3ネックレス
2021.01.09
コメント(0)
第19話『突破口』☆★☆★☆★☆★☆★あちらは蟹、こちらは野菜だけの鍋。小心者が一矢を報いる。対比がクッキリしたお話。「何もなければ先手を打つ必要はないですからねえ」 by右京シーズン18も、残すところ一話。つまり今回はプレ最終回。そのせいか…今シーズンはずっと同情すべき事情を持つ犯人―というパターンが続いていたわけだけど今回はそれが高じて(?)事情を持つ人物が相手を直接手に掛けるのではなく裁判で罪を暴露する…という手に。冒頭、青木さんが珍しく自発的に特命係に情報を持って来たと思ったら何と、イタミン達による差し金。でも、様子を探ったり、陥れたり…という悪意あるものではなくていつもは特命係の介入を嫌がるイタミン達が、今度は逆に自分達にストップがかけられた事件を何とか捜査できる様にといわば「突破口」として右京さん達を動かすため。青木さんも、フレンチをご馳走してもらう…というカワイイ理由で引き受けているし(笑)事件の目撃者はイカニモ気弱、イカニモ小心者…って感じの山野さん。始まり方からして、どう見ても自殺を偽装した殺人と思われどんでん返しで山野さんが犯人でなければ良いなあ、という思いで観ていた。演じる中本賢さんは『ゲゲゲの女房』が印象に残っているくらいでそれほど沢山の出演作を観てはいないのだけど、何となく好き(笑)今回、彼の雰囲気を上手く生かした役柄だったと思う。真相が判明した、というところで終わらず良い意味でのどんでん返しがあったのが面白かった。相手に揉み消されて終わり…という後味の悪いものでもなくあるいは、それこそ力尽くで復讐に臨む…というものでもなく裁判を利用するところが良かった。人情に絆されて誤認逮捕(殺人)という形にする…という右京さんらしからぬ手段に出ると思わせて実際に行ったこと(死体損壊)で正当に逮捕しその動機として、相手の罪を暴露するという小気味良いもの。まさに「突破口」死体の指が骨折していたこととか、封筒の切れ端だけが見つかったこととか最初に右京さんが指摘したことなのに、そこが無視されたまま話が進み最後にそこが取り上げられたのが、ちょっとスカッとしたし(笑)しっかり、そういう流れに導いた弁護士が連城さんというところも楽しい。今回の脚本は太田愛さん。脚本家を意識して観ているわけではないし太田さんの作風を理解しているという程でもないのだけどああ、太田さんらしい話だな―と、何故か思ったプレ最終回だった(笑)★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:中本賢 野仲イサオ 松尾諭脚本:太田愛監督:片山修☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3542-79cf8343☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 逆転裁判キーホルダー鍋用野菜セット蟹尽くし贅沢セット
2020.03.15
コメント(2)
第18話 『薔薇と髭との間に』☆★☆★☆★☆★☆★エピソードは忘れてしまったけど顔やキャラはしっかり覚えてたよ、ヒロコママ!「替わりの替わりの替わりですかね」by右京冠城さんを薫ちゃんの替わりかと聞いていたところからするとミッチーやカイトの時には出演はなかったのかな?だとしたら、物凄く久しぶりの登場。右京さん達と話している時、隣のテーブルが騒いだら「ちょっと」と注意するところが良い感じだった(笑)お話の方は…ちょっとイマイチ>スマソ集中できなかった、ひじゅにのせいかもしれないけど。最初に洋食屋での様子が出てきて犯人はこっち!というのが伺えて「光ちゃん」のアレコレがいかにもミスリードですよ!という感じでね。光ちゃんの兄は弟を庇っているのがバレバレで何だか気の毒になってしまった(^^;)そそそそれとも、ワザと?こういう風にして話を膨らませてますよ!と示している?今回もまた自業自得的な被害者と同情すべき事情を抱えた加害者…というパターン。つーか最初に被害者が加害者だったわけだけれども。ただなあ…追い詰められた結果とはいえ一億円強奪に積極的に加担していたしそれで自分達に害をもたらしたわけではない人を傷つけたわけだし…ちょいモヤモヤが残る。まあ、だからこそ同じ目に遭った光ちゃん兄弟が「いつかまた二人で再建しよう」と誓い合う姿で道を踏み間違えなければ、こうした希望を持てる様になる―と示しているのかな?ラストでは、ヒロコママが“花の里”の三代目女将を志願。つーか、自分の店を“花の里”に替わって贔屓にしてね!ってことだけど(笑)先々回の“あおびょうたん”がそうなりそうな雰囲気だったのにその後まだ出て来ないな。薫ちゃんが辞めて(卒業して?)ミッチーが登場するまでの間一話ごとに別の人物が右京さんと組んで活躍したりしてその都度、まさかこの人が二代目相棒?なんて思わせて楽しませてくれたけど今回はその“花の里”バージョン?★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:細田善彦 夙川アトム 清水昭博 深沢敦脚本:児玉頼子監督:片山修☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3535-a1ab04f9☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ薔薇のレアチーズケーキ>低糖質オーベルジュ・ガイドデミグラスソース
2020.03.08
コメント(0)
第17話『いびつな真珠の女』☆★☆★☆★☆★☆★先回が陣川君回だったので、その次に冠城さんも何度か繰り返していた寅さん風失恋話(ぇ)を持ってきたのは必然だったかも?「洗脳の手口です」by右京今回再登場の芽依さんは「俺、フラれたかも」(by冠城)で終わったわけではなく寧ろ、いつか再会できさえしたらハッピーエンドになる!という期待を持たせた人物だった。その彼女がようやく再登場したというのに>しかも明らかに両想いなのにもう逢ってはいけない―という形でジ・エンドになるなんて(^^;)その原因となったのは遠峰小夜子。ひじゅにが未見のシーズン17で初登場。「平成の毒婦」と呼ばれる未結囚の連続殺人犯だそうだ。令和になったので再び動き出したってことかしら?>ぇ現在、東京拘置所に収容されている彼女が弁護士を通して冠城さんを呼び出す。ちょうど猟奇的な殺人が行われた直後なのでレクター博士の様に犯人についてのヒントを教えてくれるのか?と思っていたら、逆だった。いや、やはり似ている部分は大きいか。人を操って殺人を犯させ芽依さんを餌に冠城さんをも操る。実行犯に関しては何故あんな荒唐無稽と言って良い話に乗っちゃうの!?と、最初はビックリ。真珠を入れた容器に死体から切り取った指で蓋をしておくと中の真珠が2つになる―というマレー半島の伝説だそうだけど。でも、非現実的な話だからこそそれを信じて連続殺人をするほど小夜子の「洗脳」力は強い!ってことを証明している。彼の最後が、それを物語っている。それにしても、芽依さんと小夜子人の顔が覚えられない苦悩と人の顔だけは一目見たら忘れられない苦悩…という凄い対比。2人の人間性の違いにも強く影響しているよね。警察官としての使命感とか正義感ではなく芽依さんへの思いゆえに翻弄されまくる冠城さん。察しの良い右京さんのおかげで事件は取り合えず解決。でも、小夜子の手口には手の施し様がないしいつか必ずまた何かを仕掛けてくるだろうし…つーか時折、彼女絡みのエピソードが挟まれる様になるのだろうな。この間の南井みたいな感じで。そういうのがシリーズ物の面白さの一つでもあるし女性ってところが時代を表していると言えるかも。動機的にも能力的にも女性ならでは…って感じでなかなかカッコイイ&面白い(笑)淡い期待を抱かせていた冠城&芽依は悲しい結末になってしまったけどそれが却って冠城さんがまだまだ“相棒”として活躍し続ける徴…の様な気もして、ちょっと嬉しい。↑希望的観測★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:西田尚美 朝倉あき 松尾諭脚本:山本むつみ監督:権野元☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3528-c0c5ce88☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ バロックパール ペンダントトップクロスタイキッチンカー
2020.03.02
コメント(2)
第16話『けむり~陣川警部補の有給休暇』☆★☆★☆★☆★☆★いつか“花の里”の三代目女将が登場するのだろうと思っていたらお店ごと交代して今度は“あおびょうたん”!?「できる子になってきた」by冠城初期の頃の不気味さが消えてすっかり特命係の第三の男風になってきた青木さん。賛否両論あり?元々「第三の男」と呼ばれてきたのは陣川さんで今回はタイミング良く(?)陣川回。陣川さんというと事件に関わる女性を必ず好きになって、最後は必ず失恋…という寅さんみたいな展開が“お約束”。でも、似た様なパターンの役割を冠城さんも何度か担っていたので本家の陣川さんは今回、どんな風に描かれるのか…と注目。久しぶりに見た陣川さんは、ちょっとふっくら&ちょっと老けた印象。そのせいか、軽さやコミカルな感じがちょっと減ったかな…?でもって、物語の進行も陣川目線ではなくいつもの『相棒』タッチだった気がする。今回も被害者=クズ加害者=同情の余地ありで、今シーズンのセオリー通り>セオリーなのか?佐田さんが帰り際にあちこち拭いていたのを見て潔癖症か何かで、それが鍵となるのかな?…なんて思っていたら指紋を残さない様にするためで窃盗等を働く人はそれが癖になっているもの…という話で、ちょっと面白かった(笑)理沙さんが彼の弟子だというところは何かマンガみたいだな…と思ってしまったけど>スマソ2人が親子の様な絆で結ばれている…ということが重要だよね。彼女も遠藤さんの息子も父親を(直接また関節的に)殺されそのために苦労してきたこととの対比。佐田さんは理沙さんの罪を被ろうとし理沙さんは遠藤さんの息子の罪を被ろうとし遠藤さんの息子は信頼できる人間もるのだと知り…と、人情物っぽい展開が被害者の非道っぷりとの対比になっていた。遠藤さんの息子の登場は最初、唐突な感じがしたけど“あおびょうたん”の板前だと分かって納得した。理沙さんや女将さんの傍で、板前さんだけが一言も喋らずこれといったリアクションもないのでアヤシイ…と思ってたんだよね(笑)そういう意味で、描き方が上手いのか。逆を言えば彼が犯人だというのはバレバレ!…でもあるんだけども。 “お約束”通りの結果になってしまった陣川さんだけど彼女の「タイプじゃない」という言葉を鵜呑みにしたわけじゃないよね。他に気持ちのぶつけようがないから却って、その言葉を残してくれた彼女の気持ちを喜んでいる部分もあるよね。…と、好意的解釈(笑)★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:原田龍二 飛鳥凛 小倉一郎脚本:根本ノンジ監督:権野元☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3521-c31a763c☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ けむり当番ランドセル>クッキー爪楊枝入れ
2020.02.23
コメント(0)
第14話 2週連続スペシャル『善悪の彼岸~ピエタ』第15話 2週連続スペシャル『善悪の彼岸~深淵』☆★☆★☆★☆★☆★南井が登場するエピソードはSeason16と17で一回ずつあるらしい。見逃したひじゅにはアホです(^^;)「光を浴びれば浴びる程、自分の中の影を意識したよ」by南井14話はマリアが中心で伏線たっぷり仕込んでんなあ…って感じだったけどお話としては、あまり面白くなかっ…ゴホンゴホン!何かさ冠城さんが変に彼女を追い詰め過ぎたんじゃ…と思えてしまって(^^;)彼女では到底太刀打ちできないほどの大物感というか、オーラを前のエピを知らない、ひじゅにでもヒシヒシと感じられるくらいだったので。結局、彼女は無駄死にで終わってしまって、悲し過ぎる。15話は面白かった。でも、ちゃんと理解できているかどうか…的外れなことを書いていたら勘弁ね(笑)南井は右京さんのスコットランドヤードでに相棒だった人物らしい。右京さんが渡英したのは、カイト@甲斐亨が逮捕された時らしい。…ってことで合ってる?右京さんと同じく、南井も相棒を失った。右京さんと同じく、南井も天才型の刑事。従来の相棒との関係がボケとツッコミだとしたら>ちょっと違う右京&南井のコンビはツッコミとツッコミ>この理解で良いのか?南井は人心を操る術を心得ていて、自らは手を下さず他者をによって“悪”を成敗している…という疑惑があるらしい。『デスノート』みたい。つーか、直接間接を除けば、やってることはカイトと同じ。形は違えど、極端な「正義」を持つ右京さんとも、ある意味同じ。つまりは、右京さんと南井とは表裏一体。光と影の関係。「老いによるものです」by右京これがオチかい!?って感じ(^^;)それこそ『デスノート』みたいに天才同士の頭脳戦かと思ったらこんな形で幕引きとは…まあ、自分ではどうにもならないことで自分で気付くことさえもなく静かに確実に崩壊していく…それは皮肉的で惨くて怖い。原因は違えど、ずっと拘っていた相棒と同じ症状になったというのも皮肉的で悲しい。「人生最後に残るのは記憶だけだ」by南井その拘っていた相棒のことも最後には忘れてしまった南井。結局のところ、残ったのは右京さんの記憶。光ある所には影がある、というけれど右京さんの光の前で影になってしまったというよりも右京さんの光に恋い焦がれるあまり、自ら陰になってしまったのかも。脳の障害のなせる業ではあるもののそれにより心の奥底にあった願望もしくは欲望が表出してしまった…って感じ?最後の電話は、南井の死を知らせるものでは…と思ったんだけど失踪だった。シャーロック・ホームズとモリアーティ教授の最後の対決の時の様。シャーロックは生還したし右京さんは無事だったし重傷を負った冠城さんも回復したけど…南井も再び現れたりして?★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:伊武雅刀 石田ニコル脚本:徳永富彦監督:内片輝☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3508-ef8f637b☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ シャーロック・ホームズ 221Bキーホルダー嘆きのピエタ逆五芒星 コーヒー皿
2020.02.09
コメント(0)
第13話『神の声』☆★☆★☆★☆★☆★今回もまた同情すべき動機を持つ犯人+どう見ても卑劣な被害者…という図式。「たまたまです」by冠城まあ、卑劣っていうか排他的狭量というか視野が狭すぎて偏っている…って感じかな?山奥の小さな村が舞台というと大抵こういう話になる気がする(笑)とはいえ、イカニモ!な感じのドロドロ描写はなくドローンが重要な役割を果たすし「プレッパーズ(prepper)」 大災害や経済の崩壊、戦争などに備えて 食料を備蓄したり核シェルターを作ったりする人「ウォーターボーディング(waterboarding)」 拷問の一種、水責め といった、耳慣れない語も出てくるし…寧ろ、今風?「特命と書いてザツヨウと読む」by冠城遺留品の返却という「雑用」で出かけても別の事件に必ず遭遇する効率の良い(?)特命係。山中で変死体が発見される―という、心惹かれる出だし>惹かれるんかい駐在さんと共に行動することになって先回までのセオリー(?)だと、彼がアヤシイということになっちゃうけど人の好さそうな、単純そうな(こら)、あまりイケメンではない人(こらこら)なのでそのパターンはないだろうな…ない方が良いな…と思っていたら普通に真面目なおまわりさんだったので、本当に良かった(笑)これってそういう疑いを持ちがちな視聴者を煽るギャグ?もしくはトリック?そそそそれとも他局の『駐在刑事』シリーズのパロディ?>ぇみかんを吟味したり暖簾の間から顔を出したりする冠城さんも楽しかったんだけど(演出かアドリブか知らないけど一工夫入れる彼の演技は好き)紅茶セット持参の右京さんには負ける(笑)でも、一番のツッコミどころは女一人であんな犯行が可能だったのか!?>体力的に…ってところだろうな(^^;)ラストで殺された2人の幸せそうな幻を見る右京さんの図ぅ―幸せそうな…ってところに“正義”に拘る厳しさだけではない根底にある優しさを強調?それとも、以前幽霊を信じていて、見たいと言っていたことがあるけどそれが叶った瞬間?まあ、最近妙に涙脆くなっている、ひじゅになのであそこはちょびっとウルっとしちゃったんだけどね(笑)ラストのラスト遂に、ぼたん鍋を食べられそうな冠城さんの図ぅ―冒頭で希望が叶わなかったから、最後にそこが回収されてメデタシメデタシ。つまりは、猟が解禁されるまでの間>数日?2人はあの村に滞在していたってこと。紅茶セット持参は正解だったかもしれないけど着替えとかはどうしたんだろう?…なんてとこまで気にするのは無粋ってもんですね(^^;)★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:松居直美 小宮健五 粕谷吉洋脚本:山崎太基監督:杉山泰一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3492-86d7a178☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ ぼたん鍋寄木細工 チョーカーバラのお茶&バラのティーポット有田焼 セット
2020.01.26
コメント(0)
第12話『青木年男の受難』☆★☆★☆★☆★☆★先回は右京さんが、今回は青木さんが監禁されることに―先回は警察OBの傲慢さ、今回は若手刑事の正義が暴走―「あ~~~」by一同特命係の様子を覗く大木&小松…というのも『相棒』名物だったけど大木さん役の志水正義さんが亡くなり今シーズンでは大木さんの姿もなく、ちょっと寂しく思っていたところだった。その2人のいつもの立ち位置にイキナリ土師さんが顔を出したのはある意味、オマージュ?そんな土師さんが青木さんに頼まれたと掲げたのは『蟻地獄図鑑』。もう、冒頭から飛ばしてんなー(笑)そのことから青木さんに何事かが起きたと察する「頭が切れる」右京さん。そのことで右京さんが察してくれると確信して行動した青木さんは右京さんの有能ぶりを認めているだけでなく、実は誰よりも信頼している?「僕と同じくらい頭が切れる」という言い回しからも、そう受け取れるよね。嫌味ばかりで嫌われ者っぽい青木さんだけどそこが面白いし、可愛気があって好きなキャラ。米沢さんとか、古くは小野田さんとか、愛着ある人物が続々といなくなっているけど今は青木さんが多くの面を担ってくれている気がする。それはレギュラーメンバー達にとっても同じなのか(?)青木さんを救出すべく、特命係は勿論、イタミン&芹沢さんに内村&中園…と皆が一丸となって動いていくところが楽しい。土師さんに、若手刑事@木村さんも加わるし。「俺達に付いて回っても何の勉強にもならないと思いますよ」by冠城誰かが特命係に同行するのは、陣川君を始め(あ、多分、以前の青木さんもそう)たま~にあるので、さほど違和感はなく、寧ろ少しばかり新鮮。でも、木村さんは、所々で「ん?」と思える行動を取ったのでアヤシイなあ…と思っていたら、本当にラスボスだった。といっても、正義感ゆえ、誠実さゆえ…って感じで今シーズンの特徴と言える、同情すべき、もしくは共感できる犯人の系譜。最初は暴力団の事件が出てきて、それがメインかと思わせて実は石井さんの事件が大元。事故に遭った息子の元に駆け付ける途中での悲しい事件。これまた同情すべきシチュエーション。だから、冤罪であってほしいと思っていたのに、事実は事実。逆に暴力団の事件の方が…という、逆の結末なのが興味深い。「未来ある若者の命を奪ってしまったことに変わりはない」by石井木村さんの“正義”は報われることはなく石井さん息子のから、また自分自身からも「未来」を奪ってしまった。奪う…は大袈裟?でもまあ、曇らせてしまったよね。ちょっとカイト@三番目の相棒を思い出した。あちらはもっと極端だったわけだけど。右京さんの“正義”も極端だしね…ここは考え始めると深過ぎて底が見えない。と言いつつ、今回は青木さんを楽しむ回だったね。最後までキャラがブレなくて楽しかったよ。★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:中村優一 津村知与支脚本:児玉頼子監督:杉山泰一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3485-e928537d☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ アリジゴクほか観察記アールグレイ ~相棒~ 冤罪
2020.01.19
コメント(0)
テレビ朝日開局60周年記念 元日スペシャル第11話『ブラックアウト』☆★☆★☆★☆★☆★警視庁主催のゴルフコンペの手伝いに駆り出されたばかりに地下駐車場に監禁状態になってしまう右京さんの図ぅ―今シーズンは右京さんが災難に遭ってばかりだな(笑)…と言いたいけどこういう時こそ、スーパー右京さんぶりを発揮。「やっぱり杉下右京だな」by内村部長この状況が長々続くのかと思ったら、そうでもなく主犯かと思われる人物が二転三転して行くところは面白かった。寧ろ、この状況は蓮見恭一郎@警察庁OBの胸糞人間ぶりを露呈させるものに。絵に描いた様な嫌な男で視聴者は、彼に恨みを持つ人達の心境になって観ることになる。犯人達に同情すべき動機がある…という点も今シーズンの特徴? ただ、色んな人物が登場する中で蓮見の秘書であり、彼の息子@蓮見誠司と恋仲でもあるという女性雨宮紗耶香の存在を、やたら目立たせていたものだから彼女がラスボスっぽいな…という気配が最初からあったのが難といえば難。『相棒』とは関係ないのだけど誠司役の浅香航大さんは朝ドラで二回お目にかかっていてどちらも(全然違うキャラなのに)好印象だったので心の中で応援しながら観ていた。良く言えば繊細、悪く言えば小心者そうな雰囲気が今回の役に生かされていたと思う。復讐譚なのに、直接的な仇は討てずに終わってしまう―という話は多く、いつもそこが物足りないのだけど彼の場合、罪が暴露されたことや父親の失脚等よりもラブラブだと信じていた女性から憎まれていた…という事実が死ぬよりつらかったんじゃないかな…と思えて、ちょっと溜飲が下がった>ぉ紗耶香役の瀧本美織さんも朝ドラで知った。つーか、ヒロインだったわけなんだけどあれはキャラもドラマそのものもナンダカナ…だったんだよね>スマソその後の出演作は未見だし、CMでも見かけることはなくなって何年も経った今当時の甘えた様な喋り方は収まった様子で、佇まいも落ち着いた感じになり好感度がちょっと上がった。で、この2人の最後のシーン。右京さんに諭されて復讐を諦めたところまでは、よくあるパターン。その直後、逆に彼を庇うところは色々考えてしまったな。気付かないまま彼への恋心が芽生えていた?…それはちょっと安易過ぎるだな。事件はともかく普段の彼の人間性は認めていた?…有り得ないことじゃないけど微妙だな。右京さんが言う様に本来は良い人である彼女なので咄嗟の時に(相手が誰なのかに関係なく)無意識に正しい行動に出た?…そうであってほしいな。右京さんの“正義”とも呼応するし。ちゅーことで終了。スペシャルというと壮大な話が主流なイメージだけど今回は、どんどん個人の話になっていくのが面白いと思った。★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:瀧本美織 浅香航大 長谷川初範脚本:神森万里江監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3471-a6287707☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 相棒缶>ダージリンゴルフコンペ 参加賞ガーベラ
2020.01.03
コメント(2)
第10話『杉下右京の秘密』☆★☆★☆★☆★☆★私服姿の右京さん…まるで水谷豊の様…>ぇ「見てましたね?」by右京 前シーズン、前々シーズンと見逃しているうちにスーパー右京さんから、イジラレ右京さんへと華麗なる変貌?だって、誘拐されたりラリったり目を悪くしたり…AIと仲良くなっちゃったり>バディにあぽろそして今回は、マイホームパパの右京さん!何か浮いてるというか、どこか似合わないというかでもそれが一周回ってカワイイというか(笑)また、以前は、スーパー右京さんと書いてしまうくらい右京さんが一人で全て解決!…という展開が目立っていた気がするんだけど今シーズンは冠城さんが隠れた存在(笑)になっていないばかりか青木さん、イタミン達、角田課長、鑑識さん…等他メンバーも出番が多い。米ドラのサスペンスものはチームで活躍するものが多いのでそのテイストも取り入れた?今年最後の放送であり、元日スペシャルの前の回であるせいか比較的シンプルで軽く楽しめる話だった。右京さんがいきなり家族連れで歩いていても遂に明かされた私生活!?とは視聴者の誰も思わないだろうし(笑)あの警官がアヤシイ…というのもバレバレだった。「社交辞令ですから」by青木小ネタも色々あったし角田課長による解説もあったし警官に殺された人に殺した人…と比較的若い人達が出て来た中で「あいつら本当の雑草だな」ラスボス(?)はやはりオヤジで最後には暴言を吐くし「あなたはその雑草につく害虫ですよ!今すぐ駆除してやりたいくらいです」右京さんは激昂するし…『相棒』らしい展開だな!…って感じ。ただ、ちょっと気になったのは右京さんが子供に「パパ」と呼ばせていたこと。彼らを守るための行動でありある程度は事情を理解できる年頃の子であり(つーか、そもそも目撃者)束の間、楽しい日々を持てた…ってことなのだろうけどやはり、「パパ」呼びは右京さんが去った後、寂しい影を残す…と思うんだけど考え過ぎ?★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:遊井亮子 鳥越壮真 渋谷謙人 石井愃一脚本:根本ノンジ監督:片山修☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3461-080bb1f3☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 金塊>チョコレート4本爪フォークシクラメン
2019.12.22
コメント(0)
第8話 2週連続スペシャル『檻の中~陰謀』第9話 2週連続スペシャル『檻の中~告発』☆★☆★☆★☆★☆★右京さんの古い知人と冠城さんの旧友と薫ちゃんが住んでいる(はずの)サルウィンが絡んだ話―「掃除をすると思い掛けない出逢いがあるものですよ」by冠城大掃除中の特命係…から始まった今回。何と、冠城さんに使われる右京さん。角田課長はいつもの「暇か?」を超えて「暇だねえ」と言っちゃうし。冠城さんのこの↑台詞が今回の出来事を暗示?最初に描かれたのは強盗事件。あんな風に路上に横たわられたら車を止めざるを得ないよなあ…とかテーザー銃を使われたらどうしようもないよな…とか結構、身近な事の様に観ていた>あんな大金は持ってないから身近じゃないやはり『相棒』、どんどん事件は大規模になっていくのであった。「あなたは何もわかっていません」by高瀬強盗事件の首謀者は高瀬さん…となったあたりで前編は終了。まだ、皆藤教授の意図とかサルウィンで亡くなった桝本さんの奥さんの件との関わりとか謎は残ったままだったけど個人的に気になったのは「僕としたことが…」という右京さんの台詞。この台詞自体は割と聞くものだけれどまだドラマは半分まで来たところだったからもしかして、右京さんには珍しく、推理が大幅に外れて前編の内容を引っくり返す様な事態になるのでは!?…と、ちょっと期待してしまった>アホまあ、高瀬さんが“ライフテクノロジー”と組んで云々という推理は外れたわけで、それは大きな部分だけどそれというのも動機を見誤ったからでその動機というのが、恋愛に関するものでありまさに女心というところが右京さんとしたことが…どころか右京さんらしい!というものだった(笑)>それも、極めて前編での、冠城さんとの会話桝本さんに奥さんのことを聞き難いという冠城さんに対し人の心のデリケートな部分に触れることに無頓着な右京さんの様子がこれまた後の展開を示唆するものであったのね(笑)クライマックスは、ドローン爆弾。自らの命を懸けて告発をしようとする皆藤教授と爆弾のスイッチ係の桝本さん。それを止めようとする右京&冠城。右京さんは皆藤教授、冠城さんは桝本さんと最後まで一貫した役割分担>ぉ人を助けるために開発した技術が人を殺す平気に使われてしまうという皮肉。これはリアル世界でも普通に起きていること。自分の研究に信念を持ち、かつ良心的な皆藤教授と奥さんを殺された桝本さんだからここまでのことをしたわけだけどそうした強い“動機”がなかったらどうだったのか?右京さん高瀬さんの動機を読み取れなかったことはそれを示唆?>穿ち過ぎ?「科学者の責務とは本来、技術は人を幸福にする…という信念が導く未来を人々に見せ続けることじゃありませんか?」右京さんの言葉が全てではあるのだけど「戦争は 人の死を数字に変える」この冠城さんの言葉が重かったな。「マタ来タカ、杉下」byあぽろこの間の「バディ」に続き右京さんってば、AIと相性が良い?もしもまた相棒が変わることになるのなら(もう変わってほしくないけど)今度は人外でヨロシク!★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:中村育二 山崎樹範 中村優子脚本:神森万里江監督:権野元☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3454-7e5e179c☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへお掃除ユキダルマ>ステンレスピアス見守りロボットドローン
2019.12.16
コメント(0)
第7話『ご縁』☆★☆★☆★☆★☆★詐欺の被害者が加害者になって最終的には詐欺で詐欺グループを一網打尽。つまり…真の詐欺師は右京さんだった!?>ぇ「笑うところではありません」by右京とはいえ、今回は笑えるネタがてんこ盛り。今シーズンは、そういうコンセプトなのか?優雅にお茶している右京さんのすぐ傍で婚活中のイタミン。それを楽しそうにウォッチングして右京さんにも報告する芹沢さん。代理婚活パーティに潜入する右京&冠城。右京さんは青木さんの親代わりとして。冠城さんはスタッフとして。無理くりデートさせられる青木さん。しかも2人目の女性とは意外にも意気投合した様子中園さんの大芝居。そしてラスト。無理くり明るいオチにして後味を良くしてみました!って感じで、最初はちょっとシラケそうになったけど被害に遭って脅えていた彼女が「乗り越え」ることができた証拠だし右京さん自身が、お笑いネタになったことでこれ以上ない纏め方だったと言えるかも?(笑)もう長~く続いているドラマだからお馴染みの人物が大勢いて、お馴染みのギャグも色々あってそれらを入れなければ『相棒』らしくないし入れることで物語が薄まってしまう…というリスクがある。今シーズンは、そこをよくこなれさせ、よく馴染ませて笑いの中にシリアスな人間の苦悩を滲ませる様にして寧ろ相乗効果で、より深い作品に仕上げよう!…というのがテーマ?今回は割と上手く行っている…と言えるかも?それにしても「あいつモテないから」と、冠城さんが青木さんを腐すのは“らしい”けど「青木くんはとても仕事熱心な様ですただ、どうやら大義よりも利益で動くタイプのようで」右京さんまで辛辣>まあ、内容はその通りだけど「職場にチェスの手強いライバルがいる様で休日も一日中引き籠って腕を磨いているとか」そのライバルって右京さんのことじゃん!?(笑)詐欺グループに情報を流していた犯人は同情すべき背景がありああいう心境になるのは凄くよく分かる…けど逆恨み、つーか八つ当たりだものなあ…(^^;)「汗水たらして働く人生を、あなたに捨てて欲しくはありません確かに世の中は不公平かもしれませんですが、それを乗り越えることができればもう不公平ではありませんからね」右京さんの言葉は今回も染み渡るのであった。あ、そうそう!イタミンの婚活が成功しそうな雰囲気。これは朗報です。★☆★☆★☆★☆★☆ゲスト:河西健司 山口美也子 松井紀美江脚本:斉藤陽子監督:片山修☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3441-1b7c48f0☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ 婚活スペシャルブレンド特殊詐欺撃退
2019.12.01
コメント(2)
第6話『右京の目』☆★☆★☆★☆★☆★スーパー右京さん、また一つ得意技を身に付ける…の巻「新しい相棒ができました」by右京右京さんが一時的に視力を失う!?…というのは予告で分かっていたけどそれで大騒動になるのかブラックな展開か?…と思っていたら全くハンデになっていない!という、さすがの展開(笑)不審に思って調査に入った部屋なのにメロンの箱を勝手に開けちゃう和江さんにも彼女を庇ったとはいえ吹き出すガスを浴び続ける(つーか、自分から浴びに行ったかの様な)右京さんにもちょっと笑ってしまった>スマソ和江さんにではなく、ちょうどやって来た友里さんに病院に連れて行ってもらう(それを強行する)ところで友里さんが事件に関わっていることがバレバレ。つーか、視聴者には暗黙の了解事項。そんな状態なのに、翌日には普通に出勤してくる右京さん。その後、病院では冠城さんに付き添ってもらっていたのにこの時はどうやって一人で来れたんだろう?しかも、いつものメガネをサングラスに変えてるし?でも実際、目が見えなくても何も不自由はない様子。さすがに紅茶は零したけど…ももももしかしてアレは、青木さんへの仕返しのためにワザと?病院で、右京さんは白い杖を持つ少女に出逢う。第3話『少女』を思い出し、この子も何か事件に関わりが?…と一瞬、疑ってしまったけど純粋に、右京さんとのホノボノした交流を描いていた。勿論、差し挟まれたエピに意味がないわけはなく右京さんは彼女から反響定位(echolocation)について教えられそれを活用して華麗に犯人を逮捕する。これを代表例として、要するに目が見えなくても他の器官を鋭敏にすることで大きな行動をすることができるのだ!という励ましを得た…と言えるよね。逆に、不自由な部分はなくても私利私欲に走り身体も頭も正しく使わないなら心は光を感知できなくなってしまう…ということですな。事件は生活保護に関する社会的なものだったけどやはり見どころは右京さんの活躍。少女との微笑ましい交流。そしてメロンの箱を勝手に開けたり上司が用意した右京さん達への菓子折を貰ったりしてちゃっかりぶりを発揮しつつも犯人の足音を聞いていたり友里さんを呼び出す電話をかけたり最後には少女が作ったビーズのパンダを修復した上(あの状態でよく修復できたな…)プレゼント用にウサギも作ってくれた和江さん…ですね。☆★☆★☆★☆★☆★ゲスト:山崎一 佐藤寛子 山本道子脚本:根本ノンジ監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3432-7624131d☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ メロン 木箱入りHey Siri 世界を変える仕事をするにはどうすればいいの?ビーズうさぎ
2019.11.22
コメント(0)
第5話『さらば愛しき人よ』☆★☆★☆★☆★☆★1話飛ばしてしまった(笑)今回は第5話。冠城さんの元カノ話。「特命係の色男!」byイタミン冠城さんが5年前に交際していた女性は今や大人気の覆面詩人スノウだった―まあ、イタミンは全く知らなかったけどね(笑)何かオシャレ過ぎ。出逢ったのも、デートしたのも、こだわりの珈琲店…ってのもオシャレ過ぎ。分かれた理由も、幸せだと詩が書けないから…ってのもオシャレ過ぎ。特命係関わることになった切欠は分かれた時より2年も後に出版された詩集に冠城さんの写真が挟まれていたから…ってのも。その写真が、よくある2ショットの記念撮影風のものではなくコーヒーカップを前にした男前写真(何ちゃそれ!?)…ってのも。でも、彼女が何故頑なに正体を隠したがっていたのか自分の幸せを犠牲してまで詩作に拘ったのかその理由は暗く悲しく…ちょっとエグい(^^;)だからこそこの差を際立たせるためにこそのオシャレっぽさなのだろうな。また、彼女にとっては冠城さんと過ごした僅かな日々だけが美しい夢だった…ということなのだろう。んもう、冠城さんったら何人、元カノがいるのよ!?って感じだけど(笑)毎回本気で、誠実を尽くしていたのだろう…とは思う。もしかして、陣川君ポジションも狙ってる?という疑惑もあるけど(笑)あの珈琲店が、冠城さんと彼女を結び付け2人の恋を純粋培養した実験器具の様な役割を果たした器具…の様なものとするならその器具から冠城さんが離れてしまった後に致命的な菌を注入したのがマスター。いや、自らを菌として育ててしまったんだな。彼女が「スノウ」として存在し続けていられる様に彼女との別れを決意した冠城さんと「彼女のため」と言いながら、自分の欲望のために彼女の仮面を引き剥がそうとし遂には殺害してしまったマスター。この対比も面白い。珈琲店なのに紅茶を注文する右京さん。右京さんらしいと言えるけど…あれ?1話目あたりで、出されたコーヒーを素直に飲んでなかったっけ?この時点でマスターに引っ掛かるものを感じ紅茶で態度を示したのだったりしたら…凄過ぎ。怒りを表す右京さんは良かった。冠城さんに暴力を振るいそうになるのを阻止しかつ、右京さんの「正義」を見せたから。トランクに詰められた彼女の死体は美しかった。ここもオシャレ過ぎ。本当はそんなにきれいな状態を保ってはいなかっただろうから冠城さんの心情を表す、これまた一種の、フィルター? ☆★☆★☆★☆★☆★ゲスト:佐藤江梨子 水橋研二脚本:児玉頼子監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3419-a8e6c27b☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ スノウ覆面作家は二人いるコーヒーショップ
2019.11.10
コメント(0)
第3話『少女』☆★☆★☆★☆★☆★あの子役の女の子@大島美優ちゃん、えらく可愛いんだけど!?顔立ちや佇まいもだけど、演技も上手いし表情が凄く良い。「子供騙しだね」by明菜↑タイトルに加え、冒頭でのいきなりのこの台詞にこの子、只者ではない!感が(笑)子供がキーになる物語(しかも推理もの)となると虐待系か魔性の子系か…と思いがちなんだけど>私だけ?そのどちらでもないところが面白い。猫探しの件は鑑識の益子さんからの依頼…というのが、ちょっと新鮮。視聴ブランクのあった私が言えることではないけど(笑)でも、ほら、やっぱり米沢さんの印象が強かったから全然違うタイプの益子さんを持って来たのは良いもののまだなじみ切ってない気がしていたもんで。お礼が、かりんとうってのが何か良い。この出だしで、女の子@明菜が既に登場し不穏な空気を醸し出していたのが効果的。猫の迷子―恋人の自殺―妹の死―どれも、大切な存在が突然いなくなってしまった悲しみや喪失感、何もしてやれなかった罪悪感…といった共通点がある。そして、それらをもたらした(と思われる)人々への憎しみ。島村さんに関する事件は、まあベタだよね。推理ものにはよくあるパターン。でも、それだけに、短い描写でも感情移入できる。2人いる犯人の内、片方には復讐を果たせたけれどもう片方は、思い知らせることもできないまま警察が介入。だいたい、後に残る方が、よりアクドイ奴だと相場が決まっているしそれに何もできないで終わる復讐譚なんてイマイチ!…と、いつも思ってしまう方なんだけど今回は、そこが良かった。だって、メインは明菜ちゃんの方だから。妹の死は母親が引き起こしたもの―そう考えて、ずっと悩んでいた明菜ちゃん。母親に復讐することなどできず、家出しようとした時に島村さんに出逢った。恋人を亡くした彼に強烈なシンパシーを感じたのだろうね。母親が本当に殺人犯だったり殺意まではなかったけれど虐待していて…という話でもドラマとしては面白くできただろう。ただ、それではバッドエンドは確実。島村さんが殺したのではなかった…という、これまたベタなオチも母親が殺したわけではなかった…という真相とリンクしていて、ホッとした。心配しているからこそ、大声&キツイ言葉で注意してしまうことは結構、経験者は多いんじゃないかと思うしその中に疲れやウンザリした気持ちが入り混じってしまうことも珍しいことではないと思う。妹の方も、元気な姉を羨ましく感じたり姉や母親に意地悪(軽い復讐?)をしたくなってしまうのも仕方ない…と思う。だからこそ、この手の話は切ない。一応、ハッピーエンドで皆がポジティブになれたので良かったけど切なさは残るな。刑事ものらしく、殺人事件がありメインは一人の少女の心を救う物語である…というところが面白かった。肝心の右京&冠城もコミカルな雰囲気を出しているところはカワイイし(猫探しとラストのかりんとう)個性はちゃんと見せながらも、強調し過ぎず明菜ちゃんを上手いこと際立たせていた、という印象。第1~2話の時の様に>シリーズ初回だから仕方ないんだけどレギュラーの顔見世のために無理くり入れた感はなくそれぞれがそれぞれの位置で動いていた。だから、自然に物語を楽しめた。明菜ちゃんの笑顔で、その後が示されたのも◎頭が良い子って良いね…って、そこかい!?☆★☆★☆★☆★☆★ゲスト:大島美優 三浦誠己脚本:神森万里江監督:権野元☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3406-801c6ae6☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへかりんとうリュック猫
2019.10.27
コメント(0)
テレビ朝日開局60周年記念スペシャル第1話『アレスの進撃』第2話『アレスの進撃~最終決戦』☆★☆★☆★☆★☆★久しぶりに観た。見逃し配信のおかげ(笑)「怪しい登場の仕方だが決して怪しい者ではありません」by冠城初回2時間SPはお馴染みだが何と今回は前後編で約3時間。右京さんが行方不明!という事態から始まったので当然ながら、始まってからしばらくの間、右京さん登場せず。ある意味、新鮮?まあ、その間、冠城さんが活躍したから良いけど>ぉちなみに、反町隆史ファンってわけではないんだけど右京さんの相棒として冠城さんは良い味出してると思う。薫ちゃんが降板と聞いた時はビックリしたし彼以上の「相棒」なんて存在するのか?と不安だったけど全く異なるタイプのミッチーには物凄く納得した。なのに、あっという間にカイトに交代。カイトもキャラとしては嫌いじゃないけど薫ちゃん→ミッチーの時のような鮮烈な印象はなかったし>失礼何より右京さんが少しばかり好々爺然としちゃったのがイマイチで…冠城さんは、薫ちゃんとミッチーの中間って感じ?>個人的見解ま、ということで、舞台は北海道へ―前編は面白かった。右京さんのスマホが海岸に打ち上げられていたりとか若者たちが共同生活を送る“信頼と友好の館”とか「まるで猟奇殺人」なアザラシの死骸とかいかにも怪しい船越英一郎とか…ああ、『相棒』ワールドだ!と思えた(笑)ラリってる右京さんは一見いつもと違う顔の様だけど言葉遣いはいつもと同じく丁寧だし言ってる内容も下品さはなく、寧ろ知的で外国かぶれでもあって>ぉぃああ、右京さんだ!と思えた(笑)そして起こる殺人事件。船越英一郎を殺人者とする映像は映像としては面白味があったけど彼が犯人でないことはバレバレ。つーか、そうやって早いうちに映像で見せちゃうということ自体ミスリードだと宣言している様なもの。だから、彼の娘が真犯人というのは推理力のない、ひじゅににも容易に想像できた。つーか、視聴者全員が速やかに真相に辿り着ける様に話を強引に進ませてきたって感じ。バレバレのミスリードの次は、真相に向けて猛ダッシュ。ちことで、後編はイマイチだった。アザラシの死骸を利用してロシアから武器を密輸―というのは、ちょっと面白いけど>アザラシが気の毒何回も行われた様子なのに、今迄のものはどうしたのか不明なままなのがモヤる。ひじゅにが聞き逃しただけ?ともかくも、今回入手したのはプルトニウム。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のタイムマシン@デロリアンの燃料だ…って、そんなことは置いといてそれを使って行ったことは政界返り咲きを目論む片山雛子を脅して難民ボランティアへの寄付を要求すること…って、何かショボくない?>こらこらいや、ボランティア自体は大切なことだしそれに人々の関心を集めるのは簡単なことじゃないしましてや資金を集めることなど至難の業…携わっている人達にとって大いなるジレンマなのだろう。でも、彼らのこの行為はあれこれ準備して臨んだ割には、何か浅薄。知的じゃないし、遊び感覚ってイメージ。要は、真犯人はサイコパス!…ってことでファイナルアンサー?(古)殺人願望を満たすため、ボランティアを隠れ蓑にしただけ?そもそも、父親@船越英一郎を「殺戮兵器」呼ばわりもオカシイよね。日本の自衛官なら殺人をするっ回なんて、そうはないんじゃ…父娘の確執がありそうに描いていたけど父親の方はひたすら娘を気に掛けていたし娘の方も、父個人への恨みや憎しみも逆に、愛情がある故に歪んだ憎しみを抱いている様子もそんなに強く伝わってくるものがなかった。「何てことを…娘だろ!?」最終的に娘を殺した船越英一郎に冠城さんが叫ぶ。いやいやいや、娘だからだろ。船越英一郎は最初から最後まで“父親”の顔だったじゃん。この結末ありき!って流れじゃん。右京さんも気付かなかったなんて怪しい。寧ろ、真っ先に悟ってそうなもの。だからって、ワザと見逃す様な事情でもないしなあ…やはり、時間が長いと大味になりがちだよね。初回ということもあってレギュラーメンバーの顔見世も盛り込まなきゃならないしまあ、色々と大変ですなあ…(^^;)☆★☆★☆★☆★☆★ゲスト:船越英一郎 木村佳乃 北香那 団時朗脚本:輿水泰弘監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3399-18b0f039☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ アザラシseason17マグカップ
2019.10.20
コメント(0)
テレビ朝日開局60周年記念 元日スペシャル第10話「ディーバ」ああ、久しぶりの『相棒』!(個人的に)「たまに…いつでも」by神戸SPというと社会的な内容が多いという印象があったところに衆議院議員@敦盛が登場したので「ああ、いつもの…」とか思ってしまったのだけれど良い意味で裏切ってくれた、と言える(笑)その敦盛さんの曾孫である赤ちゃんの誘拐事件に「戦うディーバ」と呼ばれるシャンソン歌手@神崎が巻き込まれさらに保険会社の自殺事件が絡む―と、唐突&広範囲に話が進行するけれど真相は壮大で社会的…なものではなく極めて個人的な、いわゆる復讐譚でそれだけに、その仇である人物も鬼畜ぶりが際立つ―という感じ。横暴な権力者少女と赤ちゃんその権力者は自分の後継者となる実子に拘る…というところに映画『パンズラビリンス』(ギレルモ・デル・トロ監督)をちょこっと思い出した。ミッチー@神戸さんが登場したのもSPらしい&嬉しい。物々しい様子でも重々しい役割でもなく「正月休みに入った神戸です」と、軽い調子で出てきたのも可愛かったし「あくまでも演技ですから」な、ワザトラシイ演技も面白かったし冠城さんと組んでの(まさかの)アクションシーンも良かった。ミッチーが相棒だった頃、こんなアクションをこなしたかどうかアホひじゅには忘れてしまったので、ちょっと新鮮だったし。冠城さんの方は逆にお馴染みって感じだけど日本刀を手にしたところはファンサービスだな。あ、ホテルマンのコスプレもなかなかのサービスシーンでしたぜ(笑)そういう意味では、右京さんのティーバッグも?真相が語られるところは、いつもの右京節ではあるのだけど何でそこまでわかっちゃうんだよ!?とは思ってしまった(笑)>それを言っちゃあオシマイ?で、タイトルになっているディーバ@神崎はこれはまさに大地真央ありき!なキャラだったな。「法には従わない弱い者の嘆きに従う」この通りの事件であったわけだけど…個人的な繋がりもあったからとはいえそこまで行動するのか?とか>それを言っちゃあ…(略)その計画で果たして良かったのか?とか>目的は果たせたけどちょっとモヤっとするところはないでもなかったけどまあ、カッコイイ女性であるということでOK(笑)その“女性”を強調した場合やはり、大元となるのは、ああいう犯行でなければならない…のだと思うと尚更、胸糞悪くなるよね(^^;)でもって幼子を抱く母の微笑で事件を締めたところもまた象徴的だなあ、と思った。ラストシーンの大きな鏡餅には、ちょっと笑ってしまった。不謹慎?☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/3131-3a9cf5a8☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ シャンパングラス 名入れティーバッグわんこ鏡餅
2019.01.03
コメント(0)
第10話『サクラ』今シーズン、第1話からして見逃してしまったので感想を書くのを諦めたのだけどそのため気が抜けたのか、さらに何度も見逃してしまったアホひじゅにですが何か?でも、元旦スペシャルはクリアしましたぜ!「一つは人柄」by右京高校生のグループが登場するとか、ハッカーだとかごくごく断片的にだけど前情報が入って来たので高校生達が悪役なのかと思っていたけれど、違ったので良かった(笑)高校生の一人@智弘君が呼び止められて振り向いたところで彼の写真に語り掛けるお祖母さんの図ぅに場面転換した時は「し、死んでしまったのか?殺されちゃったのか!?」と胸が痛んだけど、それも違ったので良かった(笑)…何だか、そんな風に、彼らに感情移入して観ていた。高校生ということでタイトル『サクラ』は「サクラサク」の「サクラ」かと思ったのだけど制服警察官に支給されている拳銃の呼び名だったのね。どうも今回、先入観バリバリだなあ…私(^^;)物語の始まりはクリスマス。高校生達が失踪したのは、その時から半年前。桜の季節は過ぎていた。でも、高校生達は学校制度に融合できていないみたいだったしラストで右京さんが彼らの将来について言及してもいるので大きな意味(学校というより人生への)「サクラサク」とやはり掛けている部分もあるのかな?そんなことはともかく、なかなか面白かった。高校生3人の個性を生かしつつ最後は一人@喬樹君に絞るところその喬樹君が目力バッチリで存在感があるところが良かった。彼らのハッキング力の凄さと対比して青木さんがトホホな失敗を連続するところも面白かった。いつの間にかライバルも出現してるし。社さんが母親としての優しい顔と仕事における凛とした態度の両面を見せていたところも素敵だった。幸子さんは、お弁当から智弘君を守るところまで大活躍だったしその中に、過去の影も滲ませていたりして複雑な魅力を見せていた。大河内さんといい甲斐さんといいレギュラーメンバーそれぞれに見せ場があったしゲストも個性的な人達が揃っていて見応えがあった。そして何といっても、冠城さんの存在が大きく描かれていたのが嬉しい。彼に限らず、歴代の相棒達は右京さんの影に隠れてしまいキャラを上手く生かされていないことが多々あったので今回くらい描いてくれると、少なくともひじゅには喜びますぜ(^^)彼が庇っていた人物が最後に明かされるのだけれど最初は右京さん?と思わせて>BL風味?やっぱ社さんかよ!と嫉妬させて(?)本当の本当は社さんの娘@マリアちゃんだった…ってところは何か粋じゃね?一番の見せ場は、やはり右京さんで「僕は君に正義と公正さを望みそれを実現しようと努力する側の人間であって欲しいと願っていますそして君は、そうなれる。」と、喬樹君を励ますのだけどその前に、右京さんがいつも極端なまでに守っている「正義」を「人間が考え出したもの、根の弱い人工の植物の様なもの」と、定義したのが非常に興味深かった。「その存在を望み、大切に育てる人がいなくなれば、たちまち枯れてしまう」右京さんの根底にある、右京さんを動かすものはこれなのね。喬樹君は将来、第二の右京さんになったりして?あるいは何番目かの相棒に?でも、その日が来る前に右京さんが定年退職になってしまうか(^^;)脚本:太田愛 監督:内片輝ゲスト:健太郎 篠井英介 梶原善 鶴見辰吾☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2782-60f3c470☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!Season15ブルーレイBOXたい焼きサスペンダー
2018.01.03
コメント(2)
第17話『ラストワーク』落ち目の動画クリエイターと映画監督になりたかった男。「ままま窓際上等!」by冠城↑スガチー1888によるラップで始まったのを受けてのことかラップ風に答える冠城さん(笑)第13、14話『声なき者』にも動画クリエイターらしき人物が出てきたので最初は彼が再登場したのかと思ってしまった。でも、あっちはキモい奴だったけど、こちらは根は悪くなさそうな感じ。そんなスガチー1888を演じる尾上寛之さんは勘助@朝ドラ『カーネーション』で強烈な印象を残した人。今回の方が若々しいしカワイイと思ってしまった>ゴメンよ勘助動画クリエイター…いわゆるYouTuberッスね>ニコ動もあるけどさすが『相棒』、今ならではのネタを忘れない。でもって、何でも知ってる右京さんが動画には詳しくないってのもイカニモだし、その方がカワイイ。そんな右京さんも、しばらく前からスマホだし。イタミンはタブレットも使ってたな。さり気なく時代の流れを感じさせる。YouYuberの動画は私もよく観る。笑えるものが多いし素人っぽさも残しているので親近感が湧くし下手なTV番組より余程面白かったりする。でも、そうした健全な方向ではなく、時々ニュース報道される様な過激方向へとエスカレートするイカガナモノカな人達もいる。今回はそうしたネタかと思わせるスタート。『ラストワーク』と題されたスガチー1888の新しい動画はいわゆるスナッフフィルムってヤツらしかった。エスカレートし続けた果てに辿り着くものの一つだろう。「娯楽用途に流通させる目的で行われた実際の殺人の様子を撮影した映像作品」であるスナッフフィルム。有名なものではヒトラーが作らせた映像もあるらしいし、まさに昔からのもの。「今」を代表するハズの動画クリエーターが過激を求めるあまり逆に昔に戻る。人間の暗黒面は変わらないってことでもあるけど。でも、段々そんなドロドロ話ではなさそうだな…という雰囲気になっていき「フェイクドキュメンタリー」という語が出てきてもうそこで話は読めてしまう。同じ様に「今」と「昔」を絡めるのでも映画というのが良かった。動画を作る若者と映画を作りたかった年配者。本格的な「映画」には辿り着けていなかった2人が「命を懸けて」そのフェイクドキュメンタリーを作った…というところは感動的でもあるよね。この2人の間に流れる情感をもっと強調してほしかったかも。実際には父娘の情感を前面に出していたけど。イカレタ感じで始まった話が人間の情を押し出す結末になるところが『相棒』らしいと言えるかも?スガチー1888がイカレタ奴に言えたのはどんでん返しのためのミスリードだけど彼と並行して描かれた青木さんは逆にイカレタ本性を曝け出してきたな、って感じ。冠城さんは上記のラップモドキもニヤリとしたし鑑識の益子さんと仲良しになっちゃってるところも良いなあ(笑)第13、14話で米沢さんとのツンデレ(?)なやりとりが懐かしかったのでああいうシーンをまた入れてほしいなあと思っていたら前回だか前々回だかで益子さんとチラリ似た様な感じを見せたのでちょっと期待していたんだ。右京さんとでなく冠城さんと…というところが今迄の相棒達と違って新鮮でもある。脚本:森下直監督:内片輝ゲスト:渡辺哲 西山繭子 尾上寛之☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2485-db129c16☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!熊に鈴フェイクドキュメンタリーの教科書はじめしゃちょーのユーチューバーな日常
2017.03.05
コメント(0)
第16話「ギフト」何と今回は陣川君回。まあ、名前が出て来た程度だけど(笑)でも、おかげで後味悪くなりそうな視聴者の心を良い感じに引き上げて、笑顔にさせてくれたよね。「性格が悪い人間同士のファーストコンタクトに興味がありましたから」by冠城「ギフト」と言う語には「天賦の才能」とか「特別な能力」がある。「賜物」ちゅーやつッスね。猟奇的な殺人を繰り返す北一幸そんな彼に自分の命を捧げる有村みなみLGBTの潮崎刑事北が言うところの「こちら側」の人間達。殺人鬼とLGBTを一緒にしちゃあオカシイでしょう、とは思うけど「そちら側」の人間の大半から白い目で見ることには変わりはない。そういう意味では同じ側。多数派の人々にはないものを持っている。ゲイとトランスジェンダーの区別がよく分からない私なのでエラソウなことは言えないのだけどかずえちゃんというYoutuberの動画は好きでよく観るし観る度に癒されるしLGBTについて真摯に訴える彼の姿には感動を覚えるだから潮崎刑事が元同級生に何度もからかわれる様子はマジで頭にきたし彼に代わって復讐をする北のことは、ちょっとばかり頼もしく思ってしまった(^^;)北が潮崎刑事の顔を切り刻んだのは彼を「美しい女性」と認める行為だった…なんてところは、ちょい泣けたし。元凶の段原を手に掛けようとしたところで右京さん達が走り込んできた時は邪魔するんじゃねえ!と思ってしまった>おいおい日本の復讐物語って大抵こうよね。雑魚からやっつけていってラスボスに辿り着いたところで阻止されるんだから!…と、いつもの不満が顔をもたげてしまったりして(笑)でもなあこれは「復讐」ではないよね。前シーズンでの陣川君回、すっかり忘れていたんだけど>ダメじゃん今回はその続編と言うべき話だった。北が復讐という形で犯行を再開したのも肝心なところで阻止されたのも前シーズンの陣川君との対比となっている。自分自身の恨みや憎しみや怒りや哀しみでつまり自分自身の感情で行動した陣川君に対し北は他人の肩代わりだから、そうした熱い思いはなく復讐という語に酔っているだけで、義憤に駆られているというわけでもなく殺人自体には快楽を感じているわけだから全く別物。「神にはユーモアがある」これは自分のそんな性癖が「ギフト」だと認めた上での発言だろう。でも、違う。それは賜物ではない。人間の不完全さが表れたもの。歪みの類。「あなたの側には、あなたしかいない」やはり右京さんはよく分かっている。いつもの陣川君回は、必ず失恋で終わるものの全体的には明るい。それが前シーズンではシリアスで重い終わり方だった。今回、陣川君が直接関わった話ではないのでこの事件によって陣川君が何かを掴むとか解消するとかってのではないんだけど手紙で登場した彼は悲しい過去から立ち直っていて相変わらず周囲からはズレているけれど憎めないヤツってイメージを取り戻している。そして、重く沈んでいた視聴者の気持ちを明るくしてくれた。だから今回はれっきとした陣川君回。前シーズンで色合いを変えてしまった陣川君のイメージを元に戻し厄介だけれども愛すべき彼の存在感をアピールしてくれたのだった。さすが陣川君!ある意味、これぞ「ギフト」かもね(笑)脚本:真野勝成監督:内片輝ゲスト:野間口徹 松尾諭☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2477-6f4cac23☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!フリージアLGBTサポートブック取り扱い注意ステッカー
2017.02.26
コメント(0)
第15話『パスワード』あ、吉田吉男だ!と、田中幸太朗さんを見るたびに思ってしまうのだけどそしたら今回も「吉田」という役名なので笑ってしまった>こらこら↑知らない人の方が多いネタ?「僕は女性の癒しと潤いにしかなりませんから」by冠城今回はラブストーリー。それもツンデレ。でも、一番印象的だったのは今回のヒロイン@真奈美さんの生活ぶり。お茶を淹れる様子も敷居を跨ぐ様子も椅子に座るところとかPCをいじるところとか見えないというのがよく伝わってくるし見えないのに普通にこなしてみせるけれど見えない故に苦労してきたのがよく分かる。何ちゅーか…リアル?まあ、実際に似た状況の人がどう思うのかは分からないけどね。とにかく彼女が一生懸命生きていること引け目も感じていることそれ故に肩肘張った言動をしてしまっていること…等が強く感じられた。まあ、肩肘張り過ぎていて最初はちょっと嫌な印象を抱かないでもなかったのだけどそれが彼女が犯人かもしれない…というミスリードに上手く繋がってたし真相が判明した後は、彼女の辛さ悲しさが強調された。こうした強さと、その裏の弱さ香水を調合する繊細さその香水を引き出しに…というトリックを考える賢さ…等がそれまで多くの人を騙してきた小松崎が彼女には惹かれてしまったことに説得力を持たせていたかと思う。地下室に小瓶というトリックは実際に吉田が掛かっていくシーンが入ったことで怖さは感じられたのだけど小瓶の中身を水に替えていた、というオチは何だかちょっと笑ってしまった>こらこらイタミンがひとりで必死に替えていたのだったらカワイイな>んなわけない今回のタイトル『パスワード』は文字通りPCのパスワードのことだけでなく点字の手紙の縦読みをも指しているのだろうね。冒頭は点字を打つところがアップで映された。打つのは左→右なのが示されたと同時に向かい側からの視点なので視聴者には左→右の様に見えた。吉田が点字を知らないことを右京さんが見破ったのは彼が左→右にジェスチャーしたからだった。そうした“方向”に注意を向けさせた後で縦読みに導いたところは面白いと思った。全体的に、何故か私はイマイチ入り込めなかったのだが>スマソ色々とミスリードやトリックを用いているし心情も描いているし多分、良く纏まった話になっていたと思う。ラストの彼女の右京さんへの言葉は「うんうん」とう頷いてしまった(笑)もしかして、この台詞を入れたいがために作った話だったりして>こらこらそれにしても前後編SPで米沢さんが懐かしく冠城さんとの、これまでの相棒にはなかった絡み方も面白いのでそれもなくなったのは寂しい…と思っていたら今度の鑑識さんとも似た様な絡み方になるみたいだな。思うことは皆同じ?(笑)脚本:櫻井智也監督:池澤辰也ゲスト:橋本真実☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2471-696b7c9c☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!ciel bleu シエルブルー点字入門セット猫写真集
2017.02.22
コメント(0)
第14話『声なき者~突入』劇場版へと繋がる鎖の輪は山崎@警察庁長官官房総務課長とミッチーなのね。前者は後味悪い、つーかムカつく終わり方だったし後者は、まだ冠城さんと逢わず仕舞いだし。(ナポリタンの店紹介しなきゃならないものな)「酢豚のパイナップル食べられないのに」by冠城↑確か、梅干しも苦手の右京さん>酸っぱい物がダメ?酢豚におけるパイナップルの存在意義が分からない…とか言っていた記憶があるけどそんなに浮いているかなあ?某中華料理シェフが酢豚の隠し味はイチゴジャム!…と言っていたのだけど、そこはどう?なんてことは置いといてヤクザ絡みのクラウドソーシングに「いつの時代?」な“健全な家庭を守る会”裏に隠されていたのはDVさすが『相棒』、時代を表してますね。「声なき者」であるDV被害者の一人@司君が必死で声を上げようとしていたのね。最初から計画的なものかと思っていたけどハプニングによる咄嗟の行動だったのね。正当防衛を認められそうなので良かった。「妻は夫に従い家庭を守り子供を国家のために役立つ人間になるように育てろ」DVを行う人が必ずしもこの様な思想を抱いているわけではないだろうしこの様に唱える人が必ずしもDVを行うわけでもないだろうけどちょっと温床になっちゃいそうな考えではある。役割的に、夫がリーダーとなり妻が支える…というのは良いと思うよ。組織としてね。でも、この言い方では、家庭の全てを妻に押し付けていることになる。根底には男尊女卑思想があるし。「奥様や子供はあなたの所有物ではない、彼らにも人間としての尊厳がある」だから、右京さんのこの言葉は全くもって正しい。だけど、その前にさお金は入れているかもしれないけど、他は何もせず威張っているだけでましてや暴力まで振るっちゃったらさ「健全な家庭」でもないし「守る」という役割を果たせていないつーか、自分で壊してしまっている。理想云々の前に、会の名称からして大いなる矛盾(笑)母親失格と非難された司君の母親が司君の様な家族思いの息子を育て司君は必至で家族を守ったわけでこの逆転が『相棒』らしい皮肉?事件そのものも、司君一家の今後も取り合えず解決し明るい方向で終われそうだったところなのにこの「声なき者」の叫びを押さえつけようと画策し最終的に出世までしちゃった山崎のおかげで視聴者の心にはドンヨリしたものしか残らないのであった(^^;)劇場版で解消せねば!と煽られた人は少なくないハズ(笑)今回、冠城さんがなかなかカッコ良かった。「突入中止!」と叫ぶところといい複数相手のアクションといい。今迄は、どちらかというと、臆病だったんじゃなかったっけ?それとも、今回のためにワザと爪を隠していた?その冠城さんが、ミッチーとの出逢いを思い出し過去に遡る―という形で始まった今回の話なのにそこに至る前に終わってしまったな。劇場版のラストがここに繋がるのか?脚本:太田愛監督:橋本一ゲスト:及川光博 菅原大吉 六角精児☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2463-bdca3e50☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!酢豚>パイナップル入りドメスティックバイオレンスを子どもの視点からとらえたノルウェーの絵本DV被害の証拠に
2017.02.15
コメント(0)
第14話『声なき者~籠城』(前後編SP)まだ半分なので何とも言えない部分ばかりだけど取り合えず簡単感想を―「ざっくばらんに行きましょう、ね」by冠城 ミッチー&米沢さん再登場!まずミッチーは右京さんにではなく冠城さんにメールってとこから始まったのが何か嬉しい(笑)イニシャル「K」よりも、ナポリタンが好きと聞いてあ、ミッチーだ!と分かるところも良い(笑)で、この新旧相棒に接点があったというところから時は一年前に遡る―一年前法務省からの出向中ながらも既に相棒化していた冠城さんを気にするミッチー。米沢さんの方は、まだ鑑識にいた頃で前シーズンでお馴染みだった冠城さんとのツンデレ絡み。BL好きを刺激する脚本>こらこらでも、個人的に印象強かったのは発端の暴行事件を目撃した女子高生が駆け付けた警官に逃げ去った男の車種やナンバーをスラスラと伝えたこと。今回は優れた記憶力を持つ女の子を主役にした物語なのかと一瞬、誤解してしまった。でもまあ、緊急事態だしあのくらいは瞬時で頭に刻み込まれるかも?そこから一気にタイトル通り「籠城」に―「みかんをイッパイ貰ったので」人質の知人が棒読みで電話したり「俺が真渕のスマホに電話をしたんです」冠城さんが大胆(?)な行動に出たり隣の家から様子を伺うオタクっぽい男が登場したり被害者と加害者が逆転したり…と、前編だけでも楽しめる様にとの工夫が色々。オタクっぽい男は最初はアヤシイと思わせて、実は最近よく世間を騒がせる動画投稿のために無茶をする困ったちゃんな一般男性に過ぎない?世相を反映する『相棒』らしさの表れ?冠城さんがスマホの番号を聞き出したことで米沢さんが危うい立場に置かれた様子なんだけどももももしかして鑑識から警察学校へ移ったのは、この影響?冠城さんとの関係がツンデレからツンのみになってしまうのでは…というわけで、今回は冠城さんをかなり目立たせてるな(笑)まあ、冠城さん自身の回想という形で一年前に遡ったのでそこのところを表しているのかもしれないね。後編で、そこがミソになってきたりして?何かミスリードが行われる?前後編スペシャル 第14話「声なき者~突入」脚本:太田愛監督:橋本一ゲスト:及川光博 菅原大吉 六角精児☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2452-84e0d9f6☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!劇場版オフィシャルガイドブックナポリタン及川光博ワンマンショーツアー2016 パンチドランク・ラブ【Blu-ray】
2017.02.05
コメント(0)
第12話『臭い飯』コーヒー牛乳を飲む右京さん…って珍しいし、良い構図(笑)「本当の臭い飯っていうのはね一人で食う侘しい飯のこと」by亀井冠城さんの恋を絡める話ってお正月SPでやったばかりなので新鮮味もないしちょっとなあ…と思っちゃったんだけどそれともワザと?まさかの陣川君化!?事件のメインは白骨化した死体が発見されたことで米ドラ『BONES』を思い出したりなんかしちゃったけど(笑)それよりサブタイトル『臭い飯』と呼応して(?)イタリアンで始まり中華に>餃子とフカヒレという対比かつ丼に、おにぎりに、おはぎに…と、「飯」が色々登場したのが面白かった。事件も米に関するものだったしね。ゲストの笹野高史さんの個性を生かした亀井というキャラが味があって良かった。その亀井による名台詞(?)が上記↑でちょっと冠城さんに重なる。前シーズンでマンションで一人食事するシーンがあったのが印象に残っているし今シーズンんいなって青木さんから誘われるシーンが多かったりするし今回の冒頭で右京さんと一緒に食事しているわけだし。恋愛エピも、彼の中に一人飯を卒業して、一緒に食べる相手を得たいという願望をあらわしていたのだと考えればテーマに合っていると言える。彼が恋した女性@しおりさんも不倫の恋に苦しんだ挙句、一人で外国へ旅立って行った。この孤独や悲哀が前科者ゆえの孤独や悲哀にある意味、通じている。そんな風に「飯」と前科者の孤独や悲哀が絡まって「臭い飯」という言葉が奥深い意味を持って浮かんできた。それだけでなく被害者やその家族も苦しんでいるのだと右京さんが諭すところが良かったしそんな風に物悲しさが伴う物語になっているところが『相棒』らしいと思った。「今度、シャバに戻ったら連絡してください。食事くらい付き合いますよ」最後も「飯」で締めているところがなかなか(笑)絶賛しているわけじゃないんだけど(それ程、夢中で引き込まれていたわけじゃないんだけど)好感持てたのはやっぱ笹野高史さんのおかげ!って感じ?(笑)脚本:池上純哉監督:杉山泰一ゲスト:笹野高史 入山法子☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2436-c41423e3☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!東京おんな一人飯コーヒー牛乳のもとトラットリアMOCO
2017.01.22
コメント(0)
第11話『アンタッチャブル』中園参事官、カッコイイ!頭の薄い部分を強調した映し方がナントモ(笑)ラストで再びイエスマンに戻った、なんて言われていたけどまたいつ爆発するか分からない。これもまた、一つの“始まり”?「なかなかスリリングだと思いますよ」by右京今回、お話そのものはシンプルでクライマックスなどはベタな展開だったけど纏まっていて、登場人物それぞれの個性も出ていてなかなか面白かった。中園さんを動かしたのは被害者に娘がいて、の誕生日にケーキを買って帰るところだったこと。(これ、凄く切ない設定だよなあ…)中園さんにも娘がいて父娘の仲はギクシャクしている。目撃者は衣笠副総監の娘で父娘の仲はやはりギクシャク。この重ねは面白いと思うよ。逮捕されても尚、ふてぶてしい犯人にイタミンが激昂したところも良かった。メインは「特命係の終わりの始まり」なのだろう。だから敢えて分かり易い話にしたのだろう…と思われる。衣笠さんの娘@市原里奈の紹介という意味もあったのだろうな。再登場するよね、きっと。賢そうだし正義感のある良い子ってイメージでなかなか感じが良かった。先回のお正月SPでカイト父VS衣笠においてカイト父が有利に立っていたからこの確執部分は早くも解消されちゃうのかと思っていたところだったのでここの来て衣笠さんがグッとクローズアップされたのが面白い。彼の家に殺人予告が届いているとか。そのために、妻は入院中、娘は妻の旧姓を名乗っている。それ以前に衣笠さんも人に恨まれる様なアレコレがあったってことでそこを掘り下げた話がいずれ語られることになるのだろう。ここは、イタミン達が今期の犯人の容疑者を探す際事情聴取された無関係の男性がバイトもクビになったしと怒るシーンがあったけどここが衣笠さんのアレコレの伏線になっているのかも。青木さんの裏もチラリ出てきたしね。特命係の情報を衣笠さんに渡しているみたいで『X-ファイル』における初期のスカリーみたい>例えがマジアック?ミッチーも特命係に移ったばかりの頃は同じ様なことしてたよね。でも、スカリーもミッチーも本人はどちらかというとニュートラルでやがて観察対象に同調して本当の意味での“相棒”になったのに対し青木さんは個人的感情で動いているところが違う。彼が一番、特命係を潰したいと思っている様子。こうしてネタは色々と練り込まれていたのでシーズン後半はスリリングな展開になっていってくれると嬉しい。脚本:山本むつみ監督:橋本一ゲスト:桜田ひより☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2431-c1c4abae☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!くずもちカッターこがねもなか
2017.01.18
コメント(0)
第10話『帰還』元旦SPは恒例だけど個人的に落ち着いて観ていられないので、そこが困りどころ。だから、浅い感想になってしまいますが、ご容赦を。えっいつもそうだろって?ススススミマセンスミマセン!「平和で何より」by冠城賛否両論かな、と思われる今回のお話。まずは良かったところから―特命係から駐在所へ右京&冠城の立場がちょっと変わるところは少しばかり新鮮味をもたらしていた。警察官の帽子&コート姿で自転車をフラフラと操っている冠城さんは可愛かった>そこかい敢えて言うなら横溝正史的な雰囲気の前半も悪くなかったと思う。必ず問題視される右京さんの「正義」が初めて(?)通じない犯人であったこと寧ろそれが相棒である冠城さんに向けられたこと冠城さんが出した“答”がダークナイト@カイトへの断罪みたいになっていたこと…等はSPらしかった。カイトの退場の仕方は後味悪過ぎだったし演じていた成宮寛貴さんも引退ということになってもはや再登場の可能性は限りなくゼロになってしまったのでここでハッキリ結論を下すべきだったのだろう。同時に冠城さんの立ち位置というか存在理由もハッキリさせることとなったしね。彼が全く右京さんに心酔している様子なのは少しばかり意外な気がしないでもなかったけど。また、そうした展開に持ち込むためとはいえ冠城さんの淡いラブストーリーになっていたこと(プレイボーイらしい彼なので、恋話も観てみたかった)ミスリード役だった槙野のラブストーリーとの対比にもなっていたこと…等も悪くなかったかな。黒水町に残る(囚われたまま、とも言える?)槙野は同じ立場の利佳子さんと結ばれ(まだ先の話だけど)町から出て行く冠城さんは悲恋に終わる―という特別な場所感(?)があって。で、イマイチだったところは―色々とミスリード役の人々が登場したのは良しとしてちょいと設定が極端な気がしないでもなかったけどまあ、そこは置いといて>ぇクライマックスで槙野はどうやって和合の所に入れたんだよ?というツッコミどころもあるけどまあ、そこも置いといて>ぉ「楽しいって動機じゃダメなんですか?」最初から胡散臭そうだった和合@八嶋智人がやはり真犯人だったことと動機は無し(つーか、快楽殺人)ってところは賛否両論かなあ…いや、こういうのも「あり」とは思うし横溝正史風に始まったのに、彼の作品とは真逆にドロドロの人間関係や因縁や黒い動機が皆無!ってところがミソなのだろう。それに殺人衝動が抑えられないってところは米ドラ『デクスター』に通じるものがあるのであのドラマが好きな私には反対はできないのだが(笑)でも、デクスターみたいな賢さや用意周到さ等はなかったな。それでイマイチに感じられたのかもな。八嶋さん、怪演だとは思うけど不気味というより滑稽でいや、ここは滑稽であるべきだったのかな…という気もするんだけど滑稽さの中に不気味さや怖さが滲み出てれば、かなり好みだったと思う。冠城さんが右京さんに心酔している様子を見せていたけどその他にも冠城さんの友人も右京さんなら…と協力してくれたし今だ真意を見せない青木さんも「ずっと見ていたかったな」なんて言っちゃうし周囲が右京さんを持ち上げまくりな感じなのもナンダカナ…だったな。まあ、今回はあまり活躍してなかったので>謎はイキナリ解いちゃったけどそこをフォローしてんのかな?(笑)「あなたは永遠に理解できない…哀れな人だ」右京さんならではの「正義」に関しても今回は例外中の例外だったしね。アンチテーゼになっていれば面白かったんだけど右京さんの方から見放したって感じだった。良かったところに戻ると―地元出身の巡査さんは好印象だった。それだけに実は裏がある…という設定だったりして?と思っていたら全く良い人だった(笑)ラストで角田課長達が特命係の部屋を掃除してくれていたのもほっこりしたな。ゲスト:八嶋智人、伊藤歩、永島敏行、小宮孝泰、平岡拓真、仁村紗和脚本:真野勝成監督:兼﨑涼介☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2416-6d67c7f4☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!駐在所ハーブティー北極熊
2017.01.02
コメント(0)
第9話『あとぴん~角田課長の告白』角田課長のパンダマグカップの謎が解けた!…のが、今回の収穫>ぉ「この歳でハブられるのはシンドイんで」by冠城先々回は別行動先回は自分から巻き込んで一緒に捜査するも右京さんの“正義”には付いて行き難く今回はというと仲間外れにされて寂しがる冠城さんであった(笑)角田課長が主役の回―中学時代からの親友の一人を亡くしその死の真相を右京さんに探ってほしいと依頼。「この歳になると仲間が一人いなくなるのは寂しい」中年の悲哀を漂わせる課長。悲哀といえば内村&中園に呼び出されたシーンでは後姿を下側から舐める様にカメラが動き画面に頭頂部だけが残るという残酷な(?)映し方にも非常に濃く漂っていたし>ぉ何よりラスト近く「てんもん」の最後の写真を手に走るシーンが最高。映画『光州5・18』(キム・ジフン監督)でのキム・サンギョンがそうだったけど本人は真剣になればなるほどスローモーションで映されるその姿はアタフタとヨタヨタとカッコ悪くて滑稽でさえあってそれがどうしようもなく涙を誘う。今回の課長もそんな感じ。カッコ悪くてカッコイイ。もう一つカッコ良かったのは右京さんの推理をサラリとかわすところも良かったっすよ、課長もう一人、印象的だったのが相島一之さん。ドラマをあまり観ない私なのでちょっとお調子者みたいな役の彼しか知らなかった。今回は終始、険しい表情で、新鮮だったし凄いなあと思いましたぜ。「真実を知るというのは犯人探しではなく出来事のの裏に潜んでいる何かを探り上げることにあるんですよ」右京さんの言葉通り、今回の(今回も、だな)話は事件の真相よりも、その背後にある人間ドラマが重要だった。相島さんにも、角田課長にも殺された「てんもん」も表に出せない“何か”を抱えていてそれらが明らかにされた時彼らの思いと共に、浮かび上がるのは「あとぴん」と綽名されていた教師に姿ってところが感動的だった。その「あとぴん」自身は意識なく横たわったままだったのに実は彼自身が本当の主役だったのね、って感じで。「あとぴん」の由来は後ろにピンとのズレた写真を撮るから…ってことだけどそれだけでなく、それに重ねて「教室の真ん中で光ってる連中じゃない俺達みたいな奥で固まってるダメなヤツにばかり目をかけてた」…という課長の言葉が素敵だった。まあ、その代わり事件の真相は大したことなかったな>ぉ早とちりで殺しちゃうのも難だし何よりカメラを売っちゃうって…アナタ(笑)見つかるに決まってますがな。他に細かい点では「鑑識はどうも鬼門で」という右京さんに米沢さん、カムバ~ック!と叫んでしまった(^^;)あと、写真部メンバーが中学時代と現在と、顔立ちや雰囲気が合わせてあるのが何とも良い感じだったな。何故か角田課長だけは、今より中学時代の方がイケメンだったけど。あ、そうか、これ課長自身の思い出だからフィルターかかってるのね(笑)脚本:宮村優子監督:橋本一ゲスト:相島一之☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2397-36f3927c☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!パンダマグカップ銀塩カメラを使いなさい!冬の星空
2016.12.11
コメント(0)
第8話『100%の女』先回は右京さんと冠城さんが別行動だったせいか今日は一緒に行動するのは勿論示し合わせてイタミン達を利用したりして今やすっかり息が合ってますよ!状態でも、ラストでは根本的な部分でズレがあることが露呈「自分で蒔いた種だから自分で拾う」by倉田映子↑「拾う」じゃなくて「刈り取る」じゃないの?芽を出す前にっつーか、蒔いて早々に回収するという意味?変なところが気になってしまう、ひじゅにの悪い癖>ぇ右京さんったら、今回は「僕の」ではなく「彼の」と言って冠城さんのせいにしていたな(笑)その時点では、2人がそれだけ仲良くなった印と微笑ましく思ったのだけどあれってラストを暗示するものだったのかしらん?とにかく、今回はそこを強調したいがためか肝心の事件はアッサリ風味。ロシアが絡んでいるかも…という最初のミスリードにまんまと乗って社美彌子と関係が!?…と思ってしまったのは、ひじゅにだけではあるまい(^^;)でも、実際には不倫が絡んだ蓋ショボ(こらこら)なオチ。そもそも目撃者の証言が変わっていることに冠城さんが慰問を持ち右京さんを巻き込んだわけだけどその目撃者も何か黒い事情が!?…と思ったら夜に生徒と逢っていたという、しょーもない理由。その映像が見つかった時ホテルから出て来たのか!?…と下世話ひじゅには思ってしまったのだけどカラオケだって、誕生日だって、ケーキ食べただけって…ナンダカナこんな、ある意味ツマラナイ事件で「100%の女」倉田検事のキャリアが終了してしまうことになるとはかなりの皮肉。「それほど私は強くない」完璧主義の「100%」ではなく寧ろ心が弱いから「100%」でないと安心出来なかったってことなのね。「100%バカげた偏見」に踊らされてしまった。そもそも心療内科に通う程の心の傷を負ったのは逆恨みから襲われ殺されそうになったことなわけだけど殺される寸前だったのは、身体が華奢で力も弱いからだろうし凶器に使われたのは、自分で巻いていたスカーフだし“女”故のアレコレが関係してしまっているよね。「"法を破って正義を全う出来るとは思えません」いつも物議を醸す右京さんの「正義」冠城さんは彼女を憐れんで不問にしようと提案するもアッサリ却下される。このところ、右京さんをかなり慕っていた感じだったしそれで、ちょっぴり調子に乗ってる感じもしたし実際、今回は冠城さんが右京さんを事件に関わらせたわけだし…ここで、2人の関係が微妙な方向に行ってしまったりして?「私は君を許さないよ」おまけに日下部さんを怒らせちゃうしな(^^;)これって↑かなりの言葉だよね。可愛がっていた冠城さんへの態度も変わってしまったっぽい。まあ、皆で仲良く事件を解明!なんてのよりも対立構造があった方がドラマ的には面白い。青木さんも裏の顔をチラリ覗かせていたし色々とピリピリしてくるのだとしたらそっちの方が楽しみ(笑)ラストのラストは“お約束”の花の里。仲良くお茶漬けを注文するも右京さんはいつもの如くワサビ多め。冠城さんはサビ抜き。冠城さんはワサビ苦手なの?それとも、お茶漬け限定?…なんてことよりも根本的な部分で右京さんとは正反対ってことを象徴していたりして?あるいは、冠城さんの反抗?脚本:金井寛監督:権野元ゲスト:鶴田真由☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2390-160b7259☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!100%テニスボールチョコふろしきバッグ
2016.12.04
コメント(0)
第7話『フェイク』右京さんティーバッグでお茶を―の巻「皆、バカねえ」by美奈子右京さんと冠城さんがベッタリし過ぎてるかな…と思ってたら今回は2人が別行動。本当は2人が反発し合う様な話が観たいんだけどまあ、そこは置いといて>ぉ誘拐事件発生。それに特命係が首を突っ込むってのは、いつものことだけど今回は青木さんが冠城さんに知らせたのだとか。その理由は語られず仕舞いだった。これもまた青木さんの謎の小出し?被害者の母親@美奈子を送るよう右京さんに頼まれる冠城さん。冠城さんの女性扱いの上手さ(?)が示されるかと思ったけどそこはそうでもなかった。まあ、息子の死体確認した直後だしね。今回は、その美奈子を怪しく見せるミスリードに次ぐミスリード。息子の死を目の当たりにした後で上記の様に微笑んで見せる美奈子。これ自体も怪しいし、冠城さんの車が横に止まった途端に言うのも怪しい。アパートに帰れば、誰もいないハズの部屋で話し声。画面にはちゃんと男の子の姿も映してるし。その子供は彼女の息子@翔太君なのか?一緒に誘拐された広斗君の方なのか?彼女は犯人と通じているのか?もしや誘拐事態がフェイクなのか?…といったところ?今回は、冠城さんは勿論(笑)右京さんも少しばかり影が薄い。安達祐実ソロ劇場!彼女の演技にほぼ丸投げって感じの回だった。可愛い感じの美人だし年齢不詳だしちょっと暗いしお腹に何を抱えているのか分からない雰囲気があって適役だったと思う。まあ、正直言うとさ最初にアパートから声が聞こえた時は死体は広斗君の方で翔太君を匿っているんじゃ…と、一瞬思ったけど>まんまとミスリードされた(笑)美奈子がどこか異常っぽい様相を呈してきたのでアパートにいる子供は彼女の妄想だと割と早く気付いてしまい気は重くなるし、あまり楽しめなかった>スマソでも実は、こういうパターンの話は割と好き。だから、今回は評価したいとは思う。印象に残ったのは美奈子が翔太君に給食費が用意できたことを話すところ。「こないだは遅くなってゴメンね」って言葉から生活が苦しいんだな…って分かるしこんな時に2万円(だっけ?)というイカニモ臨時収入って額が入ったことから何か怪しい副業をしているんじゃ…って察せられる。「今度からは遠慮しないでお腹いっぱい食べなね」って言葉から翔太君は凄く良い子だったんだなあ…と分かる。実際、彼は友達@広斗君を庇って死んでしまったのだものね。このシーンがあるから美奈子の必死さ子供への思い…それらの重みが伝わってきてその子供を失った途端に心が現実から離れてしまったことが切実なものとして迫って来る。『相棒』に時々ある鬱展開。美奈子が誘拐事件に少しでも関わっていたのだったら少しは、あの結末をクールに眺める余地があっただろうけど純然たる被害者だったからなあ…それも、巻き込まれ型…広斗君の両親の姿もひとつのパターンだし子供さんがいる視聴者には直視できない話だったかもね(^^;)脚本:徳永富彦監督:権野元ゲスト:安達祐実 木下あゆ美☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2383-c23dccc2☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!菊花酥>菊の花形黒あんパイ給食費納入袋風・小分け袋防犯ブザー>コリラックマ
2016.11.27
コメント(0)
第6話『嘘吐き』ななな何と右京さんが顎クイ!?「実物の方がもっとハンサムですよ」by冠城前半はなかなか面白かった。アパートの看板の文字が曲がっているところからして何か珍妙な物語が始まりますよ!なムードが漂っていた。夜中にひとり部屋に籠ってマンガを描く女性。この姿がまた、妄想っぽい物語の始まりですよ!感があった。ちょっと好みだなと思ったのはその女性@夏音が右京&冠城に話をしているシーン。右京さん達は鏡像がカメラに映っていたので夏音とは向かい合ってはいないかの様に見えていてそのズレが面白かった。ズレといえば―その映像による奇妙さがどんどんエスカレートしていって事件は事実ではなく夏音が作り上げたものかもしれない…とのミスリードが続いていくのだけれどあの表現だと「嘘」というより妄想というか幻想の域だよね(笑)タイトル『嘘吐き』と虚言癖があり、それで騒動も起こしたという過去設定から嘘で他人を翻弄して楽しむ人なのかという印象を受けたのだけれどそれとは、だいぶズレていたな。コレ自体がミスリードってわけ?でも、あそこまでオーバーに描かれると、却って精神的な病か―「犯人」が彼女を追い詰めるための策略か―どちらかだろう。まあ、刑事物なんだから後者の確立が高いだろう。…と、先が何となく見えてきちゃっておかげで後半は、ちょいナンダカナ…だった>スマソいっそ、前者@病で終わらせた方が面白かったんじゃ…という気もするけどやはり刑事物だからそうは行かなかったかな。ああいう奇妙な物語にしたい!というのが第一で仕方なく「犯人」をくっ付けただけだったりして(^^;)「墓友」というのは初めて聞いたので、興味深くはあったけどね。死後に「家族」として仲良く同じ墓に入ると言っていたけどそれを動機に仲良くなれたのだから、それで良いじゃん。お墓は必要だし、共同で買うのも合理的。でも、それは生きる目標とするものではない。死後ではなく、今「家族」の様な存在を得られたことが重要。それこそが幸福じゃん。…と、私なんぞは思ってしまうのである(^^;)だから今回は全てが妄想というより夏音のマンガの世界だったってことかも…と思う。張り込んでいた右京さんが彼女を見失ったことなどはいつもの『相棒』ワールドでは考えられないこと。顎クイなども、これまた考えられないことであると同時にもしも実現したら、まさに“萌え”シーン(笑)マンガの中でのことだとすれば、さもありなんって感じじゃん。横領犯である瀬戸はるかが逮捕されず>入院中だからかもしれないけど夏音と親友になったというのもマンガならではの美しいオチ。余命宣告されている瀬戸が、死後に望みを託すのではなく残り僅かとはいえ、生きている今、親友と共に笑い合う―まさに「墓友」へのアンチテーゼとなっている。脚本:森下直監督:橋本一ゲスト:柳生みゆ、諏訪太朗、小林峻、菊地美香、土居志央梨☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2376-13ec603d☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!顎クイ墓友ハンサム
2016.11.20
コメント(0)
第5話『ブルーピカソ』今シーズンの冠城さんは、やたら右京さんに懐いてる様な(笑)裏がある気がしないでもないけど…そうすると青木さんと被っちゃうよね。もうちょい尖ってる感があった方が面白い気がするなあ。いやいや今は警察官になったばかりではしゃいでいるのでせう>そうか?「杉下右京が動くと事件に当たる」by冠城今回は絵画の贋作話―ピカソとハッキリ名前を出しちゃってどーすんのよ?と思っていたら最初から、贋作でっち上げの話だった。贋作の中に描いた人のメッセージが…というのは、この手のネタには付き物だよね。今作においては、それはタロットカード。元画廊主にして、持ち込まれた絵画をピカソ作と断定した古澤さんがそのタロットカードに気付かなかったという設定はどーなんだろう?勿論、お話的には気付いてしまったらオシマイなんだけどさ(笑)もう一枚の贋作と擦り替えられた時に、それが分かった理由がキャンバスの鋲って…絵そのもので判断すべきなんじゃ…?その程度の審美眼だから、こんな詐欺に引っ掛かってしまったんじゃ…?と、酷なことを思ってしまった(笑)それを言うならば、贋作を描いた画家@三上さんも。磯田@社長の似顔絵を描くシーンがあったけど確かにそっくりで、彼の腕前を伺わせるものではあった。でも、磯田のイヤラシサっていうか人を見下し何かを企んでいる様な嫌な感じまで描き出していたよね。この場合は、そうした人間性をも描写できる力は求められておらずあくまでも、客に喜んでもらえる作品を描いて売るのが目的なわけで特徴は捉えつつも良い印象を与えるものにすべきだと思う。深読みするなら三上さんは模写力は非常に優れていたけれど世に出て人気を博するにはストレート過ぎるっていうか小狡く立ち回ることが出来ないしある意味、愛嬌みたいなものもない人だったってことかここで表されていたのかもな。だから、ああいう結果になってしまったのだろう>深読みし過ぎ?途中まで真犯人は古澤&喜和子かな、と思っていた。ミスリードかと思いつつもそのくらいの捻りが欲しい気もしたので>後味は悪くなりそうだけどでも、ストレートな真相だったな。そうなると、古澤&喜和子は全くの善側ってことになるんだけど不倫の関係だったってのが、逆にちょっと後味悪いかも?古澤「私が愛した女性です」喜和子「奥様を傷つけるつもりはありませんでしたから」…奥様、充分にないがしろにされてるよなあ(^^;)それにしても、あの介護施設凄く豪華だよね…祖母が地元の介護施設でお世話になった経験から興味を持った。あのくらい素敵な所なら終の棲家として良いかもなあ…でも、お高いんだろうなあ…(涙)ちゅーことで今回はあんまり面白くな…ゴホンゴホン!脚本:坂上かつえ監督:藤岡浩二郎ゲスト:森尾由美☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2368-5dc727bf☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!ブルーピカソ>チェコビーズピカソ青の時代>小さいふピカソ>Tシャツ
2016.11.13
コメント(0)
第4話『出来心』風間杜夫ありき!の回だったな(笑)「やだ、拗らせてる」by留美子冒頭でイキナリ殺人事件。でも、メインはここじゃなかった。たまにはこーいう話があっても良いよね。できれば、殺人無しの方が…と思ったけどそれじゃ、ラストの右京さんの言葉が生きないか。風間杜夫扮する平井は詐欺師。“青空らくだの会”という、いかにも胡散臭そうな教会(?)で牧師(?)を装う詐欺師。ちゅーても彼の妻を装う留美子という女性を使った美人局がメインみたいで何だかショボい。同じ詐欺師でも米ドラ『ホワイトカラー』の様にはいかない。つーか、何もかも正反対。あまりにも正反対。ももももしかして『ホワイト…』を意識してワザと逆方向へ?>ぇ今回は青木さんが大活躍。といってもカッコ悪い方向に(笑)ひったくりに遭遇した時、動画を撮ることを忘れず撮ったら早速SNSに公開ってところはGJ>そうか?次は、留美子の美人局への見事な引っ掛かりぶり(笑)最初は、アレはおとり捜査だと思った。そういうミスリードなのだから、正解?言っていることはイカニモ彼らしくはあったけど(笑)デフォルメして演技しているのだろうと笑って観ていた。そしたら、マジだったんじゃん(^^;)こらこらこら!って感じで(笑)何を企んでいるのか分からない不気味さが強かった彼が弱さ(それも、かなりトホホな)を露呈した瞬間ってことか?そんな青木が公開した動画のおかげで平井はすっかりヒーロー扱いに…ってことだけどそこは台詞でサラッと語られただけなのでこれをもうちょい強調していたら皮肉な面白さが増したかも?それにしてもさひったくりの現場に遭遇した経験はないのでもしもの時はどう行動すべきなんだろう…なんて思っていたけどなるほど!犯人が自転車で逃げようとした場合はああいう風に横から押し倒せば良いのね>ぇそんな平井が警察官の目付きがどーのこーのと言った直後に目付き悪過ぎなイタミンが映った時はアザトイながらも笑えた。冠城さんは、女性関係についてちょいと触れられた。初登場の回で、外国人女性に思いっきりビンタされるシーンがあったっけね。留美子に対する態度からも、かなり女扱いに長けている感じだしいつか、この面が何かの事件に関係してしまう話があったりして?いずれにしても、ここが今迄の相棒達と違う点だな。あと、よく観てなかったんだけど>ダメじゃん冠城さんが初めて警察手帳を掲げるシーンがあったみたい。ここもまた彼の面白さだな(笑)でもって、右京さん。平井の「出来心」を「神様の出来心」と纏めてみせるところがちょいと粋。神様も憎めない小悪党ってことで 根は良い人そうだし 方言が鍵となったところにも、それが表れてるし「正義」に厳しい右京さんだけど、彼には好感抱いたのかもね。だって、風間杜夫だから>ぉ脚本:山本むつみ監督:藤岡浩二郎ゲスト:風間杜夫☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2361-21dd167e☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!『最上川舟歌』収録『駒長 (美人局)』収録『ホワイトカラー』コンプリートBOX
2016.11.06
コメント(0)
第3話『人生のお会計』裏があるのがバレバレの青木さんという存在があるだけに実は冠城さんは素直キャラ?屈折している様でいて実は素直に右京さんを慕ってる?「勉強になります」by冠城理想の上司第1位は右京さん。第2位はイタミン。嘘臭っ…何故かイタミンに付いて捜査を見学させてもらてったと思ったら途中から右京さんの方に戻ってしまう冠城さん。理想の上司1位と2位の様子を見て、どちらかを選ぼうと思ったのか?せっかく警察官になったわけだから捜査一家の様子も見てみようという好奇心?廊下での2人の会話シーン。2人とも、たまたま通りかかった人とそれぞれすれ違うけどイタミンはぶつかりそうになって謝り>真っ直ぐで融通効かない冠城さんは手にしていた荷物を押し付ける>ちゃっかり者…という対照的な部分を見せているところで既に勝負は決まっているって感じ(^^;)ちゅーことで今回、双方が関わったのは山本という男性の殺害事件。その事件から元ホスト田島が浮上しさらに、保険の営業マン@谷中へと繋がっていく。この流れは、いつもの『相棒』だけど冠城視点だと、ちょっと新鮮。やはり右京さん!やはり特命係!という気持ちにどうしてもなってしまうよね。物語としては、その谷中さんが中心。つーか、主人公。余命宣告を受け「今迄したくても出来なかったことをやろう」と思い偶然に山本さんに出逢ったことから「人のために生きる」と決意。なのにエピソードとしては主人公話の進行という点では狂言回し的役割…というところが皮肉っぽいかも。ラストシーンは崖の上。これは、山本さんの娘さんが自殺した場所だから―という理由づけになっているけどラストは崖の上で犯行を告白―というのがサスペンス物の定番になっていることからある意味ギャグになっているのかも。自分を殺させ、その罪で田島を警察へ―という計画は映画『グラン・トリノ』(C・イーストウッド監督)を思い出させる。谷中さんが直接、田島を殺すというのよりずっと賢い。体力的にも谷中さんが実行するのは現実的じゃないし性格的にも合わないだろうし何より、死よりも苦しみながらの生の方がずっと辛いとの判断は死を目の前にした谷中さんだからこそのもので説得力がある。結局のところホストクラブでシャンパンタワー等々500万円もの豪遊入れ墨を入れヤクザ事務所に飛び込みビビらせて拳銃入手田島を拉致し崖の上で脅迫…と「今迄したくても出来なかったことをやろう」は見事に果たしたわけだ>これも皮肉ではあるけどでも、「人のために生きる」というのも本人が思い描いていたのとは形が違うけどやはり果たせたと言えるよね。ヤクザ達は逮捕されたし>角田課長カッコイイ田島は自白したし谷中さんが関わらなければ有り得なかったこと。山本さんが殺されたのは気の毒過ぎるし田島のことを教えた谷中さんのせいとも言えるけど…測らずして山本さん自身が、谷中さんがやろうとしていた『グラン・トリノ』式の復讐を果たせた…とも言えば言える。「あなたがここで死なないというだけでも人のために生きたということになると思うのですが」右京さんの名言。やりたいことをやったせいか(?)谷中さんの病気は良い方向へ向かい始めたらしい。「おいおい」ではあるけど(笑)明るい終わり方で良かった。入れ墨あったって、ご愛敬ってもんよ>そうか?脚本:櫻井智也監督:兼崎涼介ゲスト:石井正則☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2354-a0e9c0de☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!入れ墨グラン・トリノドラマ11月号
2016.10.30
コメント(3)
第2話『チェイン』とっても『相棒』らしい様なイマイチ「らしく」ない様な微妙…な回?「良いですね、この安定のやり取り」by冠城冠城亙「最初の事件」―特命係に戻るのも特命係としての最初の捜査も望みを果たすのに色々と画策する冠城さん。今迄の相棒との一番大きな違いがこれかな。「手掛かりはシガーの香りだけ」煙草の煙と共に消え去った男に纏わる話。探しているのはチェインスモーカーの男女。珍しい銘柄の煙草が出てきたと思ったらリトルシガーなるものも登場。煙草は全然やらない主義なので、全く無知。リトルシガーという名前も初めて聞いたし自分でブレンドできるものだとも知らなかった。なかなか奥が深いし、非常に趣味的な世界なのね。画面に映った限りでは上品な雰囲気のある世界。そういう意味で極めて『相棒』らしいと言える。加えて、話のベースは“友情”であるわけだけど2人のチェインスモーカーぶりは、あまり美しくはないよね。友情というより欲望の印象が強くなってしまう。その「チェイン」と過去と現在を繋ぐ「鎖」や人間同士の「絆」や殺人の「連鎖」や逃れられない「足枷」等々色んな意味を絡めているんだろうけど。自殺した人達は自己犠牲の精神を示したと言えるのかもしれない。でも、生き残った2人はそれほど高い精神性ではなかった?…みたいな印象を受けてしまったのだけれど煙草を吸わない者らしい考え過ぎの感想でせうか?まあ、その“友情”に惑溺性(もしくは中毒性)があった…という意味も込めているのかもしれないな。個人的には何かイマイチな回だった>スマソでも、あと一息で凄く雰囲気のある名作になったのでは…という惜しい気持ちも残った。右京さんと冠城さんが特命係として初めて組む事件ってことでどちらにも偏らない内容であることが良かったと思う。煙草専門店で出くわしたりして双方共、あまり詳しい世界ではないみたいで。それでいてオリジナルのリトルシガーの香りの正体は紅茶と珈琲ってところに良い感じのオチがあるよね。紅茶に拘る右京さんと珈琲に拘る冠城さんってことで最初の事件を潜り抜け、コンビ成立!つーか、確立!ってわけ?右京&冠城のコンビは人の心を惹きつける魅力がある!…という示唆でもあるかな(笑)米沢さんがいないのは、やはり寂しいな。煙草を分析するシーンでは、彼の蘊蓄も聞けただろうにな。とはいえ、今回に限っては右京&冠城を前面に出す必要があったから、あれで良かったのかも。イタミンが過去の部分に関わっていたことも右京&冠城に程良い絡み加減になっていたな。あ、幸子さんの出番も程良い感じ。冠城さんが彼女に頼んで…ってとこも「らしい」し(笑)脚本:真野勝成監督:兼崎涼介ゲスト:音尾琢真 大谷みつほ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2347-88873535☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!煙草の香り>テッラ コンティ・ゼッカ 紅茶の香り>ヴァシリーサ珈琲の香り>チョコレート
2016.10.23
コメント(0)
第1話『守護神』ああ、やはり米沢さんは出てこないのね…冠城さんと仲良く復帰―と思ってたのに。その冠城さんも、目出度く警察官になったってことで目出度く特命係に復帰―と思ってたら広報課へってことである意味、捻りを効かせてる?で冠城さんと仲良く(?)復帰したのは何と、以前ゲスト出演した青木年男@警察嫌いさん。初登場時に提示されたまま今だに解明されていない社美彌子さんの秘密が少し浮上。つーか冠城さんが特命係に移る手段に使われてるし(笑)あちこち色々なネタが仕込まれているなという雰囲気で始まった“season15”今回は面白い話が多いことを期待。だって前シーズンはトホホだっ…(略「ここはある種、警視庁の魔境だ」by角田メインのお話は“呪い”『相棒』には時々見られるスピリチュアルなネタ?と思ったけど右京さんが興味を持っているのは幽霊で、こちらはまた別?まあ普通の事件だと思っていたら超自然的な力が関係しているっぽい…という、よくあるオチとは真逆で呪い呪いと煽った後で実は現実的な事件だった。その中心人物は来栖初惠という女性。呪い(直接手を下したのではなく、そう願っただけ)と信じていながらも罪悪感に苛まれ、自首までしてきた彼女。彼女の祖母と幼馴染は、彼女の精神が現実には耐えられないと判断し自分達を犠牲にしてまでも彼女の目を逸らそうと努力していた様子。でも、右京さんは現実をしっかり認識させ、その上で罪を償わせる方が彼女の救いになると思ったのだろう。それが右京さんの“正義”でもある。タイトル『守護神』は呪いの力の源となる超自然的存在のこと?でも、実際には呪いではなかったのだから“それ”は守護神たりえなかった。初惠を守ろうとした祖母と幼馴染のこと?でも、彼女の罪悪感を拭うことはできなかったし結局のところ右京さん達に見抜かれてしまったわけだから守護神にはなれなかった。初惠に罪を償わせようとした右京さんのこと?結局、失敗してしまい一見、祖母達の判断の方が正しかったかの様に見えた結末だったけど右京さんが差し伸べてくれた手を彼女は自分で拒んでしまった…という風にも解釈できるよね。そして、バッドエンド。メインとは別に楽しめるレギュラー達の絡みでは前シーズンと逆転して下の立場になった冠城さんに対するイタミンの態度とか(笑)「友達がいない」と言いながら(つまりコミュ障っぽく見せながら)右京&冠城には妙に人懐っこく接しているけれどお腹には何か黒いものを抱えている様子の青木さんとか他のメンバー達もそれぞれキャラや立ち位置が今迄とは微妙~に変わっているっぽいところかな。はっそれらはみな“呪い”だったりして?「守護神」もそこに掛かってる?脚本:輿水泰弘監督:橋本一ゲスト:山本陽子 小野ゆり子☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2338-0c638059☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!ガラス製チェスSeason14 ブルーレイBOX 1ちょうちょ結びリボン・ピアス
2016.10.16
コメント(0)
最終回2時間スペシャル第20話『ラストケース』感想遅くなったけど…でも、もう今週は放送ないのよね(^^;)冠城さんが1シーズンで卒業なのか公式発表がないので噂でしかないってことなのか真相がわかるまで、ちょっとドキドキ。「卒業かも?」詐欺(ぇ)はイタミンにも米沢さんにも過去あったので今回は最終回ということもあるし視聴者を煽る手だとは思ってたけど何か微妙~な終わり方だったな。「立派なテロなど、この世にはない!」by右京ということで、テロの話。冒頭での射撃訓練の最中に教官や訓練生達を殺しまくる伴野の図ぅ―は、インパクトあった。それに最初に気付いたのが米沢さんという展開の仕方も面白かった。その後は、いつもの『相棒』2時間SPって感じ>どんな感じよ?冠城さんの元カノが関わっているというのが何だかとっても『相棒』らしいって気がする。ちょっと面白いと思ったのは過去を懐かしんだり、お互いに未練があったり…なんていうウェットな関係ではなく冠城さんは勿論、彼女の方もクールで理性的なタイプに見えるところ。だから伴野に関しても最初は彼が彼女を、後半は彼女が彼を、思う様に利用しているだけ…と思えたわけだけれども最後の最後に彼女は伴野を本当に愛していたのかもしれない…というオチが付いたのが、事件とはまた違う部分での謎解きっぽくて面白かった。勿論、それも嘘かもしれないという余韻(?)を持たせて終わったことやそれでも同棲までして理解していると思っていた彼女の初めて見せた感情に冠城さんが少なからずショックを受けた様子なのも。事件の方は総理大臣以外の関係者が全てグルだったという点は新味があったかも。いっそ、総理が本当に殺されるところまでやってくれたら興味深い話になったのになあ…あ、それでは右京さんの立場がないですねそうですね(^^;)事件解決後右京さんが減俸処分で済んだのは想定の範囲内(笑)冠城さんが正式に警視庁へ…というのは、ちょいビックリ。タイトルが『ラストケース』だし冠城さんも「最後の事件」なんて言っていたしこの強調振りはミスリード感ありありだったので冠城さんはまだ退場はしないな、と思いながら観ていたんだけどこういう形になるとは…今シーズン全般に渡って「同居人」と連呼されていたのもこの顛末のためのミスリード、つーか伏線だったのね。ただ、こうした形にしてしまうと本当に『相棒』を卒業する時が来てしまったらどんな理由付けにするんだろう?…と、余計な心配をしてしまった(笑)まあ、この先ず~っと冠城さんの相棒でも個人的にはOKだけどね。初代@薫ちゃん卒業の時は本当にショックだった。2人揃って主人公だったんじゃないのか?と。正反対のタイプの組み合わせってことで絶妙だったから彼に代わる人なんて現れるのかと訝しく思っていたけどミッチーの登場には大納得だった。冠城さんには、その時の感覚に似たものがある。カイトは?カイトの立場は?気がかりなのは米沢さん。鑑識でない米沢さんなんて…つーか、警察学校に行っちゃったら、もう出番なし?ただ、冠城さんが警察学校で学ぶ必要があるってことで今シーズン全般でやはり強調されていた米沢VS冠城の関係が生きてくるのかな、という期待はある。つまり、これ↑もまた伏線だった?脚本:輿水泰弘監督:和泉聖治ゲスト:高岡早紀 小野寺昭 国広富之 石橋蓮司☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2139-c4c6a39c☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!熊>北海道限定 余市蒸留所オリジナルウヰスキー 抱き熊 メスフラワーアレンジメント>自由研究 工作キット警察学校入門の巻>『ポリ公マン』
2016.03.22
コメント(2)
第19話『神隠しの山の始末』あの電話工事の作業員期待していた通り良い味出してたな(笑)「それは御見それしました」by右京先回、崖から落ちても片足捻挫だけで済んだ右京さん。今回も、崖から突き落とされても無傷>メガネも無事でもまあスーパー右京さんだから!と無理クリ納得していたらあのワケあり気な女性@里美まで飛び降り自殺か!?と思えたのに、命に別状なし。何と、お腹の子にも別状なし。神隠しの山じゃなくて不死身の里として売り出せるレベルかも?>ぇなんてことは置いといてイタミン達とは別にクールに独自に捜査を続ける冠城さん…ということになっているワケなんだろうけどそこがイマイチ明確ではなくまたもや冠城キャラが生かせていないと叩かれそうな今回。それでも陶芸工房にまで辿り着いた上窯の中まで見せてくれと迫るところは面白かった。でも何故か右京さん達が閉じ込められている小屋には全く気付かず話を動かすのは右京&電話工事の作業員君。軽やかに床を転がりガラスの破片に手を切ることなく縄を切り華麗に動き回る右京さんと騒いでばかりのヘタレかと思いきや所々で鋭さ(?)を発揮する作業員君。なかなか味のある相棒同士(笑)これを見ると冠城さんとの相棒描写はよっぽど描くのが難しいのか?肝心の事件の真相は先週、さんざん怪しさを放ちまくっていた夫婦の存在はやはりミスリード。もっとも、下條アトムが単なる脇役で終わったら却ってオカシイよなあ。どんでん返しを仕込むとしたら、やはり彼しかいないよなあ…という結末だった。冠城さんが5年前に目撃した「幽霊」は今回の事件に関係ある人物だった…というオチに一旦はして笑わせて終わりかと思ったらその関係ある人物が山にやって来たのは3年前だった…というのが真のオチ。幽霊ネタって多いよね。先回、連想したカイトの回も幽霊が登場したっけ。あももももしかして冠城さんが見た「幽霊」は土の下から出てきた即身仏?(服装が違います)イワナっちが最後に出てきたのが良かった。イカニモな感じの絵皿で(笑)そこに、あの夫婦の悲哀が滲み出ていたな。電話工事の作業員君に何か報いをあげてほしいわ。いっそ、冠城さんの次に来る新相棒に抜擢してあげるとか>ぇ脚本:池上純哉監督:橋本一ゲスト:升毅 山口果林 岡本あずさ 川野直輝 下條アトム☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2128-a5f4f3fc☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!不死身>蘇るコケ絵皿>スザンナ・デ・シモーネイワナ>骨酒用セット
2016.03.13
コメント(2)
第18話「神隠しの山」崖から離れようとしたところでイキナリ落ちちゃうしあれだけの高さから落ちたのに片足捻挫で済んじゃうし刃物を持った相手と大格闘しちゃうし…鈍いんだか鋭いんだか、か弱いんだか強いんだかよく分からない右京さん>ぇ「あのお方はそう簡単にはくたばりませんから」byイタミン山で行方不明ってことで、カイトの頃の話を思い出した。あちらはもう即身仏を掘り起こす時期は来たのだろうか?こちらは珍しく(?)行方不明になったのは右京さんの方。どてら姿はファンサービスでせうか?今回はまだ前編ということで謎が投下されただけ。怪しさ満点の升毅さんと本音がポロポロこぼれ落ちているかの様な山口果林さんのおかげで何となく話の方向が見えてきた様な気がするけどミスリードの可能性は大だしな。山口さんの方が黒幕で、気弱そうなところは全て演技だった…なんてのなら面白いかも?こんな時、今迄の相棒達だったら右京さんを必死で探していただろうけどさすがの冠城さんは山に入ろうともしないところが良いね(笑)その点でイタミン達と対照的になっているところが面白い。でも勿論、彼なりの調査はしているみたいだし遠い目をしている時は心配しているんだよね、きっと。以前に肝試しで山に行って何かを目撃したらしいけど案外、それが今回の事件に大いに関わっていたりして?(笑)先回といい(先回がピーク?)今シーズンは何とか話を面白くしようと(マンネリを打破しようと?)奇をてらうことばかり考えて却ってダメダメになっちゃってる気がする。『相棒』にしては「奇」かもしれないけど>「らしくない」という意味でアイディアとしてはイマイチ新鮮味に欠けるものが多い。何度も言うけどさまずは“相棒”を生かすべきだと思う。で、今回はどうかというとまあまあかな(笑)>エラソウ意外なところで関わることになった電話工事の作業員がちょい気になる。右京さんが走り去ったので彼はあれで退場かと思ったら予告では、さらに深く関わり合いになっている様子。まさに巻き込まれ型。実質的に彼が“相棒”になっちゃう回だったりして?脚本:池上純哉監督:橋本一ゲスト:升毅 山口果林☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2123-8d5a3c53☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!どてら都市伝説?イワナ
2016.03.08
コメント(2)
第17話『物理学者と猫』う~ん、微妙…ハズレが多い今シーズンの中で何とか新味を出そうとしている姿勢には好感。でも、面白かったかっていうと…「細かいとこ気になってますねえ」by冠城遺留品の返却に行く特命係の図ぅ―は、珍しいことではない。でも、何のかんのと言い合いながら歩く右京&冠城の図ぅ―は、何となし楽しい。と思ったら、これが一つの引き金?だって、右京さん達がドアをノックしたことでシュレディンガーの猫よろしく(?)堀井准教授のパラレルワールド・ツアーが始まったから。単に堀井さんの妄想もしくは、その頭の回転の速さから一瞬にして複数の“世界”が脳内を駆け巡り一番良い結末を選ぶに至ったその過程を描いたもの…とも言える。でもその全ての世界で右京&冠城が関わってきているから堀井さんは2人は初対面で彼らがどういうキャラなのか知らないはずなのにちゃんと「らしい」行動をしているからパラレルワールドは実在していて堀井さんは実際にそれらを行き巡ってきた…とも言える?刑事物と思って観たら、SFだった犯人探し&復讐物と思っていたら自殺&原因となったのは自分だった…という構成とか浮世離れした(もしくは、ハッキリ変人の)物理学者が人情&感情で動く物語…であり理論を重んじる世界の様に見えたのに生まれ変わりという非論理的なオチがついた…なんてところに面白味があるのかな?まあ、ひじゅには全く理論的ではない人間なので「RT」は「rat(ネズミ)」としか思えず「rethink(再考)」と聞いてもコジツケだろ?と逆に疑ってしまった(笑)再考しなくちゃいけませんね。ゲスト:正名僕蔵 中丸新将 大沼百合子脚本:徳永富彦監督:兼崎涼介 ☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2113-31767b2b☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!振り向けば黒猫 シュレディンガーの猫猫ハウス
2016.02.29
コメント(2)
第15話『警察嫌い』何か今回は冠城>>>青木>>>事件って感じ。だから警察嫌いの理由が明かされなかったの?そこが重要な点ではない!とばかりに?「何か楽しくなってきましたね」by冠城まずは角田課長がカッコイイ。ヤクザとの食事を拒んで、特命係の部屋でお弁当を広げるところが何ともカワイイ(笑)以前、肉無し肉じゃが(しかも、いもがデカイ)弁当を披露してたけど今回は何だったんだろう?少なくとも、おにぎりは綺麗で美味しそうだったよね。で、ここは話の前振りになっていると共にヤクザを青木に引き合わせちゃう冠城さんとの対比?今回、被害者がヤクザのボスの娘だった…ってことで入り組んだ、もしくはドロドロの話になるのかな?なんて思ってたら、意外とそうでもなくまあ一応、青木を脅す一幕はあったもののそれ以上、発展することはなく犯行を撮影したビデオを観ながらコンビニ弁当を食べる青木が実はサイコパス!?という話かと思ったら、やはりそうでもなく右京さんに捜査させるために令状を阻止したりヤクザに引き合わせただけでなく自分で脅しをかけたりとよっぽどブラックな冠城さんがメイン(笑)うん、やっぱこのくらい冠城さんを動かすべきだと思うよ。今シーズン初回が面白かったのは右京さんと全く違うアプローチをする冠城さんが新鮮だったからだよね。なのに、その後は空気状態が続いていたものな。「マッチポンプ」「詭弁」「屁理屈」プリプリしたりイライラしたりしている右京さんもカワイイ。ラストは、そんな冠城さんに説教かます右京さんの図ぅ―だったけど右京さんだって決してクリーンなままじゃないよね(笑)今回だって青木に嘘の写真を見せたり容疑者と顔を合わせる様に仕組んだり違法捜査というわけではないけれど青木にしてみれば「騙しやがって…」と言いたくなる手口。冠城さんだって適当な容疑で令状を申請することが「汚い」と感じたから阻止したってのもあるみたいだし。それからイタミン達も容疑者3人が3人とも自供するという“疑惑の取調室”があったし。(こっちはリアルだし、本当に怖い)青木の「警察嫌い」はこうした警察のブラックもしくはグレーな部分を父親を通してさんざん見てきてのことかもしれない。だから、彼の父親が警察官だった…という情報は最初の方で上司に言わせちゃわないでラストまで引っ張ってほしかったな。そうすれば「そう言えばあなたのお父様は警察官をされていますね」という右京さんの台詞が映えたのに。ともあれ今回は面白かったですぜ(^^)ゲスト:浅利陽介脚本:輿水泰弘監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2098-4358fdcd☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!マッチポンプ売りの少女神戸牛カオス『相棒 pre season ブルーレイBOX』
2016.02.15
コメント(2)
第14話『スポットライト』言ってることには面白味があると思うのだけどお話そのものが面白かったかというと…でも、デンスケの2人は好印象。「コレはアレです」by右京面白味があったというのは妻・夫・愛人という組み合わせの中で起きた事件だけど動機は愛情のもつれや嫉妬といった男女間のドロドロではなく金銭や社会的地位といった物質欲でもなく「夢」であったこと。犯人と取引をした側も、真の望みは「夢」であったこと。話が…というのはその「夢」の描き方にイマイチ説得力が足りなかったこと。漫才の相方と美容師の相方@ハサミを重ねているところは悪くないんだけどちょっと取って付けた様な感じもあったよね。立ち位置や「2分」に拘るところも「へえ~」とは思ったけどお話には特に生かされてなかったので勿体ない。花の里の客の忘れ物がネイルチップで犯人がなくした物もネイルチップってまんまじゃん!って感じだったし(^^;)あと…殺人事件に関わったことで 最初は疑われ、自分達で“犯人”を捕まえる…と ドラマチックではあるけれど話題にはなるだろうし、知名度も上がるだろうけど漫才が大受けするってことに簡単に結び付くのか?…と最初は思ったけどコースケの方は絶対的に面白いという設定なのね。だから、伝は人々の目がコースケに向かう様にすれば良かったってことでOK?実際にドラマ内の漫才が面白いか否かは別として>こらこらてことで…伝の真意やプライドが最後に明かされてそれ自体は興味深いし感動的なはずなんだけどやっぱ、そこの描き方が取って付けた様な印象になっちゃってるんだよな。その直前に、コースケがで真相を漫才の中で述べるところも本当は凄く悲哀のあるシーンのはずなんだけど何だかイマイチ迫ってこなかったんだよね。デンスケ2人の演技は良かったと思うんだけど。文句ばかり言っちゃってスミマセンスミマセン>あ、いつもか好みの素材を使っているのに調理がイマイチって感じで余計に残念に思えたのかも。ゲスト:渋谷謙人 駒木根隆介 小林麻子脚本:宮村優子監督:内片輝☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2091-8429fdfb☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!ネイルチップヘアセット>シルバーチャームコースケ@駒木根隆介主演作
2016.02.09
コメント(2)
第12話『陣川という名の犬』陣川君といったら最後は必ず寅さんみたいに失恋して気の毒だけれども何となく明るい感じで終わる…という印象があるよね。今回はそれを崩すのが目的?「元の君に戻るんです!」by右京タイトルを見て陣川君が屈辱に塗れる話なのか警察官であることを強調する話なのか…と思っちゃったけど雨の中、捨てられた犬ですかそうですか(^^;)あ、犯人を追う姿は猟犬ちゅーことですね。陣川君(どうしても“君”と呼んでしまう)がシリアスもシリアス…元々イケメンだから汚れ姿も決まっている。そこが真犯人との決定的な違い…だなんて言ったら元も子もないですねそうですね(^^;)陣川君回なのに(ぉ)不穏な匂いを漂わせておいて倒叙法で描くのが面白い。今迄の相棒達と比べ、冠城さんに対しては陣川君がどんな態度で出るか、ちょっと興味あったけど「冠城先輩」と来るとは…(笑)その後では「カブちゃん」とも呼んでたっけ。「キャラが被る」と冠城さんの方は言ってたな。そうか?って気もしたけどそういう部分もあるかもなつーかこれもまた犯人との対比?というのも犯人は陣川君の気持ちが分かる、とか何とか言っていたじゃん?ああ、そういうことか…と、ちょっと思ったんだよ。陣川君と犯人とを表裏一体として描いているのか、と。ま、陣川君は思い込みは激しいけどストーカーはしないし寧ろ、ちゃんと告白して撃沈しているし違う部分の方が大きいと思うけどでも今回の復讐に走る激しさを考えると何か一つ間違えば陣川君も犯人の様になっていた可能性も。そういう微妙なものを今回は描いているのかな、と思った。逆に言えば冠城さんの様になる可能性もあるってことだからね。頑張れ、陣川君!>ぇ連続殺人犯がその犯人にシンパシーを感じていたこと彼の罪を被ることが自分が出来る最後の善行であると歪んだ人間性?(信念?正義感?)を示したところもこの逆転(表裏一体)に近いものがあると思った。ところで陣川君の今回の思い人が陣川君のプロポーズにOKするつもりだったらしい…というオチはほっこりして良かったけれども肝心の彼女のキャラ描写がイマイチだった気が…幾ら匂いに過敏だからといっても客が帰った途端に口調も変えて悪口言ったり幾ら事件の切っ掛けにするためとはいっても足が臭いからって会社にクレーム入れたりナンダカナ…って感じ。おまけに、実の姉曰く「妹はあんな子でしたので男性のお客さんと仲良くなるのも珍しくなかった」ビッチか!?っと一瞬、思っちゃったじゃん。ただでさえ若い女性が一人で経営するには豪華過ぎる店だしさ。ただ単純に陣川君に親しく接してくれてるけど恋愛感情を持っているとは限らないよ!というラストに向けてのミスリードなのだろうけどそれならそれで、もうちょい表現の仕方がありそうな…ルックス的には勿論、充分可愛いのでいっそ内面が全く伺えない、お人形さんで良かった気が。ここは賛否両論でせうか?まあ、ともかく今回は冠城さんの存在感が生かされたしラムネ@大河内さんも登場したし「愛する人を殺された気持ちは理解します」と、彼の過去に重なる切ない台詞もあったしイタミンも頑張ってたしそれと逆に警察上部のダメダメぶりも描かれたしそのために警視総監賞ってことで陣川君がカイトみたいに闇に落ちないで済んだしそれに右京さんがカイトの時の轍を踏むまい!とばかりに(?)陣川君を一喝したり…まあ、見どころは多かったと思う。ゲスト:原田龍二 黒川智花脚本:真野勝成監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2073-fccf233f☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!ナット・キング・コールコーヒーセレモニー・セット足の臭い対策
2016.01.23
コメント(2)
第11話『共演者』元日SPを見逃したので久しぶりの『相棒』。新相棒=冠城さん は成功!…と思っているのだけれどお話の方はイマイチな回が多い…という印象の今シーズン。その中では今回、割と面白かったな。まあ、2時間サスペンスっぽくはあったけど(笑)「通りすがりの者ですが」by右京最初に細かいところを。いやいや、右手と左手がどーのとか重要な気付きでは全くなく本当に些細なツッコミなのですが(^^;)メイク係がお姉キャラというのがイカニモ芸能界の裏側を描いてますよって雰囲気でちょい笑ってしまった>ぉぃそのメイク係が差し出したのが紙コップのコーヒー。「こちらの方は紅茶しか飲みません」右京さんは手を出さず、冠城さんは普通に飲んでいた。女優@桜庭かなえが振る舞ったのは紅茶。「アッサムとダージリンのブレンドですね」通ぶりを披露する右京さんと、飲まずに立っている冠城さん。この対比は面白かった。ただ、以前は2人共カイト父が淹れたお茶を「一日に必要なカフェインは既に摂っていますので」とか何とか言って断ってたんじゃなかったっけ?それとも、あの時のはカイト父には迎合しないぞ!という意思表示?ということで本編―2人の女優の対立という派手なシーンでスタート。田舎に住む母と都会から帰ってきた娘の確執…みたいな内容の映画の撮影現場ってことで朝ドラ『あまちゃん』の1エピソードを思い出してしまった。つーか、よくある光景ということなのだろうね。だからこそ『あま』はパロディとして使ったのだろうし。母親役はかつてのスター女優@現在は年を取って落ち目娘役は今を時めく若手女優…という非常に分かりやすい設定。と言いたいけど母親役の桐島万里子さんの方がオーラがあるし娘役の桜庭かなえさんはそれを覆す程にはもう若くな…>こらこらっ独身の人気女優というと、ドラマ的には隠し子あり!というのも定番というくらい、よくある設定。とはいえ万里子さんに隠し子がいた、というのもそもそも可愛がっていた女優がいた、ってこと自体後出し過ぎてシラケてしまった。いや、意外な真相ってことで後出しに意味があるんだろうけどそれにしても唐突感が…でもまあ死体発見の様子からして、かなえさんが事件に関わっているのはバレバレ。万里子さんとのイカニモな喧嘩&和解から2人の共謀なのもバレバレ。…と思って観ていたので実は万里子さん単独犯という展開は捻ってんな、と思った。それでもギリギリまで共謀は事実だけれど何故か万里子さんがかなえさんを庇っている…のだと思っていたのだけれど実は万里子さんは、かなえさんの掌で踊らされていただけだった…という、さらなる捻りがあったここで終わっていたなら、後味悪い系の悪くない結末だったかな?万里子さんにもかなえさんにもあまり興味持てなかったので個人的には面白くはなかったけど>ぉそれに、このままじゃ『相棒』らしくないからかなえさんも逮捕で終わったのは良かったと思う。今度は法廷を舞台に女優2人の共演を楽しもうという万里子さんを掌に乗せていた、かなえさんよりもさらに上の視点で眺める右京さん達の姿が小気味良かったしここを描くためのこの題材か、って感じも(笑)イタミンがコメディリリーフだったけれどもイマイチ滑っていた気がするのと(イタミン自身は十分可愛かったけどね)こういう分野には詳しそうな米沢さんが不在だったのはちょっと残念。ゲスト:多岐川裕美 高橋かおり脚本:坂上かつえ監督:兼埼涼介☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2066-63597a4b☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!生の鯖女優帽チョコレートとプリンの夢の共演
2016.01.17
コメント(2)
第9話『秘密の家』ひなたちゃんの母親が左利きだったことひなたちゃんにもサインさせたこと>映像は無し…ここに何か意味があるのかと思ってたら何も無かった(笑)「リセットしただけです」by右京↓いきなりネタバレ義父から身代金という形で大金を出させるため妻を偽装誘拐する夫の図ぅ―って『ファーゴ』かい!?どうも今シーズンはこの手のツッコミが欠かせない話が続くなあ…いやいや別に何かと似た様な作りだからってダメだと決めつける気はないよ。面白ければ、それで良し。で、今回は面白かったかというと…う~ん…微妙>スマソ出だしは悪くなかったと思うんだけどね>エラソウ真相が見え始めたところから、ちょっとなあ…という様相に。天下り先だとかエルドビア共和国だとかキーワードは壮大な感じだったのが最終的には「家族」の話になり「罪を暴かない方が、幸せなこともある」と、ひなたちゃんの祖父が結論付けるところは興味深いものがあると思った。ここで右京さんの「正義」との対立があると思ったらそこはアッサリ終わっちゃったけど。変なところ、ツッコミ入れても良かですか?>いつものことだろ今回、ひなたちゃんの心の傷が重要ポイントになるハズなのにそこが一貫してなかった様に思えた。母親が心配で外に遊びに行くこともできない…という切ない状態にあったのに伯母さんの家に行けてるし。行きは母親と一緒だったんだろうけどその後、一人で滞在してるし。「あの日から本当の笑顔を見ていない」と母親が言う割には伯母さんに良い笑顔を見せているし。全く屈託のない様子でケーキにかぶりついてるし。そしてラスト右京さんから届いたバドミントンに大喜びし早速、外に遊びに行っちゃうし。母親にしたって夫と父親が犯罪を犯したのに世間体とか今後の生活に不安もあって然るべしなのに何だか普通に幸せそうだし。こんな細かい点に拘るのは変?でも、ついつい気になってしまったもんで(^^;)気になるといえば細かい点が気になるのが悪い癖…という右京さんのお馴染みの台詞を冠城さんと幸子さんが物真似するところは面白かった。物真似自体は似てなかったけど。冠城さんは先回に引き続き、受付のお姉さんに色目使っちゃうところとか冒頭では思いっきり臆病な面を見せておいて捜査の時は少しばかり自分流の攻撃を仕掛けるところとかそれなりに魅力的に描かれていたとは思うけどやっぱ、もうちょい活躍してほしいなあ>贅沢?角田課長は防弾チョッキを付けているのは分かっていたから心配はしていなかったんだけどその後ふっつり出てこないから衝撃で骨折でもしたのではないかと後になって心配してしまった。イタミンはカワイイけどもうちょい攻撃的というか激しくっても良い気がするなあ。ラストのラストバツイチなのをカミングアウトした右京さん冠城さんにそれだけ気を許してきたということ?単に事実だから告げたまで?それにしてもエルドビア人の連続自国要人襲撃犯アロンソ彼が今回の事件には関係ないってのはバレバレだったけどアッサリ捕まったと、芹沢さんの口からアッサリ明かされたのがちょっと笑えた。ゲスト:新妻聖子 西田健脚本:金井寛監督:池澤辰也☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2042-2ac4f27b☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!スケッチブックいわし南蛮漬タリアセン>フロアライトファーゴ
2015.12.20
コメント(2)
第8話『最終回の奇跡』真犯人役の人どこかで見たような…と、ずっとモヤモヤしてたんだけど検索してみたら分かった。タケシ@『花アン』じゃん!いや、『花アン』はイマイチったけどね(^^;)タケシは割と好きだったので、ちょい嬉しい。「ワタシニマカセナサイ」by冠城↑右京さん不在を良いことに勝手に一人で事件現場に赴く冠城さん。どーせなら、この部分をもっと長く描いてほしかったな。この出だしの割には冠城さんが活躍しないまま終わっちゃったんだもの。今回はマンガ家の話ということで手塚治虫と円という有名なエピが語られる。つーかこの話を出したくてこの題材にしたんと違う?…と疑いたくなる内容(笑)そのマンガ家@箱崎咲良は大怪我をしたことでより深いものを作品に込めることが出来る様になった…という様な意味のことを言っていたけど『ブラックジャック』の1エピソード『絵が死んでいる!』をちょっと彷彿とさせるしね。箱崎咲良の作品としてドラマに登場したのは本職マンガ家が描いたものだそうだけどそうした芸術家魂を表現するものとしてましてや手塚治虫を引き合いに出すものとしてちょっと力不足&オーラ不足な気がし…ゴホンゴホン!とはいえ、このところイマイチな話が続いていてもうちょい捻りを効かしてくれないかな…と思っていたのでそういう意味では今回はなかなか面白かったと思う。ただ、捻るあまり真犯人が登場した時誰!?って感じになっちゃったんだけどさ(笑)他にも疑問は幾つか。*絨毯家の中では自由に動けたとはいっても人前では車椅子に乗っていた→それなりに車椅子に慣れているだと思うので、絨毯が妨げになることに気付きそうな…*3年前の原稿(1)事故の時、うっかり封筒を触ってしまったために真犯人は原稿を持って逃げたわけだけれどもだったら、すぐに処分してしまうもんじゃない?中身だけとはいえ何故、後生大事に保管していたのだろう?彼が元々、大の箱崎咲良ファン!という設定だったら納得できるし面白味も増すと思うけど…そういう説明はなかったよね?*3年前の原稿(2)真犯人が原田に見せたまでは分かるけどその後、咲良本人にも見せていたよね。咲良は描き直したいということばかり繰り返していたけど事故当時になくした原稿を彼ら何故持っているのか?といった基本的な疑問を抱かなかったのだろうか?描き直したい=以前のものは不完全と自認ってことではあるのだろうけどそれでも、作品ってのは子供の様なものなんでそ?*咲良のカリスマ性アシスタントを使わず一人で全て描いているから―という理由らしかったけどそれだけでカリスマと呼ばれちゃうって…あと、未完のままの方が売れるという原田説も殺人現場を「予言」したことで拍が付くみたいな真犯人説もそれぞれ宣伝の一つにはなるだろうけど作者が神格化される程のものか?マンガ舐めてね?…まあ、最終的に咲良は後遺症で以前の様には描けなくなってしまったことが公に知られる様になったらしいしってことは、姉にアシストしてもらうことも知られたってことだろうしそれでも尚且つ注目されているというハッピーエンドだったのでそれ以前に彼女が持ち上げられる理由となっていた一人で描くこと云々は大して意味がなかったという真っ当なオチが付いたと解釈して良いってこと?…って、イチャモンでせうか?(単に私がアホなだけか^^;)子ネタの方はどうかっちゅーとイタミン達がちょっと地味だなあ。冠城さんもちょっとなあ。米沢さんにサイン入りポスターを貰ってきたところは2人の対決(?)に少し進展があったと見て良いのかな。でも、策士なハズの冠城さんにしてはちょっと姑息な手の様な気も>ぉあ、あと2人の木札を強調する描写があったのは良かったな。第8話「最終回の奇跡」ゲスト:玄理 原田佳奈脚本:藤井清美監督:池澤辰也☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2035-1e632cad☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!『絵が死んでいる!』収録暇か?課長のカップバルテュス>オリジナル紅茶
2015.12.13
コメント(4)
第7話『キモノ綺譚』冠城さんが自ら木札を作る。イタミンが言う様に特命係に入ったということじゃ…右京さんが自分の木札と同じ大きさに削る。冠城さんを「同居人」から「相棒」へと昇格させたつまり、認めたってことじゃ…そういう意味では今回は進展があったと言える?「僕の安眠のためにも」by右京肝心の物語の方はイマイチだったかな>スミマセンスミマセン多重人格について知らない状態で観ていたら凄く面白かったかもしれない。でも、今や新鮮なネタとは言えないよね?だから、早い段階でバレバレだったし掴みは悪くないと思うけど捻りが足りないって感じ>エラソウこのところの『相棒』の一番の特徴になりつつあるな。ヤバイですぜ、右京さん(^^;)発端は幸子さん。着物を買えば不気味な落書きが見つかるし真相を探ろうとすれば警察に連行されてしまうし…と、ツイてないのは相変わらずで右京&冠城とのやり取りはトボケていて面白かった。関わる人物の名前も幸子だったり双生児について語るところが、やたら意味深な撮り方だったり彼女絡みで進行するのかと思いきや、そこまででオシマイ。これはちょっと物足りないというか尻すぼみな気も(^^;)そして、愛&幸子という双生児の姉妹の物語へと移行。まあ、2人がどう見ても同一人物だってことや幸子の方はウィッグだってことは視聴者の目にも最初から明らかではあるけれどそこはドラマ!双生児を一人の役者が演じるのは定番だもの!…と、最初は脳内保管して観ていたところ実は本当に同一人物でした!…となるのは少しばかり面白かったかな。つーかこれぞドラマであることを逆手に取ったトリック?>ぉとはいえ、お話的にはバレバレで緊張感無し>スミマセンスミマセン珍しく“犯罪”の絡まないお話なのは悪くないかな…と思いきや過去には悲惨な出来事があったというオチ。子供同士のアレコレはひたすら切ない。あのあまりにも重過ぎる出来事が多重人格を引き起こしたってのはさらに切ないし、説得力もあると思う。でも、母親が隠蔽したってのが何か不自然。生きている子の心のケアを考えてのこととはいっても別に普通に「溺れた」としておけば良いことだし5歳の子供が罪に問われることはなさそうに思えるし寧ろ我が子を山に埋めて“なかったこと”にするなんて…有り得なくね?ましてや別々の小学校に入れて「休みがちな子」で済ますって…無理あり過ぎじゃね?あと、弟が年齢が離れ過ぎててもしかして愛&幸子の子供じゃないかそこに「謎」があるんじゃないか…ってことも一瞬疑ったんだけど別に普通に弟だったみたいでなんちゅーこともなかったなあ>考え過ぎ?最後に「じゅん君」の謎を残したことは余韻があって悪くはなかったかな。でも、その人格が生まれた理由を少しは匂わせてほしかったな。そもそも、治療を拒否して複数の人格と共生していくという結論はナンダカナ…って気がするんだけどもしかして「じゅん君」こそが主要な人格だったりして?だから消されないために治療は拒否した?あの着物への落書きは幸子への愛の罪悪感の表れであり愛が作り上げた幸子の抑圧された感情であるならば2人が共生していくことは、いつかは破綻しそう。「じゅん君」は、そのバランスを取るための存在なのか?弟と遊んでいる時の無邪気な様子からして彼は愛&幸子にとって逃げ場なのか?無邪気ちゅーても、言葉は悪いし行儀も悪いし(笑)ちょっと攻撃的な性格の様に見えたことからしてやはり彼が支配的な人格ってことなのか?愛の部屋が2人分の生活感を漂わせていると右京さんが指摘したのは、勿論愛&幸子の2つの人格がある=多重人格の根拠としてだけどもう一つの人格である「じゅん君」の影はなかったことから彼が愛&幸子の人格をコントロールしているという根拠にもなるかも?非常に脆くも危険でもある2つの人格(それも一つは本来の人格)を子供の「じゅん君」が操っているとしたらこれはかなり怖い状況だよね。それに、原因となった事件が子供の時に起こったことを考えると「じゅん君」が子供であることは興味深いものがある。…とここまで深読みさせる物語なのかここまで深読みしなくちゃ面白味がない物語なのか…複雑微妙ですなあ。ともあれ冠城さんが今回は存在感があって良かったな。おどけた口調や態度が今迄はちょっと浮いてたけど今回はそれほど不自然じゃなかったと思う。身に着いてきたってことなのかな。米沢さんとのツンケンも先回等はちょっとキツ過ぎて米沢さんの柔らかさが削がれてちょっとなあ…って思うところもあったんだけど今回は良いコンビって雰囲気になっていたよね。で、勿論右京さんとようやく本物の相棒になれてきたみたいでそういう意味では意味ある回だったと思いますぜ。ゲスト:西原亜希脚本:輿水泰弘監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2027-49df1036☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!木札ストラップ餅フィガロ
2015.12.08
コメント(3)
第5話『2045』ジェームズ君って『エロイカより愛をこめて』かいっ!?…ってツッコミ古いでせうか?知ってる人、少なかったりして(^^;)「あの子は私の手を離れて1人で生きていくんです」by菜美子う~ん…SFっぽいネタは嫌いじゃないんだけど内容は何かちょっとアリキタリな様な…>スミマセンスミマセン最初の内はデータを基にしてのコンピューターの推理を人間が実際に調査して正誤を判断する、という形でちょっと面白かった。チェスと同じでジェームズ君と右京さんが競い合うみたいな感じでね。でも、その次に成されたのが操作された偽の推理…ってところは何か、まんまじゃね?と思ってしまった。このところの『相棒』は無理クリ“どんでん返し”を入れた話が多くそれもナンダカナ…とは思ってたんだけど今回みたいなのはストレート過ぎるよね。右京さんが昔のコンピュータVS人間のチェスの勝敗はコンピューターのバグと人間による深読みが原因だった…と言ってた様にひじゅには勝手に完璧と思われたジェームズ君の推理がコンピューターの構造上の何かが原因となって大間違いを犯してしまう…という展開かと期待していたんだけどつまりそれは今の人間にはどうにも出来ない部分ってことなんだけどそれが実際には人間がデータ入力を故意に制限したためだったってのがなあ(^^;)これは「人間の深読み」ともまた違うしね。菜美子のジェームズ君への思い入れがある意味「深読み」に相当するのだろうな。ジェームズ君を我が子の様に愛する様になっちゃうってのは女性ならではの悲しさだよね。上手く行っている時は美しさになるのかもしれないけど。でも、結局のところそんな感情は機械には通じず寧ろ利用されていた…とう結論は納得行く。キーワードが「さよなら」でジェームズ君の返事が「ありがとう。菜美子。さよなら」ってのあまりにもセンチメンタルじゃん?ああ、コンピューターにも“愛”が芽生えたのか?と、ついつい良い解釈をしたくなてしまう程に。でも、だからこそあれはジェームズ君の“手”だったのだと思う。奈美子の母性が哀れだ。最後、モニター画像が次々と消えていくところはなかなか迫力があった。でも、ネットワークに逃がしてしまう…なんてさ攻殻機動隊かいっ!?という気が…>ちょっと違うか(笑)第5話『2045』ゲスト:平岩紙脚本:徳永富彦監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/2012-602f53e6☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!『エロイカより愛をこめて』35周年メモリアルブックガラスのチェスセット『攻殻機動隊2.0』訳ありおかき
2015.11.24
コメント(1)
第4話『ファンタスマゴリ』今回はなかなか面白かった。後味の悪さも「らしい」し。不満を言うなら20年の年月や譜久村の存在感をもっと深く描いてほしかった…ってことかな。2時間SPでも良かったかも。「裏切ったのは譜久村じゃない、杉下右京だ」by片野坂と言いつつ1時間で纏めたことで却って効果的だったかなと思えた部分もあり。被害者@愛の描写がアッサリしていたこと。女性として、また人間として非常にキツイ状況にあったことを小さな描写で察することが出来る様にしてあって直接的な描写よりも精神的に重みを感じられたと思う。あとまあ、譜久村についても織本順吉さんの風貌も含む演技力で得体の知れなさや長いこと君臨してきた感が漂っていたし大物っぽいんだけれど中身は卑小という感じも醸し出していたな。バラと地面の下の死体という表裏も彼自身の二面性を強調してもいた。何だか年を取ることは悲しい…と思えちゃったよ。大悪人であったらしき彼が愚かしい妄念に囚われ初めて自らの手で直接行ったのが自分の子供を堕胎した女性の殺害…だなんてね。でも、高齢のおかげで裁かれる前に死という逃げ道を得ることができたわけだけど。この譜久村よりも興味深いキャラは片野坂。彼はもっと掘り下げて描いてほしかった気がする。上記の最後の言葉は絶対的な正義を掲げる右京さんを裏切った…って意味だよね。譜久村を追いかけるためとはいえ犯罪に手を染めてしまったわけだから。ここは、やはりダークナイトになってしまったカイトを思い出させるよね。まあ、あちらはまだ青いし、手段も荒いし色々とツッコミどころも多かったんだけれども(^^;)だから、そういう意味で彼はカイトの完成形というかダークナイトへの一つの答…とも言える?「正義や悪を超えたところで意味のあること」ではなかったかと考える冠城さん。根底のところで似た者同士かと思えた右京&冠城だけど決定的な違いがあることが判明したな。「The most dangerous partner」となった2人の今後が楽しみ。ゲスト:岩松了 織本順吉脚本:真野勝成監督:和泉聖治☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1995-dcade448☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!ブルーローズ聖なる愛相棒 紅茶かりんとう
2015.11.08
コメント(2)
第3話『死に神』右京さんったら冠城さんをワザワザ呼んで一緒に出掛けたりしてもうすっかり相棒してんじゃん(笑)「言っときますが、これは単なる偶然です」by右京今回、冠城さんがクリアしたのは右京さんが歩けば事件に当る!という“お約束”こうして少しずつ『相棒』ワールドに染められていく冠城さんの図ぅ?お話の方は一応、二転三転してるんだけど面白かったかっちゅーとう~ん…って感じ>スマソ前シーズンもこういうパターンじゃなかったっけ?ままままさかそうすることで新旧相棒の個性の差を目立たそうとの算段?で、そのお話の方だけど―雨宮が婚約者にしたことは立派な殺人だよね?それとも、自殺幇助ってことになっちゃうのかな?いずれにしても他の人達にしたのとはちょっと意味合いが違う様な気がする。婚約者:自分から先に死を望んだ →中村を説得した(?)他の人達:死を完全に決意していたわけではない →中村に促された>マインドコントロール?婚約者:中村が直接、手を下した>愛あり他の人達:中村が死ぬ手段を教えた>愛無し遺族からしたら、他の人達へのやり方の方が許せないよね。婚約者への罪の意識を和らげるため…と言っていたけどつまりは自分の気持ちのためだけの行動だってことでもしかしたら、法的には婚約者の件の方が重いかもしれないけど倫理的には、他の人達への所業の方が罪は重いと思う。だから、雨宮が中村に復讐しようとした気持ちは分かるけどでも、妹が死のうと思ったそもそもの原因は職場の人間関係なわけで…私だったら、まずは職場の人々を憎む気がする。まあ、妹からのSOSに気付かなかった自分への罪の意識を自分とは逆に妹の話を何度も聞いていたらしい中村を憎むことで薄めようとしていたのかもしれない。つまり、根底においては中村と同じ様な心境。で、雨宮が恋人のふりをした女性の本当の恋人@鷲尾はあれからどうしたのだろう?妻にバレれば離婚だとか何とか言っていたけど右京さんはそこまでバラすかな?バラしてほしいいけど>ぉ法的には罪は犯していないけど倫理的には殺人者と言えるよね。ここも中村と重ねているのかな?何かハッキリと悪をこらしたって結末じゃなかったからどうもスッキリしないのかもな。冠城さん紹介エピ第3弾という面では◎真面目に推理しているところは薫ちゃんの熱さを思い出させるし右京さんにも負けていない知的でクールな面はミッチーを彷彿とさせるし時々見せるオチャメなところはカイトの面影が浮かばないでもないけど彼らにはない世間ズレした感じオッサン臭さ(笑)右京さんと対等な目線(寧ろ上目線?)…等がユニークかな?右京さんも対抗してかカイトの時の様な好々爺然(酷)としたところが取れてちょっとトゲトゲしたりアクションもこなしたりちょっと若返った様子(笑)角田課長は今回は『相棒』ワールドへのナビゲーターって感じ>大袈裟米沢さんはちょっぴり嫉妬しちゃってる?とにかく今回は「相棒」という言葉をまたも繰り返されただけでなく直接それが右京さんへぶつけられたことで(右京さん自身はまだ「同居人」だと主張してるけど)冠城さんを「相棒」へとゴリ押しする回でもあった(笑)ゲスト:近藤公園 葛山信吾脚本:金井寛監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1986-82526e75☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!森のサファイア水で膨らむ不思議なビーズハヤブサ>タイピン家紋Tシャツ
2015.11.01
コメント(2)
第2話『或る相棒の死』お話はイマイチだったかな>スミマセンスミマセンでも、新相棒のキャラを掘り下げたという意味では面白かった。タイトルにもズバリ「相棒」の文字。右京&冠城は「相棒」>まだ「仮」だけど千原と早田も「相棒」>対比かつての冠城と千原も、ある意味「相棒」>貸し借りそして右京さんとカイトも「相棒」…「あなたは自分の相棒も逮捕したんですから」by冠城警察組織内での不正ということで『相棒』らしいテーマともいえるし法務省からの「お客さん」という冠城さんの設定を生かすものでもあった。千原の“自殺”現場の検証で枝が「刃物で切られた」のがバレバレな切り口を見せていたのはナンダカナ…だったけど冠城さんの真意を示す3つの鍵(メガネ・靴の泥・鞄)は右京さんの「悪い癖」を上手く引き出すものとなっていてここは面白かった。この違いからしてやはり、今回で重要なのは事件そのものではなくて冠城さんのキャラを際立たせることと右京さんとの「相棒」ぶりが少し進展すること…って感じ。殺された千早は善人ゆえ、あるいは正義ゆえに犠牲になったのではなく妬みで警察を辞め、元上司や同僚を恐喝するまでに堕ちてしまったわけでこれは、ダークサイドに堕ちてしまったカイトを重ねてもいるのかな?冠城さんの千原への「借り」はお漏らしを目撃しながら黙ってくれたことだった。勿論、これと犯罪に関することとは全く別モノだけれども見逃すか告発するか…の二者択一という点で千原と早田組織と個人右京さんとカイト…と重ねているのかな?それにしてもさ録音機能を備えたメガネって…お前はコナンか!?と、ツッコミを入れるべきでせうか?まあ、コナンのメガネの機能はこれどころじゃないけど(笑)そんな冠城さんの好みの飲み物はコーヒー。紅茶党の右京さんに対し相棒は何を飲むかってのも、毎回興味の対象となる。薫ちゃん:コーヒーミッチー:ミネラルウォーターカイト:コーラ…と、毎回違っていたから。なのに冠城さんでまたコーヒーに帰った…と思ったら何と、安い豆を温めのお湯で通常の6倍の濃さに淹れブルマンの如く深い香りと味わいに仕上げるんだそうだ。この拘り…今迄の相棒の誰よりも右京さんと対照的でありそれゆえに実は根本で似た者同士…という複雑微妙(?)なキャラになっている模様。カイト父の点てたお茶の断り方が全く同じだけど理由として挙げたのが紅茶とコーヒーという違いがある…ってところに象徴?ともかくも、冠城さんは右京さんにまだ心を許してはいないけど信頼感は生まれている様子。クールに利用してもいるけど反面、頼ってもいる。所々でおどけた口調になったりするのも面白いとか可愛いとかではなくより胡散臭く、またオッサン臭いところが特徴か(笑)右京さんの方もカイトの時は好々爺みたいになっちゃってたけど(酷今回は嫌な顔を見せている。全速力で走って追いかけたり、拳銃を奪い取ったりアクションも披露。緊張感のある「相棒」って面白い>原点回帰?峯秋@カイト父もカイトが「相棒」だった頃は父子問題を絡めていたので本当は息子思いだよん!というツンデレ父ぶりが強調されててキャラとしてはちょい緩い印象だったけど今回からはカイトはいないしつーか、カイトは犯罪者になってしまったわけだし父自身の黒い部分が強調されていくのかな?まあ、抹茶を飲んでもらえなくて拗ねる(ぇ)ところはちょい可愛くもあったけど(笑)ゲスト:宅間孝行脚本:真野勝成監督:橋本一☆トラックバックは何がなんだか…ひじゅに館へお願いします☆http://yakkunchi.blog90.fc2.com/tb.php/1978-41c991d5☆応援クリック、よろしくお願い致します☆ にほんブログ村 人気ブログランキングへ blogramランキング参加中!お抹茶お試しセットコナンのメガネスタンドセカンドフラッシュ万年筆
2015.10.25
コメント(2)
全179件 (179件中 1-50件目)