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2021.12.14
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テーマ: ●桜・好き(896)
カテゴリ: 古刹
2021/12/13/日曜日/快晴
大津山実相寺

武川町高山の神代桜は樹齢1800年から2000年ともいわれるエドヒガンザクラだそうだ。 初めてその樹を、こんな季節に見るというか会いにというか立ち寄ってみると、山中にぽつんとある訳ではなく、お寺の境内にあるのだった。

しかも境内には立派な桜がまだまだ沢山あった。山門に入ると大きな枝垂桜のトンネルが。多分春には美しく招き入れてくれる筈。

大津山実相寺、おおつざんしょうこくじ、と読むそうだ。1375年、同村大津にあった真言宗の寺を法義の上譲り受け日蓮宗に改宗、大津山実相寺と号したというから開山646年の歴史をもつ。

縁起によれば、武田信玄の永代祈願所として山高城址の今の場所に移ってから今年で459年。桜はこの場所でその4倍もの歳月を過ごし来て尚毎年忘れず花をつけている。

春には桜と共演するように黄水仙がたくさん咲いてそれは美しいと、毎年観ているお寺のお内儀さんが特別に晴々しい面持ちで教えてくださる。

大正時代に天然記念物指定になったが、熱狂的ブームはそんな古い話ではない。1日に百台の観光バスがやって来たこともあるという。コロナで今年は桜祭りも中止だった様子。近在の方がこんな静かなお花見は久しぶりとおっしゃったとか。

年降りた神代桜の幹と斜めに伸びた枝は何処からか落ちて来て蹲る年老いたドラゴンのようにも見える。

空想で桜満開の境内の様子を描いてみたが少し痛々しく、この神代桜にはもうお休みしてもらい、次の担い手にバトンタッチさせてあげてほしいと感じた。

境内には日本三大桜始め、名物の小桜が植樹されているらしい。これから五百年千年、弥栄いやはえ、やさか。





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最終更新日  2021.12.14 12:06:00
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