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「宜信」の話で思い出しましたが、例の恒生銀行で購入した3種類のファンドの状況をご報告いたします(笑)。まずは、運用期間6ヶ月の「月月賞」。これはファンドが購入した4つの株のうち、ひとつでも購入価格の65%を割ると、元金が90%になってしまうのですが、ファンド開始時期がちょうど株式低迷時期で、その後株は上がり続けているので問題なし。毎月利益が配当されるのですが、この3ヶ月、年率計算で7.5%、8%、8.5%の利息が配当されました。残り3ヶ月も同程度以上の配当が期待できそうです。2つ目のファンドは「歩歩穏」。これは運用期間1年で、ファンドが購入した4銘柄の株ともに購入価格の60%を切ることがなければ、1年後に元金&13%の利息がもらえますが、今のところ何の動きもありません。最後は「天天開心」。これも運用期間1年のはずでしたが、1年のうち1日でも、ファンドが購入した4銘柄全てが購入価格を上回った場合、元金&14%の利息を保証して事前終了するという規定があり、今回、3ヶ月で事前終了となりました。とはいえ、このファンドは購入後2ヶ月間は観察期間として年利7%の配当となるので、実際の利益率は年利9%程度。でも3ヶ月で9%の利益がついたのならまあまあの成績ですね。ちょうど我が家はお金が入用だったので、3ヶ月で事前終了してくれてよかったです。・・・というわけで、今のところ、購入した3つのファンドともに結構よい成績を収めています。ただ、ファンドの購入時期が株式低迷時期だったので、その時期に株を購入していれば、もっと利益が出たのかもしれません。ま、でも、株はファンドよりリスクが高いから、とファンドにしたわけですが・・・。株式市場が上がり調子の時は、ファンドを買うより直接株を買ったほうが高い利益を得られる可能性が高いけど、株式市場が下がっていく局面では直接株を持ってるほうが大きな損をかぶる可能性が高い。ファンドは株より利益も損失も穏やかってことですね。株式市場が上がっていくか下がっていくか、その時点で判断は難しいですし、そういう意味ではファンドを購入したのも間違いではなかったかな、と思っています。ただ株式市場が下がっていく時は、ファンドもたいした配当も出ないはずなので、高利回り、かつ元金・利益完全保証の「宜信」に預けたほうがお得な気がするな~、と思うつばめなのでした。
2010/10/26
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以前、恒生銀行のファンドのお話をブログに書いたことがありましたが、最近、新たな金融商品の存在を知りました。きっかけは、恒生銀行の担当者が転職し、行った先の会社の金融商品を紹介したいと連絡してきたこと。担当者はうら若き美女とあって、夫、喜んで説明を聞きに行きました(笑)。その会社、「宜信」は2006年に設立された新しい会社で、投資者から募ったお金を当座のお金に困っているサラリーマンや学生、中小企業や農民などに貸し付けるという事業をやっているらしい。投資商品は数種類あり、投資期間3ヶ月で7%、6ヶ月で8%、9ヶ月で9%、1年で10%という超高利回り。いずれも元金・利子完全保証である。中国の銀行の1年定期で2.5%の利息であるから、ここの1年10%の利息というのはにわかに信じがたい数字。なぜ10%もの利息を保証できるのか聞いてみると、貸付は無担保で2-3日の審査で現金が借りられるが、年率で18%程度の利息を取るらしい。要するに高利貸しなのである。それを聞いて思い出したのは、日本の武富士。ああいう感じの会社なのかなー、というイメージを抱いた。(貸付先は主に農村をターゲットにしている模様)高利貸しというとイメージは悪いが、投資する側にとってイメージより何より重要なのは、投資効率と安全性の兼ね合いである。恒生銀行の「歩歩穏」「天天開心」等のファンド商品は、年率12~13%程度の利息がもらえる可能性があるが、それも株式の動き次第であって、下手をすると一銭の利息ももらえないどころか、元金の一部を持っていかれる可能性もあるリスクの高い商品である。それに比べて、この「宜信」の商品は、元金・利子完全保証という点で、銀行預金と全く変わらない感覚で利用できる画期的商品。安全性が高く、効率のよい投資商品として余ってるお金をしばらく預けておくにはうってつけという感じがする。唯一のリスクといえば、この会社が現金を持ってドロンしたりする心配がゼロとは言えないところにある。そのリスクをどう見るかは個人の考え方によるであろう。「宜信」の社長は北京大学卒業後、アメリカに渡って経済学を学んだ人で、会社は設立後数年で、従業員数千人の規模にまで成長しており、2013年にはアメリカの株式市場に上場する準備もしているようである。話を聞き終わった夫はすぐ乗り気になり、「とりあえず3ヶ月のやつに いくらか預けてみよう」と言い出したが、「うちに余ってるお金なんてないじゃん、 『存貸通』にある現金以外は 全部ファンドを買ったから、 年末まで資金は動かせないよ」とつばめが言うと、「存貸通」にある現金の一部をこちらに預けようという。「存貸通」とは、つばめ夫婦がローンを借りている工商銀行で開設した口座の名前で、ここに現金を入れておくと、その現金額分のローンを返済したものとして日割りでローン利息を計算してくれるというありがたい口座。一番の利点は、普通口座と同様にいつでも現金を出し入れできるという点。だから急に現金が必要になった際にはここの現金を使えばいいね、と話していたのである。そこの現金を「宜信」に預けることにはつばめは反対。3ヶ月とはいえ、急に現金が入用になった時困るじゃない?今のつばめ夫婦に必要なのは、10%程度の利息よりも流動性。急によい商売のネタや投資情報が転がり込んで来た時、すぐにある程度の現金が準備できるというのがチャンスを逃さないためには必要なことなのだ。ふたりがもっと年を取って、1000万元ぐらい余ってる現金が手元にできたら、ここに預けて、年100万元の利息をもらって、左うちわで暮らせばいいじゃない。冗談交じりにそう夫に言ってみたが、「存貸通の現金の一部をちょっと試しに ここに預けてみるだけじゃないか。 それに本当に急に現金が必要になれば、 すぐに貸してくれる友達の10人や20人、 全然困らない」と言う。ま、そこまで言うなら好きにしたら、とつばめは言ったのだが、それ以来出張続きの夫は、まだ「宜信」に連絡を取っていない様子。実際にお金を預けたら、どんな感じか、また皆さんにご報告いたします。
2010/10/22
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つばめ夫婦は、三環のマンションを売った現金が手元にあるのに、なぜ工商銀行のローンを返さないのかと思った方もいるかもしれませんね。ローンは五環外のマンションのもので、そのマンションは、購入契約直前になって突然、住宅ローンは組めない、商業ビルとしての登記になるので、商業ローンになると言われ、ローン利率はなんと6.534%という高利子。確かに、「存貸通」なんかに入れる現金があるなら、直接ローンを返したほうがいいかな、とつばめ夫婦も一度は考えました。でも、色んな不動産価格抑制のための政策が発表され、ローンがますます借りにくくなっている今、せっかく借りることができているローンをわざわざ返すことはない、借りているお金は「存貸通」に預けておいて、必要になった時にいつでも使えるようにしておくほうが得策、という結論になりました。今後、不動産を買いたいと思っても、ローンが組めるとは限らないのです。それに、6.534%のローン利息は確かに高いけど、それで借りたお金で、恒生銀行のファンドを買って、10%以上の利益が出れば、借金をしてるほうがいい、とも考えることができます。いわば、利息以上に利益が出るお金の運用ができればいいわけです。ま、そううまくいくかどうかは分かりませんけど!とにかく、急に現金が必要になった場合に備えて手元に残しておくお金の役割を「存貸通」に任せ、その他の部分をファンドや株に振り分けることにしたのでした。手元にお金があるように見えるのは、借金を返してないからだったのですね!・・・というわけで、借金は返さないですむなら返さないでおこう、を地で行っているつばめ夫婦なのでした。↓日本のおばあちゃんに送ってもらった 風船セットで作ったキリンに 水を飲ませるチビちゃん。 毎日、ままごとセットで石のご飯をあげます。
2010/06/22
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銀行ローンを抱えている人にとってうれしいお知らせです。知る人ぞ知る、中国工商銀行の「存貸通」。工商銀行にローンがある人が「存貸通」という口座を開設し、そこに普通預金をしておくと、その預金は前倒しでローンを返却しているものとみなされ、当日のローン利息計算からその金額を控除してくれるというもの。普通預金なのでいつでも出し入れでき、その日にいくら預金残高があるかによって、日割り計算でローン利息を節約できるのです。とはいえ、預金額がそのまま前倒し返却額とみなされるわけではなく、預金額から5万元を引き、さらにその80%の額で計算されます。例えば、30万元を「存貸通」の普通預金に入れた場合、節約できるローン額の計算は以下のようになります。(30万-5万)× 80% = 20万借りているローン利率が5.94%で、普通預金の利息が0.36%の場合、普通預金の利息は別に支払われるのでそれを引いて、20万 ×(5.94%-0.36%)= 11,160元1年でこれだけの利息が節約できる、逆に考えると、30万元の普通預金の利息が11,160元と考えると、利息は年3.72%となり、一般の普通預金の0.36%と比べてずーっと割がいいことになります。普通預金と同じようにいつでも出し入れできて、利息は5年定期より高いなんてお得ですね。見方を変えれば、30万元を「存貸通」に入れておけば、30万元のローンがあっても、10万元分の利息しか払わなくていいと考えることもできます。これは工商銀行の例ですが、深発展、建設銀行、招商銀行、中国銀行、民生銀行等の銀行でも同種の商品があるようです。うちは工商銀行に借金があるので、工商銀行の「存貸通」を利用する予定です。中国の各銀行に借金がある皆さん、ぜひこの種のサービスを利用してローン利息を節約しましょう!
2010/06/21
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恒生銀行のお勧めファンドの2つめは「歩歩穏」。運用期間は1年。ファンドマネージャーが4つの株を選択して運用、1年後に利益を受け取ります。《利益計算方法と元金保証について》1年間、4株がすべて購入価格の60%以上で推移すれば、1年後に元金+年利13%の利益を一括で受け取ることができます。逆に1年の間に4株のうち1つでも購入価格の60%を下回ると、元金が90%になってしまうばかりでなく、一銭の利益も受け取ることができません。《事前終了について》3ヶ月ごとの期末に4株がすべて購入価格を上回っていれば、元金全額+13%の利益が保証され、ファンドは事前終了。1年のうちに期末は4回あるので、60%ラインを切った場合でも元金全額&13%の利益を手にする挽回チャンスが4回はあるというわけです。3つ目のファンドは「天天開心」。運用期間は1年。ファンドマネージャーが4つの株を選択して運用し、月ごとに利益を受け取ります。《利益計算方法》1ヶ月のうち、1日でも4株すべてが購入価格の90%以上の範囲にあれば、月末に年利14%の利益を受け取ることができます。逆に1ヶ月のうち4株のうち1つでも、1ヶ月間ずっと購入価格の90%以下で推移すれば、その月の利益は0となります。《元金保証について》1年の間に1日でも、4株のうちの1つが購入価格の60%を下回ると元金が90%になってしまいます。《事前終了について》1年のうち1日でも、4株すべてが購入価格を上回ると、元金全額+その月の14%の利益が保証され、ファンドは事前終了。60%の元金保証ラインを切った場合でも、毎日挽回のチャンスがあるという意味で、「天天開心(毎日うれしい)」というファンド名がつけられています。年利14%とうたってはいますが、購入後2ヶ月間は観察期間として月末に年利7%の配当となります。月によって利益がもらえたりもらえなかったりする可能性が高いので、実際の利益率は不明。それでも普通預金の利息0.36%と比べると、年利8~12%、13%、14%というのはすこぶる利益率がいい。もちろんリスクはあるわけだが、最悪でも元金の90%は保証されるのだから、試してみよう、と夫。夫の友人おすすめの「月月賞」を中心に、「歩歩穏」と「天天開心」を少しずつ、そして突然現金がいることになった場合に備えて、「七天通知」という預金をすることにした。「七天通知」というのは、現金を引き出したい日の七日前に銀行にその旨を通知する必要があるのですが、利息が1.35%と、普通預金の0.36%の3倍以上。当然元金100%保証です。普通預金ほどの流動性はありませんが、7日後には預金が下ろせるのだし、それでいて3ヶ月定期(1.71%)に近い利息がつくなら悪くないかな、ということで。さてさて、結果はどうなることやら。。。半年~1年後に3つのファンドの結果がどうなったか、またお知らせしますね!↓マンゴー大好き!
2010/06/11
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三環のマンションを売ったお金で市重点小学校のある地区に不動産を購入する予定をしていたつばめ夫婦でしたが、そこに不動産を購入してもつばめが外国人のため、そこに戸籍を移すことができないので意味がないことが分かりました。また今の政策が緩和されないかぎりローンも組めないので、しばらく不動産を買うのは無理そうです。こうなると、三環のマンションを売ったのがよかったのか悪かったのか分かりません。マンションは人手に渡ってしまいましたが、手元にはマンション売却の現金が。今となっては急ぎの使い道もないこのお金、株につぎ込んでなくなるのも困るし、かといって低利子の銀行に預けておくのはもったいないし、ということで、その中間を取って銀行のファンドを購入することにしました。夫が友人から、「香港系の恒生銀行という銀行のファンドは 利回りがいいらしい」と聞いてきた。ちょうどうちの近くに恒生銀行があるので、夫とともにファンドの説明を聞きに行った。この銀行は外資系だけあって普通の銀行とは雰囲気が違う。入るとまずカウンターがあって、そこで担当者を呼んでもらう。担当者と個室でマンツーマン対応の銀行なのだ。だからファンドの説明もゆっくり聞くことができた。担当者お勧めのファンドは3つ。「月月賞」、「歩歩穏」、そして「天天開心」です。まずは「月月賞」。ファンドマネージャーが4つの株を選択して購入、半年間運用します。その4株の株価の変動によって毎月末に年利約8~12%程度の利益を受け取ることができます。《具体的な計算方法》元金×月末に4株のうち一番成績の悪い株の伸び率×0.8元金が10万で、月末に一番成績の悪い株の価格が購入時の80%だった場合、10万×80%×0.8=640元(年利7.68%)元金が10万で、月末に一番成績の悪い株の価格が購入時の120%だった場合、10万×120%×0.8=960元(年利11.52%)例の640元や960元は1ヶ月分の利益なので、こういう利益が6ヶ月続けてもらえるということです。特徴は、どれだけ株価が下がっても、計算式に当てはめて何がしかの利益がもらえる点。自分で株を買った場合、下がったら下がった分だけ損が出ますよね。逆に半年のうちに4株のうち1つでも購入価格の65%を割ると、元金が90%になってしまいます。10万元出してこのファンドを購入した場合、戻ってくる元金が9万元となってしまうのです。それでも毎月受け取った利益である程度埋め合わせができるので、大きく損をする可能性が少ないファンドだとのこと。夫の友人によると、「月月賞」は今までに一度も客に損をさせたことがない実績のあるファンドらしい。これはなかなかよさそうだな、と思いました。つづく。
2010/06/10
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