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「仕掛人・藤枝梅安 梅安最合傘」に収録されてまんがなーあ。 梅安は井筒でおもんに隠し部屋に案内してもらった、一度みたいと思っていたのだ、侍2人の客であった、浪人と若い侍だったのだ。それが、男色にふけっているのだ。浪人の顔を見て、梅安ははっとしたのだ、それが梅安の命の恩人なのだ、梅安は茶店けんかをして、相手の侍をやっつけた、その仲間がおってきて、鳥井峠で取り囲まれたのだ、そのとき浪人が現れて、5人を切り捨ててしまった。俺は人を切りたかったのだ、おまえがやられているのを見て、ちょうど手頃な相手だったという、梅安が名乗ろうとすると、そんなことはどうでもいいと去って行ったのだ。それで、彦次郎が現れたので、後をつけさせたのだ、浪人は井筒から越後屋のかごが出てくるのを待っていて、かご下記と越後谷を殺してしまったのだ。彦次郎が尾行して、井坂権兵衛と宮部数馬とわかったのだ。井坂は宮部の父と争って、切り捨てて出奔したのだ。数馬は敵討ちで井坂の後を追ったのだ、そして出会って手込めにさせてしまい、暖色の道の味を覚えて、一緒に住んでいるのだ。そもそも宮部の父と井坂は庵という、若衆を争ったのだ、だから、数馬の仇討ちには誰も助っ人はいなかったのだ。さらに、越後屋と同じようにかごが襲われて、金が奪われたのだ、それで、梅安と彦次郎は許してはおけぬとし替えを2人の共同で行うというお話でんがなーあ仕掛けのシーンは見事ですなーあ、流れるような展開でんがなーあ・・男色がテーマのお話ですがな~あ・・・・
2014/04/16
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「仕掛人・藤枝梅安 梅安最合傘」に収録されてまんがなーあ。 彦次郎は玉屋七兵衛か殺しの依頼の受けた、あまり気に入らないが引き受けたのだ、仕掛ける相手は浪人の林又右衛門なのだ。すごく、腕の立つ浪人で、派手な生活をしているのだ。彦次郎は梅安のところに行った、再起の仕掛けは2人でやることが多いのだ、彦次郎は小 杉十五郎を見たという、小杉は一緒に帰ってきたが、どこかに行ってしまったのだ。2人の浪人が小杉後をつけていたが、うまく巻いたという、彦次郎は2人の後をつけて、林又右衛門とつながりがあるのを知ったのだ。林は小杉にやられた旗本と関連があって、小杉殺害を請け負っていたのだ。また、一方では吉野屋を強請っていたのだ。吉野屋は元は浅村の久蔵といい、一緒に押し込みをやった仲間だったのだ。だが、吉野屋を買い取って、主に収まって、家業を継いだ、女房をもらい、吉野屋ふが女房で持っているという評判だ軌道に乗っているのだ。吉野屋は500両を林から強請られていたのだ、それで、仕掛け玉屋に依頼したのだ。だが、玉屋から。彦次郎に仕掛けを断ってきたのだ、彦次郎は仕掛けというのはそんないい加減なことで、人の命を取るのかと反論、今後は関わりのないことにしてほしいという。玉屋も彦次郎もお互いに許してはおけないと、相手を狙うのだ。小杉が、旗本たちと勝負をつけようと、牛堀道場に行った、そして相手が来るのを待ったのだ。道場にはおそってこない、出たところで仕掛けてくると、相手を待って勝負して、壮絶な斬り合いとなった。梅安は馬を持ってきた、馬に車を引かせて、彦次郎とともに、林を討ち取るのだ、この殺陣のシーンはすごいがなーあ。この、荷車のシーンは、剣客商売でも使われていたな~あ。そして、少したってから、すれ違いざまに梅安は玉屋を仕掛けたのだ。林が吉野屋の娘を誘拐して、500両ゆすり取ろう画策する話も、絡まって、かなり糸が絡まった作品でんがなーあ.わてには、ちょいとついて行くのが大変どしたがなーあ。
2014/04/08
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「仕掛人・藤枝梅安 梅安最合傘」に収録されてまんがなーあ。梅安は伊勢虎でほとりでちびちびやっていた、それが楽しみなのだ。座敷の客の女の顔に見覚えがあったのだ、菓子屋笹屋が家族できていたのだ、それで、女中にそれとなく聞いたのだ、女は後妻で子供はもらい子だという。15年前のことだった、梅安が京都にいる頃だった、師匠の代診に行ったときだった、愛宕山の一の鳥居、女が子を捨てた、赤児だーあ、梅安が子を抱いて、女の前に立ったが、女は逃げていった、女とは勝手なものだと思って腹が立ったのだ、梅安も母に置き去りにされた過去を持っているから思いは一塩なのだ。その子を連れ帰ると、師匠がもらい先を見つけてくれたのだ・・・だが、今の女には、そのときの面影はない、子供と女がすれ違った時に子供が当たりそうになったので、女が子供を突き飛ばしたのだ、勝手な傲慢な女だ、そう思った時、内暗に殺意が芽生えたのだ。女は、さらに店の悪口を言い出した、もう許せぬと梅安は仕掛ける気になったのだ。そして、梅安は狙った、だが女がもらい子を我が子のようにかわいがっているのを見て、仕掛ける気にはならなかった。その代わりすれ違ったときに、文を女の着物にいれとおいたのだ、女はその文を読んだ、女には脂汗がにじんだと締めてますがな~あ子を捨てる女への怒りというもでしょうかねぇ、作品としては、習作で、まだ完成していないと思えるがな~あ。
2014/04/07
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「仕掛人・藤枝梅安 梅安最合傘」に収録されてまんがなーあ。 菅野の亀右衛門が梅安のところにやってきた、かつては仕掛の依頼を受けたことがある、でも亀右衛門は引退したはずだ、大井の駒蔵に頼まれて、会って話を聞いてやってくれと言う。それで、大井の駒蔵と会った、仕掛の相手が音羽の半右衛門だというのだ、これは面白いと梅安は引き受けた。半右衛門の依頼で、長門守を仕掛けた後だった、依頼した近江屋が倅は頼んだが長門守まで頼んだ覚えはないとねじ込んだが、半右衛門は取り合わない。関わりのないことだという、それで、近江屋が半右衛門を生かしておけば、立場が危うくなると考えて、縄張りを狙っている駒蔵に頼んだのだ。そして、半右衛門は、駒蔵の仕掛を、依頼人は俺だと言って、梅安に頼むのだ。梅安は、見事に半右衛門を仕掛けた、そしてほっとした近江屋を梅安が仕掛ける、駒蔵は彦次郎が仕掛けたのだ。半右衛門が仕掛けられたのは、仕組まれた芝居であったのだ、妻と半右衛門の配下の強力で、見事に近江屋をダマしたのだ。大阪から戻ってきていた、小杉十五郎も協力したのだーあ。まーあ、よくある話ですがな~あ、流れがいいのでつり込まれてしまうがな~あそして、仕掛けた後は鰹飯を楽しむというのが、粋な計らいでんがな~あ。
2014/04/04
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「仕掛人・藤枝梅安 梅安蟻地獄」に収録されてまんがなーあ。 外科医の堀本桃庵の治療の帰り道、大川端で人が斬られていた、それで梅安は桃庵のところに担ぎ込んだが、助からなかった、目明かしの豊治郎だったのだ、「あべ」と発して死んだ。豊治郎は立派な親分だという評判だったのだ、それで、梅安は豊治郎の家に知らせに行き、女房のお吉に告げたのだ。そんな折、札掛けの吉兵衛の紹介で音羽の半右衛門が仕掛の依頼を持ってきた、梅安は引き受けるつもりはなかった、そうすると独り言だと言って、半右衛門は語り出したのだ、安部長門守と倅の主税をやってくれと言う、7千石の御側衆の大家なのだ。特に主税は急ぐというのだ。そして、お吉に事情を尋ねに言った、あべと言うと、安部長門守の倅が、金貸しから借金して返さない、金貸しが訴えると、逆にでっち上げだと言われて、金貸しは処刑されてしまった、それで、その娘が豊治郎に相談に来て、探っていたというのだ。梅安は帰りに、襲われて、大川に飛び込んで、彦次郎のところに飛び込んだのだ。桃庵のところに担ぎこんだ時から、つけられていたのだ。それで、半右衛門のところに出向きに、仕掛の承諾をした、桃庵には西村左内という仕掛人が護衛をしてくれるのだ。お膳立ては、半右衛門がしてくれた、主税の乗った船にに飛び降りて、主税と水中に落として仕掛けたのだ。次は、長門守だ、料亭で近江屋に密談中を襲うのだ、何と主税の仕掛を頼んだのが父親だったと解ったのだ。厠の天井に忍んで、仕掛けまんがなーあ・・・・・おそらく嫌気がさして、半右衛門が長門守を仕掛けたのだろうと結んででますがなーあ。やっと、音羽の半右衛門が登場しましたな~あ。いやはや、佳境に入ってきた感じでんがな~あ。
2014/03/30
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「仕掛人・藤枝梅安 梅安蟻地獄」に収録されてまんがなーあ。 梅安は上方の白子屋菊右衛門から仕事の依頼が来たのだ、梅安は上方にいた頃の、仕掛の仕事を受けたことが多々あったのだ。それで、どうしようか思案していると頃に、小杉十五郎がやって来たのだ。小杉がトラブルに巻き込まれて、同じ道場に通っていた、3人襲われて、2人を斬ったのだ。牛堀道場に通っていたが、牛堀先生が他界したのだ、それで、死ぬ前に遺言を金子孫十郎に届けていたのだ。跡目は小杉にと書かれていた、金子が遺言通り後を継いで貰いたいというので、断り切れなかった。だが、旗本の子息たちは、3年くらい通っただけの浪人に後は継がせたくないのだ、俺たちのうちの誰かがと暗殺を企てのだ。2人を斬った以上敵討ちに来るのは必定だ、それで梅安に相談を持ちかけたのだ、梅安は上方に落ちようと一緒に旅立ったのだ、そして、箱根で元門弟だった侍が江戸に上る途中にすれ違った、小杉は気づかなかったのだ。相手は金子道場に行って、事の次第を聞いたのだ、殺された旗本の兄など3人が既に、小杉をおって旅立っていた。さらに、金子を討とうと数人が後を追ったのだ。彦次郎も様子を察知して、梅安を追うのだ・・・・・・ここからのサスペンスが楽しいがな~あ、梅安は藤枝で、ちょいとのんびりしたがな~あ。それで、先に立った方が追い越したのだ。結局挟み撃ちみたいな形になるがな~あまーあ、梅安と彦次郎が、小杉に協力して返り討ちをする話ですがな~あ。そして、白子やで逗留、梅安は仕掛を見事に果たして感謝されて、小杉を1年間ほど白子屋に預かって貰うことになるのだーあ。仕掛の内容はあまりウエートが置かれてなくて、メインは狙われた小杉のお話ですなーあ。二条城で仕掛をしたとちらっと述出てる程度でんがな~あ。それで、藤枝で、昔働かされていた店の小僧をみて、何とか救ってやりたいと思ったのだが、風邪をこじらせて死んだと聞かされるがな~あ。梅安の昔の境遇が語られますがな~あ・・・
2014/03/29
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仕掛人・藤枝梅安を読む「梅安蟻地獄」 「仕掛人・藤枝梅安 梅安蟻地獄」に収録されてまんがなーあ。 梅安はおもんと井筒で肌を温めあった帰り道、後をつけられていると感じたのだ。そして、襲われる殺気を感じたので名乗った、相手は人違いと解って、去っていった。それで、おもんに聞いたら、医者の宗伯というのだ、梅安と似ていたという、伊豆屋長兵衛と会っていたといのだ。伊豆屋も宗伯もどちらも、呼んだ覚えがないという、誰かにおびき出されたという不安を感じたのだ。そいて、掛札の吉兵衛が梅安に仕掛の依頼を持ってきたのだ、それが伊豆屋だというのだ。梅安は彦次郎の協力を得て、伊豆屋を調べ出すのだ。万八という料理屋で、隣の客がこの前に人違いで襲ってきた相手と解り、梅安は声を変えた、そして、語り合ってたのあ、小杉十五郎という浪人だった、千住の女郎の頼みを聞いて、3両で引き受けたという。宗伯は非常な色好みで、沼田いた頃に、母と姦通をしたというのだ、そして、沼田か逐電したのだ、っじょろうの家も断絶になり、父は宗伯をおって旅に出たが、病に倒れた、そして女郎は、この境遇に落ちたというのだ、喀血して長くない女郎が、小杉に頼んだのだ。宗伯は江戸の兄を頼って逃げたのだ、兄が伊豆屋なのだ。元武は沼田藩の武士だったのだ、宗伯の毒で、お家の暗殺をやってのけ、金をせしめて、武士を捨て、商売人となったのだ。そして、いつもは、用心棒を携えているのだ。伊豆屋は逆に、小杉のことを調べだした、そして小杉に刺客を放ったのだ。梅安は見事に伊豆屋を仕掛けた、小杉は刺客に襲われたが、傷を負ったが、相手を倒した。そして、宗伯は兄がやられたので、逃げた、それを彦次郎が小杉を助けて、宗伯をおって仕留めたのだ。小杉と梅安とか関わり、親しくなるお話の始まりですがな~あ。流れるような、殺陣のサスペンスが素晴らしいですがな~あ、これは映画化されてるが、原作が一番いいがな~あ。
2014/03/26
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「仕掛人・藤枝梅安 梅安蟻地獄」に収録されてまんがなーあ。 梅安は仕掛を終えたばかりだった、だがすぐに札掛の吉兵衛が是非のと、仕事を持ってきたのだが、立て続けの仕事は御免こうむると耳を貸さなかったのだ。そして、料亭の井筒の出かけた、彦次郎と飲むつもりだった、留守だったので、来るようにと伝言を頼んでおいたのだ。おもんを相手にして飲んでいたのだ、だが、主人が呼びに来たのだ、手当をしてくれというのだ。老婦人だった、斬られていたのだ、梅安は手に老いないので、知り合いの外科医を呼んで、縫合して貰ったのだ。傷は深傷で、助かる見込みは少ないというのだ、そして、梅安は井筒の主人から事情を聞いたのだ。女は出石藩の松永新五郎の母でたかという、出奔してきて、小太刀で本間左近に挑ん出来られたのだ、そして、、知り合いだった井筒に駆け込んだというわけだ。本間左近は出石藩のもてあまし者だった、庶民に狼藉をはたらくのは日常茶飯事だったという、ある日、子供が馬の前を横切った、それで、手打ちにしようとした左近を諫めたがのが、新五郎の嫁だった、何を抜かすと斬り殺されてしまったのだ。だが、庶民の訴えで、出石藩は江戸に左近を逃したのだ、母のたかは倅に、嫁のの敵を討てと言うが、息子は懐柔されてしまって何もしない。せめて、かなわないまでも、一太刀と出石を出て、江戸に来て狙ったという次第だ。梅安と彦次郎が、たかの恨みを晴らしてやるというお話でんがなーあ、仕掛のシーンの描写は見事でしたがなーあ。最後におまけが付いてたな~あ、吉兵衛が仕掛の依頼の相手がよくわかったな~あと、仕掛料をもらえるというのは、やり過ぎでんがな~あ。このシリーズは本で読む方が面白いがな~あ
2014/03/25
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「仕掛人・藤枝梅安 殺しの四人」に収録されてまんがなーあ。 梅安と彦次郎が江戸に持ってきたのが、師走になってからだ、しばらくは本業に精を出して、殺しを忘れようというのだが、そうは行かなかった。彦次郎に田中屋久兵衛から依頼が来たのだ、嶋田大学の家来だった男をやれと言うのだ、仕掛は早くとせかされるのだ。彦次郎は、久兵衛にはかりがあるのだ、以前仕掛を頼まれたが、病気になった、それで代わりの者が仕掛けたのだが、貰った半期を返そうとすると、見舞いだ取って置いてくれと言われた切りがあるのだ。仕掛の相手の男は、海坊主のような大男だ、このことを彦次郎は梅安に話したのだ。梅安は針の治療で寺に呼ばれたのだ、そのときつけられているのに気づいた、手当てした女は若い女で凄く痛んでいた、寺からの帰りに、つけられていた男を捲いて、逆に後をつけた。そして、家に入った男から、そこな人お声をかけられたので、家に入って酒を酌み交わして、事情を知った。彦次郎が仕掛ける男だのには、驚くがな~あ、主人の嶋田大学が色情狂で、ように妻を手籠めにした、それで、妻は首を縊った、ようには泣き寝入りをした、今度はふぉくがが、用人の娘に及んだ、娘は抵抗したので、暴行を受けて、レイプされる、見かねた、家来の男が娘を連れて逃げた、それが石川友五郎で彦次郎の仕掛の相手だったのだ。この世に行かしておいては、為にならない者をやるのが仕掛人だ、だが、今度の場合は違ったのだ、大学が久兵衛に仕掛を頼んだのは、娘を連れ去られて逃げられた腹いせだ、久兵衛は表は口入れ屋だ、大学の口聞きで、甘い汁を吸っているので、断れなかったのだ。怒った彦次郎と梅安、久兵衛と大学を仕掛けるのだーあ、金にならない殺しをやってしまったのだ。流れるような展開はわくわくさしてくれましたがな~あ、さすがは池波先生ですなーあ。
2014/03/24
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「仕掛人・藤枝梅安 殺しの四人」に収録されてまんがなーあ。 梅安と彦次郎は、京にいて名所回りをたのぢんでいたが、そろそろ金がつきたのだ、江戸に帰ろうかと思っていたが、白子屋から依頼があった。凄い腕の立つ侍で、おくった刺客がことごとくやられたというのだ。金子又蔵で、草津の先の目川村だという、それで、彦次郎と草津に乗り込んだ、だが、金子の評判がいいのだ、。そして、目川村に様子を見にいった、金子が病で医師を呼びに行ったが、不在でその医師と梅安は思われたのだ。それで、梅安はその医師になりすましたのだ。金子のそばに付き添っていたのは、佐川久馬という前髪の侍だ、まだ15,6なのだ、それで、梅安は診ると腸捻転金井かを起こしているのが、診て取れた、これでは手の施しようがなかった。それを知った、金子は脇差しを突き立てて、命を絶ってしまった。でも、梅安は金を受け取って、それで江戸に向かった、目川村を通ったとき、金子さえいなければと、3人の侍が久馬を狙っていたのを耳にして片付けてしまった。久馬は小姓で、若殿の相手に求められて、はねのけたのだ、それで、屈辱的な仕打ちを受けたのだ、泣き寝入りはせず、若殿殺して出奔したのだ。それで、藩が刺客を差し向けたが、一緒にいた金子が強すぎて、手が出ず、仕掛の依頼をしたのだーあ。事情を知った梅安は、仕事量の半金に文をつけて、久馬に届けるのだ、侍の世界のこと、後は知らないという訳じゃがな~あ。ちょっと風化わりですねぇ。・・・・ まーあ、箸休め的作品ですがな~あ。。
2014/03/22
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「仕掛人・藤枝梅安 殺しの四人」に収録されてまんがなーあ。 梅安は彦次郎と伊勢詣りに出かけて、さらに奈良に足を伸ばした、そして歌姫越えで京に向かった、途中の祝園付近で、3人を追い越していった侍を見て彦次郎の顔色が変わった、奴を行かしてはいけないというんだ、女房と子供を殺した奴だという。それで、梅安も仇討ちに協力するのだ。(歌姫街道は山背古道ですかな~あ、そして祝園(ほうその)は鬼平でも出てきた場所ですなーあ)梅安はどうも、そういう非道をした侍とは見えないというのだ、そして、墨染の寺に入った、梅安を拾って、鍼医者にしてくれた師の津山悦堂の墓の前で合掌しているので、声をかけた。そして、道中をともにした、彦次郎には任せて置けと言って、後を付いてくるように行った。郡山藩の侍で、今日に向かうという、それで道中を一緒にするのだ、峯山又十郎といい、師が峯山の父の病を治療して、命を救ったので、その後は礼を欠かさないのだ。そして、弟がいるというので、どうやら彦次郎の敵は弟の方に思われたのだ。京に入り、峯山が仕掛の元締めの白子屋と会っていたのだ、それで、梅安は白子屋を訪ねたのだ、かつて仕掛を引け受けたことが数度あるのだ。峯山は、父親が死んでから、峯山に養子に入ったのだ、旧姓は井坂という、弟の惣市は剣の腕が立ち、粗暴で暴れ者になっていたのだ。彦次郎は寺に雇われていた、女房を貰い3年が過ぎたとき、女房といるところを惣市と連れの浪人襲われたのだ、彦次郎は殴られて、気絶をしていた、その間に妻がレイプされたのだ。その後、個を道連れに妻は首を縊ったのだ。そして、惣市が今も暴れ回っていて、たまに金をせびりに来る、峯山は剣はさっぱりなので、それで人の紹介で白子屋に仕掛を頼んだのだ。然し、仕掛料は、凄く安いのであった、それを承知で梅安は引き受けたのだ、彦次郎と敵討ちをするためだ。惣市を始め、6人の浪人が徒党を組んで住んでいるのだ、毒蝮と言われて、鼻つまみになっている。6にない手に仕掛けていく、このシーンの描写が凄くテンポ良く、たのしいのだーあ。2人ずつやっつける、残った惣市ともう1人は手強いのだ、だが鍼ではなくて、水に毒を入れて仕掛けるというのは、ちょいと拍子抜けしたがな~あ。すごい殺陣を期待してたんだな~あ。(^o^)
2014/03/21
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「仕掛人・藤枝梅安 殺しの四人」に収録されてまんがなーあ。 梅安の今度の仕掛けは、久留米21万石の御用取次役だ、侍の仕掛けは難しい、仕事に取りかかる前に、前の仕掛けが住んだばかりなので、伊豆に湯治に出かけたのだ。仕掛けを終えた後は、江戸を離れて、のんびりするのだ。伊豆の湯治場で、梅安は見た男は、連れに言った、10年前に女房を殺した男を見た、息の根を止めねばと言う、見たのは井上という浪人で、梅安に妻を殺されたのだ。連れは佐々木といい、かなりの使い手で、2人は仕掛人だった。梅安は、帰りにつけられているのを知った、それで、彦次郎に事情を話したのだ、彦次郎は代わりに梅安の仕掛けの相手の侍の屋敷を探るのだ、下屋敷は賭場が立っている。それで、中間たちを手なずけて、様子を聞くのだ。その帰りに、井上とばったり出会い、恐ろしい殺気を互いに感じるのだ。ひょっとして、梅安を狙っている男ではという。10年前に梅安は鍼医者として独立するまでになっていた、そして井上の妻の治療を頼まれた、そのあゝとで、出来てしまったのだ、だが、井上に見つかってしまった、妻は無理矢理されたと嘘を言った、梅安は殴られただけに、見逃して貰った。だが、女の嘘が許せず、女を殺したのだ、それが、この仕掛けの道に入るきっかけともなったのだ。梅安は、家に戻って襲ってくるのを撃退する工夫をする、一足早く彦次郎が天井裏に忍び込んで待っている。来たーあ、井上と佐々木だ、佐々木が入ったとき、梅安はすぐに飛びついた、相手は不IIを疲れた、井上には上から、彦次郎の吹き針の攻撃だ、2人して何とか凌いだのだ。この、シーンの描写がいいですなーあ、まるで、スクリーンを見ているかのようですねぇその後、以来の仕事を片付けて、その金で、2人して伊勢詣りをするのだーあ。仕事の前に、おもとと激しくHするシーンもなかなかですがなーあ。緒方拳をイメージしながら、呼んでまんがなーあ・・・びったりの役者でんがな~あ。仕掛人2人VS2人の対決、それで、殺しの4人ですかなーあ
2014/03/20
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「仕掛人・藤枝梅安 殺しの四人」に収録されてまんがなーあ。 下駄屋が煙草を飲んでる、女房が帰ってきて、なんてことを言う、梅安がそこに入ってきて、下駄屋の頭をどつく、せっかく取り留めた命だ、女房がどれだけ看病したか、それを忘れたのかという、下駄屋はビビってしまったのだ、梅安のすごさに・・ 梅安は腕の立つ針医者なのだ、35才なのだ。その評判とか人となりが紹介されるのだ。イントロですなーあ。そして、赤大黒の市兵衛がやって来る、殺しの依頼だなのだ、殺しを頼む物を「起り(おこり)」、受ける物を「蔓」という。蔓は仕掛人に殺しを依頼する、だが、一切依頼者、何故仕掛けるかは言わない、受けた仕掛人も効かないのだ。蔓は以来の金の飯分を取り、仕掛人が残り半分を貰うというシステムなのだ。まーあ、これはTVで仕掛人シリーズがブームになったので、よくわかるがな~あ。 殺す相手は、料理屋万七の女将のおみのなのだ、女を仕掛けるのだ、おみのは後妻だが、先妻を梅安は3年前に仕掛けられている、その後後添えに納まったのだ、茶汲み女なのだ、おみのが店の実権を握ってから、店は左前になってきているのだ。梅安は、万七に様子を見にいくのだ、そこで女中のおもとに相手をして、もらい呼び出して、関係を持つのだーあ。それで、万七の様子が取るように解ったのだ。羽沢の嘉兵衛の右腕といわれる五名の清右衛門が以来の仕掛けを持ってきた、それで、万七の先妻の依頼を聞いたのだ、本来は教えないが、特別に漏らしてくれたのだ。嘉兵衛の依頼で梅安が仕掛けたのだ。そして、後妻のおみのが依頼人だというので、梅安は納得したのだ。そして、見事に鍼を使って仕掛けるのだ、男を連れ込んで、お楽しみの後を狙ってやるのだ。男は起きてみて、異変に気づくというわけだ。そして、同業の仕掛人の彦次郎に仕掛けのことを話し、仕掛けた女がどうも妹のような気がするというのだ。あれだけ母と似た女はいないという。梅安は藤枝の生まれ、五歳の時に父が死に、母が男と去っていった、そのとき妹は連れて行ったが、梅安は置き去りにされたという、過去を語るのだ。まーあ、梅安シリーズはよく見ているので、なるほど、これが、デビュー作だと思ったがな~あ、皿、原作のこの味わいは何とも言えないな~あ。
2014/03/19
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「十時半睡事件帖 東海道をゆく」に収録されてまんがなーあ。 浜松城下にはいる、思ったより小さな城だ、でもここは出世城と呼ばれている、城主になったものがが幕閣に付いたものが多いとなーあ。そして、舞坂で食事だ~あ、蛤の入った吸い物が出て、ここが蛤の本場だとかな~あ。舟で移動して、ついに新居関所につくがなーあ。いよいよ関所でんがな~あ。箱根が山の関所と呼ばれるのに対して、ここは海の関所と呼ばれるのだ。女の改めが厳しいので、のぶを遠縁と称して、一緒に通り、問題を避けるのだが、またまた印形でひっかかるが、これまた身元保証をしたために、無事通過する。半睡は道中記を呼んで、役人のことを調べておいて、懐柔策をとったのだ。ここで通行を拒まれた物は、山越えの裏街道を行くのだ、姫街道と言われて、次の御油の宿場まで14里も遠回りをすることになるのだ。この道中記も、これを持って終わるがな~あ、作者の絶筆となったからですなーあ、今日から、西海道に入り九州までの道中記が読みたかったですなーあ。
2014/03/17
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「十時半睡事件帖 東海道をゆく」に収録されてまんがなーあ。 大井川は五月雨、秋に増水する、今の季節ならなんてことはないと半睡は語るのだ、安倍川にさしかかる、舟橋という仮橋が出来ていて、苦もなく渡れた、大井川に橋を架ければと一席ぶつのだ、攻められるのを防ぐために家康が橋を禁じたという、だが天下泰平の世になってその必要もないという。宇津ノ谷峠にさしかかり、名物の十団子、子供の薬にもなるという、変わったがすると言うのだ。藤枝の宿を出たところで、すれ違った男に懐中を狙われたが、半睡は取り押さえた、番所に突き出すという、一幕もあった。また、食べ物だ、瀬戸の染飯という、強飯で、染めるのにクチナシを使っているという。島田宿に入り、川渡りでんがなーあ、増水の時は渡し量が上がるとな~あ、6人乗りの蓮台で渡河するのだ。そして、金谷泊まりとなった。スリを捕まえたことが事件くらいで、平穏な道中記ですがな~あ。
2014/03/14
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「十時半睡事件帖 東海道をゆく」に収録されてまんがなーあ。 三島は霧の宿場と呼ばれるねぇ・・・知らんかったなーあ半睡は亡き妻の名を呼んだ、でもそばにいたのはおのぶだった。目眩がして、眠ってしまい、このまま目が覚めねばと供のものを心配させたのだ、だが、何もなかったのだ。大事を取って、もう一泊することとなった。だが、けろっとして三島権現に出かけて、鰻を食うのだ、目眩は赤児の智恵熱みたいなものだと一生するのだ。翌日は、蒲原泊まりと決めた、黄瀬川を渡った辺りで、この辺りは頼朝の旗揚げの地といい、ちょいと武士の始まりに付いての講釈があるがな~あ。これは面白くなかったなーあ。人足の喜兵衛がこのまま、昨日の半睡の状態について、これは吉事で、いいことがあるというのだ。山越えで、疲れで、ぐっすり眠ってしまって、厄が落ちたというのあ・・まーあ、まーあってはんじだなーあ。そして富士川の渡しで、子供が無賃乗船し、その詫びのとんぼ返りをして、客が祝儀をせしめるとな~あ、これはやらせで、船頭の仲間で、宙返りで、祝儀を取ると言うんだなーあ。そして、蒲原に着いたがな~あ。翌日は東海道の難所、さった峠越えで、鈴鹿と二大難所といわれているんだとな~あタイトルとなっているの似、何もトピックが無くて、拍子抜けしたな~あ。そして府中泊まりでんがな~あ。
2014/03/13
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「十時半睡事件帖 東海道をゆく」に収録されてまんがなーあ。 箱根の宿の説明だ~あ、権現のある元湯には宿場が作れなくて、箱根宿は山を切り開いて作られた宿場なので、作物は出来ない。それで、「山上無高」と行って、免税の地だ、宿場に集まる人の為の仕事で生計を立てているというのだ。なるほどなーあ、参考になったがな~あ。半睡一行は、箱根権現に詣ったがな~あ、熱心に参っている若夫婦のことが気になった、ひょっとしたら捨て子ではと宿の亭主がいうのだーあ、こんな山に子を捨てに来るのかーあ・・この件は尻切れトンボになったな~あ。夜が明けた、関所通過だ、江戸から書状を届けに来た角兵衛は帰っていったがな~あ。半睡一行はすんなり通過、あっけないがな~あ、ところが女はそうはイカのキンタマだ~あ。改めが厳しく賄賂がいるんだ手な~あ。年増一分、娘一朱、小女一朱あとなーあ、人見女にそっと渡すんですなーあ。人見女というのは、定番の妻とか母とかがやってるんだってなーあ、俸給が安いので、こうして稼がんといかんというわけじゃな~あ。まーあ、今までは乳改めとかな~あ、そういう程度しか知識なかったがなーあ、参考になったがな~あ。そして、柏木のぶがひっかかたったがな~あ、印形がにじんでいる、それの遺骨を持っているとな~あ。半睡が乗り出して、助け船を出すがな~あ、身元保証人になって一件落着で無事通過じゃ~あ。何でも佐吉が賄賂を渡すタイミングが悪かったとので、こういうことになったと佐吉が詫びまんがなーあ。半睡は気にもせず、山祝を出すがなーあ、箱根を通過したときは祝を道中人足に出すのが慣例とな~あ。箱根峠を越えると、芦ノ湖が見えて、フジが見える眺望は素晴らしいがな~あ・・・そして、三島宿に付くと、半睡が目眩を起こしてしまうがな~あ、ちょいとしたハプニングですがな~あ。結構、道中記が参考になって楽しいがな~あ。
2014/03/12
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「十時半睡事件帖 東海道をゆく」に収録されてまんがなーあ。 小田原に半睡一行が着いたのは、夕方だーあ、すぐには発たないで、2泊するのだ、小田原の城下を見て回ってから、箱根八里野山越えにかかるのだ。江戸を出てからの最初の城下町でんがな~あ、11万石の城下町だ、福岡は52万石だが、天守がないのだ、それを三太夫に話すと驚くのだ。黒田騒動があったので、遠慮して天守を造らなかったというのが風説のようですが、それを半睡が覆すんですがな~あ。黒田如水は名君で、無駄な天守は造らなかったのだろうとな~あ。いろいろと発想が面白くてな~あ、なるほどと思ってしまうがな~あ目付の角兵衛がやって来たのだ、家老から託された書状をもってな~あ、半睡の倅が持ち直したとな~あ、労咳ではなくて、胃からの出血だったとなーあ、長崎から呼んだ医者の診断でな~あ、すまり御殿医が誤診したということじゃがな~あ、まーあ、喀血が続いたので、当時の医学では、牢が愛しんだされるがな~あ。半睡はほっとしたのだ、帰ってもモ良し、行っても良しというので、半睡は旅を続行するがな~あ。それを聞いた、角兵衛、三太夫、勘平が鯛をつけて、お祝いの心を示すがな~あ。さーあ、これで、のんびりの福岡への旅になるがな~あ。早立ちして、箱根に向かうがな~あ、三島までは女の足ではきついので、箱根泊まりとな~あ。、山登りでんがな~あ。途中で、知人に声をかけられた、京極吉太夫ですがな~あ、肥後熊本の侍で、20年ほど前には、江戸で親しくなった侍でんがな~あ。御側衆頭が病死したので、代役として召されたというのだ、それが女の一人旅の柏木のぶの夫たったのだ、駕籠に乗っていてすれ違ったはずだ半睡はという。そしてのぶの事情を聞かされた、後妻に来て4年になるが、柏木の子供たちには歓迎されず、針のむしろの暮らしだったようあ。病気になったので、看病に江戸に出てきたが、死んでは戻るところはないという。実家では、母が早く死んで、母代わりをして、弟妹を育てたが、弟が後を継いで、嫁を迎えたので、帰る家はないという。それで、、事情が飲み込めたが、何とかしてやりたいと思うのだ、他藩のことで介入できないと困り果てていたのだ。そして、箱根の宿に着いたのだ、箱根の説明とか、早雲寺とか、石垣山の一夜城の小田原評定とか道中記の話題がたっぷりあってな~あ。角兵衛が箱根の関所までは見送るという、三太夫と角兵衛の掛け合いも楽しめる作品になってるがな~あ。楽しい道中として、呼んでるがな~あ、作者が他界して、福岡まで行かないのが残念ですなーあ。
2014/03/11
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「十時半睡事件帖 東海道をゆく」に収録されてまんがなーあ。 半睡一行の道中記でんがな~あ、神奈川から藤沢までのな~あ、何故か、タイトルが東海道とな~あ。気になるのは武家の女の一人旅のでんがな~あなーあ、三太夫がもう既に発ったと半睡に話しますがな~あ。半睡は急ぐことはない、宿場の入り口に、面白い寺があるので,行ってみるという、少し戻って,浦島寺に行きますがな~あ、浦島太郎のゆかりの寺と言うことですがなーあ・・半睡は唐の国の寝言には面白い物が多いと言うんでんがなーあ、つまりは儚い夢とな~あ。ちくりとなーあ、風刺でんがな~あ。国境にさしかかりましたな~あ、権太坂ですがなーあ、ここから上りのの山道にさしかかる、うっそうとした森だ~あ,前を行く女駕籠がならず者に襲われている、勘平たちがならず者を追っ払ってしまうのだ。そら、勘平は師範代だったわけだから、腕がたちまんがなーあ。じゃじゃーん、宿を先に発った女でしたーあ。駕籠人足とならず者がつるんで、女客から強請るといった手口でんがなーあ。女は肥後熊本の柏木八右衛門の妻だという,病気の夫の最後の見とって、遺骨を持って国に帰るところだという。半睡たちも名乗り、半睡は女が若党と小物の2人しか連れていないので、道中人足の若い方の佐吉をお女につけることにしたのだ。泉岳寺に参ったのは、細川家が切腹までの赤穂浪士17名を預かったというので、その縁で立ち寄ったのだという。それから、、お互いが連絡して、道中することになったのだ、詰まりは半睡のお節介でんがな~あ、好奇心ともな~あ。権太坂の頂上は国境で、武州相州境ですがなーあ、そして、その日は藤沢泊まりとなった。同宿するわけに行かないので,別の宿となる。そして、女から差し入れがあったのだ、難儀を救ってもらった礼と言うことで、酒と刺身の差し入れだ。それで、半睡はで,そのお返しとして、明日は川越をした後の平塚辺りで、昼飯をお返しして、つかず離れずで、同行することになったのだ。道中の描写が楽しくなってしまうがな~あ、道中記として読んでしまうがな~あ。そして、何か事件が起こるかな~あと思うがな~あ、事件は期待できないな~あ。。いよいよ箱根越えとなる、その前に小田原で泊まるのだが、半睡は一日ゆっくり見物してから、箱根向かうというと、女も同じようにするのだ。
2014/03/10
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「十時半睡事件帖 東海道をゆく」に収録されてまんがなーあ。 旅立ちの日だ、旅立ちは明け七つ、午前4時と言うのが、慣習のようだ。三太夫は道中記を読み漁り、いろんな物を準備してきたのだ。多すぎる、勘平に選ばせろというのだ。前日から泊まり込んでいるのだ。道中人足を2人連れて行くのだ、半睡は3人で行くつもりだが、三太夫が譲らなかったので、受け入れて5人の旅だ。そして、男波、船大工の梅吉、お仙の叔父の吉蔵が見送りに来た、3人は見送りに高輪の大木戸まで付いてくるのだ。だから、朝飯は食べずに、付いてから、見送り者と一緒に食事をするのだ。一刻ほどほどかかるから、約2時間の歩行で、そら、飯が上手いがな~あ。酒を飲んで食事をして、景気をつけて出発するのだ。三太夫のすすめで、泉岳寺に発ちよるのだ、赤穂の討ち入りの話は有名となっているのだ、墓に参ったが、勘平は血の臭いがするという。そして、半睡が合掌しなかったのを、勘平は見ていた。そして、内蔵助は殿様には忠義であったが、果たして46人も道連れにして、それが忠義と言えるかどうか、まして、16才、18才の若者もいる。加われなかった人もいるだろう、それを考えると。。。とちょいと反論しまんがなーあ。最後に「忠臣蔵銘銘伝」なる本が読まれているが、「不忠臣蔵銘銘伝」があれば読みたいものだという。品川の宿のっびょうしゃもなかなか楽しいがな~あ、そして、神奈川泊となりましたがな~あ。同じ宿に泊まった女、・・・これが泉岳寺で見た女であったと楽しみを含ましてるがな~あ。
2014/03/09
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「十時半睡事件帖 東海道をゆく」に収録されてまんがなーあ。 半睡は倅の嫁のお夏からの手紙で、病で療養中だと知って、気にかけていた。 そんな時に、火事があった、。お波の店が焼けているようだと、見にいった、火消しの活躍の姿を見たのだ、火を消すより、建物を壊して、延焼を防ぐというのだ、その威勢のいいかけ声を初めて見たのだ。お波は樋本と言うことで、取り調べのために、奉行所に行っ手勾留されているのだ、時間から見て、付け日であるのは、間違いない。出来の悪い骨董屋の倅のことが脳裏をかすめたのだ。お波の死んだ旦那の息子なのだ。家老から呼び出しを受けて、息子が吐血したことを知らされたのだ労咳なのだ、それで帰ってやれと言われたのだ。御用船を早めに出すから、乗っていけ、といわれるが、半睡は陸路を行きたいと断るのだ。急いだところで、寿命がなければそれまでだ、腹をくくるのだ。そして、勘平以外に三太夫を連れていく許しをもらったのだ、江戸詰めは故郷の福岡を見たことがない物が多い、それで見せてやろうというのだ。三太夫は渋っていたが、家族からこれは凄い栄誉だといわれて、態度が変わったのだーあ。お波も帰って来た、付け火で処理されたが、いろいろと聞かれたという、犯人は旦那の倅なら捕まって欲しくないというのだ。そして、半睡が江戸を離れるというので、集まっての宴となったのだ。その様子が実に楽しそうに思えるのだーあ。
2014/03/08
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「十時半睡事件帖 おんな舟」に収録されてまんがなーあ。 お仙が猫を飼いだした、居着いたと言っていいだろう、可哀想だと思って餌をやっていたのだ、狐顔の猫で、生まれたばかりなのだ、親猫と子猫が2匹いたのだが、親と似ないこの猫だけが残ったのだ、それで、お仙を頼って餌をもらいに来るのだ、勘平に見つかったが、半睡様に見つからないように行ってくれたが、勘平が半睡のところにいると、膝の上に座っていた、あららんですなーあ。来たときは狐のようじゃったが、餌がいいのか、猫らしくなって来たという、ネーコと名前をつけたがな~あ。そのネーコが縛られて、御家人の時枝頼母に釣れられてきた、この猫が悪さをして困るという、三太夫が相手をして、金を包んでその場は納まった。この辺りに住む御家人は悪で、強請たかりをしているものが多いという。半睡は町屋に住んだがやっぱり退屈してきたのだ、それで、三太夫は船遊びが流行っているというので、薦めたのだ、舟起きに出して釣りを楽しむのだ。小料理屋のお波も、お仙のおじも読んでの船遊びだ、三太夫が手配した船宿が、旧友の鈴木甚太夫の女だった宿だったのだ、そして弟と一緒にふなやどをやっているのだが、どうも弟ではなくて情夫(いろ)らしいのだ。頼母の姿が見えた、どうやら、この店に狙いをつけて、たかっているらしいのだ。それを聞いて、甚太夫がたぶらかされたと思って、気分が悪kなって、引き上げたのだ。江戸も面白くなってきたとつぶやきだしたのだ。そして、また頼母が猫を縛ってやってきたのだ、半睡石ころ包んで渡しのだ。それで、引き返してきたところをたたきのめしたのだ。倅が病気になって、様子見に福岡に戻ろうと思った矢先のことだった。まーあ、とどのつまりは人がいるところ、どこでも同じようなものだなーあ、山のあなあなというっらくごがの表現がぴったりですがな~あ。何処も同じ夕暮れという子とじゃがな~あ
2014/03/07
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「十時半睡事件帖 おんな舟」に収録されてまんがなーあ。 お波の店におまちがあらわれた、前にいた女中の娘だ~あ、5年ぶりなのだ、人出に困っていたので、おまちと同居しているおしまを雇ったのだ、家出娘ばかり5人で同居しているというのだ。そして、1ヶ月ほどして、おまちが男と一緒に客としてあらわれた、40くらいの男で、出来ているようだ。助っ人だ言うのだ、契約売春じゃがな~あ、月極で金をもらい数度外でHの相手をするとな~あ。欲しい物は買ってくれるし、女たちは気楽に考えているようだ。5人のうち、助っ人がいるのは、今のところ2人のようだ。半睡がお仙が怪我をしたので、治るまでの間に、通い女中を置きたいというと、おしまがおよねという女を紹介してくれた、家出仲間で田舎から出てきたばかりだという。おまちが助けてくれと、お波の店に駆け込んできた、男に追われたのだ、三太夫が丁度居合わせて、追っ払ってくれたのだ。おまちは助っ人を3人持っていたのだ、それで男は、自分だけと思っていたので、怒ったのだ。ダハハ、この男女の世界は狐狸の化かし合いみたいなものだからな~あ。それから、おしまもおよねもいなくなってしまった、8人になって、一軒の家に引っ越すのだという。半睡は顛末を聞いて、笑い出した、助っ人じゃなくて、そら助平じゃよ! 男は僧たちの悪いのが結構いるから、そううまくいくかなと結んでいるがな~あ。ちょいとピンとぼけしてる作品じゃな~あ。江戸ではなくて、今風の話みたいだなーあ!!
2014/03/06
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「十時半睡事件帖 おんな舟」に収録されてまんがなーあ。 半睡が出仕の日は、三太夫が同行するのだ、三太夫が赤子を抱いて駆け込んできたのだ、半睡の舟に捨てられてあったのだ。櫛田神社の護符かつけられていて、半睡の舟が狙われたのだ、楠田神社は山笠ゆかりのところで、福岡藩ゆかりのものが捨てたのだと思われたのだ。それで、半睡は仕方なく、預かることにしたのだ、だが赤子のことだから、もらい乳をしなければいけない。「おんな舟」で知り合いになった、お波が赤子が死んだばかりだというお町を連れてきたので、助かったのだ。お待ちはお波と同業の料理屋の女中奉公している、亭主は大けがをして動けないない状態だという、駆け落ちものだという噂がある。それで、お仙が赤子を連れて、お波のところに行き、お町に乳をもらってから、帰ってくるとことが続いたのだ。だが、その子はお町が捨てた子だったのだ、お待ちは福岡にいる頃、武家に嫁いだが、姑のいびりがきつくて、耐え金と何度か実家に戻った、そして、知り合いの町家の二男の吉次郎に打ち明けたら、同情してくれて、もともと好きだったので、駆け落ちをして、江戸に出てきたのだ。その時、お町の腹には子が宿っていたので。生まれた子は吉次郎の子として育てるという。だが、材木商の仕事に出て、吉次郎は大けがをした、それでお町が働きに出たが、子の面倒は見きれなくて、思いあまって捨てたのだ、勤め先には子は死んだといい、夫や近所にはもらい子に出したと嘘で固めたのだ。そして、吉次郎がどうやら動けるように回復したので、半睡に全てを打ち明けて、返してくれと言うのだ。半睡は聞いてたまげてしまったのだ、子供武家の子だ、そうするのかと半睡は訪ねると、相手が望めば返そうと思うというと、半睡はたわけと恫喝する。お前たちは不義密通の駆け落ちだ、女敵討ちといって、相手はお前たち殺すまでは戻れぬのだ、それを内々にしているのだから、お前は武家の妻ではないのだ、吉次郎の子なのだ。いう、おれは、聞かなかったぞ、勝手連れて帰れ、二度と来るなといった、そして、舟にすてられていたから、「おふね」という名がいいと温情を見せるのだ。生活の余裕のあるものと見込んで、子を捨てるとな~あ・・・昔は多々ありましたな~あ。今は、昔の遠い世界のことですがな~あ。
2014/03/05
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「十時半睡事件帖 おんな舟」に収録されてまんがなーあ。 半睡は頼んだ舟の出来具合を見にいった、船大工の船頭はゆっくりと丁寧に舟をつくるのだ、半睡は急がずとも良い、座り心地ののいいのを作ってくれと言う。でも家老からはいつ出てくるのか督促されているのだが、半睡は舟が出来るまで行かんと突っぱねているのだーあ。そこに女がやって来たのだ、私の舟の修理いつ出来るのという、こちらの舟が出来てからだ、順番に作っているから待てといわれるのだ。それで、半睡は、先に直してやってくれというので、女は喜んで帰って行った。女は小料理屋の女将でお波という、家から舟で通ってくるのだという。ただ舟の扱いが粗くて、よく壊すだのと言う。酒が入った帰りに舟をぶつけるのだというのだ、ぶつけられた方が川に落ちて難渋するが、当てた相手が解らないの言うのだ。半睡は勘平をつれて、お波の店に出かけたのだ、そしたら、梅吉がやってきて、一緒に酒を飲むのだ。そこに、荒っぽい若者がやって来て、騒いで出て行ったのだ。女将は骨董屋の旦那に囲われて、2人の子を儲けたが死んでしまい、旦那も死んでしまったのだという、その跡取り息子が、今日暴れた若者の1人だというのだ。そして、舟が出来て、半睡は出仕したのだーあ、そして戻って来た夜に、ドカーンと音がしたのだ、3人が溺れていたのだ、2人乗りの舟に3人乗って、騒いでいたのだ、舟に当て逃げされて、沈んだというわけだ。勘平が舟を出して、3人を助け上げたが、なんとお波の店で騒いでいた若者だった。お波が懲らしめに当て逃げしたんだが、その形跡も見せないのだーあ。という、何か含みのある作品でしてな~あ・・・ いろいろ想像出来ますがな~あ、これも味わいがあっていいのかもなーあ
2014/03/03
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「十時半睡事件帖 おんな舟」に収録されてまんがなーあ。 半睡は三太夫が見つけてくれた小名木川のそばの家に1ヶ月ほどたってから移転するのだ。だが、お仙はその準備に行ったり来たりして、多忙な日々を送っているのだ。半睡は2ヶ月ぶりに家老に呼ばれたのだ、反対されたが、殿から許しを得ていて福岡でもそうしていたと突っぱねたのだ。屋敷に来るのに時間がかかるので、船を使ってくると言う、三太夫が櫓を漕いでおくって来るというのだ。高木常太夫は勤番侍で、江戸に来て5ヶ月ほどだ、徒士のために、そう忙しなくない、江戸見物もすまし、手当を使ってしまったので、時間を潰すのに困っている。それで、釣りを始めたのだ、赤坂溜池で糸を垂れているのだ。同じように彦兵衛というご隠居、糸を垂れているのをよく見返る。ほとんど話をしない、挨拶をする程度だが、ある日、彦兵衛が話してきた、それで彦兵衛の家に招かれたのだ。娘がいて、食事の世話に出てきたのだ。すっかりと高木はうち解けてしまったのだ、高木はまだ22才のわかものであるがなーあ。そして、鐘の音で、門限の時間となったと解ったので、急いで戻ったが、一刻ほどの遅刻で、中に入れてもらえなかった。同じように遅れたのがもう1人いた。半睡が来てからというもの、門限は厳しくなって、処罰が下るのだ、半睡は三太夫から報告を受けて、10日の謹慎となった。そして、10日立って、釣りの場所に行ったが、隠居はいなかったので、また家に行った。そしたら娘が歓待してくれた、兄というのが帰ってきて、酒の相手をしてくれて仲良くなった。家の普請の仕事をしているので、屋敷を見たいというので、高木は案内したのだ。そして、再び隠居の家を訪れた、隠居と娘と兄は3人組の大名屋敷を荒らす盗人だったのだ、それで、利用されたのだ。だが、捕方が踏み込んで来て、3人は捕縛されたのだ、そこに高木が酒に入れられた薬によって、眠っていたのだ。何と屋敷の図面が描かれていたのには、半睡も驚いたのだ。引き取ってくれと言う町方の申し出でに、半睡は十日ほど牢に入れてもらえ、もっと長くても良い、反省するのにちょうどいい、そして国に返せ、位を一つ下げろと三太夫に申しつけるのだった。どうも、田舎ものは人が良すぎるんだろうな~あと愚痴るところで終わりまんがなーあ・・・ダハハハ・・・間が抜けた、憎めないような話ですがな~あ。
2014/02/27
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「十時半睡事件帖 おんな舟」に収録されてまんがなーあ。 船の衝突事故のお話でんがなーあ、遠州灘でのなーあ、それを丸く収める半睡の冴えと言うところかなーあ。福岡藩の御船手組の説明でんがなーあ、すごいものですなーあ、総勢800名となーあ。頭、上船頭、中船頭、下船頭となーあ、4つに階級が別れているんだな~あ。頭は600石で。勘定奉行の下で、浦奉行の上と言んだなーあ。福岡から、江戸に2000俵の米を送るその役目に、下船頭の田宮新九郎がが抜擢されたがなーあ。来春に嫁をもらのだがな~あ、嫁は中船頭の三女なのでな~あ、嫁ぎ先の婿に箔をつけさせようとの抜擢じゃがな~あ。冬の海は荒れていて、後悔が難しい、大阪まではいいがな~あ、紀伊水道を過ぎてから先は難行じゃ、特に遠州灘はあれるのだーあ。上乗り人として、田宮が乗り組むのだなーあ、船の運行は船頭に任せるが、まーあ、その監視役みたいなものじゃがな~あ・そして、やっぱり事故が起きてしまった、突風が発生して、遠州灘で船とぶつかったのだーあ、だが、天候不良でそのまま互いの船は去っていった、どこかの藩の御用船のようだった。そして、29日かかって、正月2日に江戸に着いた、衝突の衝撃で、200俵の米がだめになったのだ、荷物の損失については、上乗り人が責めを負い、弁済しなければいけない。200俵といえば、田宮の3年分の俸給に相当するのだ。そして、処分を半睡に預けられたのたが・・・・ そんな時に、船頭が当て逃げしたと奉行所に引っ張られていった。毛利藩から訴えられたのだーあ。これをどっちが悪いと、上乗人同志が争えば、藩と藩の争いになり変えないので、半睡が上手く和議に持って行ったのだーあ、上乗人は互いに乗っていなかった、藩はあずかり知らぬと言うことで、まとめてしまったのだ。船の修復が終わる頃、半睡は御用船にやって来たので、田宮も船頭も勘当してしまったという、フォローの良さのおまけ付きじゃがな~あ上乗り人が乗っていなかったので、田宮か弁済する必要もないと煙に巻いてしまうがな~あ、全ては事故で、痛み分けとな~あ
2014/02/26
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「十時半睡事件帖 おんな舟」に収録されてまんがなーあ。江戸の名物は火事と喧嘩とな~あ、ともかく火事が多いから、家も立派な者を建て手、焼けてはというのだーあ。半睡は、三太夫の住まいの近くで火事があったというので、三太夫に案内させて、見にいったのだ。そして、江戸の町の様子を見てとったのだ。屋敷を出て、どこかに家を構えようと思っているのだ、同じ郷土の者ばかり見ていてももつまらんというのだ。三太夫は町に住んでいて、出勤してくるのだ。江戸の空っ風とぬかるみで、反す板たちは泥だらけになって戻ってきたのだ。だが、すぐに家老に呼び出されたのだ、殿が風邪を引いて長引いているというのだ、殿の生母の使いでの書状によれば、災厄の暗雲が立ちこめているの、本所妙善寺の宝仙院を呼んで屋敷で加持祈祷をするようにとの薦めだった。それで、どうしたらと、半睡に意見を尋ねたのだ。医師は、長引いてはいるが、命に関わるような病ではないというので、加持祈祷で治るくらいなら、放っておいても治ると半睡は強くいうのだ。そして、宝仙院のことを三太夫と角兵衛に調べさしたのだ、醍醐三方院の修行僧で、諸国を行脚して、江戸に来たという。半睡は勘平たちにおそらく、名前を売るために利用したのだよ、治れば評判が良くなる、治らなくても、ことは公に出来ないから、処罰されることもない。勘平は詐欺師みたいなものかと聞くと、そうじゃと半睡が答えるのだ、福岡でも、一度痛い目にあったことがあると半睡は言うのだ。それで、勘平を連れて、宝仙院に空いていったのだ、なんだ般若坊ではないかという、福岡でかつて、雨乞いの祈祷して、雨が降らず、袋だたきに合うところを、半睡が逃がしてやったことがある。それから、半睡は勘平を連れて、深川に行った、そしたら火事のあったところには、もう家の建築が始まっていて、半睡は江戸のパワーに感嘆するのだ。江戸の情感が伝わってきますがな~あ・・・ 加持祈祷は、今も信じる者が多いですがなーあ(^o^)、当時ほどではないにしてもなーあ。
2014/02/25
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「十時半睡事件帖 出世長屋」に収録されてまんがなーあ。 目に青葉・・、朝に鰹の刺身が出たーあ、初鰹だ、お仙が持ってきたのだ、半睡がこんな高価な物をというと、叔父の快気祝いだという、売られそうになった妹も勤め先が決まり順風満帆で、叔父がその礼に持って行けと言う。そして、家も落ち着いたので、住み込みにして欲しいというのだーあ。それで、朝から半睡は酒を飲んだのだーあ、唾が出て来そうなシーンじゃん。そんな時には事件が起こる、三太夫と角兵衛が問題を持ち込んできたのだ。鍋島藩の者が、刃傷沙汰を起こして、黒田藩の屋敷に駆け込んだので引き渡せと言う。窮鳥懐に入ればということで、武士として見殺しに出来ぬので渡さないという。それで、藩同志の意地の張り合いになるのだ。足立彦次郎が末永八左右衛門を頼って駆け込んだのだ、芝居の席に隣になり九州なまり親しくなり、言葉を交わしただけの一度だけの交わりである。それだけの間にも、頼って来てくれたのだから、渡すわけに行かないと頑強だ。勿論、鍋島藩も面子に関わるから引き下がるわけにはいかない、藩同志の争いになりかねないのだ。彦次郎は22才の勤番で江戸に出てきたばかり、末永は43才で妻と2人で、2度養子を取ったが死なれてしまい、養子はこりごりだという、このままでは家は断絶するが、それでいいというのだ。仕事は裏方の仕事で、この機会に一世一代の檜舞台に立ったようなもので張り切っているのだ。半睡は相手は刃傷の生きていた問い知らせに、取引をするのだ、引き渡す代わりに、彦次郎を放逐せよといい、そして放逐された彦次郎を末永が養子とするのだ。ただ、彦次郎は大小を取り上げられて、頭を丸められていたのだ、半睡は命があっただけでも良し、これで得をしたのが養子を獲た末永だとつぶやくのだーあ・おもしろい話ですなーあ、この駆け込みの話な~あ、荒木又右衛門に出てきますがな~あ。旗本と池田藩との間の争いになりかけたな~あ。
2014/02/24
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「十時半睡事件帖 出世長屋」に収録されてまんがなーあ。 殿様が参勤交代で、勤番も交替で、やって来たのだ、その中に小杉又七郎もいたのだ、3年前に江戸勤番だったが、急に勤番を命じられたのだ。日当たりの悪い中長屋が割り当てられた、隣の鈴木三郎助が挨拶にやってきた、4年も江戸にいるというのだ、27才で小杉よりは5つ上なのだ、江戸での遊び方を教えてやると言うのだ。この長屋二寸だもので、出世した者が結構いるので、出世長屋というのだ。小杉は、半睡の屋敷にいる勘平に挨拶に行った、勘平にとって小杉は安部道場の兄弟子なのだ。小杉は鈴木に連れられて、湯島に行った、喉が乾いたので、水茶屋に入ろうというと、鈴木は湯屋の方が安上がりだと湯屋に連れて行った、風呂に入って、茶を頼んでも、この方が安いという。町人たちが、よく当たる占い師の話をしていて、それがたった十文だというのだ。それで、早速占ってもらいに行った、何との商売をしたいのです、決断は早い方がと鈴木は言われる、小杉は剣難の相が出ていて、恨みで襲われるのというのだ。鈴木は養子のみだという、国帰りたく何ので、交替してもらって4年もいるのだ、勤番手当を貯めて、何か商売をしようと思っているという。だから、占いはぴったり当たったという。小杉は組頭の息子が、許嫁に横恋慕した、それで縁談を壊すために、急に勤番にされたというのだ。ひょっとしたら、狙われるかもしないと不安を抱いて、勘助に稽古をつけてくれと言うのだ、立ち会ってみると腕がなまっていたので、一人稽古をさせたのだ。半睡のところに、三太夫が駆け込んできた、小杉が福井藩の侍2人に、襲われて殺傷したというのだ。仇討ちの相手と似ていったので、間違えたということで、勘助にお咎めはなかった。そして、小杉はたいした腕だと評判になり、街中の出来事で、福岡藩の人気も上がったのだ。だが、半睡は、殺したのだから、江戸に置いておくよりは、国に返すことを決めたのだ。そして、小杉は鈴木と占い師を訪ねたら、当たらないとクレームつける者が来て、いられなくなって逃げ出したのだという。仇討ちの相手を間違えるとはな~あ、おもしろい話ですなーあ・・・いい加減な占いでもなーあ信じる者煮とっては、人生の転機となるなーあ。
2014/02/22
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「十時半睡事件帖 出世長屋」に収録されてまんがなーあ。 青雲の志を抱いて、江戸に出てきた若者が女に溺れてしまうというよくある話でんがな~あ。でも、ハピーエンドに終わってるがなーあ貝原多門と加藤吉兵衛は福岡から林気の学塾にの学びに来ている秀才なのだ、吉兵衛は藩の費用だが、寺社奉行の二男の多聞は私費留学で、たんまりと仕送りのあるゆとりの生活だ。それで、多聞は林学だけでなく、他の学塾にも顔を出しているのだ、どの学塾がと道を究めている、その一方、材木屋の近江屋の一人娘と出来て、出会い茶屋で会っているンのだ。このことが一部の者にしれて、退学させられるかもしれないのだ。半睡のところに来た息子から手紙の中に貝原の父から、倅から便りが来なくなっているか、どうなってのか見極めてくれと頼まれたと書いてはあたのだ。それで、半睡は呼び出して、面接したのが、どうもらちが明かないのだ、そして、娘の腹に胤を宿してしまったのだ。近江屋は代々養子が続いていて、婿養子にとせがまれたのだ、商売は店の者がやるから、好きな学問をやっていればと言うのだ。そして、とうとう、女のことがバレてしまい、学塾を破門されてしまうのだ。それで、仕方なく多門は養子になることになったのだ、父への取り直し半睡に頼むが、そんなことは知らんと半睡は突っぱねて、あきれ帰っていたのだ。有能な秀才が道を誤った例は過去にもあったと嘆息するのだった。まーあ、何と言ったらいいのかな~あ。周囲はショックでしょうがな~あ。まま、よくあることでんがな~あ。色の道は極めたくなるものだからなーあ・・・・まーあ、この話はちょいとキレが悪かったな~あ。。
2014/02/21
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「十時半睡事件帖 出世長屋」に収録されてまんがなーあ。 藩邸の庭に御目付会所が作られて、ここに目付たちが集まって執務することになった。10人目付、徒目付も決まり、取次役が5名採用された、いわば雑用係だ、二男、三男から人選が行われたのだ。半睡は目付との面接が一通りすむと、これからは出所しない、何かあるときは屋敷に来いと引きこもるのだ。三太夫を呼んで、これから、江戸見物をする、案内しろと命じて、勘平も連れて、両国に繰り出すのだ。そしたら、一右衛門殿(半睡の本名)と声を賭けられたのだ、大阪の蔵屋敷でともに奉行を務めた鈴木甚太夫だ、4,5才の男の子を連れていたのだ。久し振りだ、江戸にフニしたとき痛いので、会いたいと思っていたと、家に半睡だけでなく一緒にいた2人も招かれたのだ。お連だセを空いてくれたが、茶屋女だった問いだけ会って、気が効くのだ。甚太夫は7年名前にちょっとした地震があって、家屋が東海、家族は生き埋めになって、妻と長男を失った。甚太夫は外出していて、難を免れたのだ。甚太夫は家督を弟に譲り、弟の仕送りで生活をしている身だ、だが若い女との間に子を儲けた、そして、お連は月のものがない、また出来たという。2人ともなると生活がと甚太夫は言うと、お連は働くというのだ、船宿をしたいといい、売り物があるという、100両かかるという。甚太夫の弟が半睡に相談に来たのだ、100両という金は何とかひねり出せるが、兄には船宿のしゅじなんてのは無理だという。だが、何度も来られて弟が折れたのか、半睡のところに、甚太夫が船宿を始めるからと挨拶に来たのだ。だが、張り切りすぎたのか、甚太夫が死んだと、お父からの知らせがあった。お連は姉と一緒に船宿をやって、子供を育てますと言うのだが・・・わてには、何か裏があり出来すぎてるように思えるがな~あ・・。それには触れられおらず、年寄の張り切りすぎと片をつけてますがな~あ。だから、後味が悪いがな~あ・もう一つ、この話のあいだに、挿話が挟まってるがな~あ。お仙という女中を雇うことになった経緯がな~あ。目付部屋で1両が盗まれた、それも4人から1分ずつ盗んで1両でんがな~あ。盗まれた者に迷惑かからないように分散したとな~あ。1両=4分ですからなーあ。妹が借金野方に女衒に連れて行かれるのを防ぐためだとな~あ。1両盗めば首が飛び時代、穏便な処置をと半睡に持ち込まれた。半睡は面接して、今日は帰れ、明日取り調べるから来いという。そして、翌朝の朝餉に半睡は驚いた、お仙が料理を持ってきたというのだ。そして、盗癖もあるわけでなく、女中として採用したのだ。これで、勘平は半睡の世話の雑務から解放されるという。ちょいと出来すぎた話ですなーあ、女が気の効いた料理を付くとはな~あ。わてには、お笑いでんがな~あ。(^o^)
2014/02/19
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「十時半睡事件帖 出世長屋」に収録されてまんがなーあ。 江戸藩邸の中屋敷にほとんどの者が住んでいるのだ、一万坪もあり、庭が立派で、池があり、四阿もある友泉亭が評判なのだ。半睡はは福岡連れてきた中村勘平を連れて、藩邸の横のる山の方を徘徊していた。夜のことだ、奥女中風の女とすれ違った、さらに男ともすれ違う、その2人は池の四阿のところで抱擁したのだ、それで、勘平に後をつけさせた、男は勤番組の新田平次郎と解ったのだ、女は奥の方へ入っていったという。はて、奥へは行けぬはずじゃがとおもう、そして、御切手門に行く、門限があるのだが、案の定、門限は守られていなかった。つまり、規則が守られていないのだ。これほど大敗したのかという。殿は、黒田家の血筋が絶えて、一橋家からやって来たのだ、それで、万事派手好みなのだ。藩士が江戸に来たのは、20年前だ、そのときから比べると、人数は倍になり、屋敷は拡張されて、屋敷が迷路のなっているのだ。半睡は、今の目付を首にして、改め人選するという、そして、希望者があれば申し出でろという、さらに目付の部屋を作ってくれと、家老に要求するのだ。そして、二宮三太夫がやって来た、目付になって2ヶ月だ、これでクビになっては親類に肩身が狭いというのだ、それで屋敷に来るように行った。半睡は広い屋敷に、勘平と2人なのだ、勘平が料理を作ってくれるので、十分役に立つのだ。勘平の兄の切腹の件で兄の評判がいいのだ、それで三太夫は剣術をしたことがないので、勘平に教えてくれと言う。それで、2人は親密になったのだ。明石角兵衛がやって来て、友泉亭に死体が浮かんでいるというのだ、半睡は一緒に見にいったのだ。夜に友泉亭辺りを徘徊するのだ、忍び会う男女をを脅したり、中間たちに襲われたりするが、それが面白いという、剣に自信のあるものだ。殺されたのは、並木彦兵衛という札付きの武士だった、高利貸しをしていたという。半睡に金貸しの台帳を押収して参れと命じた、台帳には、三太夫の借金もあったし、数の多くの者の名があった。それで、彦兵衛は殺されたのではない、誤って池に落ちて死んだのだと、不問にしてしまった。また、逢い引きしていた、新兵衛と奥女中が姿を消したということだ、借金が一番多かったので、疑惑が持たれたが、半睡は捨て置けと言うのだ。そして、三太夫と角兵衛を値付けに選べ、残りはと家老に下駄を預けたのだ。5人を勤番、5人を定府と人選を当分にして、その下にそれぞれ徒士目付を2人、それも、勤番と定府を1人ずつとすると決めたのだ。半睡の目付の体制が確立したお話でんがな~あ。ちょっと理想的ですがな~あ。百日大名な~あ、福岡と鍋島は長崎警護に携わるので、江戸での火消しなどの役割を免除されているのだ。そして、参勤交代も100にほどいれば、国に帰っても良いと言うので、百日大名といわれる。知らなかったがな~あ。まーあ、いろいろとあるのだなーあ。このシリーズで、いろいろと武家社会のことがしれますがな~あ
2014/02/17
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「十時半睡事件帖 出世長屋」に収録されてまんがなーあ。 総目付を辞職した半睡、毎日が日曜の日々でんがな~あ、まーあ、65才ですからな~あ、この年で当時働いているなんてのはな~あ、ちょいと異例か~あ。それで、体がなまってきたので、剣術道場に行ったのだ、安部派の道場で、主流の新陰流とは違う、実践派の道場だ。半睡は形式を重んじる新陰流を嫌って、実践憲法を選んだのだ。道場主が不在で、師範代の中村勘平が半睡を迎えてくれた、半睡の脚切りの剣法を相手の若者は受けられなかった、老人とはいえ、なかなかの腕だ、だが、この業は他派出は禁止されているのだ。そのあとで、半睡の話を道場の若者たちが熱心に聞くのだった、そら、大目付として一目を置く存在だったものなーあ。道場主が帰ってきた、それが悲痛な顔をしている、話を聞くと大変な事態となったのだ。江戸で、定詰め物と勤番の六とが、口論になって、果たし合いをしたのだ、だが、立会人が手を出して、2人が死んだ。喧嘩両成敗ということで、それぞれ、3人が切腹を言い渡されのだ。勤番組の3人は安部派の道場の門弟だったのだ、切腹したその1人に、勘平いたのだ。道場主が半睡に聞くのだ、勘平はどうなるかと、切腹だから、家は断絶ということになるとな~あ。それで、半睡は良かったら、訪ねてこいと、言葉をかけて去ったのだ、江戸では上、中、下と3つの屋敷があり、2500名くらいを抱えているのだ、江戸にのずっといる江戸定府と福岡から出向いて、期間限定で勤務する勤番組がある。勤番組は単身赴任なのだーあ。それを羽目を外して、無茶をやって帰ったりすると、江戸定府がその後始末をさせられると、トラブルは絶えないのだ。目付の数も階級制になっていて、30名ほどいるが、縦割りで横の連絡はないのだ。それで、江戸でも福岡の如く10人目付の制度を導入しようと大老が発案する、だがその上の総目付が重要になり、半睡に白羽の矢が立った。半睡が引き受けなければ、この10人目付けの制度は見送りという。そんな折、勘平が訪ねてきた、兄の死で母が力を落として死にました、師範代を続けるわけにも行かず、1人で暮らすつもりだという。それを聞いて、この若者を研いでみよう、才能を引き出してみようと思って、江戸に連れて行く気になり、江戸での総目付の件を承諾したのだーあ。さーあ、福岡から舞台は江戸に移りまんがなーあ福岡でのネタはキレたんだろうな~あ・・・そして江戸ネタになるがな~あ、楽しみがでてきたなーあ。
2014/02/16
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「十時半睡事件帖 犬を飼う武士」に収録されてまんがなーあ。初掲載は小説現代 1991年06月号 でんがな~あ。 弥七郎は十時半睡の倅でんがな~あ、質実剛健がの御蔵奉行ですがな~あ。妻子があるから、恋よりも浮気ですがな~あ、この時代は妻以外の女と関わっても、不倫とはならないが、女がやれば不義密通ということになるがな~あ。7番蔵の蔵番が急死したのだ、それで奉行の弥七郎は通夜に出かけた、妻女を見て驚いたのだ。半年前のことだ、警固神社の池の畔で、池を見つめている子連れの女がいた、これは放っておけば死ぬかもしれないと声をかけた。女は町家から武家に嫁ぎました、至らぬことばかりで、姑に叱られる毎日ですといって去ったのだ。それが、何と弥七郎の好みのタイプだったのだーあ、葬儀の席で、蔵番の妻だったのかと思ったのだ。女が訪ねてきたのだ、夫が死んだ後の家のことだ、息子は4才なのだ、それで、再婚して婿養子を迎えて家を守るというのが、順当な方法だが、女(お涼と言う名)は、もう武家は嫌だ、子供を連れて実家に戻りたい、息子が元服した後は戻したと言うが、それは難しいのだ。弥七郎は勘定奉行に呼び出されたので、別の場所でと警固神社を指定した、そら出会いの場所ですがな~あ、2人のな~あ、そして出来ちゃったというわけだ。そして、米問屋の大黒屋が弥七郎にいうのだーあ、家を借りて、お涼を囲ってくれと言うのだ。つまり妾宅でんがな~あ。それで、妻のお夏に対する後ろめたさもありながら、通うことになったのあ。そら、お夏も気づくがな~あ、やせてしまっているがな~あ。大黒屋はお涼の夫との蔵番と不正ががあったという疑惑があるがな~あ。蔵番は米の管理をするところですから、米問屋のつきあいには神経を配らねばな~あ。目安箱医に投げ文がかなりあったがな~あ、蔵奉行が米問屋の大黒屋の娘をここっていて、不正があるとな~あ。目付の藤十郎が、弥七郎に忠告に来たがな~あ。それで、半睡はピーンと来て、藤十郎を問い詰めたがな~あ、そして、倅の浮気を知ったのだ~あ。今まで堅物だと思っていた倅がな~あ、それで倅を呼んで、半睡が話すがな~あ。2-3日旅に出ろとなーあ、そして頭の中を空っぽにせよとな~あ。女のことが諦めきれなければ、戻ってくるな、嫁のお夏と孫はわしがちょんと面倒を見るとな~あ。だが、弥七郎は憔悴して戻ってきて、一件落着でんがな~あ。家族は大団円でんがな~あ。そして、半睡は、総目付を止めたいと辞表を出すがな~あ・・・・でもな~あ、お涼や大黒屋はは黙って泣き寝入りしょうかなーあ。それは触れられませんぞ!!浮気の代償はかなり、高くつくはずじゃがな~あ。(^o^)
2014/02/15
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「十時半睡事件帖 犬を飼う武士」に収録されてまんがなーあ。初掲載は小説現代 1991年02月号でんがな~あ。 御納戸役の笹川長十郎が27才の若さで死んだ、後継ぎがない、このままだと家が絶えてしまう、しかるべき養子を迎えないと、120石の家は断絶だ。それで、親類たちが5年前に勘当された、長十郎の実弟の長七郎が離島にいるのを見つけ出してきた、廻船問屋の手代をしていて、見込まれて店の娘と一緒になる予定なのだ。武家の厳格なしきたりを嫌って、父とは反りが合わずに、勘当されて、流れて、この島で拾われたのだ。帰る気はないと強くいうが、親類が手を回して、問屋の主人と娘を抱き込んでしまったので、諦めて帰ってきたのだ。兄の一周忌が済むと、兄嫁と夫婦になるのだ、一人いる女の子は長七郎に懐いたのだ。そして、やがて夫婦になったとき、長七郎は背中に彫った鯉の刺青を見せた、そして、夫婦仲は円満だった。だが、長七郎は城での役目が合わないのだ、御納戸役とは儀式にうるさい仕事なのだ、同僚とも会わずに、登城拒否症にかかってしまった、城の門をくぐろうとすると、覇気がしたり、目眩がするのだ、ついに、10日も登場しなかったのだ。それで、蔵番にと約を変えてもらうように、半睡に相談に行ったのだ、半睡が納戸役が務まらぬなら、配置換えしても同じことだという。蔵番では身分が違いすぎる、それで、一度だか助けてやろうと島常番にしたのだ。長七郎島番とはは驚いたが、島に向かって赴任していった、まーあ、一月も島で暮らせば、拒否症も治るだろうという半睡のつぶやきで結んでいるがな~あ。まーあ、同じ結果だろうな~あ。また、同じく現状から逃避するだろうとわては思ったがな~あ。まーあ、今で言う鬱ですかねぇ・・・・よくある話でんがな~あ。わてには、顔も見たこともないこぶつきの女と一緒になる方が苦痛ですがな~あ。昔はこうして、耐えたんですかねぇ、まーあ、生活に余裕があれば、女を外に囲えばいい時代ですからな~あ。
2014/02/14
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「十時半睡事件帖 犬を飼う武士」に収録されてまんがなーあ。初掲載は小説現代 1990年11月号でんがな~あ。 暴風雨がやってきた、夜になった、今で言えば台風でしょうな~あ、山脇助三郎は花畠奉行である、武士では一番階が下の御城代組から、馬回り組の山脇に養子に来たという、恵まれたタイプだ。山手で育った助三郎は、何が起こるか解らないので、こういう日は一睡も出来ず、じっと耐えて、朝を待つのだ。さいわいに、自宅付近は大したことがなく、見廻りに外に出た、地滑りが起きて、潰された家が一件あった、人がしたにいるらしいが、朝を待つしか手がないのだ。それで、たまに行く居酒屋が気になって行ったのだ、店の女将のお涼が1人でいて、何もないというのでほっとしたのだ、それで引き返したが、城下に向かう中島橋が通行止めになっていたので、お涼の店に引き返して、朝までいたのだ。お涼は、こんな日に、まさか、奉行が心配して来てくれるなんて、喜んだのだ。朝になって、城下に戻ったが、城下に橋を渡るのは町人ばかりで、目立ってしまい噂になったのだ。佐伯勘太夫が助三郎に、噂になっているぞ、お涼に悪い男がついているから、気をつけろと言う。助三郎が勘太夫に初めて店に連れてもらってから、二年くらい経っていたのだ。助三郎はあまり酒が飲めず、一合だけ飲んで帰るのだ。勘太夫とは幼い頃、同じ道場で修行した、養子に行って遠縁の親類となったのだ。清太が現れた、お涼の弟だという、姉が来てくれないので寂しがってるというのだ、それで、助三郎は出かけていくと、店にはいると、客から、よう色男と冷やかしの声がかかった。噂が大きくなり、手をつけられなくなって、勘太夫から忠告を受けた、囲うかなり何とかしろと言われるも、なんお関係もしていないのだというと、それなら、もう行くなと釘を刺されたのだ。だが、清太がまたやって来たんので、きっぱりともう行かぬというと、姉をこけにしよってと捨て台詞を吐いて去った。そして、花畠の花が根こそぎ、抜き取られて、荒らされていた、だが、犯人が捕らえられて、それが清太だったのだ。姉をこけにした雨tらみの犯行という。十時半睡は、花畠奉行は解任じゃな~あ、親切が仇になるとはな~あ。ほどほどにせんとなーあと結んでいるがな~あ。ハッハ、男女間の親切はな~あ、素直に受け取れるものよなーあ・・・ほんとに不思議な話でんがな~あ。 まーあ、いろんな人がいますからな~あ。
2014/02/13
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「十時半睡事件帖 犬を飼う武士」に収録されてまんがなーあ。初掲載は小説現代 1990年08月号でんがな~あ。 酒好きには、身につまされる話でんがなーあ、酒に溺れた男の物語、わてもアル中で動けなくなって入院した過去があるからなーあ。それで、酒を止めることの難しさというの感じてるものなーあ。愛宕神社に武士が妻と中間を連れて参詣する、顔はあかく、かなり酒が入っている、だが、茶店で、また酒を飲むのだ、末期の酒と称してな~あ。武士の名は古田八太夫節で、酒断ちの祈願をするがな~あ、保証人は妻のくにということで、無期限の酒断ちをするのだ。酒を止めると思い立ったのは、飲み過ぎて転んで怪我をしたからではなく、子供たちの遊びを見たからだ、八太夫が酔って、妻が対応してる姿、子供たちが真似して遊んでいるのを見たからでんがな~あ。は。台所奉行のポストが空いていて、八太夫が選ばれたのだ、仕事は毒味役とか、殿の召し上がるものの餞別だ、殿は酒にうるさいのだ。酒を選ぶのも、奉行の仕事なのだ。妻に知らせると、出世と喜び、酒断ちが解かれたのだ、八太夫は節制して、外では極力抑えて、家に帰ったから飲むのである。そして、だんだんと酒に溺れていって、業務がおろそかになって行ったのだ、それは妻は半睡のところに駆け込んで、元の仕事に戻してくれと頼み込んだ。半睡は数ヶ月の奉行の仕事、それが八太夫の器量よと職を解いたのだ。そして、再び酒断ちの祈願に参る夫妻の姿が見られたという・・果たして止められるかな~あ。千本旗で、願いことの成就が叶うという、来たときに百本の旗を立てる、そうすると10回も来れば願い叶うという訳でんがな~あ。酒の話だけに、なるほどと共感してしまったなーあ、酒と上手く付き合うことは難しいがな~あ。まだ、わても、酒のしがらみから抜け出れんがな~あ
2014/02/12
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「十時半睡事件帖 犬を飼う武士」に収録されてまんがなーあ。初掲載は小説現代 1990年02月号でんがな~あ。 桜散るねえ、十時半睡は息子の嫁のお夏と孫を連れて、花見に出かけたがな~あ・・・そこに、評判になっている美形を見ようと人が集まって来たがな~あ、それは、殿の寵愛を一手に受けている児小姓の中村新九郎だった。殿はそばに置いて、人と話してもならぬ、それに顔を見せてはならぬと言う寵愛ぶりだ。その新九郎の宿下がりなのだ、町人が顔を見せてくれと、編み笠に手をかけようとした刹那、ご縁の岸仁兵衛が町人を突き飛ばして懲らしめようとした、半睡が待て仁兵衛と声をかけて、乱暴を逆に咎めて、新九郎に傘を獲らせて、謝罪させたのだ、これが評判になったのだ。児小姓は元服前の小姓のことだとなーあ。。。半睡は嘆いた、まだこの時世に色小姓を置くなんて、評判にも関わるというわけだ。宿下がり先の新九郎の実家で、事件が起きた、新九郎が襲われたのだ、仁兵衛が素早く守っ手打ちのめしたが、新九郎がとどめを刺したのだ。襲ったのは、元小姓仲間の吉之助だ、新苦労を妬んでの犯行だ~あ、殿の寵愛が新九郎に移ったので、吉之助は解任された恨みからなのだ。だが、盗賊が押し入ったと処理されたのだ、それに、半睡は疑問を持ったのだ。そして、岸仁兵衛が護衛の任を解かれたのだ、そして割腹自殺をして果てたのだ、仁兵衛が新九郎に言いよったというので、殿に解任を要求して、新九郎の意が通ったのだ。だが、半睡は調査を命じて、新九郎を追い込んだのだ、切腹の処置を目付たちで決めたが、殿の口入れで、国外追放に落ち着いたのだ。殿の色小姓として咲いた花も、散っていったのだーあ・・・あまり話題にされないがな~あ、男色のお話でンガな~あ、将軍の相手をして、出世した人物は結構いるがな~あ・・柳沢とかな~あ・・・・。色の道は男も女も同じようなものでというお話でんがな~あ。ダハッッハ(^o^)
2014/02/11
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文春文庫「剣客商売(十流) 波紋」に収録されてまんがなーあ。長編とはなっていないが、ストリーは繋がっていて、長編でんがなーあでも、それぞれについて記述するにしたがな~あ、完結編でんがな~あ。 宗哲は3日に一度は、勘之助の治療に筑後守の屋敷に通っていた、その宗哲が行方不明になった。伊丹の仕業と睨んでいたので、小兵衛は弥七たち目明かしと、伊丹の住まいに踏み込んだ、そして、伊丹との対決となった、そして、小兵衛が見事に伊丹の腕を切ったのあ、大治郎、これが霞の一手だと言うのだった。まーあ、ストリーはこれで終わりですがな~あ。その後のことが、語られてまんがなーあ、将軍が死去、家斉の御代になり、田沼は罷免されたがな~あ滝は、小兵衛に恐れ成して、逐電しまったがな~あ伊太郎は戻ってきて、金貸しを始める、小兵衛は5両融通すると、1年後には100両持ってきたのだった。金貸しは案外つまらぬ者です、江戸を去って旅に出るので、お別れに来ましたという。小兵衛は92才まで生きたと書かれてますがな~あ、残念ながら、これが遺作となってしまったがな~あ最後は、何かぼやきみたいだなーあ、田沼を失脚させた勢力にな~あ。武士の道も地に落ちて、つくずく嫌になったとな~あ。この長編は、なんだかまとまりがなかったな~あ、筆力も弱っていたんだな~あと思うがな~あ、
2014/02/10
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文春文庫「剣客商売(十流) 波紋」に収録されてまんがなーあ。長編とはなっていないが、ストリーは繋がっていて、長編でんがなーあでも、それぞれについて記述するにしたがな~あ、ラス前のお話でんがなーあ。伊丹が牛窪に寝ている勘之助をやれ、俺は隣の小兵衛をやると、二人で踏み込んだ。寝ていた勘之助が待っていたといって、起き上がった、勘之助ではなくて大治郎だったのだ、牛窪は大次郎に斬られてしまった、悲鳴を聞いた伊丹の戦意が喪失た、小兵衛は今日帰れと言い、伊丹は去った。評定所では裁きが下った、多四郎が印形を盗んで、証文をでっち上げたとして、死罪の判決を受けたのだ。処刑の前日に、伊太郎に対面が許されたが、語り合うことは出来なかったのだ。首が斬られて、小塚原にさらし首になったのだ。小兵衛はもっと早く知らせてくれれば、手も打てたのにという、仇討ちをするのかというと、そんなことはしない、討つ方も討たれる方も後になってろくなことはないからという。首を奪って、供養したいというのだ、それで小兵衛が手を貸すことになったんどだ。陽岳寺の和尚の名で、滝を呼び出したのだ、滝は小兵衛を見ても気がつかなかったのだ、師匠の香を忘れたのかと言い、俺の恩人を殺したな、倅がいる、仇討ちの手伝いをするから、覚悟しておけと滝に通告したのだ。そして、小塚原から、小兵衛の援助で伊太郎は父の多四郎の首を奪い取って、菩提寺に持ち込んだ、和尚もこのぼろ寺にまで、手が及ばんよと言い、供養してくれたのだ。多四郎は金貸しをやりますと言い、しばらくは身を隠しますと言うのだ。だが、家財は没収されていたのた、和尚は餞別の金をくれたのだ。伊丹は浪人たちを集めて、どうやら宗哲を襲う計画を立ているのだ。、2つのお話が入ってるな~あ。伊丹の襲撃、小兵衛が読んで迎え撃っていた、勘之助の代わりに大治郎が待ちかまえていたのだ。もう一つは、金貸しの多四郎が訴え出たが、評定所で、滝にはめられてしまって、逆に印判偽造で、打ち首になってしまうという残酷な話だ。金貸しが武士に金を借りたので、不利なったと言うことでもあり、容貌が禍したという、悲しい話でんがな~あ。
2014/02/09
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文春文庫「剣客商売(十六) 波紋」に収録されてまんがなーあ。長編とはなっていないが、ストリーは繋がっていて、長編でんがなーあでも、それぞれについて記述するにしたがな~あ、4話目でんがなーあ蹄を投げつけた秀のとところに、小兵衛がやってきた、逃げていった奴は伊丹又十郎じゃ、わしに深い恨みを抱いている、立ち会いの試合をして、わしが奴に勝った、それ奴は藤堂家の仕官がだめになった、その遺恨じゃよ・・多四郎は滝のところに、金を取り立てにいた、滝は御徒組になったので、来月の1日に金はまとめて、払うという、それで、多四郎は新たに元利計の総額で、証文を書き直して、滝が印形を押したのだ。上手く行ったと思ったたしろうだが、滝の仕掛けた罠にはまったのだ。50を過ぎた滝に仕官が叶ったのは、異例のことだ、御徒組の1人が急死した、跡取りの男の子がなかった、それであわてて後継ぎを捜さねば、家が絶えるのだ、わしょうをつうじて、たまたま滝のことを聞いていた御徒組の組頭が手を売ったのだ、根回しに金がいるので、滝も幾ばくかの金をようだねばならない、それで多四郎から金を借りたという次第だ。勘之助が回復したので、勘之助の希望する、筑後守の屋敷に、舟と駕籠を使って、小兵衛は送り届けてきたのだった。これで、一安心だ、勘之助がまだいるようにおもわせて、衝撃する者を退治せねばならぬ。主膳は伊丹とあっていた、主計が急いでいるので、急げと伊丹に言うと、2-3日内にと答えるのだ。筑後守の用人が、釣りをするようなかたちで、ふらりと小兵衛宅に現れて、主人からの手紙を持参したのだ、小兵衛はこれで安心だ、数日中に決着がつくだろうというのだ。3人の浪人が秀を襲ったが、秀は蹄を投げて、相手のの顔に当てると、浪人たちは退散していった。伊丹は主膳に勝手にされたら困る、任せてもらわねばと、腕を達者をと頼む、槍で勘之助を突いた男はどうかといわれて、それで十分だという、牛窪浪人を連れて、小兵衛襲撃の時は迫っていた。多四郎は滝に取り立てに行ったが、見覚えがないと知らぬ顔されて、証文を突っ返されて追い出されたので、証文があるからと訴えたのだ。そして、評定所から呼び出しを受けた。証文には見覚えがなく、印形は噴出したものでございますと言う、そして印形を押したその日に、紛失届けを出していたのだった。上手く、はめられたのであった、だが御徒組の組頭が、届けが出ていると証言した、それで滝と多四郎は評定所に留め置かれることになったのだ。金貸しの多四郎の件がなーあ、実に面白いのだが・・・、顔で人相で、要望で損をしているというのだーあ。メインの仕返しに、元弟子と金貸しの話が添えられてるのだがな~あ。.あんまり、つながりがな~あ。作者も、かなり衰えているのかな~あ。冴えがないがな~あ、これが遺作だけに、いろんなことが盛り込まれてるがな~あ.
2014/02/08
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文春文庫「剣客商売(十六) 波紋」に収録されてまんがなーあ。長編とはなっていないが、ストリーは繋がっていて、長編でんがなーあでも、それぞれについて記述するにしたがな~あ、第3話目でんがな~あ。 何と斬られていたは勘之助だったのだーあ、小兵衛はおどろいたがなーあ、腿を刺した槍の傷がひどくて、出血がひどかった。それで、小兵衛はおはるに宗哲を呼びにやらせたのだ。宗哲はやって来て、傷を縫合する、小兵衛の血止めの処置が良かったので、何とか持っているのだ、動かすと、また出血するので、近くの御家人三浦の屋敷に運ぶのだ、三浦は宗哲の碁敵なのだ、それに宗哲に助けられたこともあり、気持ちよく引き受けてくれた。宗哲は、三浦に使いをたのだ、必要な物を書いて弟子が持ってくるようにというのだ、19才の弟子の要(かなめ)はやって来て、宗哲の手伝いをした。宗哲が付き添うというので、小兵衛は帰途と似ついた、滝のいる寺にに多四郎が入っていったというので、多四郎を訪れたのだ、そして滝に20両貸し付けているというのを聞いたのだ、そしてなかなか返さぬと言うのだ。滝は御徒組の屋敷に入っていき、どうやら御徒組に取り立てられるので、それで小兵衛は金を借りたのだろうと思ったのだ。浪人が三浦の屋敷の様子を伺ってたのだ、それで小兵衛は衝撃されるとまずいと、引き返したのだった。翌日神谷に来てもらった、そして筑後守が剣友の息子に肩入れしているというのを聞いた、それが勘之助とすぐに解った。門人を2人斬って、その恨みを受けて所在をあちこちと移しているというのだ。傷も落ちついたので、小兵衛は勘之助を隠宅に連れ帰ったのだ、おはるは実家に返してある。それで、杉原秀に応援をたのだのだ、秀は又六と一緒になるのをついに母親が認めたのだ、それは小兵衛の力だった。、勘之助は事情を話した、師匠が死んだ、身を引くつもりだったが、仲間から後を継げと言われた、木村主計の三男の求馬が家は継げないので、道場を継ごうと跡目は俺だと、勘之助と対立、道場も二分したのだ。それで、求馬が真剣の立ち会いを臨んできた、高田馬場での人知れずの決闘だ、だが、求馬には、助っ人がいて、1対2の決闘なったが、勘之助が2人を斬ったのだ、それ以後姿を消した。だが、息子を殺された、主計の恨みは凄く、暗殺者を差し向けてきたというわけだ、伊太郎はお篠のところにいる、またまた女に溺れているのだ、なかなか離してもらえない、ようやく逃げ出して滝のところに行った、御徒組に取り立てられたので、金は半期ほど月末までに返すというのだ。それを父の他四郎に話したが、多四郎はようやく片がつくとほっとしたようだ。主計は病が重くなっている、しれで息子の主膳に、そうしたまだ手こずっているのかと催促する、そこに浪人の伊丹又十郎が、小兵衛のところにいると突き止めたとの報告が入る。又十郎は様子をうかがっていたのを、秀に咎められて、秀は不振を感じて、蹄を投げつけた、又十郎はさらに交わして、去っていったのだ。息子を殺された、意趣返しに勘之助が狙われたのだーあ、それに雇われたのが伊丹浪人、小兵衛に恨みを持つもの、小兵衛との試合に負けて、仕官の道が途絶えた・・まーあ、美味いこと繋がってくるがな~あ・・・・ほっこりは、あまりにあわないカップの誕生と言うことか~あ、女剣士と鰻売りとな~あ・・・・だから、何となく楽しくなってくる作品でんがなーあ。
2014/02/07
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「十時半睡事件帖 犬を飼う武士」に収録されてまんがなーあ。初掲載は小説現代 1990年02月号でんがな~あ。 犬が2人の間を取り持った問い、ほのぼのとした話でんがな~あ。おふじは18才で、嫌な縁談を押しつけられている、相手は再婚で娘もいるのだ、だが、家の事情でどうしてもまとめなければいけないのだ。お藤は橋の上で、雨の降る中、武士とすれ違った、そしてすれ違った後、見ると武士は犬を濡れないように懐に入れていたのだ。そして、また来てみたら、武士が犬小屋を造っていたのだ、おふじは話しかけたのだ、武士も名乗った、吉田杢助だ、隣町に住んでいるのだ、親しみもってお藤が話すると、杢助は身分が違うというのだ。福岡藩は階級によって住む地域が決められているのだ。おふじの家は馬回り組、その一つ下の無足組が杢助の家だ、杢助は4男だから、養子の口を探さねばならぬ、そして兄が大工の棟梁の家に婿入りを進めたのだ、実はその統領から借財をしていたので、断れない事情があった。だが、暮らしが違うと、杢助はなかなかイエスといわないのだ。おふじも、犬に餌をやっていたのだ、それを杢助も知っていたのだ。2人がいるところに十時半睡が通りがかって、声を変えたのだ。これはいい柴犬だと行って去ったのだ。お藤が杢助の家にやって来たのだ、2匹のうち雌犬の方が様子がおかしいというのだ、そして杢助が見ると、虫下しを飲ませれば治ると、処置したのだ。翌日、犬は薬が効いて、元気になった、それで、お藤のところに犬を連れて会いに行ったのだ。それで、2人のことがけしからんと互いの家が2それぞれ追求したのだ。いたたまれなくなって、2人の行き先は、犬小屋だ、怒ったおふじの父は息子に処置を命じたのだ、犬小屋をたたき壊して、犬を殺せと言うのだ。そして、犬を守るべく、2人は犬を連れて逃げて、国外に出てしまった。だが、2人は取り押さえられて、処置についての伺いが来たのだ。半睡は2人が戻されればどうなる、杢助は切腹、おふじ覇気が触れたと言うことで、座しきろうに入れられるのが見えている。それで、これは私事じゃ、構うなと言う、それぞれの家も国外にまで捜索になるとこれは大事じゃから、手出しは住まいという。2人は、一人惚れをしたんだろう、なかなか似合いの感じのいい2人じゃったと結んでいるがな~あ。でも、2人の行く末は実際大変じゃろうがな~あ。。。
2014/02/04
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文春文庫「剣客商売(十六) 波紋」に収録されてまんがなーあ。長編とはなっていないが、ストリーは繋がっていて、長編でんがなーあでも、それぞれについて記述するにしたがな~あ、その2話目でんがな~あ。 侍の後をつけた小兵衛、相手が気づいたので、声をかけた、山崎勘助氏のゆかりの人ではと、父ですと答えが返ってきた、父が死んだときは2才でした、そのときの父のことを知りたいので、ぜひにお話をというので、勘之助が住んでいる、釣具屋の2階に行ったが、小兵衛は父上を斬ったのはわしだとは言い出せなかった。弥七を呼んで、勘之助を尾行させるのだ、そしたら生駒筑後守の屋敷に入っていったのだ。それで、生駒のことを聞きに、神谷を訪ねて、小兵衛は筑後守が嫌悪法でも相当の腕だと知ったのだ。滝のいる陽岳寺に、金貸しの平松多四郎が現れたというのだ、寺子屋をしながら、金貸しをしているというのだ。滝の評判を聞いた、いつもは三好屋というところで飲んでいて、金払いはいいようである。万屋はたまたま入った店のようだった。小兵衛は勘之助に来てもらい、父上を切ったのはわしだ、敵討ちをするなら、立ち会うというと、そんな気はありませんという。佐々木勇造先生から、聞いていました、師は全て忘れろ、父は病したんだと思えと言われて、そう人に言ってきましたという。私も人を切っていて、恨みを買う身ですという。そして、弥七から報告が入った、陽岳寺は山崎の菩提寺であるというのだ、これで、滝と勘之助とが無関係だとはっきり解ったのだ。多四郎を小兵衛は訪ねた、金を借りに来たのでは、懐かしくて立ち寄ったのだという、ご子息は言うと、出かけているという、伊太郎は体弱くてかなり、金を使った、いまでは何でも遊女屋に出入りしているとか・・・そして、帰りがけに、伊太郎と出会ったのだ、そっして、小兵衛は話を聞いて、小遣いを与えるのだ、なんでも越後屋のお篠という女がなじみで、牛蒡のようような女だというのだ。見た目は良くないが、これが男を虜にする体なのだという。おはると宗哲を訪ねた帰り道、小兵衛は斬り合いと音を聞いたのだ、そして声をかけた、斬られた男を助けてみると、驚いたことに意外な人物だった。向かいのことが尾を引いたお話になって来たがな~あ、父の仇を忘れろといわれて、忘れる物だろうかなーあ、出来すぎた話でんがな~あ。展開がわくわくしますがな~あ。
2014/01/30
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文春文庫「剣客商売(十六) 波紋」に収録されてまんがなーあ。長編とはなっていないが、ストリーは繋がっていて、長編でんがなーあでも、それぞれについて記述するにしたがな~あ 26年前に、山崎勘助と凄い対決をしたのが、深川十万坪だーあ。壮絶な戦いで、小兵衛はかろうじて勝ったのだ、でも2人の対決ではなく、お互いが仇討ちの立ち会い人となり、争う羽目になったのだ。滝久蔵の敵の木下主計を見附、仇討ちの決闘を挑んだのあ、木村の立会人が凄腕の山崎と聞いて、小兵衛が出張ることになったんのだ。その後、滝は帰参がかない、加増されて、やがて大久保主膳の養子となったのだ。そして、物語は今の小兵衛に戻る、小兵衛は神谷新左衛門から、滝が出奔して浪人になっていると聞いたのだ、。小兵衛はおはるを連れて、万屋にそばを食いに行った、そごに浪人が現れた、小兵衛は滝と気づいたが、相手は気づかなかった、もう26年も経っているのだから・・その滝は、天ぷらそばを注文したが、当店は天ぷらは扱っていたいと言われて、暴れ出しtが、主人につまみ出されたの、入れ違いに現れた又八に滝に後をつけさして、陽岳寺に寄宿しているの突き止めたのだ。そして、弥七に滝を見張らせるのだ、傘徳が寝こんでいるので、豊治郎が働くのだ。弥七は又六にいい相手がいると、小兵衛に持ちかけてきたのだーあ。小兵衛も早く身を固めさせようと気を遣っていたのだ。ところが、その又八は杉原秀と出来てしまい、秀は胎んでいるのだ、一緒になりたいというが、身分が違いすぎると又八の母親が反対しているというのだ。小兵衛も弥七も又八と秀とが驚いてしまうのだ、とかく男と女は解らないのだーあ。小兵衛は、陽岳寺に様子を見にいった、そうすると寺から男が出てきたんだが、山崎勘助そっくりだったのだ、それで、小兵衛は後をつけだしたのだ。..秀と又六が出来るとは、ほのぼのとした癒しの世界ですがな~あ。かつての弟子がな~あ。その弟子が仇討ちした時に、立会人として立ち会った男が絡んできて、興味津々という出だしでんがな~あ。
2014/01/29
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文春文庫「剣客商売(十五) 二十番斬り」に収録されてまんがなーあ。「二十番斬り」は長編でな~あ、それで、3回に分けて記述することにしたがな~あその3回目、完結編でんがな~あ。「流星」と「卯の花腐し」の章からなりまんがなーあ「流星」助太郎は寿命を悟ったのだ、あと数日しか持たないと、それで医師の正元に、全てを打ち明けたのだ、小兵衛先生に打ち明けられなかったが、寿命がなくなるので小兵衛先生に伝えてくれと言うのだ。そして、正元は石見守の屋敷に入っていく、小兵衛の仕掛けた策だ、宗全の代理に来たという、約束のものを手に入れるために、出かけたといい、三日後に渡すから家老に直に渡したいというのだ。家老の浅野は用人の木村から、話を聞き、ようやく毒が手に入る、宗全は用が済み次第葬れと言う、そして、小兵衛にいつまで手こずっているというのだ。そして、小兵衛の仕上げが迫ってきたとき、田沼の倅の山城守が城中で斬られると惨劇が起こったのだ、斬りつけた方は、即切腹であった。山城守の容態は予断を許さないのだ。それで、大治郎は田沼につきっきりになるので、小兵衛に手をかせない、また助太郎も余命幾ばくもないので、正元が離れないのである。小兵衛は秀と又六を従えて、最後の仕上げにかかるのだ、田沼の一件を見て、武士がつくづく嫌になったとこぼすのだーあ。「卯の花腐し」さーあ、ラストの勝負だ~あ、小兵衛は控え屋敷の乗り込んだ、家老たちは25人の浪人を集めていた、宗全を打ち取るのだ。杉原秀が1人で、宗全の妻と称して、約束のものを渡したのだ、そのとき小兵衛がなだれ込んで、対決となった、秀に見ていろと行って、小兵衛は浪人たちや家老、用人を斬ったのだ、命は奪わず、傷つき戦力をそぐという方法でな~あ。腕の立つ浪人の浅井は手を出さずに長吉を斬ったのだ。助太郎は正元に看取られて、この世を去ったのだ。だが、助太郎の希望通りにはしなかったのだ、豊松の後継ぎを臨んでいた助太郎だが、小兵衛は実家の山城屋に豊松を帰したのだ。石見守のお家騒動だ、正妻が強い力を持っていた、正妻の産んだ嫡男が死んだのだ、それで、世継ぎをめぐり、妾腹の子の豊松を後継ぎにしようと石見守は正妻が自分の末弟を後継ぎに使用としたことに反対して、家中は2つに別れたのだ。用人の木村は家老が使い込みをしているのを、いいことに正妻側につかせて、豊松毒殺を企てたのだ。家来となっていた助太郎が豊松を連れて出奔したのだ、そして正妻派が助太郎を追っていたのだった。この騒動で、老中田沼に訴えていたので、小兵衛は石見守の処断は厳しく家名断絶であろうと思うのだった。そして、あの平左衛門が、盗賊の首領だったと聞かされて、小兵衛は唖然とするのだった。あゝ、武家社会が嫌になったと、小兵衛のため息が聞こえる作品じゃがな~あラストのタイトルがきれいではないがな~あ。
2014/01/28
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文春文庫「剣客商売(十五) 二十番斬り」に収録されてまんがなーあ。「二十番斬り」は長編でな~あ、それで、3回に分けて記述することにしたがな~あ、その2回目じゃがなーあ。「誘拐」と「その前夜」の章でんがな~あ。「誘拐」小兵衛は助太郎と豊松をおはるの実家の関屋村に移して匿ったのだ、小兵衛と大治郎が交替で詰めるのだ、それで杉原秀と鰻売りの又六に応援をたのんだのだ。医師の横山正元が助太郎を診察するのだ、小兵衛の門下でもあるのだ。その正元は石見守の屋敷から、悪徳医師の服部宗全が出てくるのを見かけて、これは何かあると思い、後をつけてねぐらを突き止めて、小兵衛に連絡したのだ。小兵衛はつけられたので、つけていた男の提灯の礫ぶつけて、消したので、男は逃げ去った。船頭の長吉の子分の留だった、その留は長吉に小兵衛のすごさを話すのだ。長吉は駒蔵に腕利きの浪人の手配を頼むのだ、浅井源十郎という凄腕を紹介されるのだ。そして、小兵衛は又六を連れて、宗全のねぐらに踏み込んで、宗全を捕らえてしまうのだ。さーあ、面白くなってきたがな~あ。「その前夜」小兵衛は宗全を、松崎吉右衛門のところに連れて行くのだ、松崎とは親交を暖めている仲だ、それで、宗全の見張りを頼むのだ。小兵衛は宗全を拷問にかけるのだ、鬼平にも拷問のシーンがあるがな~あ、壮絶さに白状してしまうというのだ。悪事の内容を聞き取った小兵衛は、山城屋に乗り込んで、亭主の文吾は病に伏せっていたが、助太郎と石見守の若君の豊松は、無事に預かっていると伝えて去るのだ。さらに、9千石の旗本のお家騒動なので、小兵衛は老中田沼を訪れて、一部始終を話すのだ。小兵衛はその帰りに、刺客に襲われたが、相手をやっつけてしまった。長吉が集めた刺客だったが、小兵衛の相手ではなかった。長吉の横にいた浅井源十郎が、一騎打ちで俺が倒すというのだ。謎はラストまで見せないように、進んでいくがな~あ、さすがに上手い展開でんがな~あ。まるで、映画を見ているような感じじゃな~あ。
2014/01/27
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文春文庫「剣客商売(十五) 二十番斬り」に収録されてまんがなーあ。「二十番斬り」は長編でな~あ、それで、3回に分けて記述することにしたがな~あ先ずは、「目眩の日」と「皆川石見守屋敷」の章でんがな~あ。 「目眩の日」小兵衛は亡妻の夢を見た、あの世から迎えに来たのだろうか? そして、目眩して、しばらく動けなかった、それで。おはるに医師の宗哲を呼びに行かせた、宗哲は老人お体になってきたということじゃというのだ。老いが始まったのだ、66才で兆候が出るのが遅いくらいだという。物置小屋で物音がした、2人の侍が小屋に隠れていた侍に出てこいと言っているのだ、小兵衛は問いただしたが、答えないので、取ろう暴徒大声を出すと、侍たちは逃げていった。小屋には、侍と5,6才の子供がいたのだ、侍は小兵衛先生と声をかけてきた、井関助太郎だったのだ、子供は豊松といった。15年前ぶりの出会いなのだ、小兵衛の弟子だったのだ、去ったときは25才だから、今は40になっているのだ。傷を負っているので、宗哲のところへ連れて行った、そして大治郎のところに、助太郎を預けた、おはるは宗哲宅に預け、小兵衛は一人で隠宅に戻った。侍が仲間を連れて、襲撃してくるだろうと予測したのだ、そして7人が襲って来た、そのときに、小兵衛は再び目眩がしたのだ。「皆川石見守屋敷」小兵衛はどうして侵入者に対応したか記憶がないのだ、気づいたとき、誰もいなくなっていったのだ。それを弥七と傘徳に話すと、信じられないというのだ。小兵衛が老いたなどな~あ。そして、2人に協力を頼んだのだ、小兵衛は説明したのだ、井関助太郎より、井関平左衛門と深い関わりがあるというのだ。30年目に辻平右衛門先生から、井関平左衛門によくしてやってくれと頼まれたのだ。山村源助と名乗っていた、先生は本名までも小兵衛に打ち明けたのだ。2人はすぐに親交を暖めたが、深くは聞かなかったのだ。そして、15年くらい前に、平左衛門は死んだのだ、その1年前くらいから姿を見せなくなった、病に伏せっていると聞いたのだ。そして、倅の助太郎から、死を聞かされたのだ、その助太郎が3人の侍に囲まれているのを助けたことがあった。だが、その子細については口を開かなかった。やがて、小兵衛のところに入門してきたが、半年ほどしていなくなってしまったのだ。助太郎が傷が元で熱を出して、うなされだした、うわ言に「みかわ」と口走るのだ。だが、少し落ち着いてきたので、事情を聞いたが答えない、平左衛門の妻が辻先生の腹違いの妹と助太郎は小兵衛に語ったのだ。様子をうかがっていた男を、傘徳が尾行したのだ、そして、皆川石見守屋敷には行っていたのを見届けた、出てきたところをつけて、男は玉屋の船頭だというのを突き止めたのだ。そして、うわ言の「みかわ」と聞こえたのが皆川だと理解できて、糸が繋がってきたのだ。でも、目眩がくらっとしたらな~あ、こう上手いことは行かんけどなーあ、そこはな~あ。、スーパースター小兵衛ですからな~あ。まーあ、謎が出てきてなーあ、これから、どうなるかわくわくするというところでんがな~あ。実に、作者ははほれぼれするほど上手いですねぇ・・・
2014/01/26
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「十時半睡事件帖 刀」に収録されてまんがなーあ。初掲載は別冊小説新潮 昭和63年1月増刊号でんがな~あ。 三上三右衛門は家督を息子に譲り隠居の身だ、息子が20になると43才で一線を退いたのだ、養子で、妻のおきちには頭が上がらないのだ、犬を飼っていて、大きな犬小屋を造っている。都合が悪くなると、犬小屋に隠れてしまうのだ。ただ、女癖が悪くて、女中に手をつけるのだ。甚吉は犬小屋の藁を持ってきたそしてまた若い女中のおたもがいるのを見て、また病気がおきねばと危惧するのだ。甚吉の村の娘を女中に来て、子を胎んだ、そうすると、おきちが暇を出してしまったのだ。それで甚吉はねじ込んだが、武士の夫が素なことをするはずがない、どこからの中間と関係したんでしょうと認めず、居丈高の態度に押されて泣き寝入りした経緯があるのだ。そして、おきちが留守の時に、また病が起きた、そして胎んだのだ、暇を出そうするとおきちより、おたもの方が一枚上手で、兄なる者が出てきて、これは殿様が戴いたものだと見せると、さすがにお吉も引き下がらずをえなかった。そして、妾として部屋をもらって居座ってしまったのだ。おきちは十時半睡に相談にきたが、半睡はあきれて者が言えなかったというしだいっだーあ、半睡は気になって、三右衛門をしらべたら、商人の出だったのだ、早い隠居も侍の勤めが苦しかったものだと推察したのだ。そして、女中の朝食に生玉がついていたのだ、それを見たおきちとおたもが女中と三右衛門を詰問に行くシーンで終わりまんがなーあ。関係した翌朝には、三右衛門は所に生卵を渡すという、奇妙な癖があるのでんがな~あ。でも、浮気というのは細心の注意を払うもんですがなーあ・・・まーあ、こういうタイプもいるのかな~あ。思わず、笑ってしまったがなーあ(^o^)。
2014/01/25
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