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赤かぶ検事シリーズ10冊目「赤かぶ検事転勤す」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和57年11月号号に掲載。 タイトルの川は萩市内を流れる川で、鯉が放流されてまんがなーあ、今も観光スポットでんがなーあ。国道で事故が起こった、妻が運転して、電柱に衝突して夫がむち打ちになったのだ。夫に多額の保険金がかけられていて、妻が夫を保険金目当てに殺そうとしたのだとの嫌疑がかけられた。また、女の家だけを狙う強盗が出没、盗んだ後にレイプしていくという手口なのだ。美貌の事務官が強盗に襲われたのだ、たまたま事務官の母と息子は実家に帰っていて一人だったのだ。縛り上げられたが、軽い怪我を負っただけなのだ。レイプされたのを黙っているのではと好奇心の眼が事務官に向けられたのだ。はたまた、女が路上で殺されたのだ、その女は事故でむち打ちの夫が入院している病院のナースだったのだ。それで、この事故のことをナースが何かつかんだので、殺されたのではないかという疑惑が向けられたのだ。さらに、ナースは事務官の同級生であって、相談があるからと訪ねてて来る途中で殺されたようだ。それに、ナースは男につきまとわれていて、金をせびられ続けていたのだった。だから、事故を起こした夫婦を恐喝したのではと、赤かぶ検事は疑ったのだ・・・そして、事故を起こした夫婦が、恐喝されて、やむなく共謀で殺したという事実が発覚したのだった。まーあ、入りくんでまっせぇ・・・・ちょっと、無理を感じる作品でしたがな~あ。
2013/04/28
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赤かぶ検事シリーズ10冊目「赤かぶ検事転勤す」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の57年11月号に掲載。 榊田警部補とのコンビも解消でんがなーあ、そして赤かぶ検事は山口の下関に赴任でんがなーあ。子供進学のため親戚に預けて、夫婦での赴任、官舎は長府と旧い街でんがなーあ。さらに、萩支部も担当なりなりまんがなーあ、萩と長府を行ったり来たり事ですねぇ史跡に飛んだ場所設定でんがなーあ、またまた、登場人物の名前に一工夫という事でんがなーあコンビの警部補が下関では一二三とな~あ、「うたたねとよむんですなーあ、萩では笛吹童子とな~あ。笛吹は「笛吹」と読みまして、通称笛吹童子のニックネームがある若手のエリート刑事でんがなーあそれに、萩には槙野伊都子という美人の検察事務官がおりまして、子供がいる女性でんがなーあ。人物紹介と土地の紹介に約半分くらいがついや冴えて、眺めの作品となったな~あ。事件は新下関を新幹線で下車すると時に、トランクの忘れ物を赤かぶの妻が見つけて届けたら、中身は一五〇〇万の札束あったというわけですがなーあ。ところが、落とし主があらわれないんですがなーあ。美貌の事務官が、誘拐の身代金ではということで、赤かぶの妻が見た人相書きから、事件が究明されるというわけでんがなーあ。山口編のイントロみたいな作品でんがなーあ・・・
2013/04/27
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赤かぶ検事シリーズ9冊目「二度死ぬ奴は、三度死ぬ 」に収録のでんがな~あ。 墓のところから、女の哭く(なく)ような声が聞こえてくるとの通報でんがなーあ、それで、墓のところにっは死体があったがな~あ。先日死んだ有力者のかつての女だったようでなーあ、それで化粧品のセールスなんかをやっていたようですがな~あ。パチンコ店で不正に球を出していた男が捕まり、この男に墓で死んだ女の強盗殺人容疑がかけられたがな~あ。強盗は認めたが、殺人は認めないがな~あ。結局、女が墓の前にで、死んだ男の後追い自殺をしたと言うことで落着した、スルッと肩すかしを食わされた作品でんがなーあ。パチンコが手動から、電動に切り替わる時期のお話で、パチンコ関係の描写が懐かしかったがなーあ
2013/04/26
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文春文庫「鬼平犯科帳(十五」)」に収録されてまんがなーあ。 特別篇として、一冊の本になってまんがなーあ。同心二人が殺害され、鬼平も襲われた、すごい使い手だ。かつて、鬼平の師匠の高杉銀平が真剣勝負で引き分けたという使い手の堀本伯堂のことを思い出した。生きていれば、70近くになるはず、手がかりを求めて、密偵や同心が牛久、藤代に探索に行く。かつて、剣術使いが住んでいて、医者のようなこともしていたという。また、鍵師の助治郎が平野屋源助のところに現れた、源助は今は密偵なのだ、そして助治郎が江戸に立ち寄った時には、、必ず平野屋に泊まるのだ。そして、現れたとの報告が、密偵が後をつけた。東海道を東へ藤沢の宿の外れで、報謝宿には行っていたという。かなり、複雑な動きで、やがて、それが一本にまとまって来るんでんがな~あ。堀本伯堂は盗賊だったのだ、医師となったが、貧しい者を救うための薬代がいる、それで盗みをしていたのだが、三箇条は守っていた。そして、フトしたことから、助治郎と知り合ったというわけでんがなーあ。盗みをしながら、人助けをするという、池波分がの潮流みたいなものが出てまんがなーあ。だが、伯堂は息子が残忍に急ぎ働きをしているのを知り、成敗にと乗り出すのだ。そこで、鬼平の登場で、一件落着とな~あ。長編になると、間延びした感じがするな~あ。
2013/04/24
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赤かぶ検事シリーズ9冊目「二度死ぬ奴は、三度死ぬ 」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和57年4月号に掲載。 盗人神様と言われる神社があって、そこに千円もの賽銭をお参りに来ては投げ入れている男がいた、それに榊田警備補が不審を持った。どうやら、盗人というのだ、数年前の円空仏の盗難事件と関わりがあると調べると、犯人から盗品と知りながら買ったらしいのだった。だが、その犯人の行方が解らず、実証が出来ないのだ。高山駅前で客引きをやっていた女が捕まった、売春容疑なのだ。まーあ、初犯故に執行猶予がつくだろうと犯行を認めたのだ。ところが、同じ名前の女がやってきた、名前を語られていたのだった。女の店にいたホステスだったのだ。それが、男だったのだ、女装を好み、女になりきる男だったのだ。そして、その男が円空仏盗難事件の犯人だったとはな~あ。面白いのは、男でありながら、女として拘置所に居たが、誰も気づかなかったということでんがなーあ。ただ、風呂には入らなかったようでな~あ・・・まーあ、裸にしてまで調べないから・・・ でも、何かで解ると思うがなーあ・・・・ 摩訶不思議なお話でんがなーあ
2013/04/23
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赤かぶ検事シリーズ9冊目「二度死ぬ奴は、三度死ぬ 」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和57年3月号に掲載。 ヤクザが立てこもり、じけんをおこした、そして榊田警部補が勇敢に立ち向かっていった、ヤクザが銃を構えて撃とうとしたのを、榊田が撃ったところ、心臓に当たって即死したのだ。下腹部を狙ったのだが、心臓に当たったのだ、研究なので、正当防衛が認められた。だが、死んだヤクザの妻が、異議を申し立てたのだ、無抵抗な主人に発砲したとな~あ。そして、警察の判定を覆さすための裁判が行われたのだ。この場合は、弁護士が検事の役割をするという裁判になるのだ。そう言う、反対の立場のケースを描いた殺人なのだ。ヤクザの仲間が偽証するも、証人が怖がって、出てこないので、榊田は窮地に追い詰められる。中学生が現場を撮った写真が報道コンテストで入賞したのだ、それで中学生が証人となり、一件落着だ~あ。警察に殺されたとなれば、損害賠償がもらえる、それを狙った組長が、被害者の妻をそそのかしたという出来事だったのだ。警察の判定に不服のあるときは・・・ということがよくわかったなーあ。
2013/04/22
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赤かぶ検事シリーズ9冊目「二度死ぬ奴は、三度死ぬ 」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和57年2月号に掲載。 大晦日の夜、人を轢いたとドライバーが駆け込んできた、だが屋根がへこんでいて、人の頭が落ちたような形になっていたfが、周囲に死体はない。そして、またまた、別のトラックがその死体を轢いて、死体は発見されたのだ。被害者は老人で、近くの妹の家に行った帰り、崖から落ちて、たまたまトラックのうえに落ちて、さらに別のトラックに轢かれたのだのと判断された。だが、赤かぶ検事は、疑問を持って乗り出したのだ。そして、真相を究明したのだった。これは、殺人だった、相続を巡ってのな~あ。妻が実定との共謀で行ったのだ、そして、犯行時間を遅らせるために、死体を動かして、細工したのだ。丁度、民法が変わる年で、除夜の前後では法律が代わり、妻の相続分が除夜の鐘の後だと、増加するのだった。巨額な財産だと、これは大きいのだ・・・・てなことで、複雑な話にしてまんがなーあ・・・・・
2013/04/19
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赤かぶ検事シリーズ8冊目「盗みは愉し」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和54年12月号に掲載。 赤かぶ検事の官舎の横に、鳥かごに入れられた九官鳥が捨てられたので、検事が面倒をみていた。「ハクション」「お前バカ」「人殺し」と言う言葉しかしゃべれないので、驚いてしまうのだ。さして、捨てた飼い主を辿っていき、この言葉から、保険金を得るためのひき逃げ殺人の真相を突け止めることになるのだが。。。。ちょいと、やり過ぎでな~あ、あんまりおもしくなかったがなーあ。まーあ、アイデアだけは面白いがな~あ・・
2013/04/18
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赤かぶ検事シリーズ8冊目「盗みは愉し」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和54年4月号に掲載。 暴走族が狙われて、矢で射殺されてまんがなーあ、そして頭の皮が剥がされていたという。暴走族の名前ははアパッチだとあなーあ、見せしめのために殺ったのだろうか。そして、また第二の殺人が起こるがな~あ、同じくアパッチ連合の1人だ~あ。暴走族はもんだんいなっているが、なかなか取り締まれず、逮捕者もあまりないがな~あそして、赤かぶ検事は、レイプされて殺された娘の事件は、どうやら暴走族のメンバー絡んでいるのを突き止めますがなーあ。第3の殺人が起こり、そして犯人は、自白の遺書を残して自殺してしまったがな~あ。暴走族に殺された娘の恋人だった警官が敵討ちをしたという事件でんがなーあ、暴走族の問題、そしてアパッチで頭の皮を剥ぐということをネタにした作品でんがなーあ。力のありそうな男勝りの女を、ちょっと犯人思わせたりしてな~あ。
2013/04/16
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赤かぶ検事シリーズ8冊目「盗みは愉し」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の1981年9月号に掲載。 「犬の飼い主の迷惑」といったタイトルが言いようですなーあ、メインはセパード犬を5匹もかって、ろくろく運動もさせないから、犬のストレスがすごいで、それで、ほえまくるので、近所ではうるさくて眠れないのだ。それで、隣接している住宅の主婦が告訴したのだ、だが、2匹売れたので、3匹となって、少しは静かにと思っていた、そしてその3匹が毒殺されたので、飼い主は逆に隣人の家の主人を告訴したのだ、医局に勤めているので、薬が簡単に手にはいるだろうというのだ。犬が売れたのは、買った家が動労暴に入られて、防犯用にと購入したと言うことだ。このストーリーの進行に挟んで、この地区を荒らしていた、窃盗犯が捕まったがな~あ。盗みを常習としていて、娑婆と務所とを行き来している人間だ、刑務所にいれば、食べるに事欠かないからその方が愉しいという人種なのだ。窃盗の中に、やっていない犯行があった、それは、この犬のトラブルに冠する家のものだ。結局、犬を毒殺したのは、この家の息子だった。騒音のために、学校でも、このことでいじめにあっていたようだ。それで、一件落着でんがなーあ・・・まーあ、犬の飼い主のモラル問題という取り上げたもんでんがなーあ。ちょっと、主題をぼかした感じの作品でんがなーあ
2013/04/15
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文春文庫「鬼平犯科帳(十四)」に収録されてまんがなーあ。忠吾が、須坂の峰蔵に声をかけられた、さむらい松五郎と間違えられたのだ、網掛けの松五郎のことで、いつも侍の姿をしているので、そう呼ばれるのだ。ともに場屋谷の富右衛門の下で働いていたのだ、それで、忠吾は盗みに誘われる、ろくろの首の藤七の急ぎ働きに加わるのだ、偽物と見破られるが、一味は鬼平によって捕縛されるのだ。本物の松五郎と峰蔵が出会い、松五郎の方から、声をかけて、峰蔵も驚くのだ、それほど似ていたのだ、だが、尾行していた、小柳同心に松五郎は捕らえられた、侍姿が腕は弱かったのだ。似ていたのだ、忠吾だけに 愛嬌がある話になってますがな~あ。
2013/04/13
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文春文庫「鬼平犯科帳(十四)」に収録されてまんがなーあ。密偵の伊左次は、なじみの女のおよねから、同じ名前の客が会って、また来るという話を聞いた、顔の傷から、強矢(すねや)の伊佐蔵と知った。急ぎ働きの賊で、およねの店に見張りが置かれたのだ。伊左次は伊佐蔵の女房と情を通じたので、命を狙われて、大阪から逃げてきたのだ、掟を守った盗人だったが、凶暴になったは自分の性だと伊左次は思っている。だが、伊左次は見つけられて、伊佐蔵にさされて、深手を負った、鬼平が抱えつけたが間に合わなかった。伊佐蔵は捕らえられたが、伊左次は持たなく死んでしまった。密偵伊左次が殉死の一幕でんがなーあ、ちょいと寂しいな~あ。
2013/04/12
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文春文庫「鬼平犯科帳(十四)」に収録されてまんがなーあ。瓢箪から駒みたいな作品ですなーあ。大きな侍が女を犯そうとしていたのを、通りがかった盗賊が2人して、侍を殴り殺してしまった。犯すのに夢中だから、いちころでんがなーあ。その侍は鬼平宛の書状を持っていたのだ。盗賊2人が、侍の懐にある20両を巡って殺し合いになり、1人が死んだ。殺した方は三沢の磯七で、殺された方は薮塚の権太郎だ。鬼平への手紙とは、小野田武助からの手紙で、殺された侍は佐々木典十郎で仇討ちの身であり、助力をという手紙だった。敵は坂口房之助というのだ。鬼平の手紙で、鬼平は捜査に当たり、口合い人の鷹田の平十の女房から、権太郎のことを覚えていて、急ぎ働きだという。おそらく、神取(しんどり)の為右衛門の下で手伝うだろうと推察して、盗人宿を板橋当たりの絞り込んでいると、配下の牛久保の甚兵衛の姿が見つかり、尾行してアジトを突き止め、一網打尽にしたとな~あ。何か、無理にストーリーを繋いだ感じの作品で、乗れまへんでしたな~あ。おまけもついてましたな~あ、3人組の侍が女を連れ込んで犯そうとしていたのを鬼平が助けたが、この侍が死んだ典十郎の敵の房之助だったなーあ、ちょいとやり過ぎじゃないかな~あ。
2013/04/11
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文春文庫「鬼平犯科帳(十四)」に収録されてまんがなーあ。火間虫の虎次郎の配下の長沼の房吉が口合人の鷹田の平十に腕の立つ助っ人を一人頼む、だが、急ぎ働きの火間虫なので、気が乗らない。そんなとき、馬蕗の利平次に出会い、利平次が世話しようという、今は、利平次は密偵だ、鬼平に話すと、鬼平自らが出馬するという、それで、殿さま栄五郎の名を借りたのだ。だが、五条の増蔵は栄五郎は急ぎ働きを好まないはずだ、偽物だと見破られるのだ。それで、平十が連れて行かれて、拷問にかけられる、鬼平は自分を尾行した者を、逆に彦十につけさして、アジトをつかんでいたので、押し込んで一網打尽にしたが、平十はよわっていて、川に飛び込み、死んでしまったのだ。まーあ、ちょいと危なっかしい感じの話でんがなーあ
2013/04/10
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赤かぶ検事シリーズ8冊目「盗みは愉し」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和56年11月号に掲載。 女子大生が拉致監禁された、すごいイケメンの青年だ、だが、この男何もしないのだ、高級下着などを用意して、のぞき見て楽しんでいるのが、あるいはフェチなのか?・・・これって、ウイリアム・ワイラー監督の「コレクター」そっくりの内容でんがなーあ女子大生を監禁して楽しむと言うところはな~あ。この青年は、多額の遺産を相続したのでんがな~あ、そして、旧邸の蔵を改造して、そこに女を監禁したがな~あ。女は自由が欲しくて、逃走を試みる、この辺りは映画とよく似てるな~あ。だが、女子大生は開放されて、男は罪を認めて起訴されるんでんがなーあ、だが、女は告訴を渋るが、結局説得されて告訴するがな~あ。この犯罪は親告罪なので女が告訴しないと犯罪とならない、レイプみたいなもんでんがだが、男と女は婚約してしまい、後に離婚するがな~あ、女は好きな男と結婚して、男の財産を手に入れたがな~あ。男は、悲観して自殺してしまうんでんがな~あ、そして、現場の蔵から、死体が発見されて、男が叔父を殺して、遺産を得たというのが判明されるがな~あ。刑罰を受けた者はいないがな~あ、財産を得た女は、この財産が無効となってしまって、あららんという結末でんがなーあ
2013/04/09
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文春文庫「鬼平犯科帳(十四)」に収録されてまんがなーあ。 布目の半太郎はつなぎで、おすみは引き込みでんがな~あ、この2人が出来てしまった、おすみの体は絶品だとか、ミミズ千匹だとかな~あ。半太郎はこのお盗めが終わったら、頭に打ち明けて、夫婦にしてもらおうとな~あ。盗人の仲間で、男女のことは御法度でんがなーあ、。頭は尻毛の長右衛門で、今時三箇条の掟を守る珍しい盗賊でんがなーあ、慎重に時間を駆けて、調べて押し入るんでんがなーあ。半太郎は、打ち明けようとして、逆に長右衛門が娘みたいな女を女房に、おすみを女房にと切り出されてしまい、途方に暮れた。そして、おすみと出来ていたという書き置きを残して去ってしまった。それで、この盗みは中止となったのだが・・・・・鬼平が風邪薬を五郎八に薬問屋に取りにに行かせたのだが、五郎八はおすみを見て、長右衛門の引き込みのおしまの娘ではないかと鬼平に言う、そして、間違い無いとおまさが言う。そこで、おすみと半太郎に見張りがつくがな~あ。ところが、半太郎は、道で武士とぶつかって、無礼と言われて、殺されてしまうという、ちょいと以外な展開にな~あ。長右衛門は捕らえられるもなーあ、どこかがぼやけてまんねん・・・・男が無くては、いられない女というのがいるということで、女の性(さが)を強調した作品でんがなーあ・
2013/04/08
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文春文庫「鬼平犯科帳(十四)」に収録されてまんがなーあ。左馬之助が老人を見かけた、それが野崎勘兵衛というのだ。鬼平と左馬之助が高杉道場に通っていた頃、免許皆伝で道場にいたのだ、お兼と言う女に搾り取られて、身を持ち崩していたのだ。そして、やがて道場を飛び出した、そのとき、左馬と鬼平が斬りつけた傷が残っているのだ。当時で、40はは越していただろう、今は70近い老人で女と暮らしているのと言うのだ、それがお兼かどうかはわからない、女は病で伏せっているという。そして、鬼平はおまさを見張りにつけたのだ。 だが勘兵衛に客がついた、見事な白いあごひげを蓄えていたのだ。それを殿様が能面に付けて、翁に表すというのだ。30両で勘兵衛は手を打った。そして、殿の家来がやってきて、勘兵衛を押さえつけて、髭を1本1本抜き出したので、これはたまらん、やめろ、売るのはやめたと言いだしたが、家来たちは押さえつけて髭を抜こうとする。そこに鬼平が現れて、家来たちを追っ払ってしまうのだ。そして、勘兵衛に20両を与えて、去っていくのだ。勘兵衛が気づいた、鬼平と左馬と気づいたのどうか、そこは読者にゆだねられてるがな~あ。ちょいと、一服という感じのお話でんがなーあ、だって、盗賊が出てこないものなーあ。
2013/04/07
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文春文庫「鬼平犯科帳(十三)」に収録されてまんがなーあ。宮口伊織という500石の旗本は、鬼平と同じお手先組の頭だ、裕福な家だが、伊織の女狂いで、家計は火の車だ~あ、それで、商家から嫁をもらったのだ。その伊織の財布を漏示が見事に掏摸取ったのを鬼平は見て、後をつけた。そして、今財布をすった男は、鬼平だと脅して、咎めもせずに引き上げた。鬼平には、財布に入っていた、屋敷の図面が気がかりなのだ。まさか、嫁の実家の図面を盗賊に渡そうとは考えてもいなかった鬼平だ、妻久栄の一言と炭酸区の結果判明したのだ。伊織は女に溺れたのだ、この女が得も言われぬの味の女であって、どうしても欲しいというのだ、この女、おきねはは盗賊大塚清兵衛の女だったのだ、女はくれてやるから、図面を出せと言うことになったのだ。それを、未然に防いで鬼平は清兵衛一味をろらえたのだがなーあ。おまけは、老掏摸のが木の実鳥の宗八が、鬼平に見つかったので、観念してなーあ、その前に昔いい思いをさせてくれた女のところにいるんでんがなーあ。それが、おきねだってねぇ、瀬兵衛の用心棒に殺されてしまうといううんでんがなーあ。おきねという女の魅力が、たっぷりと表現されてまんがなーあ。
2013/04/06
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赤かぶ検事シリーズ7冊目「紅葉の下に猫がいる」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の1981年10月号に掲載。 タイトルとストーリーの関連が全くおまへんがな~あ。客寄せのタイトルをつけたんでんがなーあ、赤かぶ検事が盆栽に凝って、ぜひにもこけをはやして意気込み、こけの育成に夢中になるんでんがなーあ、こけが育ったかな~あと思ったら、猫に小便をされていて・・せっかくの努力が水泡にと言うお話を、事件の前後に挟んでまんがなーあまーあ、事件そのものより、こっちで目を引こうとしたのかな~あ。事件は、インチキ宗教の教祖の物語でんがな~あなーあ、話がうまくイケメンの教祖が信者を集めました、それでお堂の建設にかかるんでんがなーあ、その決済に、信者から寄進された手形を当てるんでんがなーあそれが、不渡りになって、裏書きした老舗の商店が支払いを要求されるという事態になりまんがなーあ。そして、教祖は行方不明になるがな~あ。やがて戻ってきて、赤かぶ検事は逮捕して、見事に犯罪をあばきまんがなーあ。事務員が裏書きした手形、印を預けて店主の知らない間に裏書きされていたが、それは有効でな~あ。民事では通、犯罪は用しないがな~あ。そして、ポリグラフの検査、うそ発券機に容疑者がかけられるというトピックがな~あ、目を引いたくらいですかねぇ
2013/04/05
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文春文庫「鬼平犯科帳(十三)」に収録されてまんがなーあ。墨斗(すみつぼ)の孫八が江戸に出てきた、そしておまさと出会った、おまさは7年前に引き込みとして働いたことがあった。それで、協力を要請された、五郎八とともに一味に加わるのだ。2年前の押し込みで、組んだ名瀬の宇兵衛に裏切られて、金を持ち逃げされた、そのときに使った用心棒に命を狙われているのだ。そして、用心棒に狙われたところを、鬼平がやっつける、鬼平は見込まれて、押し込みに加わることになった。用心棒たちの後をつけさして、アジトを突き止め、そこに名瀬の宇兵衛がいるのを確認して捕縛した。そして、押し込みの当日、孫八は急な病で死んでしまうと言うあっけない幕切れでんがなーあ一旦捕らえて、密偵として鬼平はつくつもりだったのだーあ家族が全て、病で死んでしまい、残った孫八も自分もいつか急死する、遺伝だからだとおもい、死ぬよりは捕まって死ぬ方がと、大胆な盗賊だったのだが、女との間に子供が出来て、金を残してやりたいと思うようなり、慎重になった。そして、お盗めの時に、脳卒中が起こってしまったのだ。いつ死んでもと言いながら、やはり未練が出たときに、皮肉も病が襲ってくるとな~あ。よくあることですがな~あ。流れるような、展開が十分楽しめる作品じゃがな~あ鍵師を使わず、錠前を切って、開けてしまうと言う、盗人でんがなーあ。ちょいと、変わったパターンの盗み方でしたな~あ。
2013/04/03
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文春文庫「鬼平犯科帳(十三)」に収録されてまんがなーあ。これが、ユニークな話でっせぇ、盗賊が盗賊を成敗とするとな~あ。鬼平もここでは、出番がなかったがなーあ、傍観者でしたなーあ忠吾は居酒屋で酒を飲む気楽な居酒屋だ、ここで、一本眉の男が忠吾を気に入り、酒を振る舞ってくれるのだ。こういう居酒屋ではお互いの身分を明かさず、楽しく飲んで、その場限りで帰って行くのだ。まーあ、わても、こういう立ち飲み屋にはよく行きましたがなーあその一本眉の男は、清洲の甚五郎であった、もっぱら、上方が主でんがな~あなーあ、この居酒屋は盗人宿でんがなーあそして、押し込みは、数日後に決めていたのだった。そのために、引き込みも5年前から入れてあるのだ。だが、その狙った家に押し込みが入り、先を越されてしまったのだ、急ぎ働きで皆殺しの残忍な手口だ、だが、引き込みの女が、気配を察知して逃げたのだ。そして、甚五郎のところにやってきて、按摩の茂の市の名を聞いていたのだ。座頭は嘗め役だったのだ、それで、甚五郎は座頭を捕らえて、全てを白状さした、そして、急ぎ働きをした倉淵の佐喜蔵一味を、許せねえと殺してしまうのだ、そして、2人ほど生かしておいて、盗賊改めに知らすのだ。鬼平は、甚五郎にしてやられたということでんがな~あ、ちょいと変わった趣向でんがなーあ一本眉と忠吾が飲んでいるシーンが、なかなかですなーあ。
2013/04/02
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文春文庫「鬼平犯科帳(十三)」に収録されてまんがなーあ。同心の松永弥四郎の妻が、坊主に襲われた、なんとそれが夫だったのだ。抵抗する女と殺るのが堪えられないと味を占めてのことだ。通りがかった男に、咎められた、何と、これが辰蔵だったのだ。辰蔵はあきれてしまった、それで、悪友の阿部弥太郎に聞くと、そう言う遊女がいるというのだ。無理矢理やられるのがいいというのだ。まーあ、蓼食う蟲もってやつですなーあ。わても、好きですがな~あ。妻はあきれかえって、実家に帰ってしまったという。これが、初めてはないらしいのだ。松永は友情のおきぬにせがまれて、やってから子の味が忘れられなくなったのだ。夜針の音松という、一人働きだが、残忍な盗賊が江戸に入ったと言うので、松永は坊主に変装して、嗅ぎ回っているのだ。そして、尼僧姿のおきぬを見つけて、後をつけたら、何と、坊主が現れて、おっ始めるのだ。その坊主が、なんと音松ではないかーあ、行為の最中なら、捕らえられると、踏み込んで捕らえてしまったのだ。縄の術なら卓越した腕なので、この機会を逃したらと思ったのだまーあ、音松がおきぬを仕込んだようでんがなーあ・・・・・手柄なんだけど、妻の行為のことで、鬼平から、病気は治ったかと言われるのだ。妻の父が、鬼平に相談しに来ていたのだという・・・男と女の世界はねぇ、むふふ・・・って、感じでんがなーあまーあ、SMの一種ですかねぇ・・・結構、こういう指向多いんですよねぇ
2013/04/01
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図書館で借りてきて、元虎戦士の赤星憲広氏の本を読んでがな~あ、予約してから、4ヶ月ほど待たされましたなーあ。 赤星憲広「一瞬の判断力」でんがなーあ、サブタイトルがついてまんがなーあ。「一瞬の判断力 ビジネスを成功させる53の法則」となーあ、やり過ぎでんがなーあ、それだけ内容があるだけではないがなーあ、そういう風に編集したんでしょうな~あ。最初の著と違ってなーあ、中身がなかったな~あ。赤星らしさがな~あ、どこにでも書いてある教訓を並べただけでしたな~あ。興味を引いた部分は3カ所でんがなーあ、「鳥谷がうらやましい」とな~あ。鳥谷はB型人間で、マイペースとな~あ。そして、成功して、名球会に入るような選手はBとOが多いんだと書いてあったがなーあ、本当かな~あ。???2つめは、スパイクを数多く造り、球場によって変えたとな~あ。これは当たり前みたいですが、ここまでやる選手はいなかったとな~あ。走りによるこだわりですがな~あ。3つめは、世界の盗塁王の福本に盗塁のコツを聞いたら、「そんなん背中に書いてある」となーあ、福本らしいがなーあ。見てたら投手の癖を盗めるとな~あ。この3つだけが、赤星らしくて、印象に残ったがな~あ、ダハハッハ(^o^)
2013/04/01
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文春文庫「鬼平犯科帳(十三)」に収録されてまんがなーあ。同心の富田達五郎のお話でんがなーあ、盗賊改めの同心では沢田小平次と双璧の剣の腕でんがなーあ。富田が橋本屋助蔵と仙蔵を殺戮したのだ、誰も見ていないと思って安心していた。だが、役宅に手紙届いた、犬神の竹松が強請ってきたのだ。竹松は捕物で、富田に弟を殺された恨みを抱いていたのだ。金よりも敵をと言うことだ~あ。富田は金のために、辻斬りで金を奪って、金を作ろうとする。鬼平は手紙を読んでいたのに、俺が近寄るまで気づかぬとはと、勘働きを働かせて、密偵に後をつけさせるのだ。普段の密偵では、面が割れているので、「穴」で登場の老盗賊だった平野屋源助に依頼して、番頭の茂兵衛が後をつけるのだーあ。そして、手紙を富田に渡した男をつけて、竹松のアジトを突き止めるのだ。富田が商人を狙ったところを、鬼平が声をかけて、対決となり、斬り捨ててしまうのだ。酔った旗本の若侍と諍いに成り、富田が斬り捨てたことが発端だ~あ。それを盗賊の橋本屋にみられて、協力を要請されたて、手を貸したのだ、一度ではすまず、再度の要求に口封じをしたという次第でんがなーあそれをまた、見られたとな~あ、悪のスパイラル現象とでも言うでしょうかな~あ。一度落ちたら、奈落までと言う・・よくあるお話でんがなーあ展開の持って行き方が、すごいサスペンスになって、楽しましてくれるがな~あ。
2013/03/31
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文春文庫「鬼平犯科帳(十三)」に収録されてまんがなーあ。鬼平が熱海に湯治にでかけた、初めて妻の久栄を連れて行った、供は彦十とおまさ選ばれた。一突きも湯治していると、退屈で江戸が恋しく、妻とおまさは先に帰った。彦十は馬蕗の利平次を見かけて、鬼兵に報告したのだ。高窓の久兵衛の配下の嘗役なのだ、大店の状況を調べ上げた、これを盗賊に売るのだ、それで報償を獲るのだ、情報係みたいものだなーあ。彦十は利平次に頼まれるのだ、江戸の旅籠にいる二代目に手紙を届けてくれとな~あ。利平次は横川の庄八と一緒だが、庄八がある物を狙ってくっついているとな~あ。庄八は小沼の富蔵と示し合わせて、利平次を見はっているのだ。高窓の久兵衛が死んだ後の、跡目をめぐっての一家はいざこざ、高橋九十郎と言う浪人が実権を握っているのだという。庄八は高橋側について、利平次の持っているある物を狙っているとな~あ。あるものとは嘗帳だと、解るがな~あ。つまり、商家の情報書き記したもので、これがあれば、押し込みが容易になると言うわけでんがなーあ。鬼平は、彦十の頭になりすまし、わしが江戸まで送りと抱けて殺るという訳じゃがなーあ。相手が襲って来たところをやっつけてしまい、高橋のいる小田原に手を回して、一網打尽にするということでんがなーあ。そして、約束だとお縄もかけず、利平次を見逃してやるのだーあ。そして、後日、利平次がやってきて、二代目は稼業をつくつもりはなく、旅籠の主人として生きていくというので、利平次は嘗め帳を鬼平に差し出すのだーあ、これが熱海土産になったのだという、出来すぎたお話でんがなーあ。道中の展開が、なかなか楽しく、楽しめましたがな~あ。
2013/03/30
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文春文庫「鬼平犯科帳(十二)」に収録されてまんがなーあ。 「用心棒」で主役の高木軍兵衛、体が大きく立派だが、実に弱い侍、でも鬼平のおかげで、用心棒に納まってまんがなーあ、その軍兵衛がまた登場でんがなーあ。軍兵衛が彷徨ってた頃に知り合った加賀屋佐吉が江戸に出てきて、声をかけられた、5年ぶりの出会いだったなーあ、そして、殺しの依頼を受けるのだ、盗賊をやってくれとな~あ。25両で引き受けるのだ。だが、今は鬼平の協力者で、鬼平に打ち明けるのだーあ。佐吉は親分を彦島の仙右衛門をやってくれとお膳立てをつけるのだ、仙右衛門は大坂の盗賊だが、今は江戸に来ている、そして、女と一緒にいるのだ。餅の化け物とような女のおときとだーあ。仙右衛門は蟇が相撲取りなったような男と表現されていますがな~あ。この2にんの絡みのシーンがなーあ、想像するとにたにたしてしまうがな~あ。仙右衛門は大坂の妻のお増すが凄い悋気でしてねぇ、それでおときのことを佐吉が耳に入れた、そうすると、女を殺ってくれと金をもらって出てきたのだ。だが、佐吉はこの際、後釜にと親分を殺ろうと用心棒を雇ったのだ。それが、軍兵衛というわけだ。軍兵衛が殺した後、軍兵衛を3人の殺し屋に殺らせようと画策していたのだ。それを、鬼平は読み取って、幼児棒もろとも佐吉を捕らえてしまうのだーあ。ちょいと複雑な、ストーリーになってるがな~あ。悋気の激しさと、ユーモラスな蟇と餅のカップルでんがなーあ
2013/03/29
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文春文庫「鬼平犯科帳(十二)」に収録されてまんがなーあ。 「おとこおんな」が主人公でんがなーあ、女でありながら、剣の達人の凄腕で、盗賊の一味を束ねているとなーあ。鬼平の勘働きが、それを見抜いたな~あ、一本の扇となーあ。息子が登場じゃ~あ、辰蔵がいろは茶屋で女と遊んでいるがな~あ。辰蔵の趣味は変わっていて、あまり人がいいと言わない女を好むようでな~あ。そして、その女とまだ楽しもうとしていたところに、上客が来たので、なじみの女は、その客のところへ行った。妬いちゃだめよ、相手は女だという。女が女を買って楽しむのだという・・・興味を持った辰蔵は、その女を見届けよう待って後をつけた、女は男装で、女に見えないのだーあ、そして追おうとしたが、扇を投げつけられて、顔に命中動けなくなり、と逃がしたという失態だ。それを、父の鬼平に話したら、鬼平は興味を持ち、女の現れるのを待って、探索するのだーあその遊女は、女に身請けされてしまっていたという。女と女がどうして楽しむのかな~あと、なかなか興味深いところをついてますがな~あ盗賊改一の使い手の、沢田小平次と最後は対決して、死にますがな~あ沢田はかつて、手合わせをしたが、勝てなかった相手だった、だが、突然姿を消したという。すぐれた使い手の武家の娘だったとなーあ・・・・結局盗賊とつながっていたのだったが、追い込んでいく、サスペンスが何とも言えぬな~あ。それに、レズの興味が加わって、何とも言えぬ味わいの作品じゃがな~あ。
2013/03/28
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文春文庫「鬼平犯科帳(十二)」に収録されてまんがなーあ。 「あほうがらす」でTVドラマ化されていたな~あ。この方が引きつけるタイトルだなーあ。女を男に斡旋して、手数料を取る商売でんがなーあ、勿論、御法度の商売でんがなーあ与平というあほうがらすに声をかけられて、鬼平は乗ってみることにした。ちゃんと客を見て、声をかけ、女達も生活に困って金がいるという娘達だけを斡旋しているという、仏のようなあほうがらすなのだ。まーあ、この商売で、そんなのはいないだろうから、メルヘンでんがなーあ。娘は17でおみよといった、鬼平は何燃せず、マッサージだけをしてもらい、 いろいろと話をして返したのだ、ところが、この店はどうも気持ちが悪いというのだ、店の兎唇の男が不気味だというのだ。鬼平は、おみよの後をつけて、話したことが本当か確かめた、家の暮らしに嘘は無かったのだ。そして、どうも気になるので、密偵に与平を探らせたのだ。兎唇の男と言えば、昔の悪の頃に成敗した富蔵という男を思い出し多、富蔵が何かやっているのではと思ったのだ。兎唇の男は鬼平を知っていたのだ、かぎつけられたと思ったのだ、それで、与平を殺して、おみつの口も塞ごうとしたのだ。だが、鬼平に逆にやられてしまった。富蔵では無かったのだ、神崎の倉治郎という急ぎ働きの盗賊で、客となった大店のものから、店の様子を聞き出して、押し込みをやっていたのだった。そして、富蔵は堅気になって、縁日で商いをしているのを、その後見かけたという後日談でおわりまんがなーあ。よく似た二つの顔ということでんがなーあ。そら、あほうがらすの人助けを描いた方が、受けますがな~あ、TVではそっちの方を強調していたがな~あ。
2013/03/27
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講談社の吉川英治歴史文庫「新平家物語」の(二)(三)の2冊にまたがって収録されてまんがなーあ。 いよいよ保元の乱でんがなーあ、朝廷の勢力争いでんがな~あ、後白河上皇VS崇徳上皇の争い、そして藤原家では忠通VS頼長の争いでして、頼長は崇徳上皇につきまんがなーあ、頼長の父の忠実もなーあ、ただ一家の中で、義朝は反対側に回りまんがなーあ。「宇治の関」、「呉将と越将」、「鎧着騒ぎのこと」、「為朝」、「鴨川濁水記」、「瀬々の水たま」、「兄・弟」、「陛下と麻鳥」、「鵜の眼玉」、「般若野一路」、「窮鳥」、「黒業白心」、「いかずち雲」、「志賀寺ざんげ」、「夜の親」、「文覚往来」、「木の葉皿」、「火炎行列」、「流人船」、「松かぜ便り」、「白峰紀行」、「江口の君たち」、「色禅尼」、「深草謀議」、「朱鼻どの」、「熊野立ち」 、「罰」白河一帯が戦場ですがな~あ、争いの中で為朝の武勇が目立ちまんがなーあ。平家は白河上皇の御所側につきますがな~あ。そして、御所側の勝利となり、頼長たちは落ちていきまんがなーあ崇徳上皇は、仁和寺に入り、仏門に入ろうとするが、遠島の処置を受けますがな~あ清盛の伯父の信正も、敗戦方にまわった、清盛は信西卿に言われて、伯父の一家を処刑する事になってしまい、清盛の風評は落ちていくがなーあ、。政権は信西に寄って握られるのだ、清盛も播磨守になり、播磨が縄張りとなるのだ、この乱で、義朝よりも清盛の得た恩賞の方が大きいのだ。そして、清盛は熊野詣りに出かけるのだ、江口の色里で逗留してから旅立った。この色里には、祇園女御と呼ばれた、清盛の母がやっている遊女館もあり、清盛は母と再会するのだ。そして、熊野に旅立ってて居る間に、洛では異変が起こったのだ、信西反乱の手が上がったのだ。と言うところまで、この巻でんがなーあ。麻鳥という水守がスーパースターみたいに活躍でんがなーあ、柳の水の水守でんがなーあ。先ずは落ちていく崇徳上皇に、柳の水を竹筒に詰めていて、それを手渡して、上皇に感謝される。讃岐まで、上皇の無聊を慰めるために、笛を聞かせに、飛んでいくとな~あ。まさに、超人でんがなーあ。それに、盛遠や西行などもちょっこと出てきますがな~あ。清盛の学校時代の仲間でんがなーあ。盛遠は修行僧で、信西に批判の一言を浴びせて去っていくというシーンもありましたがな~あ。まーあ、権謀術数の複雑な世界ですがな~あ。この時代のものはなーあ。複雑怪奇でんがなーあ。
2013/03/26
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文春文庫「鬼平犯科帳(十二)」に収録されてまんがなーあ。 密偵たちが集まって、酒盛りをやった。このシリーズで常連の密偵たちですがな~あ。彦十、五郎蔵、伊三次、粂八、宗平の5人と紅一点はおまさでんがな~あ。軍鶏鍋屋の五鉄ではなくて、五郎蔵宅でな~あ。、鬼平には内緒でんがなーあみんな、かつては一流の盗賊でんがなーあ、それで、これぞ盗みの神髄というものを見せてやりたいと相談がまとまる。狙いは悪徳医の竹村玄洞で、懲らしめてやろうとな~あ。密偵活動の合間に準備をするんでんがなーあ。おまさだけは反対でんがな~あ、だって鬼平に背くとになるからな~あ。それで、調査が始まったが、腕の立つ用心棒と金蔵の鍵とが難問だが、難しいほど密偵たちはファイトを燃やすのだーあ。五郎蔵は、調査中に草間の勘蔵を見かけたのだ、急ぎ働きの好きな男だ~あ。それで、本業の密偵となって後をつけだしたーあ。女とあっていたのだ、その女の後をつけて、玄洞宅の女中と解ったのだ。それで、鬼平に報告して、玄洞のところにに押し込んだところ御用とするわけでんがなーあ。鏡の仙十郎一味が御用となったわけでんがなーあそして、その後、850両が盗み取られたのだ、だが、それを用心棒のところに届けるとはな~あ。その用心棒は主人にそのまま帰したというがな~あ。鬼平は全てを見抜いていたな~あ。密偵たちは溜飲を下げたがな~あ、おまさに鬼平が知っていると言われて・・・ちょいとした遊びのお話でしたなーあ。
2013/03/25
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文春文庫「鬼平犯科帳(十二)」に収録されてまんがなーあ。 宗平は密偵だが、表の顔は煙草屋だ、煙草を買いに来た客をみて、驚きだ~あ、長久保の佐助とと言う、昔の知り合いの盗賊だったのだ。宗平はここは五郎蔵の盗人宿と言って、安心をさした。だが、佐助はここを見張り、五郎蔵をつけたのだ。佐助は倅の佐太郎が杉谷の虎吉に殺されたというので、敵討ちに江戸に出てきたのだ。佐助が五郎蔵を尾行しているのを、伊三次が見かけて、さらに尾行したのだ。五郎蔵のかつては下にいた虎吉だったので、虎吉の女房から、虎吉を追ったのだ。そして。虎吉一味は一網打尽になるんだが、五郎蔵の勝手な動きが鬼平にばれていて、五臓蔵が唖然とすると言うけったいなお話でんがなーあなお、佐太郎を殺したのが虎吉だとは、佐助の親分だった橋本の万蔵の話だが、どうやら、万蔵が女のもつれからやったということのようだ。まーあ、ちょいと入り組んだ感じのお話でんがなーあ面白いのは田螺の話ですかな~あ。
2013/03/24
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文春文庫「鬼平犯科帳(十二)」に収録されてまんがなーあ。 粂八が主人の鶴やに男女の客があり、盗みの相談をしているのを隠し部屋で聞いて、鬼平に知らせた。密談の男は、笠倉の太平で、女は引き込みの砂蟹のおけいであった。あけいは、金になる仕事だというので、太平を仲間に入れようとしたのだ。そして、首領の名は、長沼又兵衛というのだ。この名前を聞いて、鬼平はぎょっとするのだ。鬼平、左馬之助とともに、高杉道場の三羽烏と言われた男なのだ。2人は、免許皆伝が与えられたが、又兵衛には与えられないのだ、それで、ある日皆伝証を盗み取って逐電したのだ。素行に問題があったので、皆伝証が与えられなかったのだ。そして、密談の2人に尾行が付き、又兵衛が現れるのを待つのだ。押し込み先は、悪徳和尚のいる寺と決まったのだ。そして、押し込みの現場で、一網打尽となるお決まりのお話でんがなーあ。対決の時の描写が楽しめましたな~あ。
2013/03/23
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文春文庫「鬼平犯科帳(十二)」に収録されてまんがなーあ。 同心の寺田金三郎が殺し屋に狙われたていた、兄は同心で、探索中に鹿熊の音蔵に殺されたのだ。兄後を継いで同心になって、兄の敵を捕らえようとするのだ。兄の妻子と一緒に住み、面倒を見て、嫁はもらわぬと行ってるという。非番の日に五鉄で酒を飲んで出て行ったが、どうも様子がおかしいというので、彦十が寺田をつけだしたのだ。その途中に鬼平に出会ったので、鬼平とともに後を追った。そして、入って行った閉まった店の様子がおかしいのだ、それで乗り込んだ。女の悲鳴が聞こえて、女が殺されていた、寺田も傷を負っていた、女のが殺されたの寺田は愕然としたのだ。女が音蔵の居所を教えてくれることになっていたという。兄の敵を討ちたいが執念で、単独で調べていたので、鬼平は馬鹿者と叱ったのだ。兄の墓参に行ったとき、殺された女のおせつに声をかけられたという、兄と見間違えたのだ思って、詰問したのだ。そして、おせつは舟見の長兵衛一味の連絡役で、仕事が嫌になって、一味を売ったのだ、密偵の堀切の彦六に見つけられ多ので観念したようだ。そして一味は逮捕されたが、おせつだけは兄によってお目こぼしになったのだ。その後も、協力していたようだが、彦六が病死した後、音蔵のことを知らしたが、逆に殺されたのだ。その語、音蔵から逃れるために、伯父で居酒屋山市の市兵衛のところに隠れていたのだ。そして、市兵衛が逮捕された、鬼平は命を助けるから、全てを吐けと行った。音蔵が訪ねてきたという、ただおせつは寺田と出来てしまったので、まずくなったという。つまり、寺田兄弟はともにいろおとこだと言うのだ、、すごいユーモラスな表現じゃったなーあ。それで、おせつを助けるということで、寺田をおびき出したが、手下の松倉の清吉がやってしまったんだとなーあ。音蔵の人相が市兵衛によって知れたので、それで、探索の末、御用となるがな~あ。寺田は、その後、役目を辞したいというのだ、そして、兄の妻の腹がふくらんでいたとな~あ。兄弟が2人の同じ女と通じるとはな~あ。(^o^) まーあ、巷ではよくある話でんがなーあ
2013/03/22
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文春文庫「鬼平犯科帳(十一)」に収録されてまんがなーあ。 雨隠れの鶴吉と女房のお民は釜抜けの清兵衛の引き込みだ~あ、風で引き込みをやる、腕のいい引き込みで、お頭の覚えもいい、一仕事をして次の仕事まではかなり間があるので、生まれ故郷の江戸に夫婦でやって来たのだ。 そして、乳母とお元に声をかけられるのだ、鶴吉は大店の妾の子で、乳母に育てられた、そして母親は店主の女房に追い出されて、そして死んだとか。乳母に育てられていた、恨みで店に火をつけて江戸を去ったのだ。そして、鶴吉は剣術を習いに来ていて、井関録之助とか鬼平と当時顔見知りだった。お元は大店の主人の父親を鶴吉に会わしたのだ、いびり出した女房も死に、今は主人が思うまま店を殺っていたのだ。それで、ともかく家へ来てくれと言うので、父親には恨みは全くないので、夫婦して逗留した、父親は跡取りにするつもりだ。だが、この家に引き込みが入っていた、それが、お民が昔いた盗賊の一味の一人だったので、顔見知りだ。困り果てて、お民は鶴吉に藩士、そして鶴吉は井関に相談した、それで、鬼平の出番となったのだ。鶴吉夫婦は書き置きを残して、お江戸を立った、昔の仲間が箱根を越えるまで尾行していた。引き込みの貝月の音五郎は、これで、誰にも話さずに去った、大丈夫だとおもう、、そして、平蔵は稲荷の百蔵一味が押し入るのを待って、一網打尽というわけだ。親子の情を考えて、平蔵は鶴吉夫婦を見逃すのだーあ・・・ちょいと出来すぎてる感があるがな~あ。
2013/03/21
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赤かぶ検事シリーズ7冊目「紅葉の下に猫がいる」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和56年10月号に掲載。 高山で女の惨殺死体が発見された、夫が妻ではないかと確認した、そして夫が容疑者として逮捕された。曖昧なアリバイだが、それが法眼弁護士により、証人が連れてこられて、赤かぶはピンチに立つのだ。そして、調査中の料亭の主人殺しと、殺人が結びついたのだーあよくあるトリックでんがなーあ、替え玉殺人、交換殺人な~あ。それぞれが別の相手を殺す、動機が無いのでばれないというやつなーあ。夫が邪魔になった妻と、妻が邪魔になった夫が、共同して、相手を殺すのだーあこの2人がどうして、結びついたかというとねぇ、スワッピングだとな~あ。そうだな~あ。、この頃、流行っていたのかなーあ、ちょいと話題になったことがあるがな~あ。ちょっとなーあ、現実離れしすぎてる感じがするがな~あ。アイデア倒れという感じじゃがな~あ
2013/03/20
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文春文庫「鬼平犯科帳(十一)」に収録されてまんがなーあ。 「かまいたち」な~あ、掏摸が着物を刃物で切って、海中の者を奪う・・掏摸の道では邪道とな~あ。掏摸の伊太郎が陰陽師の山口天竜の懐中を擦った現場を、鬼平が目撃、後をつけて、捕らえるのだ。そして、ふくさには30両と何やら、毒のような者が入っていたので、鬼平は鑑定煮出して、南蛮渡来の毒薬と解った、それで、陰陽師に見張りがついた、大家の旗本とつながりがあったのだ、そして、陰陽師は再び毒を手に入れた、それを渡すところを、またまた伊太郎に擦らせたのだ、渡した相手の用人に、平蔵は名乗り上げた。やがて、役宅に300両の賄賂で口封じに現れた、平蔵はこれを一蹴してしまった。鬼平は旗本の捌きは評定所にゆだねた、その旗本はは取りつぶされた、だが、事実はうやむやに葬られたという。鬼平は、出来る範囲のことをやるだけじゃ~あ、上の方はどうにもなるぬとな~あまーあ、独特の調子でんがなーあ・・・陰陽師の人物の描写が楽しく読めるがな~あ、さすがに筆のさえは凄いですなーあ
2013/03/19
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8年間、落合監督で、コーチを務めた、森コーチの本でんがなーあ。落合監督の講演の記述を読んだことがあるので、その裏付けみたい者ですかな~あ。なぜ、竜が強いチームになったのかとな~あ。本意は、サブタイトルがついてまして、「落合監督を支えた右腕の「見守る力」」となーあ。内容は、序章 投手会の夜第1章 なぜしぶといチームは完成したのか第2章 教えるより考えさせるコーチ術第3章 落合博満監督の凄さ第4章 参謀の心得終章 選手への愛情は決してなくさない投手会というのがあって、それにコーチが呼ばれるんですなーあ、森コーチは落合監督に出るからと報告すると、軍資金を渡してくれるんだとなーあ。影で、落合監督は気配りしていたんだとな~あ。そして、1年目のキャンプ、度肝を抜いたのが、6勤1休制ねぇ、4勤1休が富津脱兎の買えたんだな~あ。そして、いきなり紅白戦をやるというおふれな~あ。そのために、森コー地の発案で10人プルペンというのを実現させたんですなーあ、監督がやったと思ってましたな~あ今回初めて知ったのは、食事は選手とコーチはは一緒にしないということで、選手をリラックスさせるとな~あ。コーチは監督といっぱいやるんだそうですなーあ・・・まーあ、大きな出来事といえば、山井の完全試合前に降板というやつですかーあ落合監督がメディアに袋だたきになった権ですが、山井にどうするかとコーチが聞いたら、岩瀬さんでお願いと言ったと言うんですなーあ。そして、次は開幕投手が川崎という度肝を抜く事件な~あ。これは、監督が決めたことでしたなーあ。2年間実績の無い投手を投げさして、花道を造ってやったようなものでんがなーあ監督は、これ以外は、一切コーチに任せて、口を出さなかったそうですがな~あ。そして、情報を漏らすなと言うことの徹底、漏らしたコーチは二軍へ、オフには退団と言うことにな~あ。コーチが中日スポーツに漏らしてたようですなーあ、先発をな~あ。だから、中日スポーツはよく当たるとな~あ。今は、予告先発に成ってしまったけどな~あ。そのせいか、竜のコーチがだんだんヘリ、外様主力になっていったんでんがなーあそれが、OBの反発をかって、優勝したのに解雇という事態になったようですがな~あ。そして、森コーチは強面のコーチで通ってたらしいですねぇそれで、契約条項に選手に手を出すなと入っていたようでなーあ、落合監督が日本の伝統みたいな鉄拳制裁の体質を嫌っていたんでんがなーあ。
2013/03/19
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赤かぶ検事シリーズ7冊目「紅葉の下に猫がいる」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の昭和56年9月号に掲載。 舞台はは大垣でんがなーあ、赤かぶ検事は大垣の副検事が入院したので、その期間、高山と大垣の2地区を受け持つことになった。大垣は、芭蕉の「おくの細道」の終焉の地でんがなーあ、「蛤のふたみに別れて行く秋ぞ」の句碑のある、芭蕉蛤塚の付近で、女性の死体が浮かんだがな~あ。日本舞踊の名取だとな~あ。そして、首を短刀で突いて死んでいた、自殺か他殺かと言うことになった。そして、容疑者が逮捕された。6年間別居忠中の夫だった、夫が犯人だという密告があったのだ。応援に来た地だがら、警察との連携がうまくいかない、無断で逮捕したので、検事はむかっと来たのだ。警察の勾留は48時間、それ以上の勾留は検察官の申請によるので、曖昧なまま逮捕されて、時間が来たので勾留延長で押しつけられてはかなわんというのだーあ。それで、検事は勾留しなかったがなーあ。夫は英語塾の教師ですがなーあ、妻と別居してから別れたというな~あ。さらに、従業員として働いていた女が絡んできて、もつれさして、糸をほぐすというパターンでんがなーあちょいと結末はあっけなさ過ぎて、肩すかしされたような作品でしたな~あ。芭蕉にまつわるお話が多すぎましたがなーあ、ミステリーを楽しむんでな~あ、歴史紀行はくどくない方がいいがな~あ死んだ女も、男がいて、師匠と出来ていたようでんがなーあ。そして、2人は心中したとな~あ。女が男を殺して、女があとを追うとな~あ。逆のパターンでんがなーあ、男が気が弱く、女が勝ち気だとかなーあかなーあ、いろいろこじつけてますなーあ。ブラックユーモアが多い作品でしたな~あ。
2013/03/18
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文春文庫「鬼平犯科帳(十一)」に収録されてまんがなーあ。 中婆(40過ぎの女)から、密告の書状が届いた、がセネタの可能性も高いが、鬼平は主導した、密告は本物だった、伏見の紋蔵一味を召し捕ったのだ。紋蔵の顔に見覚えがあるのだ、それで鬼平が彦十を呼んで、見覚えがないかと言うと、殿様小平次とそっくりというのだ。平蔵が本所の銕と言って暴れていた頃に、旗本で同じような悪で横山小平次というのが居た、それが、お百という女を胎ませたのだ、そして、御百の子を堕ろさせようとしたのだ、それを聞いた銕が乗り込んで、小平次達をたたきのめして、話をつけたのだ、小平次は労咳で死んで、金は半分しか取れなかった。お百は階段から落とされたときに、跛を引くようになったが腹の子を産んだのだ、それが、紋蔵だったのだ、急ぎ働きすので諫めたが、聞き入れないので、お百が密告したのだ。若い頃、お百に、鬼平は何かと目をかけていたのだった。この後が、ちょいとなーあ、あまり気に入らんお話でんがなーあ、お前を胎ませたのだ、わしだと嘘を言うのだなーあ、それを嘘と解って、紋蔵は何も言わずに、処刑されていったとはな~あ。もうちょっと、一工夫何か欲しいな~あ。
2013/03/17
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赤かぶ検事シリーズの6冊目「長崎居留地二十五番館」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の1981年9月号に掲載。 あららんと思ったがなーあ、飛騨高山の検事が長崎となーあ。明治村にある保存された建物でんがな~あ。この建物の脇に死体が発見されたとな~あ。容疑者は、赤かぶ検事を名古屋で殴って、傷害で逮捕でんがな~あ。チンチン電車の切符、それに陸蒸気の切符の日付で犯行の日が特定できるがなーあ。その前日に、逮捕されて、勾留されていたんだから、アリバイがあるがな~あ。弁護に立ったのは、娘の葉子でんがな~あ。でも、裁判は名古屋でんがな~あ、赤かぶ検事は証人として出頭しますがなーあ。そして、娘の弁護士に尋問されるが、このシーンが楽しいがな~あ。そして、証人が出て、容疑者の無罪の判決が出るがな~あ赤かぶ検事は、犯行のあった明治村に柳田警部補とともに行きまんがなーあ。そこで、思いもかけるところから手がかりが出て、事件は解決言う次第でんがな~あ。明治村の雰囲気と、柊検事と娘の葉子下弁護士の親子対決のシーンが面白かったがな~あ。
2013/03/16
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文春文庫「鬼平犯科帳(十一)」に収録されてまんがなーあ。 臆病な同心の川村弥助の物語でんがなーあり、雷が鳴ると怖がって、机の下でぶるぶると震えて、あまりの怖さに失禁してもらうという弱い男だ~あ。だから、内勤で勘定方勤務だ、几帳面でなかなか役に立つが、同心達にはばかりされているのだ。だが、結婚して夫婦生活は円満だ、商家の娘だが、内勤だと解って、縁談に喜んで応じたというのだ。その妻が実家に戻って、家に帰らないのだ、そして暴行されて殺されて発見したのだ。和田木曽太郎という道場を開いている浪人とその仲間の仕業と判明、役にも立たない川村が志願したのだ。そして、すぐでの和田に向かって月を入れて、見事に仕留めたのだ。これで、川村の評判は、持ち直したが、臆病は相変わらずのままだった。妻が死んで、生きぬ気力もなくなり、死に場を求めて、捨て身で挑んでいったので、和田の方はそれで、避けきれなかったと鬼平は思うのだが・・・フィクションとしては面白いけどな~あ。でも、捨て身に感単にはなれぬものだからな~あ。
2013/03/15
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文春文庫「鬼平犯科帳(十一)」に収録されてまんがなーあ。 夏の日に化粧屋に続が入り、知らぬ間に300両が盗まれた、だが、秋になって300両が戻されていたという奇怪な事件だーあ。、手がかりがない、そのままお宮入だ~あ。だが、舟形の宗平が近江の鍵師に声をかけられて、鍵型を作ったという。隣から押し入ったものだと、鬼平は目をつけて、彦十を化粧屋に飯炊きとして入れた。そして、彦十は穴を見つけて、鬼平に注進した、隣の扇谷の主人が、穴を伝って忍んできたのだ。扇谷の主人は勝手の盗賊、帯川の源助だったのだ、長いこと断っていた盗みの血が騒いだというお話で、平蔵は咎めはせずに、密偵にしたという、お情けの一コマでんがなーあ。年を食っても、刺激が欲しいとな~あ。まーあ、人の欲は限りおへんがなーあ・・・
2013/03/14
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文春文庫「鬼平犯科帳(十一)」に収録されてまんがなーあ。 利益度外視の飯屋があった、良心的で繁盛していた、鬼平が食い詰め浪人を装って客となって通い出した。ある日、同業者の嫌がらせがあったの、平蔵が出て見事な腕で追っ払ったのだ。それで、主人に金がいるというと話を持ちかけて、暗殺を引き受けたのだ。鬼平を暗殺しろとの依頼だ、引き受けて襲ったのだ、襲われた鬼平は岸井左馬之助だ、そして、飯屋の亭主を御用にしたのだ、土蜘蛛の金五郎という盗賊だったというわけで・・・人間悪いことをしながらいいこともすると言う鬼平のテーマみたいなものですなーあ盗賊が、施しをしていい気持ちというので、こうした飯屋を出したのだとな~あ。
2013/03/13
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赤かぶ検事シリーズの6冊目「長崎居留地二十五番館」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の1981年8月号に掲載。 舞台は飛騨古川でんがな~あ。ここもレトロ調の城下町でんがな~あ。まーあ、今はどう変わってるかしれんがなーあ、この作品が書かれた頃はよかったんでしょうな~あ。古川祭りでうたわれる「古河音頭」の文句でんがな~あ。ゼンゼ(お金)ノコはがマンマ(食事とか餌)ノコはお金が無くなくて、食べ物が無くても・・という意味でんがな~あ。昔は、のんびりと何とか生きていけたんだろうな~あ。今は金が全ての世の中じゃがな~あその郊外で事件が発生、フィリピン女性とその子供、それにタクシーの運転手が射殺されたんでんがなーあ。フィリピン女性は、喫茶店に働き、店主が住まいを提供していったが、その店主が容疑者として起訴されたがな~あ。アリバイ崩しを楽しむミステリーでんがな~あ。問題が適されてますがな~あ。フィリピン女性は子供を産んだ、そして男がその子供を認知した・・・だが、認知は子供が生まれてからだった、女性は子供が日本の国籍を取れると思っていたのだ。父親が日本人の場合は、日本国籍となる、だが、それは胎児の間に認知しておかねばならないようでんがな~あ。だから、生まれてきた子には、日本国籍は与えられないと言うことでんがな~あ。それで、女性はショックを受けて、トラブルになり・・と言うのが、この小説でんがな~あ。なるほどなーあ、参考になったがな~あ。
2013/03/12
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文春文庫「鬼平犯科帳(十一)」に収録されてまんがなーあ。 同心のうさ忠が拐かされたのだ、好物の一本うどん屋に入った、そして、相席した客が男を好む客だった。それが盗人で、忠吾は拉致つけられて、縛られた、男の慰み者になるのだ。お盗めをしてから、たっぷりかわいがってやろうと、盗賊は楽しみにしている。だが、鬼平はこの一本饂飩屋空手係をつかみ、この盗賊一味を虎悦というお話でんがなーあ。この盗賊は寺内武兵衛と言い、きわめて、男色を好むという盗人なのだ。武兵衛は鬼平に切り殺されたが、仲間の吉六がすべてを語ったのだ。まーあ、ちょいと気色の悪い感じがする作品でんがなーあ、男色ってちょいとなーあ、でも、よく雰囲気が出とるがな~あ。うさ忠もぼちゃぼちゃとした感じでと想像できるがな~あ。
2013/03/11
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文春文庫「鬼平犯科帳(十)」に収録されてまんがなーあ。 鬼平の昔なじみのお熊婆さんが、盗賊改めの屋敷に訪ねて、来たがな~あ。お熊は寺の下男のもへによくしてやっていた、その茂平が休止して、今際の頼みを聞いたのだ、畳屋の庄八に知らせてくれ、そして、神奈川宿にいるおみつという娘に金を届けてくれと言われた。家に戻って、金を改めると、58両もの大金があった、それで、お熊は驚いて平蔵のところにやって来た訳だ。寺男が大金を持ってるはずがないというのだ、それで鬼平は、その庄八に見張りをつけたのだ。おそらく、寺男は引き込みだろうと言うのだ、お熊は、鬼平に言われたとおり、知らせに行った、お熊が襲われるといけないので、お熊の茶屋には沢田同心が泊まり込み、お熊は役宅に寝泊まりした。そして、庄八は荒尾の庄八と言う盗賊で、宇都宮の盗賊今市の十右衛門の配下だったのだ、つなぎに来た猿野の仙次を捕らえて、白状させたのだ。茂平は盗賊ではなくて、庄八の伯父だったというわけだ、盗賊は身元に居所を知らせないものだが、それが、今回は命取りになったというお話でんがなーあ。そして、お熊は鬼平を助けて、至極喜んだという、、これで、彦十と同等の密偵の一員に加えてもらったとな~あ。お熊ばさんと鬼平とのやりとりが楽しい作品でしたな~あ。
2013/03/10
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上巻を読んで、次に下巻でんがなーあ。「大石内蔵助」とサブタイトルがついてたな~あ。討ち入りまではちょいと間がありまんがなーあ。それまでに、内蔵助に起こった重大事件というのは、城の受け取りに赤穂藩が命じられたんでんがなーあ。それが、数年後には明け渡すという、逆の立場になりましたがな~あ。備中松山城でんがなーあ、城主が亡くなり、世継ぎが決まっていないので、お取りつぶしになり、次の城主が決まるまで城を預かるんでんがなーあ、受け渡しは、一合戦ある山知れず、無事に受け渡しをしなければならない、その任務を内蔵助が見事に殺ってしまい、昼行灯の評価も変わったようでんがなーあ。そして、女好きの内蔵助は、軽という女中に手をつけて子を作ってまんがなーあ。そして、松の廊下の事件が起こって、討ち入りの道を進むんですがな~あ。橦木町の遊びのことやら、江戸の比丘尼宿のことやら、そっちの話が多いでんがなーあ。上巻の延長でな~あ、そのまま、引きずって呼んでしまったとな~あ。艶福家として、内蔵助が描かれてまんがなーあ。ちょいとユニークな内蔵助像でんがなーあ
2013/03/08
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赤かぶ検事シリーズの6冊目「長崎居留地二十五番館」に収録のでんがな~あ。「野生時代」の1981年8月号に掲載。 オートバイがスピードを出し過ぎて転倒、一人が死亡、もう一人は軽傷だ。無謀運転で、運転のミスでの死亡と判定、運転していたのは町で有力者の甥で37才、助手席に乗っていたのが、20代の若者ろ、業務上過失致死で赤かぶ検事が起訴した。だが、運転していたのは20代の若者で、被告は助手席に乗っていたと主張でんがな~あ。有力所の息子だけに、証人は被告に有利に証言するがな~あ。そして、赤かぶ検事が窮地に追い込まれるがな~あ。赤かぶ検事は、運転していた者が死んで、助手席の者が軽傷とは考えられたという、頑張るでんがな~あ。そ運転していた者は、とっさに防御できるが、助手席の者は反応できないというがなーあ、でも、状況は赤かぶ検事に不利でんがな~あ。そら、最後に赤かぶ検事が勝ちまんがなーあ、事故の現場に毎日花を供える、老母親の姿を見て、証人が洗われますがな~あ、そして一件落着ということでんがな~あ。まま、よくあり得るようなケースですがな~あ。お涙頂戴だの解決編でっかーあ、わてのもっとも嫌いなタイプでんがなーあ
2013/03/07
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文春文庫「鬼平犯科帳(十)」に収録されてまんがなーあ。与力の佐嶋が高松繁太郎とばったりあった、堀帯刀が長官だった頃、一緒に仕事をしていた同心だった。堀帯刀は、役目は私財を投げ出さないと務まらないので、やる気が無くて、早く任期が切れればと思っているのだ。そんな長官の下で、やる気のある佐嶋はやりにくかった。高松もやり手であったので、同じ思いだった、その高松が、嫌になった、好きな女と暮らしますと置き手紙を残して去ったのだ。それは8年前のことだ、佐嶋は一緒に酒を飲み、もう少し辛抱しておれば、変わったのにと、今の長官の鬼平はそれは出来たお方だと佐嶋は言い聞かせるのだ。そして、別れた後で、佐嶋は人が殺されたのを見た、そしてされが高松の仕業と解ったのだ。8年前に高松は蛇骨の半九郎を追っていた、そして、笹熊の勘藏と一緒にいたお杉が、急げ働きに愛想を尽かして、逃れたいと思い、お百という女を通じて、高松に頼んだという。そして、お杉を逃がすには金がいるが、それを長官は出さないというのだ。一味を捕らえるための費用もでない、それで、お杉を連れて、高松は逃げたのだ。勘蔵はお杉を高松に寝取られたと思って、執念深くつけ回していたのだ。そして、江戸に戻った、高松は勘蔵の伯父の品川の六兵衛に知らせたのだ。そしたら、勘蔵が殺しに来て、返り討ちに手にかけたのだ。そして、浪人が高松の前に現れた、殺し屋と思って立ち向かったが、高松の的ではなかった、それは鬼平だったのだ。咎める気はない、盗賊改めに落ち度はあると言い、密偵になるかと持ちかけて、承諾したのだ、だが、しばらくして、六兵衛の刺客に殺された、高松の死体が発見された・・・ちょいと寂しい話ですなーあ、まーあ、組織とは得て指向言うものでな~あ。とくにお役所はな~あ。だから、鬼平が理想像として、描かれてるんでしょうな~あ。
2013/03/06
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吉川英治の新平家でんがなーあ、第2巻の九重の巻を読みましたがな~あ。講談社吉川英治歴史小説文庫「新平家物語(一)と(二)にまたがって収録でんがなーあ。 清盛のハイライトシーン、比叡山のあら法師との対決、神輿に矢を放つというシーンでんがなーあそして、清盛は出世していきまして、保元の乱が起こるまでの、流れが、この巻でんがなーあ。「大比叡」、「神輿振り」、「人間至るところ人間あり」 「螢」、「案山子陣」、「一投石」、「石の雨」、「悪左府」、「美しき家族」、「野風」、「童女像」、「鞠」、「立后二花」、「煩悩ぐるま」、「霰御所」、「土用暦」、「摂政争奪」、「苦い菊酒」、「女の国」、「熊野巫女」、「釘」、「柳の水」、「茨」、「二つの門」、「如法闇夜」、「保元・・地獄序曲」、「赤旗の下」、「零余子艸子」(ぬかごぞうし)、「白旗の下」、「源太産衣」事の発端は、清盛の義弟の時忠と家来の平六とが比叡山の荒法師とトラブルになり逃げた、それで、荒法師たちは2人を引き渡せ、さらに加賀の荘園問題でもめていたこととで、山を下りて、強訴にやってきたのだ、清盛が上皇の命を受けて、強訴の列に立ちはだかった、そしてご神体である、神輿に矢を放った、何を無礼なと、天罰が当たるぞと清盛に迫る、そのとき、見物人たちが、法師たちに向かって石を投げ出したので、法師たちは引き上げていったのだ。清盛のデビューでんがなーあ。このシンーはな~あ、溝口健二の映画「新平家物語」で、市川雷蔵が演じるシーンがな~あ。、強烈に印象に残ってまんがなーあ。清盛の処分を巡り、当時の権力者の左大臣頼長は清盛を斬るべしと主張、周りが同調するが、信西入道が反対、して、院の決定は贖銅ということで、銅を納めるという罰金刑で済んでしまった。女御の決定を巡り、頼長と忠通との兄弟対決、頼長は父の頼実の協力を得て、忠通は失脚、ますます頼長の勢力拡大である。頼長は源氏を重んじて、平氏を疎んじるのだ。上皇は頼長に女御問題で押し切られて、清盛を便りににするのだーあ。幼帝を利用している頼長だが、幼帝が夭逝して、頼長は失脚していくのだ。それには、信西の仕掛けがあったのだ。頼長は 崇徳院を推して、陰謀を画策するのだ、そして新院と内裏が対立していくのだ。これが保元の乱にとつながっていく、源氏も頼長もともに、親子兄弟で敵味方と別れて争うという事態にと時代は流れていくのだ。ちょいとな~あ、人間関係が複雑でんがなーあ、とくに宮廷のな~あ。清盛の優しいエピソードも挿入しているがな~あ。狐狩りに言って、獲物を見つけた、だが、子狐を庇う親狐の姿を見て、美しき家族の姿だと、矢を狐とは違う方向に放って見逃してしまうのだ。この話が、清盛の評判を上げたとな~あ。
2013/03/05
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