《雨水の 3 回勉強会~浅草海苔の対比》第三春美鮨@東京都港区
暦も「雨水」となりました。
今年はコロナショックで、インバウンドの激減で都内の移動はとても快適。
何年ぶりでしょう、小田急線の新宿駅で待たずに急行に座れるのは。
インバウンドに関しては、これからもしばらくは増えないでしょうから、この状況は続くでしょう。外食産業はたいへんだな。特に勉強していないと。
久々に新橋水産アカデミーにて勉強会を開催します。
カワハギと肝 450g
定置網 兵庫県土生
墨烏賊 200g 底引き網漁 大分県佐伯
食感がよくうまい。
シビマグロ 142kg 腹中 赤身 熟成 4 日目 曳き網漁 房州勝浦
春の鮪で、味わいが軽く爽やかになってきました。
シビマグロ 86.8kg 腹中 赤身 熟成 10 日目 曳き網漁 房州勝浦
うまいが、爽やか。
小鰭 62g 投網漁 佐賀県大浦
大きめの小鰭。やや皮目に固さがあるのか包丁は多めに入っています。
養殖車海老 50g 底曳き網漁 長崎県松浦市 東興産業
塩イクラ 沖合定置網漁 生もみ 北海道標津
“浅草海苔” 新のり 佐賀県西与賀 島内啓次
個人的には高くても胡瓜なしが好み。
春子 60g 茨城島県日立
鬼がら焼き
さて、本日のテーマ、海苔のお勉強です。
熊本の「金の浅草海苔」と
確か加布里のスサビ海苔、そして当アカデミーの佐賀県西与賀の島内啓次さんの浅草海苔( 訪問録はこちら
)。
本日のサイドリーディングは江刺洋司氏の「有明海はなぜ荒廃したか」です。
まずは、三種類の海苔で鉄火巻の食べ比べ。
熊本の「金の浅草海苔」は当アカデミーの海苔に比べてすき方は薄い印象で、悪くはないが、やはり、島内啓次の海苔は最強のような気がします。
スサビはよくある海苔の味わい。
中巻でも食べ比べ・・
煮蛤 95g 桁曳き網漁 三重県桑名
蛤はまだまだかな・・
かんぬき 107g 二艘曳き網漁 宮城県表浜
小さめのかんぬきにつき、味わいがあるが軽めの味わい
エゾバフンウニ 三年生 潜水器漁 空輸 “北海道択捉”
山葵 マヅマ種 二年半生 静岡県御殿場市 田代耕一
海苔 アサクノリ種 有明海 島内啓次
煮穴子
穴子 165g 活〆 筒漁 韓国 釜山
真鯛 1.6kg 定置網 兵庫県土生
朝〆たちょうどよいサイズの真鯛。いかっているがうま味がある。
産卵が近くなると卵に栄養がとられるので、今頃の真鯛がいい。
干瓢・山葵漬け巻き
干瓢 栃木白 二番玉 栃木県河内郡上三川 海老原一布
當店のスペシャリテ
玉子焼き
みそ椀
第三春美鮨
東京都港区新橋1-17-7
電話 03-3501-4622
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