星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2022.12.02
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 昨日、郵便受けを開けたら無料の 「MOH(保健省)からの抗原検査キット」が入っていて、


「SD Biosensor, Inc.」

 2021年の9月に始まり、3回目が今年の7月で今回で4回目になります。韓国製の3回分の検査キットx4袋です。シンガポールは今年7月の感染者拡大の時には人口の8割が感染したのではと憶測がありましたが、政府の「コロナとの共存政策」で現在は感染者数を公表していません(軽症の陽性の場合、報告義務がないため正確な数を把握出来ない事も理由の1つです)公表しているのは死亡者数のみで今年の8月1日時点で821人です。

 最近は特にコロナに慣れてしまったという感じもあり、多少熱があっても検査せず普通に外出している人が多いのではという政府の危惧とこれから年末年始で人と会う機会が増える時期、しっかり自分で検査して陽性であれば少なくても3日間は自宅待機というのを強く訴えるための措置だと思います。

 マスクに関しては公共の交通機関以外では付けなくても罰金ではないため、マスクを付けない人が徐々に多数派になっている感じです(少なくても私が通っているジムで運動中にマスクをしている人はほぼゼロです)

 ところで以前の日記にも書きましたが、何故検査キットを郵便受けに配達が可能かというと、人口500万人ほどの小さな国である事、ホームレスがいない事と、もう一つ日本の「マイナンバーカード」に当たる「IDカード保持」が義務づけられているからです。来星当時はIDカード(外国人労働者の場合は就労ビザカード)には「高島屋デパートで年間いくら買い物をしているかという情報も政府に握られていますよ」と脅かされましたが、特にIDカードのために問題が起こったこともなく、逆にコロナ禍は無料マスクの受け取り、ワクチン接種などペーパーレス&迅速な対応でとても助かりました。

 ただ「はて?」と思ったのは口座のある銀行でちょっとお金を増やす方法とかを銀行員に相談する時にまずID カードの提示を求められ、普通預金、定期預金から全ての金額がすぐ銀行員のタブレットの画面に出てくることです。今では「手の内は握られているから話は早いわ~」と開き直ったような感じになりましたが・・。

 日本のマイナンバーカードにどれだけの個人情報が入れられるのか、私には良く分かりませんがマイナンバーカードに反対する人の気持ちも勿論分かります。番号で管理される事に対する漠然とした不安感や特にそれを管理する側のシステムへの信頼度とか色々あるのだと思います。ただシンガポールで20年間ほど生活して番号による管理にすっかり慣れて利点を享受している私にとっては時代の流れに沿うしかないのではと思ったりもします。















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最終更新日  2022.12.04 14:52:55
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