星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.04.12
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 今から62年前の今日15時7分(日本時間)にソ連のバイコヌール宇宙基地から人類史上初の有人宇宙船「ボストーク1号」が打ち上げられ、「地球は青かった」という言葉と共にソ連で英雄となった「ユーリ・ガガーリン(1934-1968)」が打ち上げ時に「パイェ-ハリ(日本語でさぁ、行こうの意味)」と発した声が音声記録に残されているそうです。

 ネットの記事で打ち上げの詳細を見ると「地球周回軌道に乗ることに成功、人間が宇宙空間を探索できることが初めて実証され、地球を108分で1周した後にボストーク1号のカプセルは無事着陸した」とあります。

 このカプセルに乗っていたガガーリンは高度7㎞で船外へ射出された後にパラシュートで地上に降り立ち、偶然にもその帰還の瞬間に立ち会った地元の親子の事も記事にありました。

 ボストーク1号の打ち上げの3年半前にはこれも世界初の人工衛星(無人)「スプートニク1号」をソ連は打ち上げ、西側諸国にスプートニク・ショックを与えたと書かれています。

 ボストーク1号の成功から7年、奇しくもガガーリンの謎の墜落事故死の翌年アメリカの「アポロ11号」の打ち上げがあり「人類初の月面着陸」を成功させています。

 昨年はアメリカの「アルテミス計画」の発表あり、今朝のNHKで「火星」の疑似空間を3Dプリンターで製作しそこにボランティアが1年間滞在してデータを集めるというニュースもありました。

 加速する宇宙開発と宇宙旅行も近い将来「夢の夢」ではなくなる世界、そして人類は本当に火星に住むことが出来るのかSF の中での世界が少しずつ明らかになっていくようです。


ユニクロが販売する「スプートニクの恋人」のTシャツ シンガポールで着ている人を偶然見かけました。

 余談ですが無人のスプートニク1号の打ち上げの翌月にはライカ犬2頭が乗った2号が打ち上げられ、結局回収されなかった2号と共に宇宙の藻屑となっています。日本にいた時にロシア人の留学生とたまたまこのライカ犬の話になり「ロシアでは犠牲になったものはゼロ」という報道になっている聞き、私は少なからず驚きました。昨年村上春樹著「スプートニクの恋人」が同性愛を理由にロシアで発禁処分というニュースが流れましたが、タイトルに問題があるのかと勝手に推測しながら今、読み返しています。

 ただ著書の最初のページ「スプートニク」の説明として下記の文が書かれています。
「・・・1957年直径58センチ、重さ83.6kg、地球を96分12秒で一周した。​その翌月ライカ犬を乗せた2号も打ち上げに成功。宇宙空間に最初に出た生物となるが、衛星は回収されず宇宙における生物研究の犠牲となった(クロニック世界全史より)」





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最終更新日  2023.04.12 12:28:33
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