星の国から星の街へ(旧 ヴァン・ノアール)

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2023.05.19
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 5月16日から27日まで開催される第76回「カンヌ国際映画祭」にノミネートされている日本映画3作品はどれも興味深くシンガポールでも全て上映される事を期待しています。


アルバム RYUICHI SAKAMOTO「12」



 余談ですが5年前坂本龍一氏とシンガポールのリッツカールトンホテルのラウンジで隣り合わせになった事があります。日本から友人夫婦の来星がありウェルカムドリンク(地ビールのタイガービール)を飲んでいてすぐ横のテーブルに坂本氏とマネージャーらしき女性が白ワインを飲んでいる事に気付きました。後で調べるとシンガポールでコンサートがあったようで真剣に打ち合わせをしている様子でサインを求める事も出来ませんでした。今年訃報を聞いて何度も思い出すのはラウンジでのシーンで、出来れば「怪物」を見た後で前回と同じテーブル席で白ワインを飲んで弔いの気持ちを表したいと思っています。

 映画の話に戻って北野武監督(秀吉を演じてるんですね)の「首」も興味深いですが、ドイツの「ヴィム・ヴェンダー」監督作品で役所広司さん主演の「Perfect Days」も気になります。東京渋谷の公共トイレの清掃員の役だそうで面白い視点だなぁと思います。監督のメッセージに「Small Sanctuaries of peace and dignity(平穏と高貴さを合わせもった神聖な場所)」があって海外で暮らしていると日本の特にトイレの清掃員の方々の完璧な仕事振りがすぐ浮かんできます。

 これも余談ですが、6年前に役所広司さんがアジアの映画賞を受賞した時に来星があり「トークショー」の開催がマリーナ・ベイでありました。ちょうど日曜劇場「陸王」が放送されていた年です。友人のお陰で至近距離の席に着く事が出来「いよっ~、こはぜ屋」と声を掛けたい衝動に何度もかられました。俳優の道に進む事を決めた経緯や失敗談など朴訥で誠実な人柄が垣間見える印象に残るトークショーだった事と一瞬役所さんと目が合ったような錯覚もありこの作品も大きなスクリーンで見られたらと思っています。

 因みにシンガポールで唯一新作ではない映画を上映する「Projector」という映画館で現在カンヌ映画祭に合わせてか「万引き家族」が上映されています。これは見ているので何か違う映画と探していると何と村上春樹氏原作「Blind Willow Sleeping Woman(めくらやなぎと眠る女」のアニメ版が2回だけ上映されるとあり早速明後日見に行く予定です。





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最終更新日  2023.05.19 12:35:43
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